山陽新幹線・九州新幹線が乗り入れ、地下鉄で福岡空港から2駅の博多駅。博多に来たから博多ラーメンが食べたい。でも実際どこへ行けばいいのか…
僕も博多駅に着いた頃にはそんな感じでした。そこでそんな方には、新幹線ホーム下の「博多めん街道」をオススメします!この記事では、今まで20回以上博多に行き「博多麺街道」に通い続け、ほぼ全てのお店を回り尽くした僕が、「博多めん街道」を徹底的に解説します。
博多めん街道は、博多駅の新幹線改札からすぐのラーメン店街
博多駅は、今まで日本全国を旅してきた中でもとても分かりやすい駅。駅の各施設への、中央のコンコースからのアクセスは非常によく、両側にお店が並んでいます。
博多めん街道へは新幹線口からエスカレーターですぐ 博多筑紫口側
博多めん街道は博多駅構内、JR九州が運営する駅ナカ商業施設「JR博多シティ アミュプラザ博多」の2階に展開するラーメン店街です。
新幹線改札「つばめ広場」の目の前に入り口があるというアクセス抜群の立地。JR博多駅のコンコースから行く場合、新幹線改札の前を通って左手へ、新大阪・広島・東京側にあるエスカレーターを登ると「博多めん街道」に行くことができます。
営業時間は23:00まで(一部の店舗は異なる)
営業時間は、11:00~21:00(一部10:00~23:00)で、年中無休です。駅ナカ施設のため、やや閉店時間が早いのが少し難点です。ただ、一部店舗は23:00まで営業しているため、九州各地からやってくる特急列車であればほぼ、到着してからでも間に合います。
駅から移動する必要がないこと、また、繁華街へ行く必要がないため余計なキャッチなどに遭わずに済むことなどがメリットとして挙げられます。
数多くの店舗が並ぶ
「博多めん街道」には数多くの店舗が並んでいます。今までに何度も博多へ足を運び、多くの店でラーメンをいただきてきたので、後ほど写真を含めて紹介します。
こちらのサイトにフロアガイドと、店舗一覧が掲載されています。
博多めん街道 回りながら食べたいお店を探そう!
博多ラーメンは、豚骨ラーメンが有名です。ただ、実際には豚骨ラーメン以外にもさまざまなラーメンがあります。今まで何度も博多駅に足を運び、実際にラーメンを何度も食べてきた経験から、写真を交えて紹介します。
博多らーめんShin-Shin
博多ラーメンらしい、ジューシーな豚骨スープと激細麺を味わうことができるのが「博多らーめんShin-Shin」。博多の屋台のラーメンとして育った、生粋の博多ラーメンです。
この細い面が豚骨スープにうま〜く絡まり、これがとても美味しいのです。これぞ「博多ラーメン」というラーメンで、一度は食べてみたいラーメンです。初めて博多へ足を運んだときに利用し、その後も何度か利用させていただいています。
モヒカンらーめん-チャーシューをふんだんに使ったラーメンが特徴的!
「モヒカンらーめん」は、久留米発祥のラーメン屋。久留米の本店の店主が、モヒカンであることから「モヒカンらーめん」と名付けられたそう。
チャーシューをふんだんに使った「こぼれチャーシュー麺」が看板メニューです。味は濃厚な豚骨ラーメンで、ラーメン激戦区・博多にあって他のラーメンと引けを取らない濃厚な豚骨ラーメンを提供しています。
「博多川端どさんこ」-博多なのにとんこつではなく味噌ラーメン
「博多川端どさんこ」は、細麺&豚骨スープのイメージから脱出した「博多ラーメン」。2022年冬の旅で足を運びました。
毎日毎日、地元九州産の素材を仕込んでふんだんに使っています。地元の人にも愛される「博多の太麺みそラーメン」です。
「博多川端どさんこ」の本店は、博多駅から地下鉄で2駅、中洲川端駅のすぐ近くの「中洲川端商店街」内にあります。「博多川端どさんこ」の創業は昭和45年(1970年)。“博多といえば豚骨ラーメン、豚骨ラーメンといえば博多ラーメン”という博多で、50年以上愛されている味噌ラーメンです。
博多ラーメンといえば普通、とんこつラーメンで細麺になるでしょう。が、ここの麺は太麺、そして味噌ラーメンです。この味噌ラーメンがなかなか美味しい。札幌の味噌ラーメンとは違い、ギトギトの味噌スープではなく、優しい味噌の味です。
豚骨をベースとして塩・醤油・味噌があり、毎回違う味を楽しめるので何度行っても飽きません。
名島亭-濃厚な豚骨だしでいただく豚骨ラーメン
2021年11月に博多へ行った際には「名島亭」でラーメンをいただきました。先ほどの「ShinShin」より、豚骨の出汁が効いていた。半熟卵が何気に美味しかった。
博多ラーメンらしい細麺の豚骨ラーメンです。スープの豚骨がいい感じの濃さで、くどいものがあまり得意ではない僕にとってはとてもお気に入りの味でした。
博多醤油ラーメン 月や-九州の醤油を使った博多の醤油ラーメン
「博多醤油ラーメン 月や」は、九州の醤油を使った博多生まれの醤油ラーメンです。醤油のスープに中太縮れ麺を合わせたラーメンです。
2022年10月に、西九州新幹線開業に合わせて記事執筆のために九州に行った際、足を運びました。ぎっとりした博多の豚骨ラーメンとは対照的に、コクがありながらもあっさりしたラーメンを楽しむことができます。
「もつラーメン」なるものがあります。ラーメンと並んで博多の名物である「もつ鍋」。このもつ鍋のスープにラーメンを入れてしまった。これがなかなか美味しいです。「博多ラーメン」と呼ぶことができるかと言われると疑問符がつきますが、一度は食べて欲しいラーメンであることは確かです。
ラーメン以外にも博多のグルメを楽しもう!博多以外でもラーメンを楽しもう!
博多にはラーメン以外にもグルメがあります。そして、九州には博多以外にも美味しいラーメンがあります。
博多といえばラーメン!ともつ鍋、そして明太子
博多といえばラーメン。ですが、それに並んで有名なのが「もつ鍋」です。
博多のもつ鍋はコクのあるスープが特徴的。そしてそのスープに入った食べ応えのある鶏肉がとても美味しい。
博多に行ったら、博多ラーメンと並んで食べて欲しいのがもつ鍋です。ただし、もつ鍋を思う存分食べると服に匂いがつくので注意が必要です(僕はホテルで、大量の消臭剤をかけて一晩服をおきました)。
また、博多は明太子も有名です。博多ならではの辛い、明太子を味わってみるのも良いでしょう。
博多駅では地元の食材を活かした朝食も
博多駅には、地元の食材をふんだんに活用した朝食もあります。JR博多駅直結のKITTE博多内にある「はかた天乃」では、地元の食材をふんだんに使った朝食が楽しめます。
銀鱈の朝食です。お味噌汁などもついてきます。僕は定期的に博多へ行くため、明太子は注文しませんでしたが、明太子を別で注文することもできます。
この銀ダラがとても美味しい。「銀鱈は脂が載っていて柔らかくて美味しい。」(当日の日記名門太平洋フェリーでいく!弾丸九州旅行より) です。
博多ラーメンを食べて、ホテルに帰ってゆっくり休んだあと、翌朝の朝食はこちらのJR博多駅直結KITTE博多内「はかた天乃」がオススメです。
九州には博多ラーメン以外にも美味しいラーメンがたくさん!熊本ラーメンや鹿児島ラーメンも楽しもう!
九州には、博多以外にも美味しいラーメンがたくさんあります。博多駅は九州の中心的な場所にあり、博多駅から熊本・鹿児島方面へと新幹線ですぐに移動できます。
熊本駅の新幹線駅直下にある熊本ラーメンです。味噌が効いていて、そこに豚骨も。博多ラーメンと札幌ラーメンの中間のような味で、新鮮でした。
鹿児島中央駅から歩いて5分のところにある「五郎屋 中央店」。「定番の白」ラーメンに加え、こってりの「黒」ラーメンもあります。炒めたキャベツが入っている。野菜もたくさん入っており、栄養が偏りがちな旅行中の食事にはありがたい一品です。
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