年越しの瞬間に世界から人々が集まるシンガポール・マリーナベイサンズ。コロナ禍から世界がほぼ回復した2023年から2024年の年越しを、シンガポールで過ごしました。
本記事では、シンガポール・マリーナベイサンズのカウントダウンについて、実際に行く上で出てくる、
- チケットが必要か?料金は?
- カウントダウンを見るためにオススメの場所は?
- どれくらい混雑する?何時間前に行く必要がある?
- どうやってアクセスする?注意事項は?
などの疑問にお答えします。もしこの記事を読んでもまだ疑問点があれば、お気軽にコメント欄から質問してくださいね。
シンガポールで新年のカウントダウン
シンガポールは世界から人々が集まる都市です。シンガポールのカウントダウンも毎年盛大に行われており、多くの人が集まります。
世界各地から観光客が集まるカウントダウン 混雑するので注意
シンガポールのカウントダウンには、世界から観光客が集まります。実際に足を運んだ経験から、アジア系(中国系)やアラブ系のお客さんが多いイメージです。
シンガポールのカウントダウンはかなり混雑します。カウントダウンの30分ほど前、それもベストとは言い難い場所での様子が次の写真。
この写真を見ていただければ、どれだけ観光客が殺到しているかがよくわかるでしょう。ちなみに人が多過ぎて携帯電話の電波も通じなくなります。
シンガポールは東南アジアの一大拠点とだけあって東南アジア各地からの他、インドなどの南アジア、そしてオーストラリアなどオセアニア地域からもお客さんが集まります。
シンガポールの年越しカウントダウン-瞬間に打ち上げ花火
2023年から2024年の年越しでは「Marina Bay Singapore Countdown 2024」として、花火の打ち上げが行われました。マリーナベイサンズ周辺エリアの一部改修工事によって小ぶりなイベントではありましたが、それでも花火の打ち上げはありました。
2024年のシンガポールのカウントダウンにおける花火は、クリエイティブディレクターの小橋 賢児氏がミュージック花火演出を担当しました。
シンガポールらしい、大都市の中で花火が打ち上げられる。マリーナベイサンズという、シンガポールの象徴も入っている。シンガポールらしいカウントダウンの絵です。
2023年まではドローンショーも
2024年のカウントダウンにおいては、The Float @ Marina Bayの改修工事により有料観覧席の用意がありませんでした。
2023年までは有料観覧席が用意され、ドローンショーなどのショーパフォーマンスが行われていました。2025年以降、再開されるかどうかは不明です。有料観覧席があるのであれば、早めに予約するのがオススメです。
なお、2023年のカウントダウンに行った知人の体験談によれば、2023年のカウントダウンは半月ほど前でもチケットは購入できたそうです。ただ、2023年はまだコロナ禍の影響が色濃く残っていた時期であり、観客が少なかったことが想定できます。
シンガポールのカウントダウンの料金 チケット不要(2024年〜)
2024年のシンガポールのカウントダウンはチケット不要でした。僕はちは場所取りにやや失敗しました。この経験から、オススメの場所と時間の目安を解説します。
マーライオン周辺が圧倒的にオススメ|早めの場所取りが大切
カウントダウンを見るなら圧倒的にオススメの場所がマーライオン周辺です。花火の先にマリーナベイサンズを見ることができます。ただし注意しなくてはならないのが、早めの場所取りが必須である点です。
ただし事故防止のため、マーライオン周辺にはフェンスが用意され、入場が制限されます。僕たちは21時過ぎに行ったのですが、既にクローズされていて入ることができませんでした。マーライオン周辺の場所を確保したいのであれば、遅くとも20時ごろまでにはマーライオン周辺に行くのが良いでしょう。
なお、写真は22時ごろの写真です。入場制限が行われているため、入ってしまっても座って待つ場所などはありそうです。
シンガポールのカウントダウンは無料!
2024年はマリーナベイサンズ周辺エリアの工事のため、カウントダウンは無料でした。有料観覧席は用意されませんでした。今後も2024年と同じ開催形態が続くのであれば無料で楽しむことができます。
2024年8月現在の情報では、2025年のカウントダウンも2024年と同様に有料観覧席は用意されないようです(ソース)。今後情報が変わることもあるので、最新の情報が分かり次第、更新します。
無料で楽しむことができるとはすなわち、指定席がないということ。逆にいうと、マリーナベイサンズの部屋でも取らない限りは、数時間前に行って待機するしかないということになります。
ちなみにこの写真の場所、1列目は3時間前に行くことで確保できました。
シンガポールのカウントダウンをホテルから見るならマリーナベイサンズなど
ちょっとラグジュアリーなカウントダウンを過ごしたい方は、マリーナベイが見えるホテルに宿泊スノがオススメです。シンガポールのカウントダウンをホテルの部屋から見たい!という場合、おすすめのホテルは、
- Marina Bay Sands(マリーナベイサンズ)
- The Fullerton Hotel Singapore
- The Fullerton Bay Hotel Singapore
などです。これらのホテルでは、ホテルの部屋からカウントダウンの花火を見ることができます。ただ、年越しの期間は料金がかなり高いこと、部屋のタイプを確認して予約しないと反対側になる可能性があることに注意が必要です。
マリーナベイサンズなどでは、屋上のインフィニティプールからカウントダウンの花火を見ることもできます。
大晦日のライブも料金無料で楽しむことができる
カウントダウンの前にはライブなども行われ、無料で楽しむことができます。シンガポールで有名なアーティストなので日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが…
シンガポールはかなり治安がよく、大晦日のライブでも比較的気軽に楽しむことができます。ただ逆に、一部の場所では手荷物検査などもあります。そのため、荷物は最小限にしていくことをおすすめします。
シンガポールのカウントダウンに行こう!
シンガポールは日本との時差が1時間であること、日本からの直行便もかなりの数が飛んでいることなどから、海外で年越しを過ごすにはかなり過ごしやすい場所であるといえます。
カウントダウンの時期でもシンガポールは暑いので注意!
シンガポールは日本から見て、南にある国です。赤道にかなり近く、年中ずっと夏です。カウントダウンが行われる時期、つまり日本が冬の時期に、日本と同じ感覚でシンガポールに渡航してしまうと気候に対応できず、大変なことになります。
シンガポールの12月〜1月の平均気温は、25℃〜30℃程度の間です。カウントダウンが行われる夜の時間でも半袖1枚で十分です。
月 | 平均最高気温 | 平均最低気温 |
---|---|---|
12月 | 30.2℃ | 24.0℃ |
1月 | 30.4℃ | 23.9℃ |
ちなみに僕はユニクロの「ウルトラ・ライト・ダウン」を羽織って日本を出発、現地についてからはずっとしまったままでした。
カウントダウンの後は地下鉄の延長運転なども行われる
シンガポールでのカウントダウン当日は、地下鉄の延長運転なども行われます。カウントダウンの時間帯にはマリーナベイ周辺では自動車の通行が規制されるため、地下鉄でのアクセスが推奨されています。
シンガポールの地下鉄ではクレジットカードのタッチ決済なども利用できます。地下鉄の車内はかなり治安が良く、安心して利用できます。
マリーナベイ周辺でのカウントダウンの直後は、深夜3時ごろまで地下鉄が運転されています(2024年の場合)。カウントダウンが終わったあと焦らずにホテルに向かっても、十分地下鉄で帰ることができます。
基本的には地下鉄で心配する必要はありませんが、シンガポールではライドシェア「Grab」も利用可能です。日本を出国する前にアプリをインストール・設定しておくと良いでしょう。
前後の時間を活用してガーデンズ・バイ・ザ・ベイなども観光しよう
カウントダウンが行われるマリーナベイサンズ周辺は、多くの観光客が集まる屈指の観光エリアです。マリーナベイサンズの裏手には、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどの観光地もあります。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどは、こども連れでも楽しむことができます(実際、こども連れの家族もたくさんいます)。家族でシンガポールのカウントダウンに渡航、なんてのも面白いでしょう。
シンガポールのカウントダウン、具体的なイメージは持っていただけたでしょうか。年越しを海外で過ごす、憧れますよね。比較的安価に、でも贅沢な旅ができるシンガポールで年越しを過ごしてみませんか。
今回の年越しシンガポール渡航では、カウントダウンはもちろんのこと、シンガポール観光も満喫してきました。
年末年始の短い休みでも満喫できる、2泊3日シンガポール観光モデルコースの記事はこちらの記事をご覧ください。
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