先日所用で榊原温泉に宿泊しました。
榊原温泉は伊勢神宮「お伊勢さん」に近く、また伊勢神宮から京都・奈良方面への道の途中にあります。そのため、昔から伊勢神宮参拝の際の宿として使われていたそう。実際、清少納言ゆかりの湯であるとも言われています。
今回はそんな榊原温泉の宿泊記です。
リラックスできるのどかな温泉、榊原温泉
ここ、榊原温泉は実は津市にあります。が、津市とは思わせないようなのどかさ。僕が行ったのは夏だったので、稲がだんだん育ってきているって感じの状態でした。
榊原温泉周辺は、はっきり言って大した観光地はありません。近くの観光地と行っても伊勢神宮、車で1時間ほどかかるところです。でも、というより、だからこそこんな長閑な雰囲気を楽しめます。
近鉄でこのあたりに行くとずっと山の中を走っていきます。トンネルも多いです。実際、榊原温泉の周辺に降り立ってみると山って感じ。手前に温泉があって、その先に山が幾重にも連なっている感じがいいですよね。
近鉄特急で、アクセスも抜群
榊原温泉は山にあります。が、アクセスが良いのも魅力。今回は近鉄特急でのアクセスもご紹介したいと思います。
近鉄特急は1時間に2本ほど、大阪難波と賢島をつなぐ特急が停車します。停車駅の多いタイプの特急が停車します。速達型の特急は通過してしまいます。
しかし近鉄特急は乗り継いでも特急乗車距離で特急券を販売してくれます。さらに、特急同士の乗り継ぎが非常に便利なダイヤになっています。ということは、名古屋方面や京都方面から榊原温泉に行く場合も、伊勢中川や大和八木で乗り換えれば行けます。
僕はダイヤの関係上、伊勢中川から榊原温泉口までは特急には乗らず普通列車を使いました。が、普通列車でも15分くらいです。伊勢中川は大都市ではないものの、近鉄では名阪特急など一部を除くあらゆる方向からやってくる特急のジャンクション。その伊勢中川から普通列車でも15分で行けるのはかなり便利です。
榊原温泉口駅自体は「こんなところに特急が止まるの?」って感じの小さな駅。本当に何もありません。
ちなみに伊勢中川へ行くには、鳥羽・賢島方面の特急に乗ればOK。鳥羽・賢島方面の特急は大阪からも名古屋からも、そして一部時間帯限定で京都からも走っているので利便性はかなり高いです。
伊勢中川駅から乗り換えて普通で15分、利便性はそれなりに高いよ!
アクセスもいいから、手軽に日帰り温泉も楽しめる!
さて、今回僕は「清少納言」という旅館に宿泊しました。この「清少納言」、良い言い方をすれば歴史がある、悪い言い方をすれば古い。
しかし、古いながらも特に温泉やロビーは丁寧に掃除されていた印象です。温泉は、通常の温泉街の旅館と同じくらいの広さながら非常に綺麗で、かつ深夜や早朝の時間帯であればそこまで人も多くないのでゆっくり浸かることができました。
こちらが男湯です。そして、
こちらが女湯です。もちろん、iPhoneを持って乗り込んだわけではなく、公式サイトの写真の引用です。
写真のように、温泉自体はめちゃめちゃ広いわけではありません。また、露天風呂もありません(露天風呂がなかったのは個人的に結構残念!)。でも、温泉のお湯は「やっぱり温泉」といった感じです。
広くはないし露天風呂もないものの、「温泉」って感じが最高!
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