成田空港での乗り継ぎ 国内線から国際線へ

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日本から世界各地への路線が発着する成田国際空港。成田空港での国際線乗り継ぎを念頭に、国内各地からの便も飛んでいます。

今回は成田空港での国内線↔︎国際線の乗り継ぎについて、詳しく解説します。成田空港で乗り継ぎをする予定だけど、手続きは?外のエリアに出られる?などといった、経験しないとなかなか分かりにくい疑問にお答えします。

成田国際空港にて撮影

国際線同士の乗り継ぎとは異なり、国内線と国際線の乗り継ぎは自由度が高い。それ故に、やや不便なところもあります。

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成田空港での国内線→国際線の乗り継ぎ 航空会社によってはスルーできる場合も

まず初めに、成田空港まで国内線で飛び、そこから国際線に乗り継ぐパターンです。主に、出発時(出国時)のパターンになります。

国内線に搭乗前に、国際線チェックインが可能な空港も

同一会社で国内線から国際線へと乗り継ぐ場合、国内線の出発空港で手続きなどを行うことができます。例えば、

名古屋→羽田→ニューヨーク

の全区間をANAまたはスターアライアンス(ユナイテッド航空)を利用する場合、名古屋・中部国際空港にて全区間の手続きが可能です。名古屋・中部国際空港においてESTAなどの入国ビザの確認を行い、預け入れ荷物はニューヨークまで引き取る必要がありません。逆に、これから乗るのは国際線だが、荷物はそのまま最終目的地まで届けられるので預け入れ荷物にパスポートなどを入れてしまうと大変なことになります。

また、搭乗券についても「名古屋→羽田」「羽田→ニューヨーク」の2枚を受け取ることができるため、再度成田空港で手続きする必要がありません。

成田空港では通常のお客さんと同じルートで出国審査

国内線で成田空港に到着してからは、一旦、通常のお客さん(乗り継ぎのないお客さん)と同じスペースまで出る必要があります。つまり、どういうルートをとったとしても手荷物検査は再度受ける必要があります。

チェックインカウンターのあるフロア

チェックインカウンターのあるフロアに出ます。乗り継ぎまで時間があるのであれば、保安検査前の飲食店を利用することもできます。

成田空港には、保安検査前・後ともに充実した飲食店などの店舗があります。そのため、これらの飲食店で少し休憩するなんてのも良いでしょう。

保安検査場を通過して、出国審査へ

成田空港では、ターミナルの4階が出発フロアになっています。4階の手前にチェックインカウンターがあり、奥に保安検査へと続くゲートがあります。チェックインは国内線の出発空港(国内線に搭乗する前)に済ませてあるでしょうから、チェックインカウンターは通過して直接、保安検査へと向かいます。

この際、国内線の出発空港で発券してもらった国際線の搭乗券が必要になるので手元に用意しておきましょう。

この辺りからの流れは、通常の成田出発のお客さと同じ流れになります。搭乗券に記載された搭乗開始時刻を目処に、ゲートの前に行きましょう。

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成田空港での国際線→国内線の乗り継ぎ 手荷物を受け取る必要もある

続いて、成田空港における国際線から国内線への乗り継ぎ方法について解説します。こちらは、他のお客さんとほぼ同じ流れになります。

国際線の飛行機から降りたら入国審査・手荷物受け取り・税関

飛行機から降りたら、まず通常と同様に入国手続きを行います。日本人が日本に入国する場合(帰国の場合)は自動化ゲートが利用できるため、一瞬で入国が完了します。

入国審査が終わったら、続いては手荷物を受け取るためのターンテーブルのエリアになります。日本国内線から国際線への乗り継ぎとは異なり、ここ成田空港では一旦、手荷物を受け取る必要があります。手荷物がそのまま国内線へ引き継がれると勘違いして通過すると、かなり面倒なことになります。法律で定められた税関を代理で通過してもらう、という話になるのでいろいろとややこしいのです。

国際線の飛行機から降りたら入国審査・手荷物受け取り・税関
日本への入国審査へ

税関を通り、到着ロビーに出たところで再度手荷物を預ける

国際線から国内線への乗り継ぎの場合は税関を通過する必要があるため、一度手荷物を受け取る必要があります。

入国審査を済ませた後、そのまま税関へ行くのではなくターンテーブルへ行って手荷物受け取りましょう。税関での手続きも特に他の客との違いはありません。「VISIT JAPAN WEB」で手続きを行なっておけばQRコードで簡単に税関を通過することができます(紙に記入することもできます)。

税関を通り、到着ロビーに出たところで再度手荷物を預ける
成田国際空港にて

国際線の到着ロビーで再度手荷物を預けよう

入国審査と税関を超え、乗り継ぎのないお客さんと同様に到着ロビーに出ます。大勢の人が、日本に到着する人を待っている場所がありますが、ここに出ます。

そうするとすぐ横に簡易的なカウンターがあります。ANAとJAL、それぞれのカウンターがあります。ここで手荷物を預けることができます。国内線のチェックインカウンターまで重たい荷物を持っていく必要がないため、ここで荷物を預けるのが良いでしょう。

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成田空港乗り継ぎでは制限エリア外へ出られるのか

成田空港での乗り継ぎでは、制限エリア外へ出られるのか気になったので僕も調べてみたのですが、なかなかその答えは出てきませんでした。結論を言うと、制限エリア外へ出られると言うより制限エリア外へ出ないと乗り継ぎができません。そのため、もう一度保安検査を受けることが必須となります。

成田空港には、食事をとる場所がたくさんあります。そのため制限エリア外で食事をとるのも良いでしょう。国内線ターミナルと言うものは、基本的にはなく(LCCのターミナルがあると聞いたことがあります)同じターミナルから出発することになりますので、大して移動する必要もありません。

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成田空港国内線待合室

さて、国内線の出発時間が近づいてきたので、保安検査を終えて待合室へ向かいます。成田空港の国内線待合室は、国際線待合室と違ってかなり簡素な作りになっています。僕が利用したところは、主に全日空が利用する待合室だったため、ANAのショップがあっただけでした。

中部国際空港等と比べてかなり狭いですので、あまり早く保安検査は通過しない方が良いかと思います。電源等が設置されたスペースもありますが、座席の数が非常に少ないのであまり期待しない方が良いかと思います。新幹線の待合室といったイメージが非常に強いです。

今回のホノルル旅行について、他にも記事を書いています。先ほど書いたように、全日空のA380 フライング・ホヌんいも搭乗しました。こちらについても記事にしていますのでぜひともご覧ください。さらに、この後国内線では全日空のビジネスクラスに普通運賃で登場することができました。こちらの記事も併せてご覧ください。

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コメント

  1. […] 成田空港で国際線から国内線へ乗り継ぎさて、ホノルル旅行も終わり日本へ帰国です。今回は、他の記事でもご紹介したように全日空のA 380フライング・ホヌに乗って日本へ帰国しまし […]

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