新型コロナウイルスの影響で飛行機にはしばらく乗っていません。はや5ヶ月ほど乗っていません。僕がこんなに長期間飛行機に乗らないのは珍しいんですがね。
別の記事でも紹介しようと思っていますが、飛行機に乗るわけでもないのですがセントレアに行っていました。その帰り、直接名古屋に戻っても面白くないので高速船で三重を経由して帰ることにしました。
ということで、今回はセントレアから津まで出ている高速船のご紹介です。
以前、台風の影響で関空が使えなくなったときに「セントレアも意外と関西からのアクセスがいい」って話題になってたよね。その要がこの高速船。
セントレアへのアクセス
セントレアへ行くときに僕がいつも使っている方法は名鉄特急です。名鉄では、昼間であれば1時間当たり6本の列車が走っています。そのうち4本は特急料金なしで乗ることができます。
空港ですから、これ以外に空港リムジンバスがあります。リムジンバスは深夜でも走っているのが特徴ですが、電車と比べると少し時間に不定性があります。
これ以外にも車で行く方法もありますが、ここでは公共交通機関ということで割愛。
さらにセントレアへは高速船というものがあります。セントレアが人工島に作られているからこそのアクセス手段です。
セントレアは伊勢湾にあります。常滑(愛知県)沿岸にあります。名古屋からのアクセスはまあまあいいんですが、三重方面からは名古屋を回らなければならず、直線距離は近いのにかなり不便。
ということで運航されてるのがこの高速船「津エアポートライン」です。
セントレアへのアクセスのメインは名鉄特急だよね。でも、三重県の伊勢方面からセントレアへ行くならこの津エアポートラインが意外と便利!
予約や切符の購入
基本的には予約は必要ありません。僕が乗った日はコロナの影響もあり、乗客はほとんどいませんでした。繁忙期は多少混雑するようですが、座席数がかなりあるのでよっぽど大丈夫だと思います。
ただ、飛行機に乗る場合、満席で乗れないなんてことが起こると大変です。インターネットや電話でも予約できるようなので便が決まっている場合は予約するといいと思います。
予約についての詳しくはこちらに書かれています。
中部国際空港のターミナルから高速船乗り場へ
中部国際空港では、「アクセスプラザ」(第1ターミナル前にあり、格安航空用の第2ターミナルへつながるところ)から、第1ターミナルとは逆の方向に行った方にあります。
「高速船乗り場」という看板もあるので比較的わかりやすいと思います。この看板に従っていけば大丈夫です。意外と距離は近いです。ぼくの知る限りでは、アクセスプラザの方に切符売り場などはないと思います。
アクセスプラザからそこまで遠くもないからそこそこ便利だよ!
高速船乗り場できっぷを購入
アクセスプラザから歩いて5分ほど、第1ターミナルから歩いて10分ほどで高速船乗り場に着きます。
高速船の切符売り場はアクセスプラザから第1ターミナルのちょうど逆方向にあるのでかなりわかりやすいと思います。ほんとに道なりに行くだけでOKだから迷うことはありません。
内部には切符売り場があります。大人は2520円、子供は1250円です。目的地が津でなければちょっとお高いですね。
クレジットカードで支払いをすることができます。切符売り場の前には待合室があるので少し早めに行ってもゆっくり待つことができます。
クレジットカードでの支払いに対応!待合室もしっかり用意されているので多少早く行っても大丈夫!
10分前になったら乗船開始
10分前になると乗船することができます。きっぷを見せて乗船します。
ここからも飛行機が離陸していく様子が見られますが、新型コロナウイルスの影響での減便の真っ最中、AIR DOが離陸していく様子が1回見れただけでした。
こんな感じの高速船。思ったより大きいです。
意外と大きな高速船。大きな荷物を持って乗ることもできるように配慮されているよ
出港、津へ
船内はこのように横10列シートになっておりかなりの座席数があります。写真のようにぼくが乗ったときは全然乗客がいなかったので窓際に座りました。が、中部国際空港から津まではひたすら海上を通っていくだけなので窓際に座っても特に何もありません。
中部国際空港を出発
中部国際空港を出港してしばらくすると最高速度で航海し始めます。それなりに速いです。僕が乗った日は特に風も強くなかったので大きな揺れはありませんでした。
Wi-Fiがあればもっと便利なんですが、残念ながらありません。ただ、携帯電話の電波は通じていました。
ただ、前日までに大雨が降っており、障害物があったため少し旋回したり、ものに当たったなという感覚はありました。
津なぎさまちまでは約45分ほどです。津まで名鉄と近鉄を乗り継げばこの倍はかかるので便利ですね。
あくまで交通機関としての側面が強いため、観光という感じではありません。
観光用ではなく公共交通だから、外に出て観光って感じのことはほとんどない。
津・なぎさまちに到着
津なぎさまちに到着です。ここの待合室なども見ていきたかったのですが、バスの時間がなかったのでバス停へ直行。
なぎさまちから乗ったバスの乗客は僕1人だけでした。津なぎさまちと津駅とを結ぶバスはある程度この「津エアポートライン」の時間も考慮して設定されています。
ただ、この写真を見ていただいてわかるように、海外旅行など大きな荷物を持って乗るにはあまり適していない感はあります。
ここの路線バスはICカードで乗ることもできます。
海外旅行用の大きな荷物を持って乗るのはちょっと不便ってのが本音。けど、そんなに時間も長くないし、不可能ではないよ!
津駅に到着
そんなこんなで、津駅に到着です。津駅はしまかぜなど特殊なものを除けばすべての特急が止まる主要駅なので便利ですね。
総括
三重方面からなら、かなり便利な手段だなと思いました。ただ、コストパフォーマンスを考えると、四日市くらいなら近鉄と名鉄を乗り継いだ方がいいかも。
津や、伊勢志摩方面からなら明らかにこの「津エアポートライン」を使うのが便利だと思います。
ただ、途中でも書いたようにこの「津エアポートライン」は観光向けの船ではありません。ということは、逆にビジネスなどの目的で飛行機に乗る場合でもかなり使いやすいといえるでしょう。
三重県方面からセントレアへ行く場合は是非とも使ってみてくださいね!
コストパフォーマンスの面では、三重県全体からのアクセスにオススメできるとは言い難い。ただ、伊勢志摩方面などから使う場合はビジネス目的であっても使いやすい!
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