近鉄特急「青の交響曲」で行く 春の桜咲く吉野へ!

日記
日記西日本鉄道
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去年の秋、紅葉が綺麗なことに行こうと思っていた吉野。なんですが、四国や九州への旅行、別の仕事がありなかなか日程が合わず。

そこで、「吉野といえば桜」、今回は桜が綺麗な春に吉野へ行きます。以前にも乗った近鉄特急「青の交響曲」で吉野へ行くために1ヶ月前、特急券予約開始と同時に特急券を予約し吉野へ向かいました。

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春・桜の時期の「青の交響曲」は一瞬で予約が埋まる

吉野へ行くということで、せっかくなので青の交響曲を狙います。この時期の「青の交響曲」は本当に一瞬で埋まります。僕が予約した、吉野の桜が満開の時期は予約開始後30秒で埋まっていました。

近鉄特急の指定席を確実に確保するために

ちょっと本題とはそれますが、春の桜の時期の「青の交響曲」はじめとした近鉄の人気特急を確保したい場合のコツを。

近鉄特急のネット予約では、特急券発売開始の少なくとも30分前には特急列車の検索ができる状態になっています。この段階で座席グレードの選択ができます。その先の、座席表から座席を選ぶことや支払い方法の確定などは発売開始後しかできません。

そこで、座席クラスの選択までを予め済ませておき、時間になったらすぐに座席表から座席を選択、そして支払いまで済ませれば最速15秒あれば終わります。クレジットカード情報等は予め登録しておきましょう。

ただし、支払い画面へ遷移した瞬間に選んだ座席が取られてエラーになる可能性がなくはないにで、もし不安ならば座席表から座席を選択するにではなく座席タイプ(窓側など)を選択するだけにしておくとより可能性は高くなります。

近鉄特急の指定席を確実に確保するために
今回乗車した近鉄の人気観光特急「青の交響曲」

そんなこんなで、僕は発売開始から15秒で特急券を確保。気になったのでそのまま再度同じ列車を検索したら案の定全ての座席が満席になっていました。この時点でまだ、発売開始から30秒でした。

近鉄特急「青の交響曲」で大阪阿部野橋から吉野へ

さて、旅行記に戻りましょう。

今回も大阪発ということで、まずは朝から大阪阿部野橋へ向かいます。京都・奈良方面や名古屋・伊勢志摩方面から吉野へ向かう場合は、大和八木を経由して橿原神宮前で乗り換えとなります。

近鉄特急「青の交響曲」で大阪阿部野橋から吉野へ
近鉄特急「青の交響曲」のツイン席

今回乗る「青の交響曲」は大阪阿部野橋=吉野を繋ぐ観光特急です。「大人のラグジュアリーな時間」をコンセプトとしてつくられており、僕はひたすら豪華を追求した「しまかぜ」より好きです。

近鉄特急「青の交響曲」で大阪阿部野橋から吉野へ
車内は落ち着いた雰囲気の「青の交響曲」

途中、ラウンジカーも利用しながらのんびり吉野へ

桜の時期の特急「青の交響曲」は、1日1往復のみ、臨時ダイヤとなります。この「青の交響曲」は他の特急と比べて座席数が大幅に少なく、最も多客となる時間帯に走らせないためというのが理由かと思われます。

途中、ラウンジカーも利用しながらのんびり吉野へ
「青の交響曲」のラウンジ車両

というわけで、臨時ダイヤで走っているため他の特急の間を縫って運転されます。特急と言いながら、途中の橿原神宮前では後続の特急に追い越されます。また、途中駅で5分程度停車したりします。

途中、ラウンジカーも利用しながらのんびり吉野へ
途中の尺度駅で少々停車

乗客側からしたら、特急「青の交響曲」を存分に楽しめるのでこれで全然良いですがね。

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吉野に到着、奥千本へ

青の交響曲でのんびりしていたら吉野に到着です。

吉野駅の四番線に到着
臨時ダイヤではいつもと違う4番線に到着

今回は吉野に桜を見にきたんですが、今年の開花は予想より早く、吉野駅周辺はほとんど桜が残っていません。そこで、ロープウエイやバスを乗り継いで奥千本まで向かいます。

ロープウエイは混雑、臨時便も多数ある

桜の時期はこの吉野のロープウエイはかなり混雑します。普段は15分に1本の間隔で運転されていますが、15分も待つと人がいっぱいになるので桜の時期は「定員になり次第順次出発」という感じらしい。

ロープウエイは混雑、臨時便も多数ある
ロープウエイに乗って…

ロープウエイからは特に桜は見えません笑 以前、夏に来た時と同じような景色を楽しみながら少しづつ上の駅へ上がっていきます。

バスに乗り継いで…

さらにバスに乗り継ぎます。時期によっては吉野の各道路は「歩行者天国」となっており、車の通行が不可能です。したがって、バスも通ることができないので、桜の時期は一部区間が運休となっています。

ロープウエイを降りてからバス乗り場まではやや歩きますが、それでも景色が綺麗。問題の桜は全くありませんが。

ロープウエイは混雑、臨時便も多数ある
落ち着いた景色のところを進んでいきます

バス乗り場も写真を撮りたかったですが、人が多すぎて無理でした。写真を撮れないほど行列ができています。バスまで40分待ちと言われましたが、実際30分くらいでした。バスは時刻表などはなく、次から次へとバスが来て、定員ちょうど乗せたらすぐ出発、そしてまたすぐに折り返して行く、のくり返し。

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奥千本に到着!

ということで奥千本バス停に到着です。

ここからは歩いて奥千本(西行庵の付近)まで歩きます。ここから先はほぼ売店などがありませんので、食べ物や飲み物は予め中千本くらいまでで調達しておきましょう。

奥千本は、ほとんど山登り

下千本や中千本付近には売店なども充実しているのに対し、奥千本付近には売店どころか自販機すらありません。ほとんど山登りです。

奥千本は、ほとんど山登り
吉野の山の景色を楽しみます

途中で吉野の山を見渡せるところもあります。なかなかの景色です。ここで休憩をとっている人もいました。が、最後まで回った身としてはこれより先に行ってから休憩を取ることをオススメします。

奥千本は、ほとんど山登り
吉野の山を見渡します

背景に緑、そこにワンポイント綺麗な桜。これもなかなかいいですねえ。写真のコントラストがとても良い。唯一の難点が、手前の杉の木です。

奥千本は、ほとんど山登り
西行庵は雨漏りのため応急処置がされている

さらに急な坂道を登って、そしたら続いては急な坂道を下って、西行庵までやってきました。西行が住んでいたところです。

奥千本は、今までみてきた中では最も好きな桜の景色

奥千本は桜が並んでいるわけではありません。こんな感じ。

奥千本は、今までみてきた中では最も好きな桜の景色
奥千本の桜の木

これが奥千本。西行庵の周辺です。普段、都会にある公園などで見る桜とは全然違ってとてもいい。ひたすら「桜」「桜」「桜」という感じではなく、落ち着いた雰囲気のところに桜が並んでいる。そして背景には青い空と緑色の山が。このコントラストが最高です。

帰りはバスを乗り継いで

帰りはバスを乗り継いで近鉄吉野駅を目指します。途中の中千本から吉野駅まで直通するバスがあります。

このバスは奈良交通のバスなのでICカードも使えるから便利。

帰りはバスを乗り継いで
粕汁の「抹茶」を飲んでみました。

近鉄吉野駅まできたらそこで粕汁を買って飲みます。ねばねばしていて、「汁」という感じではありません。また、熱いのですぐに飲み干すことはできません。僕にとっては少し甘すぎました。

帰りはバスを乗り継いで
ここからは汎用特急に乗ります

帰りの吉野からは汎用特急で戻ります。今日は名古屋に帰るということで、途中の大和八木の飲食店街で食事をしてから帰ります。近鉄吉野線の吉野=橿原神宮前間は、「吉野チケレス割」ということで、インターネット予約で乗車すると320円で特急券を購入することができます。吉野エリアや伊勢志摩エリアは線形が悪く各駅停車とほぼ変わらないため、「座席料金」という位置付けになると思えばいいでしょう。

大和八木で一旦降りて食事をとります(近鉄の乗車券は途中下車できないですが、ICカードが吉野線でも使えます)。その後、大和八木からアーバンライナーで名古屋へ戻りました。

帰りはバスを乗り継いで
帰りはアーバンライナーで帰宅

ということで、いつかできることなら近鉄乗り放題の旅がしたい。また、紅葉の季節にも吉野へ行きたいと思います。今回はここまで。

2023年の春にも、吉野に足を運びました。改めて記事を書きたいと思います。

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