戦艦アリゾナ記念館−入場料や予約などについて徹底解説!

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真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナの上に建てられた「戦艦アリゾナ記念館」。オバマ米大統領と、故・安倍晋三元総理が並んで訪問したニュースも懐かしいです。

海軍のボートに乗って行く戦艦アリゾナ記念館は、日本人なら一度は訪れたい場所。戦艦アリゾナ記念館の入場料や予約方法など、実際に行った体験から解説していきます。

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予め予約が必要に インターネット経由でボートの予約を

戦艦アリゾナ記念館へ行くためにはまず、整理券をインターネット経由で発行する必要があります。インターネットでの予約はこちらのサイト(National Park Service公式サイト)からできます。

USS Arizona Memorial Programs - Pearl Harbor National Memorial (U.S. National Park Service)
USS Arizona Memorial Programs, USS Arizona, USS Arizona Memorial

戦艦アリゾナ記念館にはボートで行く必要があります。海軍が運営するボートで運賃は無料ですが、予約時の手数料として$1かかります。ただし、定員に限りがあるため事前予約制となっています。

In order to meet congressional requirements to provide fair, equal, and equitable access to the USS Arizona, as well as allowing visitors to better plan their visit, the National Park Service at Pearl Harbor National Memorial have expanded the Recreation.gov reservations. 100% of USS Arizona Memorial Programs are available online via recreation.gov. The same day-first-come first-served ticket distribution program has been discontinued.

戦艦アリゾナ記念館公式サイトより引用

僕が行ったときはインターネットでの予約に加えて当日、現地での整理券発行が行われていましたが、コロナ禍を経て100%オンライン予約を推奨となりました。当日、空席さえあればその場で利用できますが、全ての座席がオンライン向けに用意されているためインターネットでの予約が強くオススメされています。

予約が可能なのは午前8時から午後3時30分までで、30分おきにボートが運航されます。1回あたりの定員は145人です。

インターネットで予め予約ができていない場合は、現地で空席待ちを利用しましょう。戦艦アリゾナ記念館は場合によってはかなり混雑をし、かなり先のチケットしか入手できない場合もあるようです。

予め予約が必要に インターネット経由でボートの予約を
乗船のチケット

インターネットでの予約ができていない場合、1番最初に戦艦アリゾナのチケットを確保するようにすることをお勧めします。実際に僕は、直後の戦艦アリゾナ行ボートの整理券をもらうことができました。なのでそのまま戦艦アリゾナボートの集合場所へ向かいました。ここで直後のボートの整理券を入手できなかった場合は、先に航空博物館や戦艦ミズーリなどを訪れると良いでしょう。

予め予約が必要に インターネット経由でボートの予約を
戦艦アリゾナ記念館
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集合時間になったら戦艦アリゾナに関する映像を観てからボートへ

Pearl Harbor National Parkのゲートを入って左側に戦艦アリゾナの集合場所があります。

集合場所にて係員による説明があり、その後戦艦アリゾナに関する映像を見ます。係員による説明や戦艦アリゾナに関する映像は日本語などはなく、基本的には英語となっています。ただし、係員による案内は難しい表現は少なく、高校生レベルの英語がわかっていればそれなりに理解できます

それでも少し不安な人のためにある程度言われたことをここでまとめておきます。

最初に見ていただく戦艦アリゾナに関する映像は、撮影禁止となっています。しかし、その後ボートに乗ってからは撮影可能です。ボート、そして戦艦アリゾナ記念館に着いてからは写真を撮ることができます。映像を見てからは、係員の誘導等はありませんので、館内前方にある出口から出て、ボートに乗り込んでください

これらの説明が英語でなされますが、これらは周りの様子を見ていればわかります。周りに着いて行けば問題ありません(他力本願)。他の人たちも続々と出入り口に向かってボートに乗ります。

ボートは整理券の枚数であらかじめ定員が決められており、座れないという事はありませんので急いでボートに乗る必要はありません。

ボートには、海軍の軍人が2人乗り組んでいました。本当の軍人でした。海軍の軍人で、セーラー服を着ていました。全員が乗り込んだのを確認してボートを出発します。ボートに関しては海軍のみで運営しているようで、ボートに乗っている間には特に案内などはありません。

最初にシアターで観る戦艦アリゾナに関する映像では撮影禁止なのでその点だけは注意しましょう。それ以降は、周りの人々も写真を撮っています。実際に写真を撮っても問題ありません。

集合時間になったら戦艦アリゾナに関する映像を観てからボートへ
戦艦アリゾナの煙突
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戦艦アリゾナ記念館を見学しよう

戦艦アリゾナ記念館に到着すると、出入り口を開放してくれます。

2便分のボートの人が戦艦アリゾナにいるようです。前のグループが戦艦アリゾナの記念館にいて、自分たちが乗ってきたボートで戻っていきました。ボートは基本的に2隻体制で運航されています。

実際に、戦艦アリゾナ記念館にいられる時間は30分程度です。戦艦アリゾナ記念館には、実際の元軍人などがいてそのボランティアスタッフが案内をしてくれます。ただし、別の記事で紹介する戦艦ミズーリの案内とは異なり、戦艦アリゾナ記念館には、多くの人が狭い場所に密集しているため多くの人に対して話しかける状態となります。そのため、戦艦ミズーリのように対話をしながらの案内ではありません。人数が多いから仕方ないことでしょう。

戦艦アリゾナ記念館にて
アリゾナの涙

戦艦アリゾナ記念館には、いくつか見所があります。この写真は、アリゾナの涙。実際に真珠湾攻撃の時に戦艦アリゾナに入っていた燃料がまだ残っており、いまだに少しずつ吹き出ています。本当に重油の匂いがします。

戦艦アリゾナ記念館にて
戦艦アリゾナ記念館から見える戦艦ミズーリ

戦艦アリゾナから見える戦艦ミズーリです。日本が真珠湾攻撃を仕掛けて、戦艦アリゾナを沈めました。4年半に及ぶ太平洋戦争を経て日本は敗戦後、東京湾に停泊中の戦艦ミズーリ号上で日本の代表が降伏文書に調印しました。太平洋戦争は戦艦アリゾナから始まって戦艦ミズーリで終わったと言っても過言ではありません。その、太平洋戦争の始まりと終わりがこうやって向かい合って停泊している、なかなか感慨深いです。

戦艦アリゾナ記念館は、基本的には真珠湾攻撃で亡くなった方を追悼する目的で作られています。日本がこんなことをやったんだなどと日本の悪事についてはあまり書かれていません。それは逆に、日本は一体何をしたのかということがわかるような展示でした。


今回のハワイ旅行に関しては、これ以外にも様々な記事を公開しています。ありがたいことにある程度アクセスされています。これ以外にも参考になるような記事を数多く公開していますのでぜひともご覧ください。

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コメント

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