日本一周18日目 しまなみ海道は見所いっぱい 本州へ、山陰へと至る

ひとり旅
ひとり旅四国日本一周旅行日記西日本
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日本一周旅行も18日目。残すところ3日間となりました。昨日、高知から四国カルストを通りここ松山までやってきました。

松山は意外と街なんですね。松山の方には失礼ですが、僕が思っていた以上に建物があってびっくりです。昨日はアパホテルに宿泊していました。昨日の記事の最後には、シャワーの蛇口が不具合があっただとか、換気扇にホコリが溜まっていただとか散々書きました。が、ベッドの寝心地自体は問題なく、快適な朝を迎えました。

朝食は松山のカフェで

「アパホテル松山城西」の1階にはレストランがあります。夕食や昼食などはメニューがしっかり書いてありましたが朝食は特に書いていない。ということは、おそらくは普通の朝食で、ここ松山だからこその朝食ではないと考えるのが自然です。というわけで、今回はここでの朝食はパスしてカフェへ行きます。

旅行では意外と大事、お金周りのこと

これだけ旅をしていますから当然の如くお金を使っています。僕は基本的に、ものを買うときはクレジットカードを使っていますが、これだけ1ヶ月間で旅をしているとそろそろクレジットカードの利用枠が不足してきます。ということで、朝のうちにカードの繰り上げ返済をおこないます。本当は一昨日、返済をやろうとしたんですが、三井住友カードの振り込みによる臨時の支払いは平日のみ受付。次回お支払い額の決定に間に合わず、来月支払い分の8万円のみ返済します。利用可能枠が8万円増えただけで全然ありがたい。僕は三井住友銀行にも口座を持っています。三井住友カードは、当然っちゃあ当然ですが三井住友銀行に会社の口座を持っているので三井住友銀行から三井住友銀行への振り込みになります。三井住友銀行同士の振り込みでは、インターネットでの振り込みであれば他の支店であっても手数料がかかりません。スマホから簡単に繰上げ返済ができる、旅行の味方です。

このように、旅行中は特に、ネットを使ってホテル等の予約をするならなおのことクレジットカードを使うようになります。さらに僕は、JRの乗車券類も、それ以外の観光にかかる費用も原則クレジットカードで決済しています。後から明細が確認しやすく、もちろんポイントなども貯まるなどお得な側面もあります。それ以上に、旅先で自分が口座を持つ銀行のATMを見つけるのは至難の業です。普段、自分の生活圏であれば意外とわかりますが、生活圏でないとなかなかしんどかったりします。そのため、もちろん現金はある程度財布に入れておくものの「現金決済のみ」のお店に行った場合しか使わず、原則としてクレジットカードを使います。

ちょっとだけまとめておくと、

  • ATMに行かなくてもいい
  • ポイントが貯まる
  • 明細の確認が容易になる

などの理由で、旅行先であえて現金決済を行う理由はほとんど見当たらないと思います。

モーニングは「そらしと珈琲」で

話がそれましたが旅行の内容へと進みましょう。

今日のモーニングは「そらしと珈琲」で食べます。外観がおしゃれなカフェで、台数が少ないものの駐車場も完備されています。車での旅の経験が少ないので駐車場は結構な懸案事項なんですが、駐車場があるだけで行くハードルはかなり下がりますよね。

コーヒーが美味しい。苦味がいい感じなのです。あと、さつまいもの料理も美味しい。大学芋のような感じ、だけど大学芋ほどの甘さもない。時代の流れに合わせて、インスタをかなり意識しているんじょでしょう、お皿もちょっとおしゃれなお皿です。トーストももちろん美味しかったですが、普通に市販されている食パンのような感じがどうしても否めなかった。もちろん、美味しいです、そして僕は日本一周旅行中で、普段家にいる際は毎朝食べている市販のトーストもしばらく食べていなかったので、久しぶりにごく普通のトーストが食べられたのでよかったですがね。

店内はインスタをかなり意識しているようでおしゃれです。特に、お手洗いが何気におしゃれで好感度高かった。お店の入り口のところ、外の部分も本当はもう少しおしゃれにしたいんでしょうが、国道196号線に面しているためなかなかいじれていない感じ。

朝ごはんも食べたので、国道196号線を運転してしまなみ海道の四国側の玄関口・今治へと向かいます。

四国側の玄関口・今治からしまなみ海道へ

松山から今治へは、国道196号線で1時間かからないくらい。結構近いです。ずっと直線の国道ではなく、途中で海沿いに出ます。

海が見えました。綺麗ですね。JR予讃線が横に並走しています。次はJRの予讃線に乗って、のんびりと海の景色も眺めながら旅をしてみたいです。1年前くらいからず〜っと「四国フリーパスの旅をやる予定」って言っておきながら全然できていません。若者限定四国フリーパスもまもなく利用可能期間が終わってしまうのでどうしようか…と迷い中。いつか必ずやって、日記を出します。

今治といえば「今治タオル」なんかは有名ですね。タオルの工場は大々的にないというか、中国がやってそうな大規模工場での効率重視の大量生産ではなく、ここまで長い時間に渡って積み重ねられてきた技巧を使って作っているので大きな工場がないのです。

今治はタオル以外にも石油産業で栄えています。今治に入ると海沿いに多くの煙突がある工場がみられるのですが、これらは全て石油系の工場です。瀬戸内海を経由して石油を輸入し、ここで陸揚げ、そして四国各地へとタンクローリーで運んでいきます。

しまなみ海道

今日の一番のみどころはしまなみ海道。ETCを利用すれば意外とお手頃にしまなみ海道は通ることができます。降りる回数とかは全然気にせず、好き放題しまなみ海道を1日かけて観光していきます。

今治北インターから大島南インターへ

早速しまなみ海道へ入ります。しまなみ海道の四国側の玄関口は今治インターですが、しまなみ海道に最も近い、すなわち四国本島で最後のインターは今治北インターです。今治北インターからしまなみ海道に入ります。

まず一番最初に一番大きな橋を渡ります。大島大橋です。もっとも四国本島側にあり、もっとも長大な橋です。吊り橋になっており、かなりでかいです。先日通ってきた淡路島ルートや、瀬戸大橋ルートを彷彿させます。

大島南インター前のトンネル工事で片側通行に。しまなみ海道は意外にも1車線の部分が大きいので、改修工事が行われる際は片側走行となります。しまなみ海道はどうしても、各島をつなぐ役割と観光需要の役割が大きく、商業的な自動車(トラックなど)は基本的に淡路島ルートか瀬戸大橋を通ってしまうので片側全面2車線化はなかなか進まないのでしょう。

大島の急流クルーズ

大島に到着です。

大島南インターから降りて車で5分くらい行ったところに「道の駅 よしうみいきいき館」があります。ここから、瀬戸内海の急流クルーズに乗ることができるのでここによります。昼食にはまだ早い時間なので、ここでチーズケーキとみかんジュースを飲みます。

みかんジュースなんて、めちゃくちゃ種類があります。

僕たちは一番甘い「でこたん」をチョイス。甘いのがいいかなあってことで一番甘い「でこたん」を購入しました。結構甘いですが、甘すぎずみかんならではの酸っぱさがちゃんと残ってるのがいい。

ここからだとしまなみ海道がかなり良く見えますね。ここまだ今治市内です。

時間になったので急流クルーズへと向かいます。お客さんは僕たちを含めて7名でした。多すぎず少なすぎず、快適な船旅です。

しまなみ海道に関する解説ももちろん充実。先ほど通ってきたこの大島大橋はしまなみ海道全体の建設のうち、半分近い予算がかかったそう。下から見ると改めてでかい橋だなあ。上を運転しているだけでは、高速道路を高速で走りすぎて行くだけなので大きさが実感できません。下から見ることができる、クルーズならではのしまなみ海道の見方です。

しまなみ海道の下の部分にある、岸壁にも寄ってくれます。ここは今では無人島ですが、戦国時代に最強の水軍と言われた村上水軍がもともと拠点を置いていた場所です。わずかに黒くなっているところがいわゆる「武者走り」と呼ばれるところで、島内で兵士が移動する際に速やかに移動できるように人工的に外部に平な部分が設けられていたそうです。

大型船が通過した直後の部分を通過してくれたりします。この大型船が作り出した波の大きさを実感できます。この大きさの船でもこの大きさの波ということは、今回の日本一周旅行で函館から青森まで乗った津軽海峡フェリーが作る波ってどんなもんなんでしょうか。

ここ今治は造船の街でもあります。建造中の船の真近くを通ることもできます。

こちらは小島。日露戦争に際して、ロシア海軍の侵攻に備えて大砲が設置されました。多くの方がご存知の通り、日本海戦で日本海軍はロシア海軍に対して大きなダメージを与え、ロシア海軍がここ瀬戸内海まで攻めてくることはなかったので結局使われずに撤去されました。今ではレプリカが港に置いてあります。

この小島には現在、20人弱の住民の方がおられます。道路等は通っていないため島民の方の足は船。島民全員が自家用船舶を持っていて、今治市内などに船を使って買い物に行くそう。自分用の船を自家用車感覚で持つってなかなか面白いですね。

今回の急流クルーズの一番のみどころである、渦潮と湧き潮です。渦潮は名前の通り「潮が渦巻くところ」であり、いわば潮が吸い込まれていくところです。一方の「湧き塩」は潮が湧いてくるところであり、ぶくぶくと海水が湧き出てきています。

奥に見えるのが「来島海峡海上交通センター」です。ここしまなみ海道付近は船舶が多数行き来しますが、潮の流れが変わりやすい。ということで、ここの「来島海峡海上交通センター」の灯台の下の部分にある電光掲示板の部分に現在の潮の流れを示したり、交通の方法を指示したりする信号を示したりします。

クルーズの最後に歌を歌ってくれました。曲名は忘れてしまいました(ごめんなさい)。とにかく、うまくて船たびが終わる雰囲気を出してくれました。

生口島へ

急流クルーズを楽しんだので次の島へと向かいます。次の島は「生口(いくち)島」です。

生口島サービスエリアで冷やしレモンラーメンを食べます。これが昼食です。本当はお昼ご飯もカフェにでも入ろうと思っていたのですが、しまなみ海道にあるカフェのようなところはほとんどが大島にあります。僕たちは何も考えず「よし、じゃあ次の島へいこう」って感じで大島を出てきてしまったのでここで昼食がないということになりかけました。

生口島はレモン生産量日本一。サービスエリアではありますが、ここで美味しいレモンラーメンを食べます。ちゃんと食べ方もついてきます。

レモンがさっぱりしていておいしい。冷やしレモンの感じが全面に出ていて美味しいです。

ここからしまなみ海道の様子が見えます。しまなみ海道はあっちこっちに曲がっているので、あたかも広い川の対岸のように先ほどまで通ってきた大島などが見えるのが新鮮です。

生口島の観光はインスタ映えスポットがたくさん!

生口島は観光っちゃあ観光なんですが、人口的な物が多い。大自然を楽しむというよりはインスタ映えするスポットが数多くあります。

耕三寺博物館へ

生口島には「耕三寺(こうさんじ)」というお寺があります。ここはそんなに古いお寺ではありません。昭和になって作られた、かなり新しいお寺です。

この耕三寺は、現代に作られたお寺でありながらさまざまな仏教的要素が丁寧に再現されています。ちゃんと昔からのお寺としての雰囲気を保ちながらもお寺の建物自体はかなり新しい。この感覚がなかなか新鮮なんですよね。

そしてこの耕三寺の裏山の部分には芸術作品「未来心の丘」があります。

当博物館が芸術活動の一環として、取り組んでおりますこの「未来心の丘(みらいしんのおか)」は、広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園で、世界を舞台に活躍されている彫刻家  杭谷一東(くえたにいっとう) 氏にその制作を依頼しているものです。
ここに使用されている大理石のすべては氏のアトリエ(仕事場)があるイタリア・カッラーラで採掘し、コンテナ船で運んできています。丘にそびえ立つ大小様々な形をしたモニュメントや広場、道… 氏は制作に当たっては常に、その石のひとつひとつと対話し、また周囲の景色の形や色、風雨、光といったあらゆる自然との調和(バランス)も考えて創造してこられました。

ここでは、ただ見て楽しむだけでなく、実際に肌でふれて、自然と一体となって遊び、思い思いの想像をふくらませてもらえることが氏の願いでもあります。言いかえれば、未来心の丘は、すべての生命あるものが参加できる空間といえます。

耕三寺公式サイトより引用

暑くて、そして写真目当てできている大学生のグループもいました。まあ、僕も旅行なので文句は言えないですけどね。

施設のスタッフの方も写真を撮ってくださいます。

「島ごと美術館」こと生口島を回ろうとするも暑さでサンセットはギブアップ

この生口島は「島ごと美術館」というテーマであらゆるところに芸術作品が置かれています。

実際に車を走らせていると海側に芸術が見えたり。車でないといけないにもかかわらず、車で走っていると写真が撮れないし近くに車を停められる場所もなかなかない、なんだか矛盾していて、本当に観光客のことを考えて作っているのかという疑問が生じてくる場面もなくはありません。

「サンセットビーチ」にもあります。ここ「サンセットビーチ」は泳ぐこともできます。が、僕たちが行った時は干潮の時間帯だったのか、お世辞にも泳ぎたい綺麗な海とは言えませんでした。

本当はここサンセットビーチで日の入りを見て、これを今回の旅のクライマックスとして飾りたかったのもあったのですが、流石に暑すぎてギブアップしてしまいました。

再びしまなみ海道の本流に戻り、高速に乗って尾道を目指します。

尾道に立ち寄って市役所近くの「みなも」さんで夕食

夕食は尾道で食べます。今日はこの先さらに2時間ほど運転して山陰・島根へと至る予定です。島根へと着いてから夕食を食べてもいいのですが、昨日までの様子をみている限り、遅い時間には飲食店がやっていません。ということで、今日は尾道で夕食を食べます。

半年ぶりの尾道です。ここ尾道に半年ぶりに来ることになるとは…思ってもいませんでした。

夕食は尾道市役所から歩いて3分くらいのところにある「みなも」さんでいただきます。ドライブ旅が始まって初めて、まともに夕食が食べられます。やっててよかった。

ドライブが始まって最初の夕食ということもあり、ちょっと張り切ってシーフードのリゾットとパスタを注文します。髪の毛ロングの店員さんが優しい。オーナーひとりで切り盛りしているお店のようです。地元の人がやってきてはコーヒーを飲んでちょっとおしゃべりして帰っていく。地元の人と仲良く、みんなに愛されているお店のようです。

サラダのドレッシングがおいしい。このドレッシング、買って帰りたいなあと思いました。が、今回の旅はどうしても荷物を増やしにくいということがあり諦めることに。

パスタのソースは柔らかい味で、シーフードが効いていて美味しい。クリームソースが絶妙なんですよね。

ドリアもシーフードとケチャップの加減がいい感じで美味しい。

満足したのでここから2時間ちょっと、交代で運転して島根県を目指します。あと2時間は頑張れそうなので今日のホテルは出雲市と決めました。

今の感情

最後に今の感情をちょっと綴っておきます。長旅ならではの、不思議な感じです。

なんだかホームシックになりかけている感覚があります。が、家に帰りたいとは思わない。

このような感覚は、不安な時に起こる感情と思われます。旅が終わってしまうことへの不安感があるのか。また、レンタカーだから、鉄道より安心感がないから不安なのか。特に夜は街灯がなかったりすると、車でひたすら孤独に走っていく感じがするのが怖いのです。周りが真っ暗な田舎を走っていると特に不安というか孤独感が生まれてきてしまう。

鉄道での旅は、「正しい行き先の列車に乗っていれば正しい行き先に連れて行ってくれる」安心があります。でも、レンタカーでの旅はそれがない。レンタカーの旅の方が壮大な景色が楽しみやすい場合もあり、レンタカーでの旅も嫌いではありません。でもやっぱり、自分には安心できる鉄道旅が向いてるのかな、ってふと思った今夜でした。

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