江戸時代、日本と海外を結ぶ唯一の地として栄えた長崎。江戸幕府が政策の方向性を「開国」に向けた後も日本人のキリスト教の信仰はなお制限されていました。
そんな鎖国状況下で「隠れキリシタン」として270年以上キリスト教を信仰し続けた人たちがいました。そんな隠れキリシタンとフランス人宣教師が出会ったのがこの「大浦天主堂」。そんな大浦天主堂のご紹介です。
長崎駅からは市電で!アクセス良好な大浦天主堂
長崎駅に到着後、一旦荷物を置きにホテルへ。新中華街を一通り回った後で大浦天主堂やグラバー園方面へ向かいました。グラバー園は大浦天主堂から徒歩数分のところにあります。
大浦天主堂へは長崎市電を使えばOK。ただ、長崎駅から大浦天主堂へ行くためには必ず「新中華街」電停で乗り換えになります。ここは、線路が繋がっている向き的に直通できないようです。
僕たちは長崎の新中華街から歩いてすぐのところにホテルを取りました。そのため、ホテルに荷物を預けるためにどのみち一度降りなきゃいけなかったんですよね。ちなみに、新中華街は「観光のための路線」が通っているところなので、観光目的で長崎に行くのであれば新中華街周辺のホテルはもってこいです。
長崎市電「大浦天主堂」の駅からは歩いて5分くらい。長崎の海を後ろに見ながら商店街を歩きます。
ちょっと急な坂道です。が、左右にお土産屋さんがあります。長崎は海外との玄関口、特に江戸時代はオランダと繋がっていたこともあり、プリンやカステラなどが有名なんですね。
そんな坂を登り、大浦天主堂方面へ向かいます。
大浦天主堂はグラバー園のすぐ下!グラバー園と同時に観光できるが、時間等は注意!
大浦天主堂はグラバー園のすぐ下。長崎はグラバー園も観光地として有名ですから、グラバー園と合わせて観光するといいでしょう。
ただし、グラバー園も大浦天主堂もそれなりに回るのには時間がかかります。大浦天主堂もゆっくり回りたかったのですが僕の体力が保たず…展示もちょっと見ていると足が痛くなってきて座りたくなるという有様。
グラバー園も大浦天主堂も、どちらも非常に充実した観光地ですから時間には気をつけましょう。
開館時間や入場料などの基本情報
開館時間や拝観料(入場料)などは次のようになっています。拝観料が思ったより高かった…
【開館時間】
AM8:30〜PM5:30(最終入館は30分前まで)
【拝観料】
大人 1000円
中高生400円
小学生300円
となっています。閉館時間は17:30です。夜の時間帯などはやっていません。ちなみに、この周辺のグラバー園や、その下の部分にあるグラバー坂の店舗もほとんどが18:00ごろまでの営業となっています。
最新の基本情報はホームページをご覧ください。
様々な資料が充実、観光には1時間~2時間程度
観光には、1時間~2時間程度を見ておくといいと思います。特にここ長崎は、江戸時代の初期から終盤にかけて隠れキリシタンがずっといました。キリスト教の弾圧がどのようにして進められたのか、といったことから隠れキリシタンがどのような生活をしていたのかといったことまで、様々な資料があります。
ただ、僕はグラバー園の観光で疲れてしまいました。この大浦天主堂を観光しているときは、大浦天主堂自体は魅力的だったものの疲れが勝ってしまいました…特に足がきつくって…グラバー園と合わせて観光する場合は注意しましょう。
また、大浦天主堂のメインとなりる教会自体も素晴らしい建物です。中に入ることもできます。そして、中ではこの教会の歴史を解説したテープが流されています。
ただし、この教会の中は撮影禁止です。(厳密に禁止ではないらしいです。あくまで協会側が「礼として撮影はしないことを求める」といった掲示をしていました。)また、協会は神に祈りをささげる場ですので、脱帽が基本となります。掲示に従って無礼のないように見学しましょう。
最近はもっぱら、この「ドルフィン日記」では「日記」のような記事がメインでした。サブドメインサイトの立ち上げで手一杯だったのもあり、こういう観光地の記事ってあまり手を付けていなかったんですよね。ということで、久々に特定の観光地についての記事を書いてみました!
今回の旅行の記事はこちらにまとめてありますのでぜひご覧ください。
それではまた。
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