日本人に人気の海外旅行先で、南国リゾートを存分に味わうことができるハワイ・ホノルル。片道8時間のフライトでの「機内食」、気になりませんか?
本記事では東京/成田国際空港からホノルル/ダニエル・K・イノウエ国際空港の間を運航されているANA便・A380 Flying Honuに搭乗した際の機内食をご紹介。ハワイへ渡航する前に気になる「機内食」について、
- ANAのハワイ路線における機内食は何回出る?
- ANAのハワイ路線における機内食のクオリティは?量は?
- 飲み物はどのタイミングで出る?飲み物のメニューは?
などといった疑問にお答えします。エコノミークラスの機内で一番の楽しみと言っても過言ではない機内食について、詳しく解説します。
ANAホノルル便 東京・成田→ホノルルの機内食
東京・成田発、ハワイ・ホノルル行きの便は夕方6時以降に日本を出発、ハワイ時間の午前中に日本に到着します。そのため、夕食と朝食が提供されます。
離陸直後にはドリンクサービス
まず、離陸直後にドリンクサービスが始まります。
国内線で提供されるのと同じようなドリンクサービスとなっていますがアルコール類も提供されます。主に冷たいドリンクが提供されますが、ホットコーヒーなども注文することができるようです。ここで提供されるドリンクは機内食提供までに飲んでもらうと言う想定だと思われます。別に、機内食提供までに急いで飲む必要はありませんが、機内食提供と同時に写真のようにペットボトルのミネラルウォーターが配布されたり、ドリンクをいただくことができます。
ANAはフルサービスキャリアなので、飲み物は欲しい時間にいつでもいただくことができます。
大型機A380でも比較的順調に機内食を配布
A380は超大型機です。1階席は全てエコノミークラスで、お客さんは多いです。
確かに、後ろのほうの様子を見ていると機内食提供までにある程度時間はかかったようです。早めに寝たいと思われる方は、早めに機内食がもらえるように前方の座席を指定しておくと良いかと思います。早く機内食をもらっても、当然1階席全体で同時に消灯となるので消灯しないと寝にくいという方はあまり意味ないかもしれませんね。
機内食の量は?質は?
搭乗する前から、機内食は東京の有名シェフとのコラボだと言う事は知っていました。しかしあくまで機内食、それも400人近くに提供される機内食なのでそこまで味は期待していませんでした。
実際に来てみた機内食を食べてみるとそんな事はない。お米こそは、残念ながら機内食特有の味がありましたがそれ以外は非常においしかったように思います。下の写真の、特に右下の2つの料理、いわゆる小鉢みたいなものがとても美味しい。
分量はやや多く、パンやクラッカーは、カバンに入れて残しておいて現地に着いてから食べました。現地に着くまで残しておこうと思ったわけではなく、素直に多くて食べられなかったのです。
ANAの機内食は毎月更新されています。最近の機内食はANA公式サイトから確認できます。
なお、食事後に温かい飲み物の提供があります。
朝食の提供は?
朝食は、夕食の直後に配布されます。
日本→ホノルル路線は、日本時間で言うと朝3時から4時ごろ、現地時間で言うと午前9時から10時ごろに到着する便が多い。そのため、朝食は機内で食べておきたいけれども、たくさんは食べられないと言うのが普通。
それもしっかり考慮して朝食は軽くパンケーキだけになっています。また、朝実際に着陸する前に配布すると、着陸するまでずっと寝ていたいという乗客もいるであろうから迷惑になると言うことも考えて夕食後に配っているのでしょう。実際に着陸直前まで寝ているお客さんは多かったので、これが最も良い方法なのだと思います。
日系航空会社はサービスがいいぶん、機内食まで時間がかかります。2時間半ほどしてやっと、機内食のサービスが全て終わりました。
今回のANAの「フライング・ホヌ」東京・成田→ホノルル路線に関しては、機内食以外の部分も記事にしています。これから全日空のホノルル線を利用される方はぜひとも参考にしてくださいね。
ANAホノルル便 ホノルル→東京・成田の機内食
続いては帰国便であるホノルル→東京・成田便の機内食の紹介です。帰国便では多くの場合、現地で機内食を積み込むため日本らしい食事は提供しにくい現実があります。
ドリンクサービスの提供
ドリンクサービスは行きの機内や国内線と変わりありません。離陸直後に、シートベルトサインが消えると冷たい飲み物が提供されます。当然温かい飲み物もありますし、アルコールもあります。
行きと同様、機内食と同時にペットボトルのドリンクが配布されます。また、機内食終了後に温かい飲み物が提供されます。おつまみなどがギャレーに置いてあるので、お腹がすいたらもらいに行くこともできます。
一食目の提供
一通り飲み物の提供が終わると、機内食の提供が始まります。
ホノルルから日本へ向かう便では大抵、現地時間昼ごろに出発して日本時間昼過ぎに到着することになります。しかし8時間のフライトですので、2度食事が必要になります。日本には昼過ぎに到着するので、昼食が2回提供されます。
1度目はかなりしっかりした食事が提供されます。2度目は軽い食事です。
一色目は、ビーフと天丼から選ぶことができた。行きと同様、メニューは月毎に変わるので最新のメニューはANA公式サイトをご覧ください。
僕は、天丼をいただきました。天丼には当然お米が入っていますが、それと同時にそうめんまで配られたのでびっくり。行きの便と同様、右下の二品がかなりおいしかったです。お米は、機内食特有の味が少し出てしまってはいるものの、比較的おいしかったかと思います。
ホノルル出発便の機内食はホノルルで用意しているはずなのにこのクオリティー、なかなかすばらしいと思います。そうめんもなかなかおいしいです。
食後には、アイスが配られます。新幹線の車内販売で販売されているアイスのように、比較的硬い状態です。アイスまで食べてから機内食の容器は回収されます。この機内食の容器回収とほぼ同時に、温かい飲み物が配布されます。
2食目の機内食
時差ぼけを解消したいと考える人のために、1食目の機内食が終わった後、機内はいちど消灯されます。その後しばらく、4時間から5時間ほど寝られます。
日本に到着する1時間半ほど前に、再び機内の照明が付けられて機内食が配られます。2度目の機内食は、下のようになかなかおしゃれな箱に入っています。
機内食の箱には、THANK YOU FOR FLYING WIHT US.と、全日空からのメッセージが書かれています。このケースはいろんな路線で使われているものです。
ハワイで調達した機内食のため、マカデミアナッツのチョコレートとハンバーガーが入っています。ハンバーガーのパンは、クロワッサンのような生地になっており、中にはレタスやチーズなどが入っています。
加えてフルーツとチョコレート。フルーツとマカデミアナッツのチョコレートは、デザートと言う位置づけでしょう。マカデミアナッツのチョコレートはハワイで実際に売っているものと同じだと思います。とてもおいしいです。
こうして、日本の成田空港に到着しました。ホノルルから成田への便の記録でも書きましたが、非常に良いフライトだと思いました。日系航空会社は比較的高くなる傾向がありますが、機内食やその他の機内サービスの面から見るとやっぱり日系航空会社を使ってよかったと思います。
また、今回のホノルル旅行については飛行機以外のところも記事にしています。これからハワイへ行こうと計画されている方には有用な情報をたくさん公開していますので、ぜひともご覧ください。
コメント
[…] ANA 成田→ホノルル便の機内食~エコノミークラス~こんにちは。以前に、… […]
[…] ANA 成田→ホノルル便の機内食~エコノミークラス~こんにちは。以前に、ANAのエアバスA380を使って成田からホノルルへ行ったときの記録を公開しました。ありがたいことにこの記事は […]
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