2019年度 大学入試問題の分析 〜全体概観〜

受験
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新テストを真近に控え、入試問題は変化しているんだろうけれどどういう風に変化しているか分からない… どういう対策を立てればいいか分からない…という方も多いのではないでしょうか。今回から、そのような受験生の役に立つように入試問題の研究を通して分かってきたことを少しづつ書いていきたいと思います。

全体の傾向

全体として思考力が求められる問題が出題されていくという傾向がないわけではありませんが、僕はあまりそのような傾向は顕著にあらわれていないと考えています。現時点では顕著に表れてはいないものの、今後このような傾向が加速していくことは十分予想できることですので、対策は立てておかねばなりません

それより如実な傾向としてここ数年で留意しなくてはならないのは、全体的として入試問題に政治的要素が色濃く出てきているという点です。例えば、数年前に東京大学が英語で和文英訳問題を出題しました。広く知られているように、東京大学が和文英訳問題を出題するのは21年ぶりです。一方で、京都大学が4年ほど前から自由英作文を出題するようになりました。

これらの出題の変化は、長い年月のスパンで見てもかなり特異なものです。しかし、これらの裏には確実に政治的要素が含まれています。東京大学は、共通一次試験がセンター試験に変わるときと同様、筆頭に立って新テストへの移行に反対しています(数年前、五神真総長が出した談話についてもいつか触れたいと考えています)。一方の京都大学は新テストへの移行についての意見はあまり大々的には唱えていない印象ですが、京都大学が自由英作文を出題せざるを得なかったのは内部の意見があったようです(聞いた話ですのでどのくらい正確かは分かりませんから詳しくは述べません)。何れにせよ政治的要素が色濃く反映されていることは明らかでしょう。

このような観点から、受験生はどのようなことに注意すべきか。それはただ一つ、出題分野や出題形式の偏らない学習をしていくことに尽きると思います。どこの大学も、自らの大学がほしいと思っている学生を選べるような新テストになるように必死なのです。

科目別対策

順次記事をアップしていきます。

これから書いていく経緯

今までも入試問題の研究はしていましたが、それを記事にすることはあまりありませんでした。しかし、受験生の指導をしていく中で、ついに僕も教材作成に携わる事になりました。受験生の指導に当たるような場合、アルバイトであっても最新の入試問題を研究するのは当然です。僕も教材作成を担当する前から入試問題の研究は絶えず行っていましたが、教材作成を担当するにあたってその研究の結果を文章として起こす必要があり、以前にも増して入試問題の研究をせねばならないことになりました。

そこで今回から、少しずつ書いて公開していきます。僕も教材作成において必要な情報もあります。このブログ上では、そちらの教材作成を行なった後で授業で実際に使用して一定時間経ってから公開する形になります。ネット社会の中で、コピペが問題として捉えられるようになっているための対応ですのでどうかご了承ください。

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