3日目の昨日、秋田から怒涛の勢いで帰京。その理由は「サンライズ瀬戸に乗るため」でした。
サンライズ瀬戸号の詳細は、絶賛記事を作成中です。サンライズについても軽く触れながら、サンライズから見えた景色などについても書いていきます。つまり、「3日目深夜&4日目」の記事になりますね。
寝台特急サンライズ瀬戸で快適な旅
寝台特急サンライズ瀬戸号。こういったブログ記事を書く中で、いつか乗ってみたいと思い続けてきた列車でした。
↑相当力を入れて記事を執筆しました。
サンライズ瀬戸のシングル、この秘密基地感が最高。
サンライズ瀬戸号。人生で初めての夜行列車の旅。正直、結構興奮しました。
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東京駅から乗り込み、無事シャワーカードも確保。サンライズでのんびり夜行列車の旅です。本当は出雲市までいくことができれば、もう少し長く乗っていられるのですがスケジュール的に合わなかった。し、そもそも高松くらいの「もう少し乗っていたいな」くらいがちょうどいいんだろう。
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この狭さがなんともいえないほどに快適。これはいい。
夜行列車でのんびり
サンライズ瀬戸の中では一番にシャワーを済ませます。並ぶのが嫌だったので横浜に着く前にシャワーを浴びてしまったのです。
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コーラを飲みながら仕事、などするはずもなく、こんなの形だけです。
たまに目が覚めて、また寝て
たまに目が覚めます。今、自分はサンライズ号の中にいるんだ、って思い出して少し外を見たり、そのまま意識が遠のいていったり。
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特に東海道線では、ちょっと目覚めて窓の外を見たらかなりの速度で走り続けていてびっくりした覚えがあります。
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深夜の大阪駅です。ホームに人が一切いない大阪駅のホームなんて見たことがない。
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三宮駅も容赦なく、高速で通過します。
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朝になりました。途中で急ブレーキに近いブレーキがかかり、それで6時前に目が覚めました。その後、30分ほど記憶がないのでおそらく寝ていたのだと思います。岡山に到着する前の放送で、「先行の貨物列車が鹿と衝突したため、列車は15分ほど遅れて運転中」との案内がありました。
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山陽新幹線の高架が見えてきました。あと20分くらいで岡山ですね。ここは特急「スーパーいなば」で通ったことがあります。
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岡山を出た頃、ちょうど綺麗に朝日が見えました。これがなかなか素晴らしい。早起きが嫌なのでこんな時間帯にホテルで起きて列車に乗ってることは少ない。夜行列車だからこそ見られる景色。
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児島です。ここから瀬戸大橋を渡っていくことになります。
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高松駅に到着しました。
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ここに、サンライズ瀬戸に乗った感想を書いておきたいと思います(車内設備などの徹底紹介記事は前述の通り、現在絶賛執筆中です)。
サンライズ号は乗って本当によかった。夜行列車の旅は非常に旅情あふれる旅であり、ここまで素晴らしいものだとは思ってもみませんでした。ただ寝るだけといえばそれまで。でも、旅をし続けている人間からしたら、その「非日常感」が最高なのです。
そしてもう一つ。何事も「初めて」を大切にしなくちゃいけない。「北海道周遊」は何度しても魅力的、でも1回目の北海道周遊ほどに興奮がないのもまた事実。今回のサンライズの旅は、鉄道ファンでなくても「初めての夜行列車の旅」で興奮したものでした。
今後も、こういった「初めて」の経験は大事にしていかなくてはいけない。そして「初心忘れるべからず」とはよくいったものだなと改めて実感したのでした。
以上、サンライズを降りてその日の夕方に書いた、サンライズに乗った直後の感想でした。
高松から松山へ、四国の観光
高松に到着したので観光というほどでもないですが、見るものは見ていきます。四国の旅は「四国デスティネーションキャンペーン」を活用して既に2回行ったので、今回は軽〜く通過するだけ。サンライズに乗って高松まで来たのに、Uターンはなぁっていう情け程度です。
高松でうどん
まずは高松でうどんを食べます。
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朝からぶっかけうどんです。駅から少し、松山がわにいったところにある「味庄」というお店でいただきました。
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味は美味しかったです。讃岐うどんはどこで食べても美味しい。ただ、讃岐うどんを食べ過ぎたせいかあまり味の違いがわかりません。僕の行きつけ「めりけんや」も十分美味しいですから。
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高松には何度も来ているのに、高松城址にはいったことがありません。また、次の機会かなぁ。
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高松築港はアートなどもあって、ちょっとしたお散歩には最適です。
特急列車で松山へ移動
早速ですが特急列車で松山へ移動します。本来はバスで移動する予定でしたが、サンライズ号がやや遅れた影響で、バスに乗るとそのまま何もせずに松山に移動する羽目になるので諦めたのです。
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特急いしづち号で松山へ向かいます。よくよく考えたら、地味にJR四国の特急列車にフリーきっぷ以外で乗るのは初めて。
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予讃線は、特に詫間あたりでは海沿いを疾走します。これが景色が良くて大好き。
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高松駅で瀬戸内レモンのチーズケーキを購入していました。これを車内で食べます。
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伝統を感じる駅舎のある松山駅に到着です。
道後温泉!
今回の行き先は道後温泉です。前回、松山にきた時にも考えたのですが、時間の都合で行けませんでした。
今回も時間の都合で、ちょっと厳しいかなぁとも思ったんですが、仮に予定が遅れても問題はないと判断。今日は、本州へ渡ってそこから九州まで至る予定です。フェリーで渡る予定ですが、乗り遅れたら「高速船」という手段もあるし、松山から特急と新幹線を乗り継ぐという手段もある。ということで強行突破を試みたのです。
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坊っちゃん列車が停まっていました。今回は乗りません。
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松山は路面電車が走っているので便利ですよね。感覚的な問題だけではありますが、路面電車とバスでは圧倒的に路面電車の方が便利な感じがします。
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道後温泉本館は残念ながら工事中。流石に真っ白の布で覆っているだけではなく、少しおしゃれにはしている模様。
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道後温泉本館に入ろうとしたのですが整理券が必要だそう。最速でいつ入れるか、と聞いたら1時。12時45分の列車には乗りたい、と考えると残念ながら今回は入れそうにない。諦めかけていたら「別館なら待たずにお入りいただけますよ。」と。優しい。場所を教えてもらって別館「飛鳥の湯」へ向かいます。
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別館・飛鳥の湯にやってきました。なんだか、歴史を感じるというよりはアートですね。
館内は撮影禁止なので撮影していませんが、いいお湯でした。さらさらのお湯で熱すぎずいい温度。僕は温泉ではすぐにのぼせるので(ちなみに、昨日のサンライズでも、シャワーは6分だが6分のシャワーでさえのぼせかけた笑)30分もしないで出てきました。
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温泉に浸かってさっぱり、満足したのでさらに先へ進みます。
またまた移動、行き先は九州
本日の行き先は九州・博多です。明日以降、鹿児島まで移動します。これだけ日本縦断するなら、稚内からスタートして「日本縦断の旅」にすればよかった、と思わなくもない。
豪華客船「シーパセオ2」で本州へ移動
今日、本州へ抜けて博多方面へと移動することにした理由の1つはこれ。瀬戸内海汽船の豪華客船「シーパセオ2」が就航しています。これに乗ってみたかった。というよりは、鉄道ヲタクでもないのに鉄道での移動が続くのはしんどい。鉄道での移動に慣れているとはいえ、飽きるだろうなあと考えたのでどこか途中で船か飛行機を入れたいとはずっと思っていたのでした。
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松山の中心地は伊予鉄道の松山市駅です。JR松山駅ははぶけにされている訳ではなく、いわば「空港」的位置づけ。隣町へ行くならJR松山駅、松山都市圏エリアでの移動なら伊予鉄道松山市駅です。
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伊予鉄道の列車はオレンジ色。実は伊予鉄道の郊外線は初めて乗ります(伊予鉄道の路面電車は乗ったことあります)。
鉄道と連絡バスはシームレスに対応しています。松山観光港も結構便利なもんですねえ。
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松山観光港には、出港30分前くらいに着いたのですがこんな早く着く必要はなかった。出港10分前で間に合います。待合室で少し待ちます。
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シーパセオ2はかなり快適な船。ここはカーペット敷き&ソファになっている座席です。かなり快適。
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松山を出港。わずか半日にして四国を去ることになりました。
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瀬戸内海の絶景を、豪華客船から眺めます。
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船内では軽食もいただくことができます。うどんを食べましたが、よくよく考えたら、朝もうどん食ったやないかい!って感じ。
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船のデッキには芝生もあります。
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まもなく広島港に到着です。
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広島港に到着しました。快適な旅でした。
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広島港からは路面電車で広島駅へと移動します。
新幹線で博多へ
ここから博多までは新幹線で移動。ちょうど良い時間にこだま号があったので、昨日のうちに「山陽新幹線直前割」を予約していました。
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路面電車が遅れて、ややギリギリにはなってしまいましたがなんとか乗れた。発車メロディーが流れ終わってから新幹線に駆け込みました。
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みずほ・のぞみなら1時間ちょっとのところを、こだまでは2時間かけて移動します。
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景色がいい。これぞ旅。ここまでの長距離移動を労ってくれているかのようです。
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ついに九州に上陸しました。
怒涛の移動ラッシュは、一応はここで完結(?)
博多に到着しました。昨日の昼に秋田を発ってからおおよそ30時間、移動をし続けてきましたが自然と疲れはないのです。
ちなみに、飛行機を使えば羽田or伊丹乗り継ぎでおおよそ3時間程度で来ることができます。特急・新幹線を乱用したにもかかわらず10倍の時間をかけてやってきたことになります。でもこれが旅。かなり充実した旅でした。
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九州に上陸したので、ここから数日は九州を移動しまくろうと考えています。また移動か。鉄道ファンみたいな旅になってきましたが、今回の旅はこれでゆるしてください。冬は寒いので、列車の中から景色を楽しむのが一番いいのです。
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明日からはJR九州のおもしろ列車をはじめとした、さまざまな列車に乗る旅になる予定。こちらもお楽しみに。
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明日以降の記事も頑張って書きますし、サンライズの記事を始めとした記事も絶賛執筆中。ぜひご覧ください。
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