日本一周17日目 高知を観光して四国カルストへ

ひとり旅
ひとり旅四国日本一周旅行日記

昨日は大雨の中、祖谷のかずら橋を観光して高知までやってきました。今日は高知から出発し、高知周辺を観光、そして高知から愛媛まで至る予定です。レンタカーなのにかなりの長距離移動を毎日のようにやるようになってきました笑

スポンサーリンク

高知の観光 ホテルで朝ごはんを食べて龍河洞へ

昨日の夜もまた、夕食難民となり、まともに夕食を食べられませんでした。今回の日本一周旅行では意外とよく使ってるコンビニで食事を済ませます。20日間もかけて日本一周をしていると、流石にグルメだけを食べてってわけにはいかないんですよね。

朝食は高知の素材を使ったモーニング

昨日の夜、美味しいものを食べられなかったこともあり、朝食はリッチモンドホテルの1階食堂で食べることにしました。エレベーターに「高知の朝食」みたいにデカデカと貼ってあって完全に引かれてしまったのです。エレベーターのポスターにメニューもちゃんと書いてあるのは親切ですね。1200円で高知の名産などが入っていてお手頃です。メニューはこちら。

選べるメインメニュー1品+サラダ・惣菜等の定食形式
【メインメニュー】
・焼き魚朝食
・フライエッグ朝食 (ご飯 もしくは パン)
・カツオの漬け丼
・カツオのタタキ
・しらす丼
・パンケーキ
・青さのりうどん

パンケーキなどのやや“普通の朝ごはん”という感じのものもありますが、「カツオの漬け丼」や「カツオのタタキ」など、高知の名産・カツオを使ったお食事もたくさんあります。1200円って考えるとなかなか豪華な食事です。

今回僕は、気分的に「カツオの漬け丼」を注文しました。カツオはもちろんのこと、それを漬けてあるタレが美味しい。梅?いや、高知産のゆずが入ってて、スパイスになっているのが絶妙です。十分な量があって満足です。もちろん、カツオそのものも美味しいです。普段、地元のスーパーで食べているものとは違って、歯応えがある柔らかさがすごくいい。もちろん、カツオならではの芯のある感じの歯応えがちゃんと残っているのです。

壮大な鍾乳洞・龍河洞へ

朝食を食べて満足したので、観光を開始します。どうしても今回は、日本一周旅行に焦点が当てられがちなので特定の地域の観光は、本当に「有名どころ」になってしまいます。まあ、これはこれで、「また次に来るときの楽しみを残しておく」ことができるのでよしとしましょう。

前日の大雨で上から水が垂れてくる、足元も悪いと係員さんから案内されます。前日の大雨…あの大雨の中を僕たちは車で運転したんです。龍河洞のスタッフさんが来場者に逐一説明するほどの大雨だったのでしょう。実際に濡れて冷たかったです。僕は今回の日本一周旅行では、乾きやすい服を基本として持っていました。そのため、出てきてすぐ乾きましたが、濡れるとそこに跡がついてしまうような服の場合は要注意ですね。

鍾乳洞らしい景色があったり、

上の方に長く続いていたり、

圧巻です。

今回の旅では、本来予定していた竜泉洞を見ることができませんでした。綺麗な洞窟の景色は諦めていたのですが、改めてここで見ることができたのでOKですね。

スポンサーリンク

広大な太平洋を見ながら食事を楽しむ!Sea house

龍河洞を楽しんでちょうどお昼の時間になりました。お腹も空いたのでお昼ご飯に向かいます。今日のお昼ご飯はグルメではありません。Sea houseという、元々僕が高知の景色を検索していて出てきた、景色がウリのレストランです。

龍河洞から車で30分かからないくらい。車で龍河洞を観光したならその後立ち寄るのにちょうどいいくらいです。国道55号線沿にあり、右手に見えます。予め写真で見ていたのですぐわかりました。目の前に駐車場があり、さらにそこから100メートルほど進んだところに第2駐車場があります。第2駐車場の方が入りやすく、そして駐車もしやすそうだったので今回は第2駐車場に駐車しました。

コロナ前であればかなり混雑していたのでしょうが、待たずに入ることができたのでラッキー。1階と2階があって、2階は満席だから待って欲しいとのことだったけれども、1階だったらすぐに入れるということで1階に入りました。写真の通り、海からかなり突き出ているので正直、1階でも2階でもあまり景色は変わらないと思います。

1階は座敷タイプの座席、2階がテーブル席となっています。今回はとんかつの定食を注文しました。お肉がとても柔らかくて美味しかったです。一緒に旅行をしていたリスさんはチキン南蛮を食べていましたが、このチキン南蛮のタレも自家製でなかなか美味しかったです。

量が多かったが美味しかった。1つだけ欲を言えば、お米がもう少し美味しくできるんじゃないかなあ…と。ちょっとベトベトで、炊飯器が少し不調かな?って感じがしました。無論、全然美味しいには美味しかったのでいいんですが!

スポンサーリンク

四国カルストへ!しかし…

高知の観光を終えました。この後、翌日にはしまなみ海道を観光したいということで今日は松山が目標です。ここ高知から高速道路で一気に松山まで抜けるのももちろんいいんですが、流石にそれでは面白みがないので今回は途中で寄り道をして松山へと向かいます。

行き先は「四国カルスト」 ガソリン残量カウントダウンと闘いながら四国カルストを目指す

行き先は四国カルストです。「日本のスイス」とも例えられる景勝地です。かなりの絶景。高原植物なども多く生息しています。高知から松山までをほぼ直線で結ぶと途中に四国カルストがありますが、四国カルストに行くためにはそれなりに急な坂道を登ったりしなくてはならないため、最短距離ではありません。

国道33号線を通ります。国道33号線は、特に高知寄りではJRに沿って少しづつ進みます。山道ではありますが、昨日の大歩危から高知までと同じ感じ、カーブが続くものの急カーブばかりではないのでそれなりに走りやすいです。高知方面から行くと、結構早い段階で看板が出てきます。

出てくるのはいいんですが、途中でまたなくなります。これが結構不安になる。看板が5回くらい出て「ああ、近づいてきたなあ」と思ってから、一旦20kmくらい看板がないんですよね。この間にもそこそこ別れ道があるので、しっかり整備して欲しいところです。

国道33号線を離れると、最初はかなり整備された大回りカーブの綺麗な橋と、そして長い綺麗なトンネルを通ります。が、これをすぎると坂道をそこそこ登るの注意が必要。ここでガソリンを結構食ってしまって…今回僕たちが借りていた車は、ガソリンの残量に加えて「残り〇〇km走行可能」ってキロで出してきていたんですよね。ここから松山まで大体80km程度ということは認識しており、この頃僕たちの車の「残り走行可能距離」は大体130km〜150kmを指していたんですが、山道のためありえないペースで減っていきます。これがカウントダウンされているようで怖くて怖くて…そういう状況ですから、特に道を間違えていないかも怖くて怖くて…

ちなみにここから松山方面へ抜けるときに思ったのですが、高知から松山にかけての国道33号線沿いではガソリンの給油がほぼ不可能です。特に夕方4時ごろ以降。国道33号線沿いにはガソリンスタンドがそれなりにある、もちろんiPhoneのマップなどで検索しても出てくるんですが、このほとんどが休業中でした。僕たちは無事、余裕を持って松山までたどり着けたので何の問題もないのですが、本当にギリギリで行くとえらいこっちゃになります。ガソリンが残り少ない場合はちゃんと給油してから行きましょう。

四国カルストは、これもこれで素晴らしい絶景

四国カルストにつきました。雲がすごい、というか自分たちが完全に雲の中です。せっかくなら晴れの日に来たいというのはありました。あったんですが、曇りでも景色は楽しめるだろうと思ってきたんですよね。でもそれが完全に外れました。

視程は10メートルくらい。マジで何も見えません。「白」です。

愛媛の観光サイト「いよ観ネット」によれば、

四国カルストの西端に位置する「大野ヶ原」。草原に突出した石灰岩の奇岩がよく見られる場所として有名です。民家、牛舎、サイロなどが立ち、ペンションや喫茶店があるため、行楽シーズンには観光地として、真夏には避暑地として多くの人で賑わいます。高台に広がる源氏ヶ駄馬からの眺望は素晴らしく、晴れた日には豊後水道まで望むことができます。
愛媛県観光情報サイト いよ観ネットより

らしいのですが、全くそんな気配がありません。ましてや豊後水道まで望むなんて…確かにちょっとしたカフェもあるんですが、僕たちが行ったときにちょうど営業終了時間でこちらも残念。

諦めて出発することにしました。視程が10メートルとかいうレベルなので、かなり注意深く運転をします。対向車を目視するより先に対向車の音が聞こえてきたりするので、窓をあけて音を確認しながら進みます。

少し西側に行くと牛がいます。天気がよければこの牛が、さっきの場所から見えてそれはそれは絵になったことだろうに。結構大きい牛ですが、乳牛ほど大きくはありません。以前、六甲山牧場に行ったときに見た牛がめっちゃデカかったよなあ。

ほぼ頂点となるところまで来ました。

ここから下りだが、霧で見えない。ここまで急な坂道を登ってきたのからわかるように、ここからは急な坂道を下っていくことになります。急な下り坂なので、アクセルなんて踏むことは一切ありません。ブレーキしか使わずにいくことができます。

何とか国道33号線まで戻ってきました。山道が続いて疲れたのでファミマで休憩します。山道、それもこれだけ霧の中ってかなり気を遣うので疲れますね。

ここからは国道33号線を直進。途中、改良された新しいトンネル(無料道路)などもありかなりスイスイ進みます。そんな道路をスイスイ進むと松山市内に入ります。実は愛媛も人生で初めて。

今日は松山のアパホテル松山城西に宿泊します。今回の旅の1日目、新大阪のアパホテルのイメージがあったので、安くていいホテルというイメージだったのですが…ここ松山のアパホテルは、たぶん元々別のホテル会社だったようでなかなか設備が古い。僕たちは寝れればそれでOKなので全然構わないのですが、新大阪のアパホテルと比べてしまうとやっぱりクオリティが…となってしまいます。特に、シャワーの蛇口などが不調だったのはびっくり。それから、換気扇の中にホコリが溜まっていたのもちょっと…となりました。もう少し手を加えて、何とか綺麗に維持して欲しいところですね。

明日はしまなみ海道の旅です。ここから本州に渡り、できることなら一気に山陰まで進もうと思っています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
InstagramとYouTubeも見てね!

コメント