岡山・高松駅から特急列車で1時間ほど行ったところにある観音寺駅。この観音寺駅から徒歩30分ほどのところにあり、アクセスはそれなりにいいながらも四国の海らしい景色が楽しめます。
パワースポットとして有名な銭形砂絵
今回ご紹介する「銭形砂絵」はパワースポットとして有名です。高松駅から公共交通機関で行ける、手軽な観光地です。
見ると金運が上がる
銭形砂絵は名前の通り「銭形」、つまり「お金の形をした」砂絵です。寛永通宝の形がかたどられています。
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そしてこの砂絵、ただ単に砂絵になっているだけではありません。山の上、現在の展望台からみたときに綺麗な円形に見えるよう、実際の砂絵は楕円形になっているそうです。写真を見れば綺麗な円形に見えるかもしれませんが、実際には東西122m、南北90mと楕円形になっています。
周囲の長さは345mにも及びます。実際に砂絵の真横まで行くことができますが、やはり展望台から見た方が綺麗に「銭形砂絵」の全貌が見られます。
待ち受けにしてもっと金運が上がる?
銭形砂絵は「お金」の形をしています。そのため、「携帯の待ち受けにすると金運が上がる」なんて言われているそうです。
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しかし、香川県が公式に設置している銭形砂絵の看板には「この銭形を見た人は健康で長生きできてお金に不自由しないと言われています」としか書かれていません。おそらく、「携帯の待ち受けにすると」というのは都市伝説だと思われます。
歴史は江戸時代に遡る
銭形砂絵の歴史は、江戸時代に遡ります。
1633年(寛永10年)、当時の藩主生駒高俊が領内を巡視される際、地元の領民たちが藩主を歓迎するために作られたものである、と言われています。有明浜に「寛永通宝」の形をした砂絵を、わずか一夜のうちに作り上げたそう。
この砂絵が作られた当時から、砂の芸術として今でも保存されています。毎年、春と秋に砂絵を綺麗に整えるボランティアの方たちが、「砂ざらえ」を行い、綺麗な形で今でも保管しているそうです。
銭形砂絵展望台へのアクセス 観音寺駅から徒歩でも行ける
「銭形砂絵」は観音寺駅からもほど近く、徒歩で行くことができます。
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観音寺駅は特急「しおかぜ」(岡山〜松山)と特急「いしづち」(高松〜松山)も停車します。かなり便利な駅。「四国フリーパス」などを使えば特急列車の普通車自由席も乗り降り自由になるため、これらのきっぷを使って回るのがオススメです。
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観音寺駅の正面を出てしばらく海の方向へ進みます。川が見えてきたら左折し、川に沿って歩きましょう。そうすると川の向こうにちょっと小高い山が見えてきます。この山が、銭形砂絵がよく見える「象ヶ鼻岩銭形展望台」です。
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少し山登りをします。「象ヶ鼻岩銭形展望台」は標高58.3mの山です。海のすぐそばにあるため、実際に58.3mを登ります。観音寺駅の方から行くと、車も通行できる道を歩くことになるためやや緩やかな坂道となります。
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一方、銭形砂絵の方から登ろうとすると階段になっています。僕はこの階段は下っただけなのでよかったですが、銭形砂絵の、地上の公園に先に行ってしまうと急な階段を登ることになるので、先に展望台から銭形砂絵を見ることをオススメします。
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銭形砂絵から展望台までは、急な階段が続きます。数えていないので正確な数値は分かりませんが、おおよそ300段くらいはあったんじゃないかなと思います。
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展望台から地上の砂絵まで降りるのは楽です。車が通る車道を歩いて200mもしないところに降り口があります。
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こちらが地上から見た銭形砂絵です。当たり前といえば当たり前ですが、銭形砂絵はかなり大きいため、地上から見てもなかなかそれが「寛永通宝の形をしている」とは分かりにくいです。
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もちろん、砂絵保護のために立ち入りは禁止となっています。立ち入らないようにしましょう。
見るだけなので所要時間はそんなにかからない!
銭形砂絵は観音寺駅から歩いて30分、やや遠いです。しかし、観光自体にはそんなに時間はかかりません。
僕の場合、展望台から銭形砂絵を眺めました。展望台に15分ほどいたでしょうか。
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そしてそこから、地上におりました。展望台から地上まではおおよそ15分もあれば降りられます。地上から見てもあまり何もないので、すぐに駅に戻りました。
合計で観音寺にいたのは2時間ほど。2時間後の特急に乗って高松へと向かいました。
コメント
≪…感情を持って旅を…≫、を『感情を持って自然数を』にする 〇と□のオブジェ巡りに「竜安寺の蹲踞」「有明山神社の開運招福の石」に【願い】を重ねたい。
この物語の眺望は、3冊の絵本で・・・
絵本「哲学してみる」
絵本「わのくにのひふみよ」
絵本「もろはのつるぎ」