日本の大動脈である東海道新幹線。その東海道新幹線の全列車が停車し、中京地区の交通の要衝である名古屋駅。
新幹線の名古屋駅も非常に利用者が多く、常に人で溢れています。そんな名古屋駅で、新幹線の出発までの時間を待機するために必要な「待合室」。この記事では、名古屋駅の新幹線待合室の様子を徹底的に解説します。
2023年末から、最繁忙期について「のぞみ」号が全席指定席化されています。今後、特に繁忙期には名古屋駅での待合室はさらに重要になるでしょう。
名古屋駅の新幹線改札内には多くの待合室が
名古屋駅の改札内は多くの待合室があります。いままでに数多くの新幹線駅に足を運んできましたが、名古屋駅の改札内のベンチスペースはかなり充実している方。逆に、カフェなどのスペースがほとんどないのも特徴です。
革張りの座席で新幹線の出発まで待とう
名古屋駅の新幹線改札内には待合室があります。革張りの待合室になっています。ここで新幹線の出発までの時間、待機することができます。
座席数は十分あり、充実しているといえますが、東海道新幹線の利用者数を考慮するともう少し座席があってもいいと感じるところ。最近では満席近くになっていることも多々あります。
名古屋駅の新幹線待合室の様子です。名古屋駅の新幹線改札内にある唯一のカフェが、東京寄り・16号車側にあるスターバックス。このスターバックスも店舗だけであり、店内スペース(飲食スペース)はありません。
また、壁側にはコンセントが使用できるスペースもありますが、座席数が少ないので基本、革張りの座席で待機することになると考えるのが良いでしょう。
西側(新大阪・博多側/1号車側)の新幹線待合室
名古屋駅は中央にコンコースがあり、その両側に新幹線改札があります。また、それぞれに在来線乗り換え用の改札口が1箇所づつあります。
まずは西側(新大阪・博多側/1号車側)の待合室の様子です。
こんな感じ。座席数は概ね50席ほどありますが、常に混雑しています。写真は平日の朝の様子です。
後ほど紹介する、パソコン作業用のカウンターデスクが1番奥(左奥)にあります。右奥にはプライベート感のある仕切り付きのスペースがありますが、夜遅い時間帯などでなければ空席はほとんど出ません。
GIFT KIOSKとKIOSKがあります。GIFT KIOSKではお土産を購入することができます。小さい店舗の割には結構な品揃え。バラマキ用のお土産には最適です。
また、KIOSKではお弁当やサンドイッチ、飲み物なども販売されています。
東側(東京・静岡側/16号車側)の待合室にはスターバックスも
東京側(16号車側)の待合室の様子です。こちらにはお弁当やサンドイッチ、飲み物などが販売されているKIOSKに加えて、座席などは設置されていませんがスターバックスもあります。
この写真は、夜遅い時間帯に名古屋駅を利用した際に撮影したものです。遅い時間帯のためお客さんは少ないですが、昼間の時間帯はこちらの待合室も混雑しています。
DELiCA STATIONではお弁当やサンドイッチなどが充実。名古屋駅の構内には、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニがほとんどありません(行こうとすると多分、迷うと思います)。このDELiCA STATIONではお弁当などを購入できるので、いつもありがたく使わせてもらっています。
コンセントなどが利用でき、パソコン作業ができるエリアも
名古屋駅の新幹線改札内には、コンセントなどが完備され、パソコン作業ができるエリアも完備されています。
カウンタータイプの座席
昔から名古屋駅に設置されているのがカウンタータイプの座席です。新大阪側・東京側ともに、1番左おくにあります。
カウンタータイプの座席にはコンセントが設置されているため、スマートフォンなども充電できます。もっぱら、東海道新幹線の次世代車両であるN700S系には全席にコンセントが完備されています。また、N700Aでも窓側座席にはコンセントが設置されています。
コロナ禍でプライベート感のある座席も完備
さらにコロナ禍を経て、各待合室の奥にはプライベート感のある座席が用意されました。
ついたてで仕切られており、座席にはコンセントなども設置されています。新幹線に乗る前の時間で、ちょっとメールに返事したり仕事をこなしたりすることができます。
コロナ禍を経て、各駅にこのような設備が設置されるようになりました。広島駅などにも新幹線改札内にパソコン用のスペースが設けられています。
改札外にはブースも
JR東海は新幹線に乗る前後にワークスペースとして、「EXPRESS WORK」というものを展開しています。
名古屋駅においては、ブースタイプの「EXPRESS WORK-Booth」が設置されています。
名古屋駅は新幹線改札外の在来線・新幹線のコンコースに「EXPRESS WORK-Booth」が設置されています。従量課金制で使用できるため、WEB会議など集中して作業したいときはEXPRESS WORK-Boothを使うと良いでしょう。
最近では、JR東海だけに限らずJR東日本などでもこのような設備が充実してきていますね。新幹線での出発前などに作業をしたい場合に便利です。
名古屋駅の構内にはグルメやカフェなども充実!
名古屋駅には、新幹線の改札外になりますがカフェなども充実しています。新幹線の改札に近いカフェをいくつか紹介します。
新幹線改札外にはドトールコーヒー
新幹線の改札外にはドトールコーヒーがあります。名古屋駅のドトールは新幹線の改札外にあります。あまり座席数は多くはありません。
ドトールは、新大阪駅や広島駅、博多駅などの新幹線改札内にもある。さらに東京駅などの改札外にもあります。新幹線駅に集中的に投資していると思われます。
新幹線改札付近(太閤通口)には「名古屋うまいもん通り」が
ドトールからさらに20メートルほど先へ行くと、「名古屋うまいもん通り太閤通口」があります。
この「名古屋うまいもん通り太閤通口」には各種店舗が入っています。時間帯によっては、食事をとるのもおすすめです。
名古屋名物の1つである、ひつまぶしなどを楽しむことができる「⚪︎や」。この店舗はいつも、行列ができているので注意が必要です。
これ以外にも、名古屋コーチンなど、名古屋名物を楽しむことができるのでオススメです。
新幹線ホームの下「名古屋うまいもん通り」にはスターバックスも
新幹線ホームの下の部分、新幹線改札の近くの部分にある「名古屋うまいもん通り」にはスターバックスも入店しています。
スターバックスは高速のWi-Fiなども使えるので、新幹線で出発するまでの待ち時間に使うにはとても良い。こちらは新幹線改札内とは異なり、座席が多く設定されています。
新幹線乗車前の待ち時間で、パソコン作業などをしたい場合はこちらのスターバックスが最も使いやすい場所になります。
名古屋駅で名物・きしめんを食べよう
名古屋駅の新幹線改札口があるコンコースには、きしめんなどもあります。待ち時間がなければそこまで時間もかからないため、新幹線に乗る前にきしめんを楽しむのもおすすめです。
新幹線に乗る直前に、ここで最後にきしめんを食べ、名古屋名物を楽しむこともできます。手軽に食べることができるのが魅力です。
名古屋・ゲートタワーの12階・13階にはレストランが充実
さらに名古屋駅は、JR東海が駅ビル事業を展開しています。名古屋駅の直上にあるゲートタワーの12階・13階にはレストランがあります。
12階と13階には名古屋の名物のほか、さまざまな飲食店があります。名古屋に住んでいる僕も、ちょっといい食事をするときなどにはよく使います。
詳しくはゲートタワーモールのレストラン街のサイトもご確認ください。
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