【12/21更新;2022年度版】どこでもきっぷ発売!使い方を徹底解説

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2022年「JR西日本 北陸エリアどこでもきっぷ」・「JR西日本 中国エリアどこでもきっぷ」

【2021/12/21速報】

旅行会社限定ではありますが、地域を限定した「JR西日本 北陸エリアどこでもきっぷ」・「JR西日本 中国エリアどこでもきっぷ」が発売されることになりました。特に中国エリア版はかなり広範囲で利用できるイメージです。

ただし、12/20の時点では「北陸エリア」「中国エリア」しか発表されませんでした。すなわち、実質的にJR西日本の全線が乗り降り自由となる「どこでもきっぷ」の延長はなく、2021年でもって発売終了となることが決まったと言えます

発売中止→再開へ!!

【2021/10/04速報】

新型コロナウイルス感染拡大をうけ、このきっぷの発売を当面の間見合わせることが決定しました。発表から3日間で見合わせとなりました。→半年間の「保留」を経て10/8より発売が決定しました!

JR西日本から昨日、新しい切符が発表されました。その名も「どこでもきっぷ」。

2020年にJR西日本から発売された「どこでもドアきっぷ」。今まで、JR北海道やJR四国をはじめとした各社で「特急乗り放題」の切符はあったものの、この切符は「新幹線まで乗り放題」。この自由度に驚きました。

この切符は2020年限定のもので、2020年12月下旬をもって発売は終了。期間延長などもなく終わってしまいました。

と思っていたら今回新たに発売されたのが「どこでもきっぷ」。2020年に発売された「どこでもドアきっぷ」と、一部を除いて趣旨はほとんど同じこのきっぷ。今回はこの切符について詳しく紹介していきます。

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JR西日本全線が乗り放題の「どこでもきっぷ」と関西エリアが乗り放題の「関西どこでもきっぷ」

今回発売されたのがJR西日本エリアが全て乗り放題となる「どこでもきっぷ」と関西エリア限定で乗り放題となる「関西どこでもきっぷ」。この「関西どこでもきっぷ」は前回のどこでもドアきっぷではなかったタイプになります。

どこでもきっぷ
実際に「どこでもきっぷ」を利用して旅してきました。

この切符、2020年に発売されていた「どこでもドアきっぷ」とほぼ同じ効力です。

【モデルコース】

1回目の「どこでもきっぷの旅」日記です。参考にしてください。

新幹線まで乗り放題に

この「どこでもドアきっぷ」と「関西どこでもきっぷ」、素晴らしいのが「新幹線まで乗り放題」ということ。JR西日本の新幹線が乗り放題となります。

新幹線まで乗り放題に
新幹線まで乗り放題!(小倉駅にて)

特に「どこでもきっぷ」(関西エリア限定ではないほう)はJR西日本のきっぷですので、小倉=博多=博多南間については新幹線限定で乗車することができます。

ただし、関西エリアでもJR東海の管内である東海道新幹線(新大阪から東京方面)は乗れないので注意してくださいね。

指定席は6回まで利用可能

このきっぷ、新幹線や特急の自由席が乗り放題ですが指定席も6回まで使うことができます。6回までって制限あるのかあ…って思うかもしれませんがはっきり言ってこの制限は特に問題ありません。僕の経験上、3日間で指定席6回はちょうど良いくらい。これ以上欲しいとも思いません。

指定席は6回まで利用可能
新幹線

前回の「どこでもドアきっぷ」にはグリーン車バージョンがありましたが、今回はグリーン車バージョンは別の切符として、また50歳以上という年齢制限を設けて発売されています。

「関西どこでもきっぷ」では大阪を中心として様々な場所に行くことができる

今回発売された2種類のきっぷのうち「関西どこでもきっぷ」は近場のお出かけのために、という趣旨で発売されています。

「関西どこでもきっぷ」では大阪を中心として様々な場所に行くことができる
今回の「関西どこでもきっぷ」は倉敷まで行けます

この「関西どこでもきっぷ」では、北(北陸方面)は敦賀まで、南(白浜方面)は新宮までのJR西日本前線、西は倉敷・児島・鳥取まで使うことができます。近場のお出かけとか言いながら鳥取まで行けてしまうのでなかなかのものだと思います。もちろん、この「関西どこでもきっぷ」でも新大阪=岡山間は新幹線を利用することができます

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価格と購入方法、利用条件

ここが少し過去の「どこでもドアきっぷ」と少し違いますので注意しましょう。

利用人数に制限はない

今回の「どこでもきっぷ」と前回の「どこでもドアきっぷ」で大きく違うのが利用人数。前回のどこでもドアきっぷは2人以上で利用可能という人数制限がありました。しかし、今回は1人から利用することができます。一人旅を多くする僕にとっては嬉しい限りです。

購入方法

ここが大幅に違うので注意です。

今回発売されたどこでもきっぷには「2日間用」と「3日間用」の2種類がありますが、「どこでもきっぷ2日間用」のみ発売方法が異なります。

どこでもきっぷの2日間用は旅行会社でのみ発売されます。他の「どこでもきっぷ3日間用」と「関西どこでもきっぷ」はe5489(JR西日本のインターネット予約サイト)で発売されます。

どこでもきっぷの購入方法
尾道駅にて(2020年12月)

価格

最後に価格です。

JR西日本と智頭急行線全線が乗り放題となる「JR西日本どこでもきっぷ」は3日間のものが22,000円。2日間用は18,000円、そして主に岡山エリアより東で、北陸を除くエリアが乗り放題となる「JR西日本 関西どこでもきっぷ」は10,000円となっています。

 JR西日本どこでもきっぷJR西日本 関西どこでもきっぷ
2日間用18,000円10,000円
3日間用22,000円

このように恐ろしく破格の価格設定となっています。行き先によっては単に往復だけで元が取れてしまうという恐ろしいきっぷです。

きっぷ受け取り前の指定席予約
広島エリアは「どこでもきっぷ」のみとなります
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指定席の予約と発券方法

今回の「どこでもきっぷ」は6回まで指定席を利用することができます。

JR北海道のフリーパスなどと違ってこの「どこでもきっぷ」は指定席を予めネット予約で確保することができます(どこでもきっぷの2日間バージョンはまだ不明です)。

きっぷ受け取り前の指定席予約

ネット予約e5489で予約後、きっぷ受け取り前であればネットで変更することができます。回数は36回までと制限されているようですが、さすがにそんなに変更する人はいないでしょう。実質ほぼ制限なく変更ができます。

どこでもきっぷ指定席 発券前
e5489からの予約で、フリー切符本体と同時に発券される(左上にe5489表示がある)

この「どこでもきっぷ」は回数券の扱いになるのでe5489から6列車までの予約が可能です。あらかじめネットで予約しておくと、実際に切符を受け取る際に予約しておいた列車の指定席券・新幹線特急券などが出てきます。僕たちが使った時は6列車中5列車予約していて、25枚とか出てきました。

きっぷ受け取り前の指定席予約
新幹線についても指定席を取ることができる

きっぷ受け取り後の予約

きっぷを受け取った後はネットでの予約ができません。駅の券売機での予約となります。

切符を受け取り後はネットで予約が出来なくなり、また既にネットで予約していたものを受け取った場合その切符の変更もできません。ここは十分注意してください。

どこでもきっぷ指定席 発券後
回数券を使った指定席予約から発券できる。

先ほども書いたように、この「どこでもきっぷ」は回数券の扱いとなりますので、駅に設置されている「みどりの券売機」の、回数券指定から予約を取ることができます。

ということで、「どこでもきっぷ」の使い方などを書いてきました。この「どこでもきっぷ」を使ってどこに行こうか、検討中です。

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JR西日本どこでもきっぷを使って乗ることができる鉄道車両についても紹介しているよ!車内や座席の様子を徹底的に紹介しています!

※これはアクセス数を増やすための宣伝です!笑

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