【2024】コロナ後でロサンゼルスの治安があまりに酷かった 地下鉄などは特に注意

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日本からの直行便も数多くあり、日本人も比較的たくさん訪れるロサンゼルス。2023年3月、実際にコロナ後のロサンゼルスを訪れましたが治安が大変なことになっていた。

以前、こちらの記事でも少し触れましたが、地下鉄などは特にひどい。今回はロサンゼルスの治安について、より詳しく書いていきます。

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ロサンゼルスはコロナ禍を経て治安が大幅に悪化

ロサンゼルスの治安は、コロナ禍を経て大幅に悪化しました。ロサンゼルスの治安の悪さは、数日間滞在した程度でわかるほどです。

帰国後に知ったのですが、コロナ禍を経てロサンゼルスの経済は大きなダメージを受けました。そのため、財政健全化のために警察官の給料がカットされる。銃社会のアメリカ、特にマリファナなどが合法化されているカリフォルニア州で警察官という仕事は命懸けの仕事。給料がカットされ、自分の命をかけてまでする仕事ではないとなり警察官の離職率が大幅に上昇。警察官の人手不足から治安が悪化、さらに警察官の仕事が大変なものに。

このように、負の連鎖によって警察官が激減し、治安が悪化しているそうです。

ロサンゼルスはコロナ禍を経て治安が大幅に悪化
ロサンゼルス

現在ではロサンゼルスの警察側もこの問題を認識し、給料アップなどで警察官の人手を確保する方向に動いています。

それでもなお治安が悪いのは、日本人には特に感じやすいでしょう。

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地下鉄や鉄道の治安は特にひどい

ロサンゼルスには鉄道があります。Metro railという路線が市街地に張り巡らされています。

この地下鉄は運賃が一律$1.75となっています。日本円にしておおよそ200円ちょっと。値段が安ければ治安が悪くなるのがアメリカの鉄道です。

地下鉄や鉄道の治安は特にひどい
ロサンゼルスのMetro Green Line

車内には薬物中毒者が多数。各車両に薬物中毒者がいて、叫びだすのは日常茶飯事です。

さらに日本人観光客にも人気なハリウッドを通るレッドラインは特にひどい。酷すぎて写真なんて撮れなかったし、なんといっても匂いがひどい。嘔吐物とマリファナとそして加齢臭のような臭いを混ぜたような、もうなんと言っていいかわからない匂いがします。地下鉄に乗り続けて往復し、寝床としているホームレスが数多くいます。動物を連れて乗ってくる人もいます。とてつもなく怖い。

ハリウッドの最寄駅では券売機の前に人がいて、僕たちの方をちょこちょこみてくる。はい、お金を狙っているのです。僕たちにスキさえあればスリをしてそのままお金を持って行ってしまおうという魂胆ですね。友達がTapカードのチャージをしており、僕はその男性の存在に気づいていたので常に気を向けて、なんとか無事脱出しました。

ロサンゼルスに初めて行く人は特に、鉄道の利用はオススメしません。鉄道の車内には優しいアメリカ人もおり、大きな荷物を持っていた僕たちの手助けをしてくれた優しいお兄さんもいました。

しかし、薬物中毒者が話しかけてくることも多々ある。無視すれば危害を加えてくることはあまりないので問題ありませんが、でもやっぱり、初めてそんな場に遭遇するとびっくりして対処できないものです。

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ロサンゼルスでは観光客を狙った詐欺も

これはロサンゼルスに限らず言える話ですがアメリカでは観光客を狙った詐欺が横行しています。

僕たちがロサンゼルスの一大観光地であるサンタモニカで経験した詐欺についてちょっと話しましょう。ここから話すことは全て、真昼間の観光客がたくさんいるサンタモニカで起こった出来事です。

僕の日記にも、その時の恐怖はまざまざと書いてあります。

ロサンゼルスでは観光客を狙った詐欺も
こんな白昼の中、詐欺に遭った

サンタモニカは「写真で見たあれ」です。興奮していた僕は、嬉しそうにサンタモニカへと向かいました。その途中で、詐欺に遭ったのです。

黒人男性が声をかけてきて「このポストカードあげるよ、無料だよ」と。

ロサンゼルスでは観光客を狙った詐欺も
この男性が犯人

僕はいらないと断ったのに、しつこくて仕方ない。興奮していた僕は、何故か受け取ってしまいます。その途端、自分はとても有名だ、サインをあげるよと言ってサインを書いた。と思ったらなんと、先ほどまではなかったはずのお金が手に。ほらほら、チップを出しなさい、40ドルだ、と。

40ドルは持っていないので、1ドルを出したら、ものすごい目で睨まれた。“Don’t forget the game”と。

仕方なく、財布の中に入っていた35ドルを全て出しました。それでも足らないと言われましたが、財布が空っぽであることを見せたら諦めてくれた。今でもあのときに感じた恐怖はまざまざと脳裏に浮かびます。

この後、サンタモニカを思うように楽しめなかったのはいうまでもありません。これ以外にも、ハリウッドでは写真を撮ってあげるから、といってそのままチップを求めるという事件も多発しています。

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ロサンゼルスで治安が特に悪いエリア

最後に、ロサンゼルスで特に治安が悪いエリアを紹介します。なお、ここで紹介するエリア以外でも不安になるような治安の場所は多数ありますので注意してください。ここで紹介するのはあくまで、特に気をつけるべきエリアです。

サウス・ロサンゼルス

サウス・ロサンゼルスはロサンゼルス国際空港(LAX)からロサンゼルスの中心部へ向かう間のエリアです。

ロサンゼルス国際空港からロサンゼルスの中心部を結ぶ鉄道はこのエリアを通ります。がっつり横断します。ここが酷くてびっくりしてしまった。

銃撃戦が起こることもあるエリアです。空港から街中へ行く際に軽い気持ちで降りることがないように注意が必要です。

イングルウッド

イングルウッドは日本人の銃殺事件が起こり、悪い意味で有名になってしまったエリアです。先ほど紹介した、サウス・ロサンゼルスと隣接するエリアです。こちらも空港の行き帰りに通ることになるので気をつけましょう。

なお、アメリカでは高速道路が基本的には無料です。ロサンゼルス国際空港へ行く際は、治安対策も兼ねて高速道路を使うことを強くオススメします。

スキッド・ロウ

日本人街があるリトル・トーキョー。その近くにあるのがこのスキッド・ロウです。

このエリアは、ロサンゼルスの街中からハリウッド方面へ行く際にも通ることになります。今回、アメリカ旅行に同行した知人が「ゾンビみたいな人たちばかり」と言っていたのが印象的です。マフィアなどによる強盗・殺人・強姦なども起こっているため、安易に立ち入らないようにしましょう。

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余談:今まで訪問した都市の中で最も「発展途上国」である

ここからは少し余談です。

僕は多数の国を旅行し、実際に自分の目でその国の実情を確かめてきました。その経験をこのように、ブログにまとめています。

コロナ禍以前・コロナ禍以降を含めて多数の国を訪問しました。コロナ禍以前ではホノルル、ロンドン。そしてコロナ禍以降はアメリカの各都市に加えて、オーストラリア・ケアンズ、シンガポール、トルコ・イスタンブール、トルコ・カッパドキア、オーストリア・ウィーン、ドイツ・ハンブルク、ドイツ・フランクフルトなどです。

これらの都市を訪問してきましたが、今まで僕自身が訪問した都市の中で最も”発展途上国”に近いのがロサンゼルスです。それほどまでに、ロサンゼルスは治安が良くないのです。


ロサンゼルスは日本人にとっては魅力的な都市でありながら治安の面で危険がたくさん。治安に注意して楽しんできてくださいね。

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