アメリカの大手航空会社・デルタ航空。デルタ航空便に乗ってロサンゼルスからサンフランシスコへと移動してきました。
デルタ航空の新型機材A319の様子を紹介します。なお、「アメリカの国内線乗り方解説 飛行機大国アメリカで便利に移動するために」では、アメリカにおける国内線の乗り方について詳しく書いています。
身分証明書が必須であったり、保安検査が厳しかったりと日本とは異なる点もあります。こちらの記事も参考にしてください。
ロサンゼルス国際空港からサンフランシスコ国際空港へ
アメリカ大陸横断旅にて、ロサンゼルスからサンフランシスコへの移動手段としてデルタ航空を利用しました。
アメリカ国内線は原則、預け入れ手荷物が有料
アメリカの国内線は預入手荷物が原則、有料です。大手3社でも有料です。事前申し込み制ではなく、空港で支払う仕組みです。
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空港の自動チェックイン機で支払いなどを行います。ここで航空券の発券を行いますが、デルタ航空などの大手3社の場合、日本への乗り入れもあるため自動チェックイン機が日本語に対応しています。対面でのチェックインよりむしろ、英語でのやりとりが必要なく、日本語で案内される自動チェックイン機の方が便利です。
アメリカは手荷物検査が厳しいので注意!パスポートが必要
アメリカでは2001年の同時多発テロ以降、保安検査がかなり厳しくなっています。国内線の手荷物検査でもかなり厳しく、ロサンゼルス国際空港での保安検査の通過には30分近くかかりました。
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日本の航空会社のように、出発間近の便の乗客を優遇してくれることもなさそうです。時間には余裕を持って空港へ行く必要があります。また、国内線でもID(日本人の場合は原則、パスポート)が必要となります。日本では搭乗券さえあれば国内線に搭乗できますが、アメリカではそうはいきません。パスポートをしっかり用意してからゲートへと向かいましょう。
手荷物検査を終えてゲートへ
手荷物検査を終えました。ロサンゼルスは、特にダウンタウンでは治安が不安です。保安検査を終えれば、スリなどの可能性はあるものの流石に安心。銃を突きつけられることはまあまずありません。
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デルタ航空が並ぶ第3ターミナルです。ロサンゼルスという大都市、そのデルタ航空のターミナルでも小型機が多いのが目を引きます。東京・羽田空港や大阪・伊丹空港の国内線ターミナルには、B777などの大型機やB787やB767などの中型機が多く並びます。
大都市が直線状ではなく散らばっているため、網目のように国内線が張り巡らされる。「短距離・高需要」の日本国内線とは対照的です。
使用機材到着遅れのため遅延
使用機材の到着が遅れたため、遅延して出発です。格安航空では、遅れが積もって夕方には大幅な遅れとなっていることがよくあります。ただ、デルタ航空というフルサービスキャリアということもあり、10分程度の遅れでした。
ロサンゼルス国際空港LAXの待合室は快適
ロサンゼルス国際空港の第3ターミナル(デルタ航空国内線のターミナル)は最近改修されたようで快適です。
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ラウンジにこそ敵わないものの、ベンチには電源とUBS電源まで備え付けられています。乗客が一定数いるため混雑することもありますが、電源が使えてWi-Fiも使えるので快適な待ち時間を過ごすことができます。航空会社が1つのターミナルを独占すると、自社の威信に欠けてターミナルもハイクオリティになる。ありがたいです。
搭乗ゲートの前で待機しよう
搭乗口の前で待機します。アメリカの航空会社は、搭乗の順番がかなり細かく決められていて、何を言ってるのかさっぱりわかりません(調べて、別の記事で解説します)。
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今回の便の前に僕が乗ったゲートから出発したのはハワイ・コナ行きの便でした。ロサンゼルスからハワイ・コナまではかなり時間がかかる便…
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僕が乗るのはサンフランシスコ行き。5:55発ですが10分ほど遅延して6:04発となっています。アメリカの飛行機は1分刻みで時刻が表示されるのが印象的です。
搭乗順に従い機内へ
搭乗が始まったので、搭乗の順番を待ちます。
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デルタ航空の場合、細かく搭乗順が分けられているので、並ぶ必要はありません。
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搭乗順に機内へと乗り込みます。この写真の入り口右のステッカーからお分かりいただけるように、デルタ航空のほとんどの航空機内では無料のWi-Fiサービスが利用できます。
デルタ航空A319の機内の様子
のんびりと書いてきましたが、今回の記事の主題であるデルタ航空のA319の機内の紹介です。
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全席シートモニター完備で快適な座席
A319は、デルタ航空の中では比較的新しい機材です。A319は日本でも多く活躍するA320の短胴型(機体の長さが少し短い)のタイプの機材です。
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デルタ航空に限らずアメリカの航空各社は、格安航空との激しい競争にさらされています。全席にシートモニターを配置し、コンセントも配置することで差別化を図っています。
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コンセントはユニバーサルタイプのものが設置されています。アメリカはもともと、日本とコンセントの形状が同じです。アメリカや日本のものとは違うコンセントのタイプでも利用できる、便利なコンセントです。
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さらにシートモニターの下の部分にはUSBポートが設置されています。このUSBポートは携帯電話などの充電用のポートです。ANAなどの最新の機材にも同様にUSBポートが設置されており、最近では、コンセント+使いやすい位置のUSBという2つの充電がスタンダードになっているようです。
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ただし、離発着時はUSBポートは使えないようです。写真のようにUSBポートが光っていない場合は使用できません。
国内線でもスナックが出る
アメリカは広いです。日本の国内線はほとんどの航空会社でドリンクサービスのみですが、アメリカの国内線はロサンゼルス〜サンフランシスコなどの短距離路線でも機内食が提供されます。
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今回登場したのはロサンゼルスからサンフランシスコ、日本で対応させると東京から岡山程度の距離です。アメリカ国内でも最長クラスのニューヨークからホノルルなどでは11時間半かかります。このような超長距離国内線もあるので、一定以上の距離を飛ぶ飛行機では機内食が提供されます。
サンフランシスコ国際空港の混雑もあり、遅れて到着
僕が搭乗した便は、17:55ロサンゼルス国際空港発・19:13サンフランシスコ国際空港着のDL2054日でした。
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そもそも搭乗が10分遅延、そしてロサンゼルス国際空港の空港内混雑により駐機場で15分ほど待機。離陸はしたものの、サンフランシスコ国際空港に到着する際にはサンフランシスコ国際空港の混雑により何度も旋回し、さらに遅延すると言う事態に。
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そんなこんなでいろいろとありましたが、無事、サンフランシスコ国際空港に到着しました。
今回の記事は、デルタ航空のA319を紹介する記事でした。今後はアメリカの国内線の乗り方などを解説した記事も執筆しようと考えています。そちらもご参考にしてください。
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