南米の翼LATAM航空 評判は?機内の様子は?遅延する?

南米 ペルー・ボリビア
南米 ペルー・ボリビア飛行機

南米で最大かつダントツのメガキャリア・LATAM航空。アジアには就航していませんが、南米へ行く場合、利用する機会が多くあるでしょう。本記事では、日本語での情報があまりないLATAM航空について、

  • サービスや評判、遅延の実態
  • 利用する際の注意点
  • LATAM航空の機内の様子

などについて解説します。南米のあちこちに飛んでるため、南米を旅する場合は利用したいLATAM航空。でも情報がない。本記事では私自身の経験も踏まえ解説します。なかなか情報源がないでしょうから、疑問点等あればコメントで質問いただければ対応します。

南米・LATAM航空のVlog

南米・LATAM航空を利用した際の様子はVlogとしてまとめて公開しています。こちらも併せてご覧ください。

スポンサーリンク

南米の翼・LATAM航空 その評判は…?

南米のフルサービスキャリアとしては最大級のLATAM航空。まず初めに、LATAM航空について、そしてLATAM航空の評判について解説します。

南米一強のLATAM航空 アメリカ本土路線も多数就航

LATAM航空は2012年にチリのLAN航空とブラジルのTAM航空が合併して誕生したエアラインです。南米で最大のエアラインが合併したことにより、南米において最大かつ「唯一」とも言えるメガキャリアとなりました。

南米一強のLATAM航空 アメリカ本土路線も多数就航
LATAM航空

南米域内はもちろんのこと、アメリカへの路線も多数、運航しています。日本〜南米移動の際に利用できる路線としてロサンゼルスやニューヨーク(JFK)、そしてオーストラリア・シドニーなどにも就航しています。

現状、南米のフルサービスキャリア(LCCではないキャリア)はLATAM航空が圧倒的。アメリカからの乗り継ぎでアビアンカ航空やコパ航空、アエロメヒコなどがある程度です。南米を広く旅して、特に南米域内で移動するならLATAM航空1択というのが現状です。

南米一強のLATAM航空 アメリカ本土路線も多数就航
Ad Meskens, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, via Wikimedia Commons

現在、日本などアジアには就航していませんが、ロサンゼルス乗り継ぎなどで利用することもあるでしょう。

LATAM航空は遅延するという噂は本当?

LATAM航空は南米の航空会社です。遅延するという噂を見たことがある人もいるのではないでしょうか。LATAM航空は意外と、時間通り飛びます。大幅に遅延することは滅多にありません。むしろアメリカン航空とかの方が酷い。

LATAM航空は遅延するという噂は本当?
LATAM航空のA320

例えばLATAMペルーが拠点とするリマのホルへ・チャベス国際空港はキャパシティオーバー状態です。そのような空港では遅延するのは事実。また南米という地域柄、ちょっとの遅れはそこまで気にしない人がほとんどです。

南米流のサービス LATAM航空に乗ってみて

LATAM航空は南米のフルサービスキャリアです。しかしながら、手荷物は別途料金が必要であり、座席指定料金も必要です。

ドリンクサービスやスナックのサービスなど、機内でのサービスは丁寧です。日本の航空会社ほどではないものの、CAさんもしっかりしています。

南米流のサービス LATAM航空に乗ってみて
リマのホルへ・チャベス国際空港 背後には建設中の第2ターミナル

ただ、手荷物は別途有料、そして座席指定サービスも有料など、LCCのようなシステムがあるのも事実です。ちなみに手荷物は、どこまで重さなどをチェックしているか不明。

スポンサーリンク

LATAM航空エコノミークラスの機内を徹底解説

ここからはLATAM航空の機内・座席の様子を詳しく紹介します。今回はLATAM航空が南米域内を中心に幅広く飛ばしているA320に乗ってきました。

LATAM航空エコノミークラスの機内を徹底解説
LATAM航空のA320

LATAM航空で使用されるA320シリーズの機内

LATAM航空が使用している機材はA320シリーズ。日本でもANAやPeach、ジェットスターをはじめとした各社が使用し、JALも導入を決定している機材です。

LATAM航空で使用されるA320シリーズの機内
今回の機材はA320-200

座席の配列は日本の航空会社と同様、3+3の座席配列となっています。LCCではないため、足元もそれなりに広い。

LATAM航空で使用されるA320シリーズの機内
機内の様子

LATAM航空のA320は「プレミアムエコノミークラス」と「エコノミークラス」の2クラス制となっていますが、プレミアムエコノミークラスはヨーロッパのビジネスクラスと同様、3列の中央席をブロックした座席です。プレミアムエコノミークラスはあくまで、空港でのサービスがちょっと良くなるというイメージです。

座席はある程度整備されている

LATAM航空は思っていたより、座席がしっかり整備されていたのが印象的です。革張りの座席で、しっかり清掃も行われています。

座席はある程度整備されている
LATAM航空のエコノミークラスの座席

機材の運もあるとは思いますが、ANAやJALの一部の国内線B737などよりしっかりした座席かも。各座席の枕もしっかり使えて、とても快適です。

座席はある程度整備されている
機内の様子

機内はこんな感じ。LATAM航空ならではの特別な装飾などはありませんが、落ち着いた機内、という感じです。

機内ではWi-Fiが利用できるものの、有料

LATAM航空の機内では、Wi-Fiサービスが利用できます。ただしインターネット接続は有料でのサービスとなっています。

機内ではWi-Fiが利用できるものの、有料
LATAM航空の機材

LATAM航空の南米域内路線で使用されるA320には、基本的に個人モニターが設置されていません。そのため、Wi-Fiを使ったエンターテインメントサービスを利用することになります。インターネットに接続しないエンターテインメントサービスは、無料で利用することができます。

スポンサーリンク

南米で飛行機を利用する際の注意点

最後にLATAM航空をはじめとして、南米で飛行機を利用する際の注意点についてまとめておきます。日本とは異なる点もあるので、注意が必要です。

手荷物は別途有料なので注意

南米のエアラインを利用する場合、預け入れの手荷物は別途有料であることが多いので、注意が必要です。さらにLATAM航空では、持ち込み手荷物の場合でも別途料金がかかります。

手荷物は別途有料なので注意
グループ分けされる

搭乗時にどれくらい厳密に確認しているかは不明ですが、搭乗グループごとに手荷物の量が決まっているはずです。チケットを購入する際は手荷物料金も考慮してチケットを購入する必要があります。

アメリカ・日本方面からの玄関口リマでは特に早めの行動を

日本から南米へ向かう場合、多くの人がアメリカ方面から南米入りすることになるでしょう。日本からの玄関口であるリマのホルへ・チャベス国際空港はパンク状態です。

現在、リマのホルへ・チャベス国際空港では第2ターミナルの建設工事が行われていますが、このターミナルの共用が開始されてもまあまあ需要はいっぱいのままでしょう。本当に、ターミナル内どこへ行っても人ばかり、という状態です。

アメリカ・日本方面からの玄関口リマでは特に早めの行動を
リマのホルへ・チャベス国際空港

南米はコロナ禍で一気に航空需要に対する投資がとまり、コロナ禍以降は一気に需要が回復しています。本当にどこへ行っても混雑しているので、早めの行動を心がけましょう。

国内線では基本的にドリンクサービスのみ

南米のエアラインは日本のエアラインと同様、国内線でのサービスは基本的にドリンクサービスのみとなっています。

国内線では基本的にドリンクサービスのみ
ドリンクとミルキー

先ほども述べた通り、南米では空港によってはかなり混雑していることもあります。機内食がない前提で、食事が必要ならば早めの行動がおすすめです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
InstagramとYouTubeも見てね!

コメント