日本一周13日目 天気が回復した新潟・群馬を観光!絶景の清津峡・一ノ倉沢へ!

ひとり旅
ひとり旅日本一周旅行日記関東・甲信越
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日本一周もこれで13日目。もうすぐ2週間が経過するということで、早いですねえ。そして、今回の日程は残すところあと1週間となりました。残りの行程は1/3です。

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今日もまた新幹線で新潟から越後湯沢へ

今日もまた、新潟から越後湯沢へ向かいます。昨日、天気が良かったら本当はそこで観光をしたかったのですが天気が悪かったので…

JR東日本・西日本の北陸新幹線・上越新幹線の最新型車両E7系です。2年ほど前に台風で冠水して、5編成以上が廃車になったのが記憶に新しいですね。

田んぼが続く上越新幹線を走行

E7系新幹線に乗って越後湯沢を目指します。この時間帯は、越後湯沢までは各駅停車の新幹線が多いのでなんだかんだで50分かかります。

E7系は初めて乗るのですが、意外と普通。昨日のったE2系新幹線と大きな差は分かりませんでした。スピード面などでの性能が向上しているのでしょう。

朝から新潟らしい田んぼを見ながら少しづつ南下します。昨日は天気が悪くて思うように観光ができなかったので、今日こそはなんとか天気が守ってくれるといいんだがなあ。

新幹線で約50分、越後湯沢駅に到着です。在来線の所要時間や新幹線の所要時間を考えると、新潟から越後湯沢はちょうど名古屋から大阪と同じくらいです。

なんとお客さんはおらず、貸切状態のバスに乗って清津峡へ

越後湯沢から今回の行き先は清津峡。実は昨日も、清津峡へ行こうと思って越後湯沢まで来たのですが天気が悪く方向転換をしていたのでした。

バスに乗ります。なんとバスはお客さんがおらず、僕一人の貸切状態!なんて素晴らしいことでしょう。これだけ日本一周旅行をしてきても、そしてバス等の利用者数が少ない北海道などを旅行してきても、バスのお客さんが僕一人って片手で数えられるほどです。

ただね、1人とまでなると不安になってくるのが「今日は清津峡は閉鎖説」です。ちょっと不安になってくるのでネットで調べます。すると…

良かった、「なんと清津峡は閉鎖していると。急遽、折り返すことにしました」とブログ記事に書かなくて済みました。最近の観光地は公式Twitterを運営していることが多いですよね。清津峡も公式Twitterがあり、Twitterで今朝「今日は予約不要です」とちゃんとツイートがありました。こういうTwitterが、それもこういう感じで毎日動いていると訪れる側としては安心感に繋がりますよね。

天気も良さそうなのかな?たくさんのスキー場を見ながら清津峡へ

山をこえて清津峡方面へと向かいます。山を越えると一気に天気が良くなってきました。久々の直射日光だぁぁぁ。天気がいいけど暑さがやばそう。今日は観光をする1日だから汗かいてもまあいっか。

バスの中でわっせわっせと記事を書いています。ここ数日の記事はアップが遅れがちなので今日くらいは。山道を通って少しづつ進んでいくので車酔いしないように注意しながら記事の作成を進めています。

途中からかなりいい景色が広がります。天気が良くて本当によかった、と思いつつバスは少しづつ進んでいきます。夏の時期や紅葉の時期などは越後湯沢駅から清津峡入り口までの定期バスに加えて臨時の直通バスも運転されます。定期路線バスの「清津峡入り口」から清津峡までは徒歩20分〜30分程度、臨時の直通バスは清津峡の駐車場まで行ってくれるので徒歩3分です。臨時バスがある時は臨時バスを使うのがオススメ。そもそも、臨時バスを使わずに定期便だけで行こうとすると正直なところ本数が少なくてなかなか不便です。

この辺りは、また記事としてまとめたいなと思っています。

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清津峡の観光!トンネルでは景色が楽しめインスタ映えも!

清津峡に到着です。越後湯沢駅からバスで30分ほど、アクセスがいいとは決して言えませんが、新幹線停車駅からバスで30分って、こういう類の絶景観光地にしてはかなりアクセスがいい方ですよねえ。

トンネルを歩く、途中に景色が見られる場所が3箇所ある

清津峡は、柱状の岩が連なっており、その間を川が流れています。雰囲気があってなかなかいい。

マグマが冷えて固まる際、収縮して四〜六角形の柱状の岩になったもの。
清津峡の岩崖は柱状の岩の寄せ集めで(六角形の鉛筆を束ねたようなイメージ)一枚岩ではないので、
岩は硬いが、もろく崩れやすい。
隣の津南町秋山郷でも柱状節理の岩崖が見られる。
津南町山伏山では、柱が横に積み重なったものが見られる。
公式サイトより引用

トンネルにはいる前から景色がよく、雰囲気がありますねえ。

トンネルを通ります。トンネルの一番奥に、「パノラマステーション」と呼ばれるところがあります。このパノラマステーションがインスタ映えするスポットとして人気なのですが、それより前にも「見晴所」が3箇所あり、単なるトンネルから少し横に掘り進められ、名前の通り「見晴」、すなわち川の流れを楽しむことができます。

3箇所の見晴所から見る景色はそれぞれ異なり、さらに見晴所にはアートもあったりと飽きさせることがありません。

第1見晴所。ここまででそれなりにトンネルを歩いてきたので、「うわぁ、明るいところに来た」という感じです。川の景色を楽しみます、今日は晴れていて本当によかった。

第2見晴所。真ん中に何やらアート?が置いてあります。これ、トイレです。「見晴所」のど真ん中にトイレがあって、そしてトイレまでもをアートにしてしまう、なかなかすごいですね。

中から見るとこんな感じ。マジックミラーになってるんですね。

第3見晴所。ここもアートになっています。壁面には丸いアートとその裏からはオレンジ色の光が。

そしてこちらが1番の見所、「パノラマステーション」です。このパノラマステーションは手前に水がためてあります。手前から見た時に奥にいる人がちゃんと反射して見えるように、写真を撮影したときに横に余計なものがないようにあえて両サイドが浅い部分になっています。浅い部分には、土足のままはいることができます。

ここを歩いて奥へ。先に見える清津峡の渓谷と自分の影とが反射してかなり綺麗です。インスタで有名なのかな?僕は良く知りませんが、とにかく綺麗です。

清津峡を満喫したので入り口の方に戻ります。

清津峡のカフェでバスまで待つ

出てきたはいいんですが、バスまでまだあと50分ほどあります。時間があるので、清津峡のカフェで少しのんびりします。無料のWi-Fiもあるので、昨日の記事をアップしてしまいます。写真の挿入も行って、ここで無事、昨日の記事を公開です。

とそこに、先ほどから近くにいたカップルが。声をかけてくれて「パノラマステーションでの写真、送りましょうか?」と。AirDropで送ってくださいました。めっちゃ優しいカップルです。僕も声をかけられるとは思っていなかったので焦っていました。お礼こそは言ったものの、ちゃんとしたお礼ができなかった。残念です。

今朝はコーヒーを飲んでいないので、コーヒーを飲んでのんびりします。kindleで電子書籍を読んでいたら時間が経っていました。バスに乗って、再び越後湯沢駅へと戻ります。僕が乗るバスがもちろん越後湯沢駅から来るんですが、そのバスには10人ほど人が乗っていました。僕がくる時間が早かったのかな。一人旅って、朝が早くなりがちです。寝坊しても自分ただ1人の責任ですから。

やっぱり僕がきた時間がかなり早かったみたいで、帰りのバスも一人です。新型コロナウイルス対策も完璧というか、もうそれ以前の話です。ただ、それこそさっき清津峡に着いた昼の便で来ていたらもっとトンネル内は混雑していたのかなあ。

上越線の過疎区間に乗って土合駅へ

続いては上越線に乗車します。行き先は土合駅。日本一のモグラ駅として有名です。新潟方面からくると普通のホーム、単なる地上ホームに到着します。この土合駅は後ほど扱うとして、まずは土合へ向かいます。

上越線は越後湯沢から水上の間で、1日5本程度しか運転がありません。この区間を超えるのが非常に不便ですが、ここに今回行きたいところがありますので仕方ない。今回利用している「えちご2dayパス」は、越後中里までしか有効ではないので、越後中里から土合駅までの2区間分は別途切符を購入します。

自動券売機では路線検索から、その駅からのきっぷでなくても購入することができます。片道300円程度の切符ですが、指定席券売機であればクレジットカードが使えます。これはありがたい。帰りのきっぷも、土合駅に自動券売機があるとは絶対に思えないので、ここで購入してしまいます。往復きっぷを購入します。

土合までのきっぷと土合からのきっぷです。これだけ見ると単なる鉄道ファンですね。

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土合に到着、谷川岳を見るためにロープウェイに乗るも…しかし一ノ倉沢は…?!

土合駅に到着です。ちょっと雨が降っています。これはもしかして天気が絶望的か…と思いながらも谷川岳ロープウェイに向かいます。

谷川岳ロープウェイで谷川岳を見に行くも…

土合駅から谷川岳ロープウェイ乗り場へもバスがあります。もちろん、土合駅なんていう、なんていうとか言ったら失礼ですが、半分ネタのような使い勝手の悪い駅を始発とするバスではありません。ここまで乗ってきた列車の行き先で、高崎方面からある程度の列車の本数がある水上駅からのバスです。

このバスに乗る予定でスケジュールを立てていたのですが、iPhoneのマップで谷川岳ロープウェイ乗り場への経路を調べると、あれ?バス待って乗ったら、結局歩くのと時間変わらないじゃん?と。僕のひとり旅の場合、こうなったら迷わず歩くことを選びます。お金をセーブするという意味もありますが、それより「楽しいから」です。

ということで、歩きます。大きな滝を発見。

なかなか素晴らしい滝ですが、これ人工の滝だそうです。まあ、こんな綺麗な半円形になっているからそりゃそうだろうな。

普通の車道なので車が来るとちょっと危ない。途中で工事中の区間もありますが、今日は工事が休み中。こんな田舎の駅に来たのに、意外と車は通っていきます。

しばらく歩くと谷川岳ロープウェイに到着しました。上り坂だったので楽ではありませんでしたが、山登りというほどきついものでもなく、普通に歩ける距離でした。ここからはロープウェイに乗って山頂を目指します。谷川岳は易しいけれども難しい、ネックな山です。意外と簡単に登れてしまうのだけれども、でも危険な箇所がある。登る人が多くなればその分、登山事故で亡くなる方も増える。それもあって、登山事故での犠牲者数が多い山としても知られています。土合駅にも「中高年の遭難者続出!自分の力を過信せず、体力・食料は十分に」との看板があります。

谷川岳ロープウェイは3分に1本程度の頻度で運転しています。新型コロナウイルス流行拡大前は大変な混雑で、かなりの待ち時間だったようですが今ではそんなことはありません。

ロープウェイで山を登りますが…でもなかなか景色は見られない。雲の中にいるんですね。ここでお腹が空いてきたので、レストランで食事を取ります。本当は…ここでこの周辺の綺麗な山々を見ながら食事を食べられるはずなのですが、今は雲の中にいるので景色は楽しめません。「雲の中で食事したことあるか?君は」というマウントに使いたいと思います。ちなみにメニューは至って普通。

谷川岳が見られると期待してリフトに乗ります。リフトに乗っている間も、山頂駅が見えたと思えば、

また見えなくなったりと、雲の中にいて雲もそれなりのスピードで動いているので天気が目まぐるしく変わります。

山頂駅につきました。が、この景色。谷川岳は全くもって見られません。さっきから雲が動いているから、ちょっと待てば見晴らしが良くなるかあと思い30分ほど待つも…

一向に雲がなくなる気配はありません。仕方ないので再びリフト・ロープウェイに乗って戻ることにします。何人か他のお客さんも来ていましたが、同じように引き返していました。

これぞ見たかった絶景!一の倉沢へ!

ロープウェイの下の駅まで戻ってきました。続いて目指す先は一ノ倉沢です。

一ノ倉沢は、JR東日本系列のコンビニエンスストア「New Days」やJR東日本の各駅にある自動販売機で発売されている飲水「From AQUA」の採水地(正確にはもう少し下流に行ったところで採水している模様)であり、ペットボトルのパッケージにもなっています。

この一ノ倉沢を見に行きます。一ノ倉沢までは冬の期間を除いて、電気バスが運転されています。が、帰りの列車の時間にちょうど良いバスがないことと、それから普通に最後のバスを逃してしまいました。谷川岳ロープウェイ駅の駅からは徒歩で約1時間、近くはありませんがちょっとしたハイキングにはちょうど良い。羽黒山の時とは違って、ちゃんと今から山登りをするんだと認識した上で登り始めます。

谷川岳ロープウェイ駅より上には、自家用車はいけません。一部の許可を受けた車しか通れません。そのため、ガードがありますが、徒歩であれば通過可能。警備員の方がいるのですが優しい方で、「一ノ倉沢までは大体1時間だよ、気をつけてね」と声をかけてくれます。田舎、というと差別的発言と取られるかもしれませんが実際に田舎。こういう田舎の人って、やっぱり都会と比べて心優しいですよね。

少しづつ登ります。ここからは一応「国道291号線」なんですが車は通れず、法律上は「休道」となっているそう。昔は、新潟まで抜ける唯一の国道として馬車などが通っていたそうです。谷川岳の国道については、Googleで検索すればたくさん出てきますのでここでは解説は割愛します。

今では自家用車は通れないものの、国道ではありますので看板等は一部残っています。クラクションを鳴らせ、という看板を見たのは自動車学校以来です(そもそも僕が普段、車を運転しないということもありますが)。

途中に滝があります。綺麗というか、音がすごいというか。なんだかいい感じです。

歩いていると、いきなり前に一ノ倉沢が現れました。あらかじめネットで調べていたので一ノ倉沢がどんなものかは把握していましたが…すごい。

写真で見るとどうしても平面になってしまいますが、やっぱりすごい。まず、気温が低い。そして、3Dで見ると圧倒される。その下に流れる水の音も雰囲気を醸し出し…五感で感じると全然違います。やっぱり、写真や動画だけで見るのではなくて実際に足を運んでみるのが一番素晴らしい。

川の水ももちろん綺麗です。JR東日本系列のペットボトルの水は大体ここから採水されているんですからね。

僕もここでペットボトルに水を汲み、それでも物足りずに水筒にも水をくみます。この水をそのまま濾過せずに飲むのは良くないでしょうが、まあそこは自己責任として。ペットボトルや水筒に入れてもかなり綺麗なのでこれは飲んでも問題ないだろうと判断します。

やっぱり今日は雲の流れが早く、着いた時にはちょっと雲に隠れていたのが、気づいたら完全に出てくれます。この間に写真をバシャバシャ撮りまくります。

またまた雲がかかってきました。時間的にもちょうど良いので土合駅に戻ります。

今日は土合駅から上越妙高まで移動

帰りも歩いて土合駅へと戻ります。

土合駅に戻ってきました。雰囲気がりますね。ここからモグラ駅になるとはなかなか想像できませんが。

こちらが先ほど降りてきた上り・水上方面のホームです。至って普通の駅です。普通に田舎にありそうなホームですが、下りは全然至ってありそうなホームではないんですよね。

土合駅の下りホームへと向かいます。ここから合計462段の階段を降ります。上り階段じゃなくてよかった。特に首都圏方面から来る人は、度合いに到着して最初にこのホームから駅舎まで上がることになると思いますから気をつけてくださいね。

かなり涼しい、というか肌寒いです。そして湿気がすごい。霧がすごいかかっています。鉄道の長いトンネルの中ってこんな感じなんですかね。いや、でも普段使ってる地下鉄はこんな感じじゃないぞ。ということは、山岳トンネルだからこそ見られる風景なのか。

そんなことを思って10分ほど待ちます。当然のように土合駅下りホームでは、携帯電話の電波が入りません。早めにいってしまうと、ネットが使えなくて暇することもあるでしょうから、そんなに早く行かないことをおすすめします。ただし、階段を降りるのに10分ほどはかかると思いますので、15分ほどは余裕を持っていくのが理想です。

列車がやってきました。列車が入ってくる前にだんだん霧が引いてきました。霧が列車の風圧で飛ばされたのでしょう。

越後湯沢に到着です。一旦、下車します。今回乗った列車は長岡行きで、この列車で六日町まで行ってから乗り換えるのですがこの列車、新幹線からの乗り継ぎを待つ関係で越後湯沢に25分も停車するのです。25分ですよ?!今回はフリー切符を使っているということで、もちろん改札を何度でも通ることができるので、一旦改札の外に出て夕食を調達します。

ちょうど、越後湯沢駅の飲食店も閉まり始める頃です。特にお腹も空いていないので、New Daysでサンドイッチを購入します。

六日町で乗り換えてほくほく線に。ほくほく線は線形がいいこともあり、普通列車でもかなり早いです。駅間ではかなりスピードを出してどんどん走っていきます。

直江津に到着です。直江津からはえちごときめき鉄道に乗り換えます。えちごトキめき鉄道の普通列車、なかなか古い列車だなあと思ったのですが…

実はこの古そうな車体、実際の車体ではなくデザインだったのです。地元のデザイン専門学校の学生さんたちがデザインしたそう。なかなか斬新ですよね。

この列車に乗って上越妙高に到着です。今日は上越妙高駅前のホテルに宿泊です。何も考えずに予約はしていたのですが、東京で宿泊したホテルと同じ「スーパーホテル」でした。チェックインの際に、フロントのスタッフの方に言われて初めて気づきました。スーパーホテルは何気に快適です。キーがなく、暗所番号式です。そしてチェックアウトが不要。それがかなり便利なのです。

この日は部屋に入って早々に大爆睡し、翌朝も朝食の時間ギリギリに目覚めました。

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