ロンドン観光の定番ともいうべき、大英博物館。1753年にオープンした大英博物館は世界中の展示品を集めており、見所がたくさん。
800万点の史料や美術品を収蔵し、15万点以上を常設展示する大英博物館は、ロンドンに行ったら見逃せないスポットです。この記事では大英博物館を満喫するために必要な情報をまとめて解説します。
大英博物館の開館時間と入場料
まず初めに、大英博物館の入館料や開館時間、そしてアクセスなどの基本情報について解説します。
大英博物館の営業時間 基本、10:00〜17:00
大英博物館の開館時間は次のとおりです。
- 月〜木・土日:10:00~17:00 最終入場は16:00
- 金曜日:10:00〜20:30 最終入場は19:30
最新の営業時間の情報は公式サイトもご確認ください。朝の10時からオープンしており、17:00までオープン。毎週金曜日だけはLate opening on Fridaysとして夜間営業も行っています。
2023年現在、コロナ禍の影響もかなり少なくなってきたので通常通りの営業をしていますが、諸々の事情により変更される可能性があるので注意してください。
大英博物館の入館料はなんと無料
大英博物館への入館料は無料です。これだけ充実した博物館なのに入館料が無料!イギリスはここ以外もそうなんですが、観光地は入場料無料のところが多いイメージです。特に国立の施設は無料の施設が多い。
館内には募金箱があります。大英博物館は世界中から観光客が訪れるため、この募金とショップでの収入で運営しているそう。なお、募金はなんとポンドだけではなく外貨での募金も可とのこと。
入館する際にセキュリティチェックがあります。手荷物検査をされますが、正直驚くほどゆるかった。鞄を開けて見せたら、小さかったこともあり大して中身も確認せず通してくれました。大きな荷物を持っていると時間がかかるため、荷物は少なめで行くのがオススメ。
入館料はなんと無料!入館時にセキュリティチェックはあるけどそんなに厳しくはない。
大英博物館へのアクセスをはじめロンドン観光には地下鉄が便利
大英博物館はロンドンの中心部にあります。大英博物館へは地下鉄や2階建バスなど、公共交通機関で行くのが便利です。
メインのゲート
The British Museum
Great Russell Street,
London WC1B 3DG
(what3words: ///young.verge.moves(Opens in new window))
2つ目のゲート
Montague Place
London WC1E 7JW
(what3words: ///cooks.waddled.cook(Opens in new window))
大英博物館の最寄りの地下鉄駅は4駅あります。
- Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード)駅:徒歩5分
- Holborn(ホルボーン)駅:徒歩7分
- Russell Square(ラッセルスクエア)駅:徒歩7分
- Goodge Street(グッゲストリート)駅:徒歩8分
これらの駅であればどの駅からでもOK。CittyMappetなどを使えば、大英博物館までの最短ルートを案内してくれるので便利です。
ロンドン観光にはクレジットカードのタッチ決済で乗ることができる地下鉄が便利。ロンドンの地下鉄や公共交通機関についてはこちらの記事でも解説していますので、ご覧ください。
大英博物館ではお土産購入がマスト!
大英博物館ではお土産が買えます。ロンドンでは観光地によって置いてあるお土産が異なり、大英博物館では大英博物館ならではのお土産を購入することができます。
「屋根付き中庭」の中心部にお土産が!
大英博物館は入って正面に「屋根付き中庭」があります。この真ん中にある円筒状の建物の1階がお土産屋になっています。ここでお土産を買うといいでしょう。
大英博物館は、来館者の半数以上が外国人という背景があります。そのため、ここロンドン・大英博物館ならではのお土産が充実しています。
ロゼッタストーンのマグカップなど、大英博物館ならではのグッズを!
ロンドンのお土産の特徴として、お土産ショップによって置いてあるお土産が異なることが挙げられます。日本より顕著な傾向で、大英博物館オリジナルグッズは大英博物館にしか置いていないのです。
大英博物館で最も有名なお土産がこれ。ロゼッタストーンのデザインをしたマグカップです。£10.99で販売されています。これを使ってコーヒーを飲めばロゼッタストーン球の暗号解読もできる?!
お土産があるよ。観光地ごとに異なるお土産があるので、もしいいなと思うものがあれば思い切って買ってもいいと思う!
大英博物館の中にはカフェも
大英博物館の中にはカフェもあります。ただし、これだけで2千円以上。ロンドンは物価が高いとはいえ、なかなかの金額。美味しかったですが、いったん外にご飯を食べに行くのもアリでしょう。
僕は一人旅だったためカフェを利用しましたが、カフェ以外にもレストランなどがあります。屋外にもレストランがあるのは魅力的。
詳しくは大英博物館の公式サイトに掲載されているので、ご覧ください。
展示室と、観光所要時間
大英博物館はとてつもなく広いです。そして価値ある展示がありえないほどたくさんあります。
世界最大の収容点数を誇る大英博物館
大英博物館の収蔵品数は800万点。ニューヨークにあるメトロポリタン美術館が150万点以上、サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館が300万点以上という世界各国の博物館・美術館と比べてもその多さは突出しています。
大英博物館は、イギリスが大英帝国時代に世界各地から集めた歴史的に重要なコレクションが多数あります。
大英博物館の館内図(Museum Map)は公式サイトに掲載されています。あらかじめスマートフォンなどにダウンロードしておくのも良いでしょう。
所要時間は半日〜 複数日に分けて訪問するのも良い
大英博物館はかなり広いです。1日あっても隅から隅まで回ることができません。おそらく、隅から隅まで回ろうとしたら、3日〜1週間程度はかかるのではないかという広さ。
そこで僕は、大英博物館の展示に興味がある場合は、2日以上に分けて大英博物館に行くことをオススメします。僕は1日中、大英博物館にいるつもりでした。しかし、正直疲れてしまってそうはいきませんでした。座る場所はたくさんあるのですが、どうしても立っているのばっかりで疲れてしまいます。入場料も無料なので、次の日にもう一度行って続きから見るのも良いでしょう。
大英博物館でロゼッタストーンは見逃すな!
大英博物館の最大の見どころといえばやっぱり、ロゼッタストーンです。ロゼッタストーンは、古代エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、ギリシア文字の、3種類の文字が刻まれている石碑で、この石碑を元に、古代エジプトの文字が解読されるようになりました。エジプト史においてなくてはならない石碑です。
また、これ以外にも歴史上とても貴重な展示が多数あります。
詳しくは「地球の歩き方 WEB」で詳しく紹介されているので、ご覧ください。
大英博物館は広すぎて、一日ですべて見るのは体力的に厳しい。なので、ゆっくり見たいなら2日以上に分けていくのもあり!
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