岩手県・岩泉にある地底湖がきれいな龍泉洞。この龍泉洞に行ってきたのでご紹介します。
岩泉は盛岡から車で2時間ほど。やや遠いところにあります。今回の旅では、盛岡を拠点にレンタカーを借りていました。
岩泉はかつて、鉄道が走っていました。現在では廃線になってしまった岩泉線です。現在では鉄道は走っていないため、バスでのアクセスが必要になってきます。岩泉線が廃止されたのち、JRバスがその路線を引き継いでいます。
アクセスは公式サイトにまとめられています。JRバスが盛岡駅から、1日5往復しています。これだけ新幹線駅から離れたところにあるにしてはバスの本数は多く、絶景観光地としてはアクセスしやすいと言えそうです。
これ以外にも、三陸沖を同時に観光するのであれば三陸鉄道からバスもあります。
龍泉洞に入っていきます。外見は単なる崖っていう感じです。
龍泉洞は日本三大鍾乳洞に数えられています。洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物に指定されています。
洞内総延長は、現在までの調査によると4,088m。そのうち公開中で立ち入ることができるのが700m。 地底湖は8つ見つかっており、そのうち公開されていて見ることができるのは3ヶ所です。ちなみに、 現在も調査が継続中でわかっていないことも多く、総延長は5,000m以上あるのではないかと言われています。
こちらのサイト(龍泉洞公式サイト)に詳しい解説がされています。ここからは細かな解説はせず、写真がメインになっていきます。
入ってすぐのところから水が流れています。高知県の龍河洞に行った際も同じような光景があったような。
上を見上げるとかなり高くなっている。そしてそこを、色とりどりのライトが照らしているのがなんともいい感じ。
ここ龍泉洞の特徴は、なんと言っても透き通った水。これがなかなかいい感じ。
この透き通った水がすごくいい。この水は、「龍泉洞の水」としてコーヒーなどに使われ、商品として販売されています(もちろん、ペットボトルも)。
上がかなり広いことがわかります。僕の目には、コウモリは見つけられませんでした。残念。
かなり深そう。実は、2021年夏(昨年夏)の日本一周旅行でここ龍泉洞には訪れる予定だったのです。が、新型コロナウイルス感染症の影響でクローズとなり、残念ながら来られなかったのです。その際、平泉で「龍泉洞の水コーヒー」を買って飲んだ覚えがあります。
うん、記事を探しただけでも懐かしい。
さて、日本一周旅行の思い出に浸っていないで龍泉洞に話を戻しましょうか。
相変わらず、広い天井が魅力的な空間です。
そしてこちら。第一地底湖です。写真じゃ分かりにくいですが、実際に目の前で見るとすごい迫力です。
第一地底湖の水深は35メートル。写真では絶対にわからない。実際に目の前で見ると深さがよく分かります。
そしてこの透き通った水。透き通った水を照らすライト。これが物凄い迫力です。
地底湖を見たら一気に上へと登っていきます。結構高低差があるので、歩きやすい靴で行くのがおすすめ。
三原峠と言われるエリア。この龍泉洞の中では最も標高が高いエリアです。
この辺りは階段もあり、結構な段数があります。歩きやすい靴で行く必要があります。ただ、やっぱり地底湖をすぐそばから見る方が迫力はある。体力に自信がなければ、第1地底湖・第2地底湖を見てUターンしてもいいかも。
上から見るとこんな感じ。鍾乳洞らしい巨大な空間の先に、遥か下の方に地底湖が見えます。
龍泉洞を満喫したので戻ってきました。龍泉洞の前には飲食店なども充実しています。今回はちょっとお腹が空いたので、「カフェPonte」でラーメンなどをいただくことに。
なお、これ以外にも多くの店舗があります。店舗の情報はこちらの龍泉洞公式サイトにもまとめられています。
龍泉洞をイメージしたラーメン。青色の地底湖をイメージしています。ちなみに出汁はハマグリで、このハマグリの出汁もなかなか美味しい。
ということで、今回は龍泉洞のご紹介でした。
龍泉洞の地底湖は写真ではわからない。その場で見る美しさは全くもって違う。岩手に行ったら、盛岡に行ったら少し遠いですが是非とも足を運んでほしいスポットです。
この日の日記はこちらから。
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