高知を回るなら!観光に便利な「My遊バス」がオススメ

四国
四国
この記事は約7分で読めます。

四国デスティネーションキャンペーンを活用し、四国の周遊旅行をしました。ディスティネーションキャンペーンはJRが主催するキャンペーンであり、今回のデスティネーションキャンペーンに合わせてJR四国全線乗り降り自由のおトクな切符が発売されました。

その切符を活用して高知へと向かったのですが、高知ではバスを使って回ることに。高知では今回ご紹介する「My遊バス」という、観光に非常に便利なバスが運転されています。

スポンサーリンク

My遊バスは観光客専用のバス きっぷには特典がたくさん

My遊バスは観光客専用のバスです。しかし観光バスツアーとは違い、ひとり旅でも知人との旅行でも便利な、路線バスと観光バスツアーの中間的位置付けのバスです。

「1日券」のみ利用可能で、路線バスとは違うので注意!

My遊バスは通常の路線バスに見えます。実際、バスの車体は通常の路線バス。

しかし、路線バスとは異なるので注意が必要です。路線バスとは違い、運賃を支払って乗る、という形式ではありません。My遊バスは、1日乗車券でしか乗ることができないバスです。

My遊バスの1日乗車券

My遊バスの1日乗車券の金額は次のとおり。距離の割には比較的お手頃な運賃、いや、受けられる特典を考えると安いくらいだと思います。

My遊バスきっぷ価格一覧(公式サイトより引用)

「竹林寺前」バス停は、高知駅から桂浜のちょうど中間あたりに位置するバス停です。ぜひ桂浜へも足を運んでほしいところではあるので「JR高知駅〜桂浜」の切符を購入してほしいところではあります。ただし、変更も可能です(詳しくは後ほど解説します)。

高知市内の観光地を巡る、観光に便利なルート

My遊バスは、観光客をターゲットにしたバスであり、地元の方の利用はありません。そのため、観光で訪れる価値のある場所を中心に回るルートになっています。また、観光客向けのバスではありますから、多少遠回りもします。

JR高知駅→桂浜(行き)のルート(公式サイトより引用)

途中のバス停はこの通りです。高知駅を出発して、五台山へと向かいます。五台山展望台をはじめとし、竹林寺などの五台山内の観光施設を経由して桂浜へと向かいます。

桂浜→JR高知駅(帰り)のルート(公式サイトより引用)

桂浜からJR高知駅へのルートはこの通り。五台山内が一方通行の関係で、「五台山展望台」〜「竹林寺前」が、行きの順序から反転しませんが、基本的に停車するバス停は同じです。

ルートの詳細は公式ページ掲載のパンフレット(PDFファイル)をご覧ください。PDFファイルには、きれいな地図がついています。

https://kochi-tabi.jp/lp/my-bus/images/my_yu_bus/chirashi_20211101.pdf

一部には床面が木の車両もある

土休日に加え、夏休みなども考慮したスケジュール

My遊バスは、最初から書いている通り観光客向けのバスです。そのため、平日・土休日ダイヤがあり、土休日の方が本数が多くなります。

My遊バスの時刻表(公式サイトより引用)

この時刻表で、赤の色がついている部分は土休日のみ運転のバスになります。平日だと、時間帯によっては2時間ほど次のバスまで空いてしまう場合がありますので注意が必要です。

ただし、桂浜までの1日券については「とさでん交通」の桂浜線(桂浜〜高知駅前)を片道のみ利用できます。とさでん交通の桂浜線は、桂浜から高知駅前を「My遊バス」とは違いほぼ直線で直結するバスです。これにより、桂浜から高知駅前へは本数が少ないとはいえ30分に1本程度の本数が確保されています。

スポンサーリンク

観光客のことを一番に考えたバス

My遊バスは観光客のことを一番に考えたバスです。観光に便利な特典や使い方ができるよう工夫されています。

市内電車の均一運賃区間が乗り降り自由!

高知には市内電車(路面電車)が走っています。路面電車は高知駅前から出ており、高知市内を東西南北に貫きます。特に、東西に貫く路線は「ひろめ市場」や「高知城」など、観光で是非とも訪れたいスポットを回ります。

高知で有名な「ひろめ市場」

My遊バス自体はひろめ市場や高知城方面を経由しないものの、My遊バスの乗車券により市内電車の均一運賃区間(高知駅から片道20分程度の区間)が乗り降り自由になります。そのため、高知駅またははりまや橋で市内電車に乗り継ぎ、市内電車でアクセスすることができます。

ひろめ市場のカツオのたたき

ひろめ市場のカツオのたたきは何度食べても美味しい。このカツオのたたきは、高知へきたら必ず食べるべき絶品です。

「五台山1日券」を購入しても、差額の支払いで桂浜まで乗れる!各種特典も!

My遊バスは全てが観光客を意識して作られているバスです。My遊バスの1日券には「五台山1日券」と「桂浜1日券」があります。五台山1日券は、My遊バス経路のおおよそ半分程度のエリアが乗り降り自由となるフリー切符です。

しかし、エリアが狭い方の「五台山1日券」を購入した場合でも、桂浜まで行きたければ差額を車内で支払うことで桂浜までの1日券に交換することができます。

つまり、一切損することなく、五台山への1日券から桂浜の1日券へと変更することができるのです。

高知駅の乗り場

予定変更、ってのは観光ならではのこと、この点でも観光客を意識して、観光客の利便性を最大限に高めることができるように配慮されていることがわかります。

「どの便が通過した」かがわかるシステム

さらに、My遊バスは1時間に1本程度しかありません。特に本数の少ない路線バスで不安になる「通過したか否か」がわかるシステムが導入されています。

My遊バス

「通過したか否かがわかるシステム」と言っても大層なものではありません。バス停の時刻表の部分にフックでプレートがかかっており、運転手さんがわざわざ降りて「通過しました」の札を移動させるのです。運転手さんにとってはかなり手間でしょうが、これが観光客にとってはとても安心材料になる。

スポンサーリンク

「My遊バス」を使えば公共交通機関での高知観光も便利にお得に!

My遊バスは高知駅周辺の観光地を網羅するバスです。My遊バスで行けるところをご紹介します。

高知といえばここ!桂浜は太平洋に面した絶景砂浜

My遊バスに乗るなら是非行きたいのがここ。桂浜です。桂浜は高知市の太平洋側に面した砂浜です。

天気が悪かった…

僕が行った日は天気が微妙でした。ただ、白い砂浜にその先には太平洋、この美しさは天気が悪くてもわかっていただけるでしょう。

桂浜

こんな感じです。さらに、桂浜の周辺には水族館や「坂本龍馬記念館」などもあります。実は意外と見所があるのがこの桂浜です。

岩場の向こうも入りたい…

岩場を超えた向こう側は立ち入ることができませんが、それでもこれを見れば透き通った海がよくわかると思います。

透き通った海

透き通った海と、白い砂浜のコントラストがなんとも言えない美しさ。

砂浜で遊んでいる子供たちも

砂浜で遊んでいる子供たちもいる、都会とは離れた長閑な時間が流れています。これがやっぱり、実際に行ってみると素晴らしい。

桂浜

ここ高知は、坂本龍馬の出身地として有名で、坂本龍馬にまつわるものもあります。

桂浜にある坂本龍馬像

桂浜には坂本龍馬像が。

坂本龍馬記念館

そして、坂本龍馬記念館があります。時間の都合で、僕は入ることができませんでした。

高知の市街地が一望できる!五台山

高知のまちが一望できる五台山は、高知駅と桂浜のちょうど中間あたりにあります。

五台山

五台山は桜やツツジの名所でもあります。

高知のまちが一望できる

高知のまちが一望できます。写真は、高知駅の方向を見た様子です。

高知市の近郊

高知のまちの、少し外れたところまで見ることができます。この様子を見ていると、高知の特徴がよくわかります。3方を険しい山に囲まれもう一方は太平洋。高知はまさに陸の孤島。陸の孤島って言い方すると悪いイメージをお持ちの方も多いでしょうがそんなことはないんですよ。陸の孤島になっている街って街の中で全てが完結できるほど充実した街になるんです。

彼方が太平洋方面

そして、まちが海に近いのもまた、高地市街の特徴です。

濱口雄幸の像も

また、濱口雄幸の像もここにあります。

竹林寺

五台山の山頂から歩いて5分くらいのところには、四国霊場第31番札所の竹林寺や、日本で初めて植物に学名をつけた世界的植物学者・牧野富太郎博士の偉業を記念して作られた県立牧野植物園や記念館があります。

竹林寺

竹林寺は五台山の山頂からすぐに行けるのでおすすめ。

天気が良ければ…

春で、かつ天気が良ければ色々見所はあると思います。が、僕は冬に行ったので意外となんもなかった。

スポンサーリンク
参考になったらぜひシェアしてね!
InstagramとYouTubeも見てね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました