四国周遊旅行の移動手段四国島内の移動は鉄道か車か。四国旅をするなら両方使うのがベスト！

四国を周遊しようとするとちょっと難しいのが「移動手段は何を使うか」。

四国には高松・松山周辺など一部を除いて私鉄がほぼありません。そのため、鉄道ではなかなか移動しにくい場所が多い。でも、レンタカーなどを使った方が行きやすい場所も多い。ということで、今まで鉄道とレンタカーの両方で四国を周遊してきた経験に基づき、四国周遊にはどちらがいいのか、を解説します！

結論：両方使うのがベスト！
レンタカーで四国を周遊
鉄道で四国を周遊

結論：両方使うのがベスト！

先に結論を書いておきます。両方使えるのがベストです。都市間の移動は特急列車を利用、観光の足としては車を使うのがオススメです。

特に四国について言えば、列車のメリットは

四国は新幹線がない分、特急網が充実しており、ややマイナーな特急でもそれなりに本数がある
トイレが完備されており、さらには最近新型特急が投入されているためWi-Fiやコンセントも完備されている

ことが挙げられます。一方、鉄道での移動のデメリットは、

四国にはJR以外の私鉄が少ないため、都市間以外の部分に路線が張り巡らされているとは言い難い

ことでしょう。鉄道は高速大量輸送が使命、その使命を忠実に果たしているとも言えます。つまり、それなりにお客さんがいる都市間（岡山から高松・松山・高知各地や高松から徳島など）以外にはあまり路線網が張り巡らされていません。あくまで都市間に線路が引かれていて、その沿線にしか行けません。

次に、車のメリットを挙げて置くと、

交通機関が発達していないところにも行ける
時間を気にしなくていい

ことでしょう。一方、デメリットとしては、

四国は山あいが多いため、長距離移動ではカーブが多くしんどくなってくる
コストが高くつく

ことが挙げられます。

四国は、山が多いため山間の区間はカーブが多くなります。高速道路もそれなりに発達してはいるのですが、こちらもまた張り巡らされているというほどではない。結局、下道で行ったほうが早い区間もあります。

また、特に都市間では山間の区間を走行するため、途中にコンビニが全然ないなんてこともザラにあります。トイレなどに困ることも考えられます。車内のトイレやコンセント、Wi-Fiなどは鉄道にはあって車にはないものです。

以上のことから、都市間の移動には鉄道を使って、それ以外では車を使うのがベストでしょう。カーシェアなどを契約しているとかなり有利ですが、カーシェアは乗り捨てができないことがデメリット。ここはやはり、うまく考えて使い分けるしかないと思います。

レンタカーで四国を周遊

1回目に四国を回った際は、レンタカーで回りました。レンタカーで淡路島から四国へと上陸、そこから高松→高知→松山と、ぐるっと四国を回りしまなみ海道を経由して本州へと戻りました（日本一周旅行の行程の一部です）。

車を使うと、自由に移動できるのが大きなメリットです。また、徳島県「祖谷のかずら橋」へ行った際、雨がやむまで車の中で時間調整、なんてことも簡単にできました。そもそも祖谷のかずら橋は鉄道で行こうと思ったら大歩危駅からバスで20分、本数も極めて少ない。すなわち、現実問題、車で行くしかないのです。

また、淡路島やしまなみ海道など、車でなければ自由に回れない場所も多くあります。したがって、レンタカーを使った四国旅は一度は経験しておきたいところです。

レンタカーで周遊する際、注意してほしいのがガソリン残量。四国は山あいが多いため、予想以上にガソリンを消費することがあります。四国カルストへ登る際、ガソリン残量がみるみる減っていきドキドキしながら運転する羽目になりました。幸いにもガソリンはもち、さらに帰りは下り、予想以上にガソリンの消費が遅くなりました。このように、特に都市間を移動する際は必ずガソリンの残量を確認してから移動をしましょう。