昨日は淡路島に宿泊していました。かなりいいホテルでした。
今朝は淡路島から出発して四国本島へと渡ります。ここからは、なかなか鉄道では観光がしにく場所も回る、車での旅です。
高速に乗って四国へ 高松でうどんを楽しむ
昨晩は淡路島に宿泊していました。本来の予定では、今日は淡路島を観光する予定だったのですが天気が悪そうなので諦めて四国へ一気に駒を進めることにしました。
淡路島から3回目の鳴門海峡大橋を渡って四国へ
鳴門海峡大橋を渡るのは、実は3度目です。淡路島から大塚国際美術館へ渡るためには鳴門海峡大橋を渡らねばならないのです。昨日、淡路島方面から大塚国際美術館に抜けて、そこからまた淡路島へと戻ってきたので今回の旅でこの鳴門海峡大橋を渡るのは3度目となります。本州と四国を結ぶ主要3道路(淡路島ルート、瀬戸大橋ルート、しまなみ海道ルート)は特にETCの割引が大きいのでオススメです。
四国はやはりクルマ社会であり、高速道路もそれなりに充実しています。淡路島を通って香川・高松へと向かうルートは関西圏からで一番の大動脈となるルートです。このルートを通って高松へと向かいます。車って、鉄道と違って運転していると風景の写真が撮れない。撮れないだけならまだしも、進行方向横の景色なんてしっかり見ることすらできない。鉄道は自由度がないけれど、のんびりしていて写真を撮るのだって自由です。また、高速道路を通っているとどうしても騒音対策で防音壁が高いところまであったりするので景色が見にくいのです。こういったところ、やっぱり僕はひとり旅なら鉄道旅の方が良いなあと思います。
逆に今回はレンタカーを借りているので、車だからこそ回ることができるたくさんの景色を見ていきたいと思います。
高松でうどんを食べる!
高松へ来た理由はただ1つ、うどんを食べること。
もちろん、高松では観光したいところはたくさんるのですが、今回は時間の都合上観光はほとんどしません。高松は関西圏からも簡単に電車で来られる場所。僕自身も近いうちに四国フリーパスでの旅をしたいと考えています。
そんな場所ですから、観光の優先順位はどうしても低くなります。ただ、どうせ通過するならうどんくらいは食べようということでうどんを食べます。今回はネットで有名なうどん店を調べ、高松のうどん屋で有名な「うどんバカ一代」でうどんを食べます。高松ではうどんは朝食として食べられることも多く、朝からやっているお店が多いです。今回昼食を食べた「うどんバカ一代」も開店時間は朝6時、朝食からうどんを食べることもできます。
かなりの人気店舗。夏休みということもあってかかなりの行列。店舗内のレジ前から行列は続き、店舗内を横断して外まで行列は続いています。駐車場が外にありますが、その人気ぶりに比べるとはっきり言って駐車場の台数は少ないなあというのが本音です。僕たちは駐車場の場所を間違えていったん間違えて通り過ぎてしまいました。間違えて通り過ぎてしまってから再び戻ってくるまでの間にたまたまベストな場所が空いたのでよかったですが…本音を言うともう少し駐車場の台数を増やして欲しいところ。この店舗の周りはそこそこの住宅街。変なところに駐車したり、路上で待機されると近隣の方々にとって迷惑となるでしょうし。
かなり並んではいます。が、うどん店という特性もあり回転は早く、15分くらいで食べることができました。
この「うどんバカ一代」では定番メニューとも言える、「釜バター」を食べます。僕はかなり少食な方なのでサイズは「小」を注文します。実際に食べてみると小で十分でした。サイズはこれ以外にも並と大もありましたが、なかなか量が多いのでおすすめとはなりません。
「釜バター」はバターとブラックペッパーが入っています。風味はかなりカルボナーラに近いような、でもちゃんと和風のうどんの味がします。これが絶妙な感じでとても美味しい。ちゃんと和風のカルボナーラみたいな感じで、でもうどんと絶妙にあっているのがたまらないです。
レジに並んでいる時にレジ近くのテーブルのおばさんが食べていたタコの唐揚げが食べたくなってしまい、つられてタコの唐揚げも購入してしまいました。でも美味しかった。
うどん巡りをしようとするも…
香川のうどんめぐりは高松だけではありません。高松だけではなく、丸亀方面にもお店があります。JRで回ってもいいし車で回ってもいい。
今回はせっかく車があって、少し駅から遠い店舗にもいきやすい。それがあって、今回はうどんめぐりとして3店舗ほど回ることを考えていました。が、「うどんバカ一代」で釜バターを、それも小を1杯食べただけて僕たちは満腹に。
ということで、「香川のうどんめぐり」は急遽中止となりました。新潟でも同じようなミスをしてましたね。新潟のB級グルメを回る旅をしようとして、結局満腹で全然回らずホテルでのんびりしていたという。まあ、今回こそは反省して次に活かせばいいでしょう。
道の駅でおやつにマカダミアナッツのクッキーを買います。これをレジに持っていったら店員さんも大喜びで…定員さんもダントツおすすめだそうです。実際めっちゃ美味しかった!
次に向かう先は大歩危方面、「祖谷のかずら橋」です。大歩危方面を通って、そのまま高知へ抜ける計画です。
半年ぶりの大歩危へ!大歩危の「祖谷のかずら橋」へ
今回の旅行は日本一周旅行ということもあり、四国もぐるっと一周したい。まず、淡路島方面から四国に上陸し、徳島県を経由して香川県へと入りました。
ということで、別にルート的には戻るわけではないのですが、徳島県・大歩危へと向かいます。大歩危は半年ちょっと前に「どこでもドアきっぷ」の旅できて、全車グリーン車の特急列車「四国真ん中千年ものがたり」に乗車したところです。半年後に再びここにくるとは思っていませんでした。
車でのんびりと大歩危へ
今回は車なので、特急ほど速くはありません。のんびりと大歩危方面へと向かいます。
高松から大歩危方面へは高速ではなくて国道32号線を使うと行きやすい。山道もあるのでちょっと運転が大変なところもありますが、最近では少しづつ改修工事が進んでいます。特に、スイッチバックの駅として有名な坪尻駅周辺の山間では、かなり道路の改良工事が進んでいます。かなり山道が続くかなあって思ったらまさかの超大トンネルがあり、かなりショートカットしてくれました。もともとナビの設定でも、高速道路を使う場合と使わない場合で大きくは変わらなかったことに加え、こういた道路の改良工事もあるのでわざわざ高速道路に乗る意味はないと思います。
トンネルなどを多用した、かなり直線的な道路で、阿波池田のあたり間ではかなりサクッと行けてしまうのが快適。僕は普段、列車を使った旅をしていますが、車でもスイスイ進めるところはスイスイ進めてしまうんですねえ。
ちょうど右手に、僕たちが半年前に乗車した「四国真ん中千年ものがたり」が来ました。運転手側の窓から撮影しなくてはならなかったため撮影はできませんでした(ちなみにここまでの写真も、2人で交代して運転して、必ず運転していない方が写真を撮っています)。
かずら橋の駐車場に到着です。かずら橋には、簡単にいうとニセモノ駐車場がたくさんあります。立体駐車場が一番メインの駐車場ですが、この向かいに「こっちが安いよ」って旗を立てた駐車場があります。また、ナビで行き先を設定すると違う、めっちゃ遠いところの駐車場に連れて行かれることもあります。大きなお土産屋さんがある、大きな駐車場がメインの駐車場ですので間違えないようにしましょう。人が少ない場合は向かいのパチモンの駐車場でも良いでしょうが、安心のためにはちゃんとした駐車場がいいでしょうね。
駐車場に到着するも大雨。かなりの大粒です。大粒の雨が降った時って、大体30分もすればやむことが多いです。ここは山間なのでそんなに単純な話ではありませんが、雲がほぼ同じ高さに見えていて、そしてその雲の動きもかなり早い。ということで、しばらく車の中で待機することに。車での旅って、こうやって駐車場で待機ってできるのでかなりいいですよね。おそらく向かいのパチモンの駐車場だったらこれはできなかっただろう。
15分くらいして、予想通りに雨がやんできました。完全にはやんでいないものの、かなり良くなってきたのでかずら橋へと向かいます。
スリル満点!祖谷(いや)のかずら橋
ここ祖谷のかずら橋は、駐車場から歩いて5分くらい、かなり近いです。かずら橋の入り口は駐車場とは反対の対岸側にあります。
対岸へと渡る橋を歩きます。この、対岸へと渡る橋から綺麗にかずら橋の全貌が見られます。ここで写真撮影などもできるようにとの配慮から、歩道自体の場所はそこそこ広くとられています。
おおお、これがかずら橋。外から見るとやっぱり普通ですね。普通というか、昔の光景を見ているというか、写真で見た通りというか。ちょっと表現が難しいですね。
「かずら橋」は「かずら」の木で作られているから「かずら橋」と言いまうす。そのため、有名なかずら橋はここ徳島以外にも福井などにもあるそうです。ここ徳島県にあるのは「祖谷(いや)のかずら橋」で、国指定重要有形民俗文化財に登録されています。古そうで、歴史のある橋見えるかもしれませんが、実は3年に1回架け替えが行われています。そうでないと流石に怖くて渡れないですよね。
このかずら橋は一方通行です。橋を渡る前に料金所があるので、ここで料金を支払います。中学生以上の通行料金は550円です。
渡ります。スリルがあって素晴らしい。けど、よく見ればわかるんですが橋の上で転んでも、よっぽど意図的に下に落ちようとしない限り落ちることはありません。安心です。安心なんですが、物を落としそうなのが怖い。特に僕はレンタカーの鍵をポケットに入れていました。これは落としたらもう笑い話では済みません。僕はポケットにスマホも入れていたので、スマホを取り出すたびに反対の手で鍵が一緒に出てこないかを確認して、ってやっていました。鍵とかはちゃんと先にカバンに入れるべきでした。また、スマホも落としそうなので十分注意しましょう。
怖い人には怖いようで、みんなゆっくり進んでいきます。橋を揺らしたりするのはやめましょうね。平均して皆さん、橋を渡り切るのに5分くらいかかっていた印象です。
本当は川の方まで降りることもできるみたい。下まで降りることができると下からかずら橋を眺めることができて綺麗なのですが、今日はあいにくの天気で川の流れも濁流という状態ですので諦めて戻ることにしました。駐車場併設のお店で少しだけお買い物をします。干し芋が美味しそうすぎて干し芋を買ってしまいました。これを食べながら再度運転して出発です。
大雨の中を運転して高知へ!今日も夕食トラップにかかるも充実した1日でした
祖谷の観光も終わり、ここからはひたすら車で運転して高知へと向かうだけだから天気はちょっとくらい悪くなってもいいや。と思い車を発進させたのですが、ちょっとくらい悪いレベルではありませんでした。大雨でまともに前が見えない状態のまま、高知へと向かいます。
大雨で前が見えない!ゆっくり安全運転で少しづつ進む
もう観光は終わったから別に天気はどうでもいいや、とか思っていました。そんなことはない。この日の高知県北部はMAX20ミリ近い雨で、数10メートル先が見えない状態です。そんな中運転して高知へと向かいます。高知についてから知ったことなんですが、この日は大歩危を通る土讃線は、大歩危〜高知で終日運転見合わせだったとか。大雨の予報で計画運休をしていたそうです。それで、なんだか無駄に大歩危駅にたくさんの普通列車が止まっていたのかあ…
この日に鉄道での旅をしていたら、今頃、大歩危駅で足止めか。いや、大歩危から阿波池田・岡山・高松方面は走っていたからまた戻ることになったと思います。逆に車でよかったのか、この疲れる中運転しなくてはならなくてハズレだったのか…
少なくとも僕もまだ、運転し始めて2年。普段、あまり車を運転しないこともあり、初心者マークが外れつつも「事実上初心者」なのでかなり念には念を入れて運転します。制限速度が確か50キロとかだったんですが、誰も50キロなんて出していません。そんな速度で走ったら前が見えなくて危ないですから。
大歩危から高知までは、下道で1時間半〜2時間程度です。高速道路もありますが、大歩危駅やいやのかずら橋からだとまず高速道路に入るまでに運転しなくてはならない。結局、高速に乗れるのは数区間だけなので高速に乗る必要はありません。高松から高知まで一気に車で抜けるなら高速はありだと思いますが、途中の大歩危あたりの観光をしたい場合は下道で行くのがオススメです。
リッチモンドホテル高知に宿泊
高知にやってきました。実は僕自身、高知は初めて。まだきたことない都道府県の1つです。この時点でまだ行ったことない都道府県は47都道府県中3都道府県。愛媛県と鳥取県、そして島根県です。この旅ではこの先、山陰に向かう予定ですが果たして両県をクリアできるのか。
高知駅のアーケードはちゃんとお店がやっています。アーケード街がしっかりと機能しているところですね。このアーケード街のなかに、リッチモンドホテル高知の入り口はあります。シャッター街になっていないアーケード街を見たのは、今回の旅では鹿児島の天文館通りとここ高知くらいです。最近では、アーケード街というと大体がシャッター街になってしまっている。でも、高知は決して人口の多い方ではないはずなのにこうやって栄えている、なかなか良い例だと思います。
が、この日から高知県の時短要請が出されていたそう。アーケード街の商店は、大半がもう閉める時間でラストオーダーが終わっています。
今日は高知のリッチモンドホテルに宿泊です。昨日のホテルとは違って完全なビジネスホテルです。今回の旅も今夜を終えると残り4日。ここで最後の洗濯をします。今回の旅で覚えた技、「外出する用事を全て終わらせて、ホテルのパジャマに着替えて、ありったけの服全てを洗濯機に突っ込んで乾燥機までかけてしまう」。これで残り全日程の着替えを確保します。
明日はここ高知周辺を観光し、愛媛まで至る予定です。
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