東京や名古屋、大阪から新幹線や特急などで手軽に行ける観光地である熱海・伊豆。熱海や伊豆は観光エリアとして人気で、観光スポットが数多くあります。
この記事では、熱海や伊豆半島の観光地をご紹介します。同時に、熱海や伊豆へのアクセス手段についても解説していきます。特に熱海は車なしでも手軽に行くことができる観光エリアで、魅力がたくさんあります。
熱海駅から公共交通機関で行くことができる観光地がたくさん!
東海道新幹線が通っており、東京や名古屋、大阪からでも手軽にいくことができる熱海。この熱海周辺には公共交通機関で行くことができる観光地が多くあります。
來宮神社
まずはJR伊東線で行くことができる観光地である来宮神社です。JR伊東線で熱海駅から1駅、来宮駅から徒歩で行くことができます。
来宮神社は日本屈指のパワースポットとして人気です。本殿の左奥にある御神木「大楠」(おおくす)は健康長寿・心願成就の巨樹として観光客に人気です。
熱海駅から電車で手軽に行けるのが魅力の来宮神社、新幹線に乗る前後にでも行ってみてはいかがでしょう。
PICA初島
PICA初島は、「首都圏から最も近い離島」として有名な離島で、熱海港から船で行くことができます。
面積は0.437平方キロメートル、周囲は約4キロメートルの島で、1つの島が丸ごとリゾート施設となっています。島内では、温泉に浸かって太平洋を見渡すことができたり、ハンモックで寝そべってのんびりしたりできる施設があります。また、コテージタイプの宿泊施設で宿泊することができます。
この初島は、熱海に観光に行くついでに行く島、というよりはこの島のためにいく、という観光地です。熱海に宿泊する場合にこの初島を訪れるのはあまりオススメはしません。
熱海駅周辺のグルメもお見逃しなく!
熱海駅周辺にはさまざまなグルメもあります。これらのグルメも見逃さずに楽しみたいところです。
こちらは「ATAMI MILCHEE’s」というお店です。ミルク風味のプリンにチーズが入っています。また、2階にはちょっとおしゃれなイートインスペースもあるのでオススメです。
こちらは「BonBon BERRY」というお店。いちごを使ったスイーツが人気です。
これ以外にもさまざまなグルメがあります。熱海駅へ行ったらグルメも楽しみたいところです。
雨でも楽しめる!熱海の観光地
熱海は海が近い観光地です。大自然を感じることができるスポットが数多くあります。
しかし、大自然を楽しみたくても悪天候はつきもの。悪天候でも楽しむことができる熱海の観光地をご紹介します。
MOA美術館
MOA美術館は、現代美術作家・杉本博司氏と建築家・榊田倫之氏を中心とした「新素材研究所」がデザインを手がけた美術館です。
東洋美術が中心に展示された美術館です。国宝3点・重要文化財67点・重要美術品46点をはじめとして、合計約3,500点の収蔵品がある美術館です。
天気のいい日でも、美術館からは相模湾を一望できるデザインになっており、熱海ならではの海を感じることができます。
熱海城
熱海城は、熱海駅からバスで行くことができるお城です。熱海にはもともとお城はなく、この「熱海城」は完全に、観光振興を目的に建設されたお城です。
館内には足湯などもあります。また、「江戸のなぞ絵・遊び絵」は、浮世絵風の絵で出されるクイズで、幅広い世代で楽しむことができます。
熱海トリックアート迷宮館
熱海トリックアート迷宮館は、熱海城のすぐ横にある「トリックアート」を扱う美術館です。
単なる絵なのに、写真に収めるとびっくり。中に入って写真を撮るともっとびっくり。館内なので、雨の日でも楽しむことができる観光スポットです。
ちょっと足を伸ばせば絶景スポットも
熱海は、静岡県の中でも首都圏側にあります。静岡県のシンボルといえば富士山。静岡県に限らず、日本のシンボルです。
熱海からは富士山を眺めることはできませんが、少し足を伸ばせば富士山を眺めることができるスポットなど、自然を楽しむことができるスポットが数多くあります。
十国峠
十国峠は、熱海駅からバスで45分ほど行った場所にある観光スポットです。デッキからは富士山の景色を眺めることができます。
「十国峠」のモニュメントもあり、観光地として整備されています。山頂へは、ケーブルカーで行くことができます。
楕円形の、特徴的な形をした展望台も整備されています。熱海駅からはバスで40分程度であり、近くはないものの遠くもありません。車であれば30分程度で行くことができます。
熱海は伊豆半島の玄関口 伊豆半島には魅力的な観光地がたくさんある
熱海は伊豆半島の玄関口です。熱海周辺エリアだけでなく、伊豆半島にも数多くの魅力的な観光地があります。
JRと伊豆急線の特急でペリー来航の街・下田へ
熱海から分岐するJR伊東線、そしてさらにその先には伊豆急線があります。この伊豆急線の終着駅が伊豆急下田駅。ペリー来航の地として有名な下田です。
伊豆急下田駅から徒歩5分のところからは「下田ロープウェイ」に乗ることができます。下田ロープウェイを使うと、寝姿山に登ることができます。寝姿山からは下田湾が一望できます。200年に及ぶ鎖国体制、完全に外国から閉ざされた時代を経て突然やってきたペリーを、人々はここで驚いて見たのだと考えると、約170年前の時代がまざまざと浮かんできます。
下田の街を眺めることができます。まさに、絶景です。
また、ロープウェイの山頂駅付近には「THE ROYAL HOUSE SHIMODA」があります。「THE ROYAL EXPRESS」をデザインした水戸岡鋭治氏がデザインしたカフェで、落ち着いた雰囲気になっています。
なお、下田ロープウェイも改修にあたって水戸岡鋭治氏がデザインしたものに一新されています。
城ヶ崎つり橋
続いて紹介するのが、「城ヶ崎つり橋」。相模湾に面する断崖絶壁にかけられた吊り橋です。
吊り橋からは天気が良ければ、相模湾の絶景が見られます。この相模湾の絶景は実に見ものです。
この吊り橋は比較的新しいものなので安心。でも吊り橋だから少し揺れる。なかなかスリルを味わうことができます。
カップルで来たら名前の通り「吊り橋効果」でもっと仲良くなるかも?!(経験談)。
足湯テラス@伊豆 Bakery&Table 東府や
「足湯テラス@伊豆 Bakery&Table 東府や」は、伊豆半島の中央にある山奥のリゾート「伊豆 Bakery&Table 東府や」のカフェです。大きな特徴は、足湯を楽しみながらカフェで美味しいパンなどを楽しむことができること。
足湯の先にはインスタ映え間違いなしのプールが(実際に入ることはできませんし、足湯とも完全に隔てられています)。足湯に入り、この美しいプールを眺めながら食事をいただくことができます。
もちろん、足湯だけではなくソファ席などもあります。伊豆半島の中央あたりにあるため、海は一才見られません。景色はイメージと真逆で、山の景色です。
ふたりで座ることのできるソファも設置されています。僕が行った時は11月末だったのでやや寒かったですが、暖かい時期であればここでのんびりするのもいいでしょう。
熱海で宿泊しよう
熱海は温泉街として有名です。新幹線や特急列車が走っており、利便性の高い温泉地です。熱海へ観光で行くならば、是非とも宿泊したいところです。
オススメのホテル① 大江戸温泉物語 熱海伊豆山ホテル 水葉亭
オススメのホテルその1は、「大江戸温泉物語 熱海伊豆山ホテル 水葉亭」です。
大江戸温泉物語は熱海に2店舗、旅館を持っています。この旅館の特徴は充実した温泉と大満足のビュッフェです。
多くの部屋がオーシャンビューの部屋となっており、海を眺めることができます。
和洋室からは、畳が敷かれた和室から海を眺めることができるのでオススメです。
また、食事も季節ごとに異なるビュッフェをいただくことができます。
つい先日、この「大江戸温泉物語 熱海伊豆山 ホテル水葉亭」について詳細に記事を執筆しました。早速ですがアクセスをいただいています。こちらの記事も併せてご覧ください。
オススメのホテル② ISHINOYA 石のや熱海
続いて紹介するのは「ISHINOYA熱海」です。
熱海の丘の上にあり、コスパが最強のホテルです。
こちらの「ISHINOYA熱海」についても以前に記事を執筆しています。
ホテルについてすぐ、エントランスのところには海を眺められるソファがあります。このソファ、インスタ映え間違いなしです。
「ISHINOYA熱海」は熱海の中でも、丘の上にあります。このホテルからは熱海の街並みが一望できます。海上花火大会がある日は間違いなく、美しい花火を見ることができるでしょう。
「ISHINOYA熱海」についても2年ほど前に、詳細に記事を執筆しました。こちらの記事も併せてご覧ください。
熱海への移動手段はさまざま!
熱海はアクセスの良い観光地として人気です。熱海は東海道新幹線の駅であり、一部の「ひかり」号が停車します。最も便利で速いのは東海道新幹線ですが、それ以外にもアクセス手段があります。
最後に、熱海・伊豆へのアクセスを解説します。
首都圏や中部圏・関西圏からは東海道新幹線
やはり最も便利なのは東海道新幹線です。熱海駅は東海道新幹線の停車駅であり、新幹線で行くのが最も早いです。
熱海駅は各駅停車である「こだま」の全列車、静岡県内停車タイプの「ひかり」の一部列車が停車します。ただし注意したいのが、土日の熱海停車「ひかり」号は大変混雑します。僕が乗った日は、改札口に人が溢れかえるほどでした。僕はグリーン車を利用しましたがグリーン車も窓側はほぼ満席、自由席は立ち客もいたほどだそう。
東海道新幹線を使えば東海道・山陽新幹線沿線から手軽に熱海へ行くことができます。東京からは「ひかり」で約40分、「こだま」で約50分です。
新幹線は本数も毎時2本程度は確保されており、利便性も高いです。ただし、新幹線特急料金は在来線特急料金と比べてやや割高なこと、旅行気分には全くならないこと(特に東海道新幹線はビジネス客ばかり)がデメリットです。ただし現実問題、名古屋・大阪・京都や山陽方面から熱海へ行く場合は東海道新幹線一択です。
首都圏からは特急列車も多数運転!
首都圏から熱海へは在来線の特急列車も運転されています。新宿発着の特急列車もあり、首都圏各地からの利便性が高いことが大きなメリットです(東海道新幹線は東京駅・品川駅・新横浜駅のみ)。
特急「踊り子」では東京駅から約1時間20分です。新幹線と比べて在来線特急は割安であることが魅力です。デメリットとしては1時間あたり1本程度(10時台の東京駅発のみ2本)とやや本数の面で劣ること、時間がかかることです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。個人的には片道は次で紹介する「サフィール踊り子」を使うのがオススメです。
特急サフィール踊り子などの観光列車も運転!
最後に紹介するのが東京・新宿を発着する観光特急「サフィール踊り子」です。
すべての座席がグリーン車で、グリーン車の上級座席である「プレミアムグリーン車」、そしてグループで利用できる「グリーン個室」も用意されています。
また、車内にはカフェテリアなども設置されており、伊豆のグルメなども楽しむことができます。
実際に「サフィール踊り子」号に乗車しレビューしています。動画も公開していますのでご覧ください。
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