今回も名古屋から日帰りシリーズです。知多半島沖にあって、高速船が何本も出ているため非常に行きやすい日間賀島。鉄道と船を乗り継いでいくことができるのも大きな特徴です。
インスタ映えスポットも多く、今では多くの観光客を集めています。この記事では、名古屋から手軽に日帰り観光ができる日間賀島をご紹介します。
名鉄電車で手軽に!日間賀島への行き方徹底解説
いま人気の日間賀島。まずは日間賀島へのアクセスを解説します。
名鉄海上観光の高速船が就航 便数も多くアクセス良好
日間賀島へは、名鉄海上観光の高速船が運航されています。
名鉄海上観光の高速船は、河和・師崎・伊良湖の3ヶ所から日間賀島への便が出ています。名古屋から最も近い港は河和港です。河和港へは、名鉄電車で名古屋からアクセスできるのも大きな特徴です。河和港から日間賀島へは高速船で約20分です。
そして、日間賀島から最も近いのが師崎。師崎は公共交通機関でのアクセスは良くないものの、駐車場がしっかり整備されています。そのため、名古屋方面から車で行く際は師崎を使うのがオススメです。師崎から日間賀島へは高速船で約10分です。
そして残る伊良湖は渥美半島の先端部。豊橋・豊川・田原などの三河方面から日間賀島へ行く際に便利な港です。伊良湖港から日間賀島へは高速船で約30分です。
名鉄からお得な切符が発売!
日間賀島への高速船は名鉄グループが運航する高速船。そして、名鉄電車も河和港まで徒歩10分という、港に程近い河和駅まで乗り入れています。
そのような背景があり、名鉄がお得なきっぷを販売しています。名鉄観光が発売している日間賀島のきっぷでは、
名鉄1日乗車券+日間賀島のランチ+高速船乗船券
がセットになって、最安6000円台から。実際に利用しましたが、かなりお得です。ただし、時期によって値段が異なるようなので必ず最新情報を確認してください。
日間賀島でのランチは旅館を選ぶことができます。このランチプランは正直、かなりお得で満喫した旅を楽しむことができる。かなりオススメできる日帰り旅行プランです。
これらのプランは時期により内容・値段が変わります。また、2023年3月には名鉄が全線でダイヤ改正を行うので電車の時刻などを決める際はご注意ください。
日間賀島は徒歩で回れる カーフェリーは島民向け
師崎から日間賀島へはカーフェリーがあります。車を乗せることができる船です。ただしカーフェリーは原則、島民向けと考えて良いでしょう。島内に駐車場が確保できていない場合、車での乗り入れはお断り、と明記されています。
後ほど解説しますが、日間賀島は徒歩で回ることができる大きさの島です。レンタサイクルなどもあり、車が必要になるシーンはありません。日間賀島の主要ホテルはしっかり送迎もあります。カーフェリーの運航もありますが、観光目的であればこの選択肢は原則、考えないことになります。
タコ・フグが有名な日間賀島 食べ歩きにも最高な日間賀島
日間賀島はタコやフグの産地として有名です。
日間賀島ランチでオススメ!日間賀観光ホテル
先ほどご紹介した名鉄の日帰り日間賀島ランチプランで利用したのが日間賀観光ホテル。今まで3度ほど日間賀島へと足を運び、ランチを食べてきましたが、今まで利用した中で最もオススメできるランチです。
事前予約が必須です。ランチのみのプランもあるので、是非とも調べてみてはいかがでしょう。
ここ日間賀観光ホテルは、レストランがかなりきれい。そして海が見られるテラス席があります。室内でお食事をいただいた後、デザートは「テラス席でいかがでしょう?」とオススメしてくれます。日間賀島に来た!って感じがあってものすごくオススメできます。
改修工事も定期的に行なっているようでかなりきれい。フロントから1フロア下にある「お食事処 かしき筵・和縁」でいただきました。
ドリンクを別途オーダーしました。あまり考えずに注文したみかんのジュースがかなり美味しくてびっくり。知多郡美浜町(河和駅の周辺エリアですね)産のみかんを使用しているそう。
そしてメインのたこしゃぶです。歯ごたえがあって美味しい。スタッフさんが1つ、お手本として作ってくれます。10秒くらいつければOK。
縮んでくるという言い方が正しいのかはわかりませんが、こんな感じ。これをポン酢につけていただきます。
タコの唐揚げ。これもあつあつの状態で出してくれるので本当に美味しい。ただ、火傷には注意です。
最後のメインメニューはタコ飯です。歯ごたえのあるタコに、味がついたご飯がなんとも合う。2杯目はお茶漬けにしていただくことができます。
予約なしでもふぐやたこのランチ!
2回目に日間賀島に足を運んだ際は「とくがね」という旅館でご飯を頂きました。ここは予約なしでも美味しい海鮮をいただくことができました。
1年ほど前に行った時に書いた記事を基にご紹介します。ちょっと口調が違うかもしれないけれど、そこは許してください。
比較的お手頃な価格でランチをいただくことができました。そしてお手頃な価格の割には素晴らしいクオリティ。
ふぐの刺身を食べるのは、5年ほど前に山口に行った時以来です。
先ほど写真を入れたように、日間賀島はたこで有名です。もちろん、たこが出てきます。ゆでだこ、非常に美味しかったです。
そして、ふぐの雑炊にふぐの唐揚げです。こちらも非常においしい。こちらも、日間賀島の名物をたくさん使ったランチで、非常に満足です。
日間賀島でたこせんべい
ここまでは主に「ランチ」としての日間賀島のグルメを紹介してきました。日間賀島には食べ歩きができるお店も多数あります。
たこせんべいは目の前で作ってくれます。いかせんべいも、あっつあつのものを目の前で焼いて、切ってくれる。これがとてつもなく美味しいのでオススメです。
ちょっと脱線:日間賀島に行くときは「ぽんカフェ」もオススメ
最後に少しだけ脱線します。日間賀島に行く場合、河和港または師崎港から高速船を利用することになりますが、師崎の方が圧倒的に便数が多くなっています。
「ぽんかふぇ」では、雑穀のスイーツを楽しむことができます。お菓子をその場て購入して行くこともできます。
僕たちはチョコレートのアイスを購入。これが意外と合っていて美味しい。車で師崎港まで行く際は是非とも立ち寄ってほしいスポットです。
島にはインスタ映えスポットもたくさん!いま人気の日間賀島
インスタ映えとして人気の高まっている日間賀島。数年前に比べてインスタ映えのスポットもだんだんと増えています。
島は歩いて気軽に散策するのがオススメ!
日間賀島はそこまで大きな島ではないため、歩いて回ることができます。レンタサイクルもあるようですが、レンタサイクルを使うほどでもありません。
日間賀島の港のすぐ横にはビーチが。夏には遊泳することもできます。
実際に日間賀島を回っていると本物のたこつぼも置かれています。
島にはインスタ映えスポットも!島の上にも行ってみよう!
日間賀島はインスタ映えスポットも多くあります。最近の観光ブームに乗っかって、インスタ映えスポットが増えています。
某アニメの「どこでもドア」みたいなドアが。日間賀観光ホテルの近くにあります。
ちょっと坂道を登っていくと、島らしい景色が眺められます。ただし、登って行った上は民家なので、あくまで住民の方の迷惑にならないように注意しましょう。
天気が良ければ、島らしい景色を丘の上から楽しむこともできます。
西港の反対側・東側が島らしい景色の見どころ!
観光で楽しめるエリアは主に東側・西側の両端にあります。河和港など、観光利用でメインとなる港からの船が着くのは「西港」。このエリアからは最も遠いエリアとなります。西港から最も東のエリアへは、のんびり遊びながら歩いても30分〜1時間ほどで着くことができます。島を感じながら歩いたり、レンタサイクルで回ってみたりするのがオススメです。
日間賀島のメインとなる港(西港)の、ちょうど反対側まで来ました。天気がいいのでかなり眺めがいいです。
反対側の港(東港)までやってきました。東港からも船便はありますが、西港と比べると便数はかなり少ない。また、お土産なども基本的には西港側にあります。
東側には砂浜もあります。歩いているだけで景色が素晴らしいので満足です。
帰りは日間賀島の南側を通って戻るのがオススメ。島の南側は最も海側に歩道が整備されており、ここを歩くことができます。途中途中に休憩スペースもあるのでオススメです。
キラキラした海を眺めながら西港まで歩きます。ただし、島の南側、直射日光を浴びることになるので特に真夏は水分補給等に注意しましょう。
非常に綺麗な景色です。こちらからは、知多半島沖の他の島も見えます。島の南側を回るほうが、ルートは平たんで時間はかかりませんでした。南回りでも、約30分ほど歩いてもとの港に戻ります。
名古屋から手軽に日帰り観光ができる島・日間賀島をご紹介しました。名鉄電車と高速船を乗り継いで上陸でき、現地では車なしで徒歩・レンタサイクルで回ることができる日間賀島。ちょっと空いた週末に、ふらっと旅行してみてはいかがでしょう?
このブログでは、これ以外にも名古屋から日帰りできるスポットをご紹介しています。是非ともご覧ください。
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