1日目の昨日、夕方にロサンゼルスに到着。2日目の今日はロサンゼルスの観光をします。
ロサンゼルス観光① ハリウッド
まず、ロサンゼルス郊外のハリウッドを観光します。
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今日は地下鉄ではなくバスで移動
ハリウッドは地下鉄のレッドラインが通っており、僕たちのホテルからレッドラインの駅までは徒歩圏内です。
しかし昨日の記事でも書いた通り、ロサンゼルスの地下鉄の車内はとても治安が悪い。ということで今日はバスを使って移動します。
バスでも交通系ICカードである「tapカード」が利用できます。
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一緒に来ていた知人がiPhoneではなく実物のカードに無意味にこだわり、チャージするために駅に行く必要がありました。駅のチャージ機の前では明らかにスリ目的で待っている人もいます。tapカードを使うなら絶対にスマートフォンです。この点は、知人も反省していました。
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ハリウッドの観光
ハリウッドの観光をします。
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こちらが有名な俳優のパネル。ハリウッドといえばこのパネルの写真が有名です。
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ちゃんとハリウッドサインも見てきました。
現在、有名な「チャイニーズ・シアター」の前は何かしらの工事中で入ることができませんでした。授賞式の準備でしょうか。
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僕たちはひっかかりませんでしたが、スパイダーマンの格好をして「写真を撮らないか」と声をかけてくる人がいます。流れに乗ってお願いしてしまうと、高額なチップを請求されるパターンです(ちなみに後で書きますが、サンタモニカでそれに近い犯罪に遭いました)。
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ロサンゼルスのお土産を購入
ロサンゼルスのお土産をここハリウッドで購入します。「Hollywood Chamber Of Commerce」というお店がおすすめです。
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ハリウッドに限らず、ロサンゼルスのお土産が充実しているのがこのお店。
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なお、ロサンゼルスで信用できるお店の判断基準としては、セキュリティがいるか否かを考えると良いでしょう。Hollywood Chamber Of Commerceというお店は、店の前に常にセキュリティの方々がいました。
ロサンゼルス観光② ビバリーヒルズ
ハリウッドの観光を終えたので、続いてはビバリーヒルズに向かいます。
昼食はマクドナルドで
その前に昼食を食べなくてはなりません。Ovation Hollywoodというショッピングセンターがあるので、ここで昼食を食べようと考えました。しかし、食べたいものがあまりない。
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ロサンゼルスの治安にびっくりしてしまった僕たちは、まぁもういいや、となってしまいます。日本でもお馴染みのマクドナルドに入ることにします。
バスでサンタモニカ方面へ
次に行き先として考えたのはサンタモニカ。サンタモニカで観光をしようと考えます。
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ここからサンタモニカへは、バスで1時間半ほど。少し長いですが、地下鉄は治安が不安なのでバスで移動します。
バスに乗ってしばらく、知人が「この辺りがビバリーヒルズではないか」と言い出しました。これはちょうど良い、ここで降りることにしました。
ビバリーヒルズ
ビバリーヒルズは、高級住宅街です。大スターが住んでいたりする場所です。
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目の前には警察署もあり、治安は比較的いいのが特徴です。
ビバリーヒルズを観光。満足です。やってきたバスに乗り、サンタモニカを目指します。
ロサンゼルス観光③ サンタモニカ
バスに乗ってサンタモニカへとやってきました。
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サンタモニカは写真で見た「あれ」
サンタモニカはビーチの上に張り出たところに遊園地があります。
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サンタモニカは遊園地やカフェが並んでいるところ。このゲートをくぐって内部へと入っていきます。
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人も多いですね。
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これです。この写真が有名です。
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まさに写真でよく見るあれ、という感じで、僕は興奮していました。ロサンゼルス観光で最も興奮しました。しかし、これがロサンゼルス最大の悪夢の始まりだったのです。
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サインあげるよ詐欺にあって35ドルをパーに 反省点・学んだことがたくさん
興奮していた僕は、嬉しそうにサンタモニカへと向かいました。その途中です。
黒人男性が(←この表現が人種差別的で適切でないことは承知の上で使わせていただきます。今回の、特定の男性のことを卑下しているだけに過ぎません。)声をかけてきて「このポストカードあげるよ、無料だよ」と。
僕はいらないと断ったのですが、とてもしつこい。興奮していた僕は、何故か受け取ってしまいます。この行動自体が良くない。日記を書いている今でも、本当に反省しかありません。
そして、自分はとても有名だ、サインをあげるよと言ってサインを書いた。その途端、先ほどまではなかったはずのお金が手に。チップを出しなさい、40ドルだ、と。あ、これは本当にやらかしたな、と猛反省です。
40ドルは持っていないので、1ドルを出したら、ものすごい目で睨まれて「Don’t forget the game」と言われました(混乱していたので聞き間違えかもしれません)。あの、本当に卑下に値するような目は今でも忘れられません。
ちなみにこれら、全ては人が多くいる昼間のサンタモニカで起こった出来事です。
仕方なく、財布の中に入っていた35ドルを全て出しました。それでも足らないと言われましたが、財布が空っぽであることを見せたらどこかに行きました。本当に恐怖だった。今でもあの恐怖はまざまざと脳裏に浮かびます。
この後、サンタモニカを思うように楽しめなかったのはいうまでもありません。今回の一件から、いくつかのことを学びました。
- 甘い言葉には絶対に釣られてはいけない
- 大金を持ち歩くべきではない。数十ドルのみを財布に入れる
僕は今回、35ドル、日本円で4500円程度で済みました。恐怖を感じたと同時に、人が稼いだお金をなんだと思っているんだという憤りでいっぱいです。
でも、たったの5000円弱で、今後のアメリカ旅、いや、海外旅行で重要なことを学んだし、手を出されなかった。それだけで済んだと思えば、教科書では絶対に学ぶことができないことを学んだとも思えます。ありきたりな言葉ですが、この反省を活かし、この先の旅程では気をつけたいと思います。
ホテルへ戻る
サンタモニカも思うように楽しめなさそうだったので、ホテルに戻ることに。神様は見ている。さっきのあいつは、必ずそれだけ何か仕返しがある。何も僕がお金を取りあげに行かなくても、そもそも間違った行いによって一文なしに近い状態になっているのでしょう。
昨日の記事にも書いたように、僕らはホテルをダウンタウンにとってしまった。ここは治安が悪い。だから、セブン・イレブンで食事を買って、ホテルで食べることに。夜、暗い時間に出歩きたくないのです。
いっしょに来ていた知人は「安いホステルのようなところでいい」と言っていました。僕は正直、反対していました。せめてビジネスホテルくらい取ろうよ、と。
幸運なことに、ここから先のホテルは一部、決めていない日程がありました。知人も「怖いからちゃんとしたホテルに変えたい」と言い出してくれ、同時に「安いホテルと言って申し訳なかった」と謝罪されました。
そんなこんなで、苦労した1日です。
部屋に戻り、僕はかなりのホームシックに。日本が恋しい。いますぐに日本に帰りたい。真夜中2時に出歩いても不安が少ない日本でのんびりしたい。日本の友達に会いたい。彼女に会いたい。
そんなことを考え、考えれば考えるほど日本に帰りたくなる。しまいには、帰りの飛行機の変更の仕方を調べだす始末。
予定を早めて、逃げるように帰るのは絶対に後悔する。それはわかっている。でも無性に日本に帰りたい。ロサンゼルス観光は、サンタモニカの素晴らしい景色を見ることができたしハリウッドも見ることができた。思い出を客観的に整理すれば楽しかった思い出が圧倒的に多い。でも、今の感情の中では苦しい思い出が、アメリカは危険な国だという思い出がたくさんで苦しい。楽しかった思い出を、苦しい思い出がかき消してしまう。やっぱり、安全な国・日本に帰りたい。いつもの身の回りの人々と日本語で話したい。
そう、感じてとてつもなく苦しい、アメリカ周遊2日目の夜でした。
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