国内においても急速に進展しつつあるキャッシュレス決済。この記事では、普段旅行をしまくっている僕が、どのようにキャッシュレス決済を活用しているのかご紹介していきます。
原則全てキャッシュレス 使うのは主に3つ
僕は旅行先においても、原則キャッシュレス決済を使っています。まずはその理由を解説します。
キャッシュレス決済はメリットばかり
僕は日常生活においてもキャッシュレス決済を全面的に活用しています。理由として挙げられるのが、
- ATMに並ぶ必要がない
- ポイントが貯まる
- 家計簿を自動でつけることができる
ことです。これらのことから、キャッシュレス決済にはメリットしかないため、僕は全面的にキャッシュレス決済を活用しています。
旅をするにあたって僕は、飛行機を使うことがあります。飛行機には「マイル」と呼ばれるポイント制度が存在します。僕はANAカードを利用することによって普段の支払いでもANAマイレージを貯めています。
旅をするならキャッシュレスが必須!
現金はやはり、引き出すのが面倒です。旅をしていて、特に北海道などの地方へいくとATMを1つ見つけ出すのに苦労することだって多くあります。
キャッシュレス決済を活用していると、特に活用の仕方によっては全てクラウド化が可能です。僕の場合、プリペイドにチャージする際も基本はスマホ1つで完結、そしてクレジットカードを繰上げ返済する場合もスマホで振込は完結。
銀行へ行かなくても、ATMがなくてもスマホ1つでお金の移動が全て完結するのです。
こういった背景から、スマホがここまで浸透した社会ではキャッシュレス決済は必要不可欠となりつつあります。
Apple WatchのApple Payも活用しつつリアルカードも必要な今日
僕は普段、パソコン周辺機器は全てApple製品を使っています。ですから、支払いに関しても可能な限りApple Payを活用するようにしています。
例えば「モバイルSuica」。モバイルSuicaはリアルカードと違って、スマホで簡単にチャージができるため、首都圏(Suicaエリア)に住んでいない場合でも活用できます。
また、コンビニでの支払いは、Apple PayのVisaを利用しています。Visaのコンタクトレス決済が、日本のApple Payにもようやく対応し、かなり使いやすくなりました。
また、現在では飛行機は「Wallet」に搭乗券を登録することでApple watchやiPhone1つで搭乗できます。
さらに、新幹線についても、Apple watchやiPhone1つで乗車できます(モバイルSuicaまたはモバイルPASMOを発行し、アカウントと結びつける必要があります)。東海道・山陽新幹線であれば「エクスプレス予約」「スマートEX」を活用して、東北・北海道・北陸・上越・山形・秋田新幹線であればえきねっとの「新幹線チケットレスサービス」で乗車できます。
スマホ完結の第一段階として、Apple Payを活用することは必須です。
原則;クレジットカード
具体的な支払い方法について解説します。僕は原則「クレジットカード」に揃えています。最初に広まったキャッシュレス決済の手段だけあって、やはり今でも「クレジットカード」がキャッシュレス決済の中心にいることは旅をしていて痛感します。
観光地はクレジットカードが使える場合が多い
観光地ではクレジットカード決済が利用できる場合がほとんどです。理由として大きなものは、
- メジャーなキャッシュレス決済である
- 万国共通のキャッシュレス決済である
ことでしょう。海外からの観光客が増加しつつあったコロナ前では、クレジットカードがキャッシュレス決済において最優先で導入されていたことは想像に難しくないでしょう。
日本国内を旅する分には、VISA/Mastercard/JCBどれでも問題ありません。僕の経験上、American ExpressやDines Clubなども利用できる場合が多そうです。ただ、世界的に圧倒的なシェアを持つVisaが最も安心です。Visaが使えないで他のブランドが使えるお店に遭遇したことは今までに一度もありません。
僕は普段、ANAカードを使用しています。ANAカードについては、記事にまとめてありますのでこちらもご覧ください。
公共交通機関では、ICカードが使える場合も
続いて、完全に日本国内限定ではありますが「モバイルSuica」も大いに活用しています。交通系ICカードとしての役割です。交通系ICカードは特に、公共交通機関で利用できます。鉄道では利用できる場合が多いのですが、どうしても大都市圏限定となります。
それより、地方のバスなどでICカードを導入する会社が増えているように感じます。特に九州地方。九州地方のバスに乗車していると、交通系ICカードが使える場合が圧倒的に多いです。
また、駅の売店などで「交通系ICカードのみ利用可能」の場合はよくあります。クレジットカードが使えず、ICカードだけ使えるパターンです。駅の売店だけでなく、駅の自動販売機でも最近はそういったタイプが多いですね。
JR系列は原則、クレジットカードが使える
交通系ICカードを鉄道で利用する機会が少ないのは、JRではクレジットカードが使えるためです。JRでは、クレジットカードの利用は1円から可能です。ので、理論上、1駅区間だけでもクレジットカードで乗車券を購入することができます。
ただ、現実問題、首都圏のJRに乗車する際に毎回クレジットカードできっぷを買って乗車する、というのは面倒。
ということで、ある程度の長さ、具体的には特急券の類を購入するような長さの乗車をするときはクレジットカードであらかじめきっぷを購入するようにしています。特急券を購入するのは、おおよそ片道100km以上の場合です。それより短い場合、ICカードを使うことがほとんどです。
地方で活躍するのは「PayPay」のカード決済&銀行ATM
地方へ行くと場所によってはクレジットカードが使えないこともあります。そういった場合にどうするか、という問いに今までの経験から答えます。
PayPayは“端末不要”で爆発的に地方で勢力を伸ばす
まず使えるならばPayPayを使います。
僕はPayPayにチャージは、基本的にはしません。PayPayでの支払いは原則、クレジットカードを使った決済にしています。
あらかじめクレジットカードを登録しておくことで、PayPayのアプリを使いつつも実質的にカード払いを行ったのと同じ状況になります。PayPayのポイントなどはほとんど貯まりませんが、普段からカードに統一している身としてはこちらの方がよっぽど使いやすい。
PayPayは、店舗に設置されたQRコードを自分のスマホのカメラで読み取って決済することができます。店舗側にはQRコード1つがあればOK。おそらくこのQRコードのプレートも低価格、もしくは実質ほぼ無料でPayPay側から提供されていると思われます。つまり、店舗側の負担はほぼ一切なし、または店主さんのポケットマネーで全然払えるくらいの金額で導入できるのだと思われます。この手軽さで、PayPayは一気に勢力を伸ばしています。
銀行ATM手数料優待のある三井住友銀行をメインバンクに
PayPayでさえ使えないお店はかなり減ってきたのが実際のところ。ただ、例えば公共交通機関の中や屋台など、現金主義でやっているお店があることも想像できます。
そこで財布には常に現金は入れています。これは当たり前なのですが、さらに対策をしています。それは「三井住友銀行をメインバンクにする」こと。
三井住友銀行は、コンビニATM手数料優待が充実しています。三井住友カードの支払い口座に指定し1つでも引き落としがあることなど、案外軽い条件で月1回程度はコンビニATMの利用手数料が無料になります。コンビニATMの手数料がかからないという安心感は正直かなり強い。今どき、全国のどこに行っても何かしらのコンビニが展開していますから。
さらに、三井住友銀行は三菱UFJ銀行とATM相互利用で提携しています。店舗外ATM限定ではありますが、三井住友銀行のAMTと同様の感じで三菱UFJ銀行のATMを利用できます。
また、国内のクレジットカード市場では最大のシェアを誇る三井住友カードはもちろん三井住友銀行系列です。三井住友カードの繰上げ返済などの際、インターネットを使って振込を行えば振込手数料がかからないので長旅でカードを使いまくる際も安心です。
予備口座としてゆうちょ銀行は強い
さらなる予備口座としてゆうちょ銀行も持っています。
ゆうちょ銀行は郵便局系列の銀行です。郵便局であれば多くの場合、ゆうちょ銀行のATMがあります。つまり、ゆうちょ銀行は田舎に行っても使えるのです。
さらにゆうちょ銀行は現在、ファミリーマートと提携しており、ファミリーマートのATMであれば無手数料でATMを使うことができます。こういった背景からも、旅行付きにとっては予備口座としてゆうちょ銀行は強いです。
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