ニューヨークの玄関口の1つであるニューアーク・リバティ国際空港。その空港近くに位置するホリデイ・イン・ニューアーク国際空港に宿泊してきました。
今回はこの「Holiday Inn Newark International Airport」に宿泊した際の様子を、ゆるゆると紹介していきます。
ユナイテッド航空の拠点・ニューアークでの空港泊
ニューアーク・リバティ国際空港は、ニューヨークではジョン・F・ケネディ国際空港に次ぐ規模を持つ空港です。日系エアラインが乗り入れていないものの、ユナイテッド航空が羽田空港・成田空港から毎日フライトを運航しています。
空港のゲートまで片道30分！圧倒的立地ながらお手頃なホテル
今回ご紹介する「Holiday Inn Newark International Airport」は、空港のすぐ近くにあるホテル。空港の送迎バス（無料）を利用すれば空港ゲートまで30分という好立地にあるのが特徴です。宿泊料金も概ね160ドル程度（2024年現在のレートでは、2万円程度）と、ニューヨーク近郊にしてはかなりお手頃な価格です。
ちなみに空港から直結した場所にマリオットホテルがありますが、こちらは日本円で最安7万円程度。もう、一般人にとっては超高級ホテルという価格帯です。
空港ホテルに宿泊する人の大半が、翌朝早朝のフライトを利用する予定でしょう。今回ご紹介するHoliday Inn Newark International Airportはホテルからシャトルバス乗り場まで10分、そこから無料の空港内列車「AirTrain」に乗り継いで10分。ゲートまでは合計30分あれば到達できます。僕は飛行機の出発時刻3時間前までは寝ていました。
空港とホテルの間は無料シャトルバスで往復可能 P4でピックアップ
Holiday Inn Newark International Airportでは、空港とホテルの間で無料のシャトルバスを利用することができます。ニューアーク・リバティ国際空港では、全てのホテル行きシャトルバスはP4駅から出発することになっています。
今回ご紹介しているHoliday Inn Newark International Airportは、30分ごとにシャトルバスを運転しています。リバティ国際空港のP4を毎時15分と45分に、ホテルを毎時00分と30分に出発しており、所要時間は片道10分かからない程度です。
ニューアーク・リバティ国際空港の空港内では「AirTrain」と呼ばれるモノレールが、無料で利用できます。そのためどのターミナルからであってもP4までは簡単にアクセスできます。また、P4のバス乗り場は治安が悪いこともなく、安心して待つことができます。
チェックインもスムーズ チェックアウトレスで飛行機の乗り遅れもなし
チェックインやチェックアウトの作業もスムーズでした。ホリデイ・インはアメリカのチェーンホテルのため、チェックインもスムーズ。チェックインの際に水のボトル2本とクッキーをいただくことができました。
また、チェックアウトはフロントの中央部にある、キーボックスにルームキーを入れればOK。チェックアウトレスのため、飛行機の時間などで急いでいても安心して利用できます。
朝早いフライトでも安心して利用することができます。また、チェックイン前・チェックイン後に荷物も当然、預かってもらうことができます。僕のようにニューヨークで24時間トランジットでの利用でも、安心して利用することができます。
実際に宿泊してきた！快適なホテルの設備を紹介
続いては、実際に宿泊してきた際の様子をもとに、Holiday Inn Newark International Airportのホテル内の設備などについて紹介します。
とても静かな館内
ホリデイインという、IHGホテルグループの中枢をなすホテルだけあって、ホテルの設備は文句なしです。
空港ホテルという性質柄、深夜にチェックインしたり、早朝にチェクアウトしたりする人がいますが、特に気になることはありませんでした。防音もしっかりしているほか、廊下もカーペットになっているためキャリーケースの音が気になることもありません。
日本人にも快適なベッド
僕は今回、1人で宿泊しましたがベッドはとても広い。1人での利用の場合、キングベッドまたはダブルベッドの部屋になりますが、日本人の体のサイズならまず、持て余します。
そして何より、ベッドの弾力がとてもいい感じ。マットレス等のメーカーまでは確認していませんが、とても快適でぐっすり9時間くらい寝ました。
ベッドの周辺も広々としています。ベッドの枕元には電話機とコンセント・USB電源などが備えられており、さすが今のニーズをしっかり把握したホテルという感じ。また、ソファなども置かれており、ちょっとした休み時間に使っていました。
作業デスクやコーヒーメーカーも完備
ビジネス利用も多いホリデイ・インとだけあって、作業デスクもしっかり完備されています。僕はこのテーブルで食事をとったりしていました。
この作業デスク、足の下にキャスターがついているため移動することができます。僕は飛行機が見える窓側まで移動させて使用していました。
また、僕にとっては必須とも言えるコーヒーマシーンも完備されています。コーヒーは3杯分、用意されており、3杯までなら自由に飲むことができます。
ただ、お湯を沸かすためのケトルがなかった。僕はこのコーヒーメーカーを使って無理やりお湯をつくりましたが、果たしてそれが正しかったのか…
バスタブ付きのシャワーでひと休み
部屋によって仕様が異なる可能性がありますが、Holiday Inn Newark International Airportでは一部の部屋にバスタブがついています。バスタブ付きのシャワーがあるので、長いフライトでの疲れを一気に癒すことができます。
僕は今回ニューヨークで乗り継いだ目的は南米渡航でした。海外、特に南米などではバスタブがついていないことが多々あるので、バスタブが完備されているのはとてもありがたい。
ユニットバスタイプの部屋で、お手洗いも清潔です。アメリカのお手洗いのためウォシュレットはついていませんが、清潔でトイレットペーパーがない、なんてこともありませんでした。
空港はもちろん、ニューヨーク・マンハッタンへのアクセスも抜群
Holiday Inn Newark International Airportは名前の通り、ニューアークのリバティ国際空港に隣接するホテルです。空港へのアクセスはもちろん、ニューヨーク・マンハッタンへのアクセスも抜群です。
ニューアーク・ペンステーションまですぐ
ニューアーク（注：ニューヨークのマンハッタンとはすぐ近くですが別です）に出たい場合、ホテルからUberなどのタクシーで15分ほど、10ドル程度で移動することができます。また、ホテルの無料シャトルバスを利用して空港ターミナルへ、そこから列車を使う方法もあります（所要時間30分程度）。
なお、リバティ国際空港駅までUberなどのタクシーで乗り入れることはできません。リバティ国際空港駅は、空港アクセス用のモノレール「AirTrain」（利用料無料）でのアクセスのみとなっているので注意してください。
ニューアーク・ペンステーションはアムトラック（アメリカの長距離列車）が乗り入れているほか、マンハッタンのニューヨーク・ペンステーションまですぐ。また、ワールドトレードセンターまでを結ぶ近郊地下鉄「PATH」の終着駅となっており、マンハッタン南部までのアクセスも良いことが特徴です。
- ホテル〜ニューアーク・ペンステーション〜ニューヨーク・ペンステーション：所要時間45分程度
- ホテル〜ニューアーク・ペンステーション〜ワールドトレードセンター：所要時間45分程度
- ホテル〜ニューアーク空港〜ニューヨーク・ペンステーション：所要時間1時間程度
と、ニューヨークの中心地・マンハッタン島にも近い。ニューヨークに乗り継ぎ＋αで1泊か2泊程度の滞在なら、便利に利用できる空港です。
空港へは圧倒的な近さで、窓からは飛行機が見える
Holiday Inn Newark International Airportは、空港からもとても近い。部屋によっては飛行機の離発着をすぐ近くで見ることができます。
僕は、ブログのネタとなる飛行機の写真を撮影するために、窓側に作業デスクを配置して食事をとったり、作業したりしていました。この写真はiPhone16 Proの5倍ズームで撮影したものです。iPhoneでもこれくらいの写真が撮影できてしまいます。
もちろん今回、早朝便を利用するためにこのHoliday Inn Newark International Airportに宿泊しました。部屋から搭乗ゲートまでは全て含めて30分。保安検査場の混雑を考えても、出発の2時間前に部屋を出ればなんとか間に合うくらいです。
館内にはショップやバーもあるので安心
僕は特段利用しませんでしたが、館内にはショップやバーもしっかり完備されています。早朝や深夜の到着でも、何もないなんてことにはなりません。
ちなみにアメリカの空港周辺あるあるですが、そこまで栄えていない。コンビニなどもないため、ホテルの館内に軽食くらい買うスペースがないと結構困ります。
ということで今回は、ニューヨークのニューアーク・リバティ国際空港から程近いところにあるIHGグループのホテル「Holiday Inn Newark International Airport」を紹介しました。ニューアーク・リバティ国際空港で乗り継ぐなら便利なホテルです。
現在、ニューヨーク・ニューアーク/リバティ国際空港に関する記事も執筆中です。公開までしばらく、お待ちください。
コメント