【火災3日前】沖縄に来たら首里城は必須の観光地だった ※火災前に書きました

沖縄
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※この記事は、火災前に書いたものです。この後の2019年10月30日深夜、首里城は火災で燃えてしまいました。僕が訪れたのは、その火災の直前の2019年10月27日です。近い将来、再建されて再び観光できるようになることを祈っています。

なお、この記事ではこのように青色で囲んだボックス内は、火災後に書き加えたものです。それ以外のところは火災前に書いたものです。

今回の沖縄旅行では沖縄美ら海水族館とともに、2つの目玉であったもう一つ。それが首里城。

首里城は、琉球王朝の城です。代々琉球(現在の沖縄)を支配していた王族が住んでいました。特に築城に関して詳しいことは分かっていないことが多いのですが、少なくとも、尚巴志が大規模な修繕をしたことは分かっています。

琉球(沖縄)は代々、日本と中国との中継貿易で栄えており、この首里城は港(現在の那覇空港周辺)が見渡せるところにあります。那覇の市街も見渡せてなかなかオススメ。

また、様々な資料が展示されていました。それらを見ているのも非常に面白かった。沖縄を観光する際は絶対に外せないのがこの首里城です。

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首里城へのアクセスは?

まず首里城へのアクセス。

アクセス
各種交通機関でのアクセス方法をご紹介します。

沖縄の観光される方は、レンタカーを借りて車で観光されると言う方が多いでしょう。レンタカーを利用される場合、首里城には駐車場があるのでその駐車場を利用するとよいかと思います。

一方、ゆいレールを使っていく場合。沖縄の那覇市内はゆいレールで移動するのが便利。そのため、ゆいレールの1日乗車券を利用することをお勧めします。僕は24時間券を利用して、1泊の沖縄滞在でフルに使いました。

ゆいレールで首里城へ行くためには、首里駅で降りてそこから徒歩で15分ほど。正直、思っていたより遠かったです。そして、意外と道に迷いそうになります。

首里駅を降りたら、首里城と言う案内の矢印がある方向へいきましょう。そのままずっと直進していきましょう。そうすれば、首里城を見つけることができます。途中で、首里城が左で上の方へ見えるため左へ曲がりたくなりますが、そこで曲がると迷いこんでしまいます。矢印に従っていきましょう。

モノレール首里駅から首里城公園まで
公式サイトから引用

公式サイトに掲載されていたマップです。こちらのマップも参考にしてみてくださいね。

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復元だけれど、当時の面影を残す!首里城

沖縄はみなさんご存じの通り、太平洋戦争末期に激戦地となりました。その際、首里城も焼失しています。

戦後、跡地には琉球大学が建設されたりして一度は首里城は完全になくなりました。しかし、琉球大学移転などに伴い現在では復旧されています。

守礼門

首里城に着くとすぐのところに守礼門があります。守礼門をくぐって中に入っていきます。ちなみに、守礼門は首里城公園のうち無料エリアです。無料エリアだとこの守礼門ぐらいしか見ることができません。

守礼門は二千円札の紙面に採用されています。今時、二千円札ってほとんど使えないこともあり流通していませんよね。

思ったほど大きくはありませんがなかなか雰囲気のある門だと思います。沖縄の首里城らしく、赤色を基調とした塗装になっているのがなかなかいい。

本殿へ行く前にくぐることになると思うので、ぜひともここで写真などをとると良いでしょう。実際に写真を撮っている外国人もたくさんいました。

守礼門
二千円札の写真にもなった守礼門

有料エリアへ

守礼門を通って有料エリアの方へ行きます。

守礼門をくぐった後で、右側の方向へ上がっていき下の写真のような場所にたどり着きます。

首里城の入口
首里城へ入るところ

この上がっていくところでもなかなかきれいな景色が見られます。

ここで那覇市内を一望することができますが、実際に有料エリアに入った後に展望台があります。その展望台の方がかなりきれいに那覇市内を見渡すことができるので、写真を撮るのは一番上の展望台に行ってから、がオススメ!

本殿

最初にも書いた通り、僕がここへ行った直後、本殿は火災で燃えてしまいました。しかし、沖縄県や日本政府が首里城を再建すると表明していますので、再建され再びこれが見れるようになることを祈っています。

さて、首里城観光メインの首里城本田です。首里城本殿は、言うまでもないかと思いますが非常にきれいな赤色です。つい最近赤色の塗り直しが終わったようで非常にきれいでした。

下の写真は、非常に良いタイミングで取りました。良いタイミングと言うのはどういうことかと言うと、首里城本殿の前は非常に観光客が多くなかなか人が入っていない状態で写真を撮ることができません。観光客以外にも、修学旅行生(修学旅行生も観光客に含まれますが)が非常に多く、なかなか良い写真を撮ることができませんでした。しかし、外国人観光客の1団がいなくなってそのタイミングで僕は写真を撮りました。その直後、修学旅行生が来たのでこのタイミングで写真を撮らないければいい写真は撮れなかったかと思います。

首里城を背景に写真を撮りたいならば、タイミングを見計らってた方が良いかと思います。

首里城本殿
首里城の本殿は最近塗装がし直されたのできれい

実際の内部の展示については、詳しい事は書きません。詳しい事は実際に行ってみてください。どういう展示があるかざっくり言っておくと、実際に琉球王国が栄えた時代のものが展示されています。かなり貴重な展示もあります。現代に復元されたものも一部にありますが、多くは実際に琉球王国の時代のものであり、非常に価値あるものだと思います。琉球王国の時代に実際に使われていた武器や祭りの用具などが展示されています。

本殿内部

実際に本田内部に入ることができます。ここは、琉球王国の国王が執務などを行ったりした場所のようです。詳しくは最初に模型があるのですが、琉球王国の国王がここに座ると本殿の前に並んだ部下たちに見えるようになっています。言葉で説明しても難しいので、実際に現地へ行って展示されている模型などを見てみてください。

展望台

最後に展望台です。ここはもともと首里城のどんな施設があったかは詳しくは知らないのですが、現在は有料エリア内で入れる展望台として開放されています。下の写真のように、首里城を手前に、バックには沖縄の那覇市街、それから沖縄の海。非常に良い写真が撮れます。ここで記念撮影をすると、首里城へ来たと言う記念になるでしょう。

展望台からの眺め

観光後、カフェで一服

首里城の観光終えた後、入り口のカフェで一服しました。ここは、普通のカフェのような感じでありながらも、下の写真の右側にのぼりがあるように、沖縄ならではのスイーツなども楽しめます。値段は安くはありませんがそこまで高いわけでもありません。首里城観光は、上で書いた展望台まで行くと意外と歩きます。ここで少し休憩するのも良いかと思います。

カフェ
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有料エリアへ入るべき?

首里城観光で有料エリアに入るべきか、というところです。僕は正直、有料エリアに入ろうか入らないか迷ってインターネットでいろいろ調べましたが、調べた結果有料エリアに入ろうと思って首里城へ行きました。そして実際に入りました。有料エリアに入って本当に良かったと思います。

具体的には、有料エリアに入るとかなり貴重な展示を見ることができます。先ほど紹介した、琉球王国時代に実際に使われていた祭器や武具などです。一部は、第二次世界大戦の沖縄戦で燃えてしまっているので京都などの観光地のようにかなり古いものまで全て見ることができるわけではありませんが、それにしても日本が江戸時代だった頃のものがいまだにたくさん残っています。

さらになんといっても、首里城は本殿に入ることができます。実際に国王が座っていたところがどういう場所だったかと言うのを自分の目で確かめることができます。首里城は残念ながら、沖縄戦でいちど燃えてしまっているので実際にその琉球王国時代に使われていたものではありません。しかし、かなり貴重な体験ができますので、ぜひとも有料エリアに入ってゆっくり観光してみると良いかと思います。

何度も同じことを書きますが、首里城は僕が観光した直後火災で全焼してしまいました。 非常に残念でなりません。この記事は、首里城が観光できると言う前提で書いたものですので、しばらくは役に立たないかもしれません。しかし、燃える前の首里城がどんなところだったかをあえて公開する価値があると思ったので今回、火災後でありながらも公開に踏み切りました。沖縄県や政府が首里城を再建する意向を示しています。あのきれいな首里城が再び建設され、再び観光できるようになることを祈っています。

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