3日目の今日は、ロサンゼルス観光の最終日です。
ロサンゼルス観光最終日
今日はロサンゼルスを観光します。夕方には飛行機に乗ってサンフランシスコへ移動します。
朝はのんびり出発
朝はのんびりとホテルを出発します。昨日、ロサンゼルスで見たかったところは見ることができたからです。
南カルフォルニア大学へ
今日の行き先は南カルフォルニア大学。全米でトップ10に入る大学です。ホテルからはバスで15分ほど。すぐ近くです。
やってきました。雰囲気がすごい。
そして、校内にはホームレスなどは全くおらず、治安がとても良い。
ロサンゼルスにあるとは思えないほど、治安が安定しており快適なのです。
昼食は、ここでラーメンをいただくことに。チキンがちょっと微妙でしたが、スープと麺は日本とほぼ同じでとても美味しかった。
ホテルに戻り、荷物ピックアップ
南カルフォルニア大学を見たので、ホテルに戻り荷物をピックアップします。
ホテルの周辺はホームレスが多いので、特に大きな荷物を持って歩くのは怖い。声をかけられなかったので良かったが。
荷物を持って、ロサンゼルスの中心地・Union Station周辺へと向かいます。
ロサンゼルス国際空港へ
Union Stationを経由してロサンゼルス国際空港へと向かいます。
帰りはLAX FLY AWAYに乗って
行きは、メトロ(鉄道)を利用しました。
しかし、一昨日の記事にも書いたように、鉄道の車内はあまりにも治安が悪い。もう、正直2度と乗りたくないと感じました。
そこで、帰りはバスを利用することに。調べたところ「LAX FLY AWAY」というバスが中心部のUnion Stationから出ていることがわかりました。
ロサンゼルスのユニオンステーションにやってきました。治安がいい。とても治安がよろしい。ダウンタウンとはやっぱり違います。
ここからFly Awayというバスに乗って、空港を目指します。
LAXでさまざまなものをそろえる
空港に到着しました。鉄道より圧倒的に快適で便利でした。渋滞こそ少ししていたものの、ほぼ時間通りの到着。現在、ロサンゼルス国際空港への鉄道が建設中らしいですが、正直僕は鉄道ではなく空港バス「Fly Away」を利用することを強くお勧めします。
ロサンゼルス国際空港で様々なものをそろえます。彼女から依頼されたスポーツ新聞。「Shohe Otani sparks Japan」と大きく書かれており、これは満足してもらえるだろう。
ここで食事を取ろうと思いましたが、いかんせんおなかが減っていない。サンフランシスコまで移動してしまうことに。
初のアメリカ国内線へ
今回のアメリカ周遊旅行では大陸横断鉄道を利用します。大陸横断鉄道はいくつかありますが、特に景色がいいことで有名なカルフォルニア・ゼファー号に乗りたい。
そのために、ロサンゼルスからサンフランシスコへと移動します。ロサンゼルスとサンフランシスコは共に西海岸の都市であり、近いようなイメージを持たれます。しかし実際には、東京から岡山くらいの距離があり、とても近いとは言い難い。鉄道では10時間越えの長旅になるため、ここは飛行機でサクッと移動します。
アメリカの国内線に乗るのは初めてです。アメリカの国内線は手荷物検査が厳しいため、注意が必要です。
ここに注意事項を走り書きしておきましょう。
- パスポートなど、アメリカで有効なIDが必要。なければ手荷物検査の前に止められる。
- 日本と違って飲み物は一切NG。水筒などは特に注意。
- 預け入れ荷物は有料。フルサービスキャリアの場合、事前予約制ではなく空港現地で支払うしか選択肢がない
- チェックインは自動チェックイン機で可能。ほとんどの航空会社で日本語が使えるので、チェックインで英語を使う必要はなく、そこは安心
くらいですかね。この辺りはまた、記事としてまとめようと思っています。
デルタ航空でサンフランシスコへ
今回はデルタ航空を利用してサンフランシスコへ向かいます。デルタ航空を利用するのは初めてです。
デルタ航空の機内は快適だった
今回、僕たちが搭乗する便は、折り返し便の遅れの影響を受けて搭乗時刻が10分ほど遅れます。
今日はサンフランシスコに移動し、そして宿泊するだけ。まあ、正直遅くなってもOKということで、そんなに焦りはしません。
僕らはこの区間では、できる限り安い方法で移動したかったので、座席の指定をしていませんでした。チェックイン後、ゲートにて座席が指定されるタイプの運賃です。今回、僕らは短かったので良かったですが、この運賃ではグループで利用しても座席が隣同士にならないことがあるので注意が必要です。
飛行機に搭乗します。飛行機に乗り込んで、通路上で前の人が進むのを待っている際に、おそらくチーフパーサーであろう人(男性)から“Are you going home?”と聞かれ、”No”と。したら休暇かと聞かれたので、そうだ、と答えたら”It’s great, it’s my favorite!”と。アメリカ人らしい答えです。アメリカ人は仕事詰ではなく、休みも大切にする傾向にあります。
デルタ航空の機内は快適。日本のフルサービスキャリア(ANA・JALなど)とほぼ同等の機内サービスです。
さらに、高速Wi-Fiが装備されています。デルタ航空の場合、マイレージ会員に限り利用できます。その場でマイレージ会員に登録することも可能。Wi-Fiの速度はそこそこ速いです。
サンフランシスコに近づいてきたものの、全然着陸しません。座席モニターで確認したところ、何度も何度も空港の上空を回っています。サンフランシスコ国際空港は重要な空港なので、かなり混雑しているのでしょう。
サンフランシスコに到着
結局、サンフランシスコ国際空港の上空を5回くらい旋回し、サンフランシスコ国際空港に到着しました。到着はおおよそ1時間ほど遅れました。
アメリカの空港は、日本でいう那覇空港みたいに出発ロビーに出ることが多いようです(ロサンゼルス国際空港でもそうでした)。そこで、この出発エリアで食事を購入しておきます。ホテルに着いたら夜遅くなりそうだからです。
今回はクラウンプラザホテルへ
サンフランシスコ国際空港からはバスに乗ってホテルへ向かいます。今回は、空港近くのクラウンプラザに宿泊します。最初はオークランドに宿泊することを考えていたのですが、いかんせんオークランドは治安が悪い。そのため、今回はキャンセルしてクラウンプラザホテルに変更することにしました。
バスに乗車するさい、運転手さんが「これは街中にはいかないけどいいのか?間違っていないのか?」と聞いてきました。僕らが日本人で、大きな荷物を持っていたからでしょう。これであっているハズ、と思いながらも優しい運転手さんだったのでiPhoneの画面を見せ、「ここにいきたいんだ、止まらないですか?」と説明しました。あぁ、止まるよ、と教えてくれました。優しい運転手さんだった。
バスに乗ってサンフランシスコ国際空港付近のクラウンプラザホテルへ。今日から2泊はサンフランシスコ国際空港のクラウンプラザホテルに宿泊します。
ホームシックについて/アメリカの都市について
ロサンゼルス観光を終え、サンフランシスコへとやってきました。現段階で感じていることを、生々しく文字に起こしておきたいと思います。
ホームシックについて
僕が今回の旅で苦しんでいるのがホームシック。
旅行は楽しんでいます。ここから先、アムトラックに乗るのも楽しみで仕方ありません。でも、帰りたい。日本の安全な車内に戻りたい。
夜、ホテルについて彼女と一緒に行った時の写真を見ていたら涙がボロボロ止まらなくなりました。日本に帰りたい、サンフランシスコから東京への飛行機の便も調べました。本気で、日程を縮めて今すぐにでも帰国したいと考えました。
まあ、そんな状況で日記を書く気にすらならないのですが、日記を書いているいま、思い返してみたことを綴ります。
客観的に見た原因はやはり、治安のことだと思います。治安が不安すぎて、夜中でも歩ける日本に帰りたくなった。気を抜いて過ごすことができる環境に行きたくなったのだと思います。
また、言語が違うことも原因の一つです。大学1年生の頃、僕の講義を持ってくださっていたとある教授が留学時の経験を語っていらっしゃいました。「英語はそこそこできるのだけれども、日本語が通じる日本に帰りたくなって、図書館でひとりで泣いていた。」と。僕はその話を聞いて嘲笑ったわけではありませんが「そんなことないでしょ?おれなら大丈夫だよ」と心の中で思ったのもまた事実です。いま、その教授の気持ちが痛いほどわかるのです。
話を戻しましょう。やはりここまできて感じることは、日本は恵まれた国であるということ。自分は本当に恵まれた生活をしているのだということ。ホームシックというものは「普段ならあるべきものがない」ことが原因です。日本は治安の面で非常に恵まれた社会です。深夜に出歩いても問題ないのです。こんな国、他にどこにあるでしょうか。地下鉄に、治安を気にせずに乗れる国、日本。それがどれだけありがたいことであるのか、痛いほど痛感したのです。
日本は交通の便にも恵まれています。会いたい人がいれば、すぐに会えるのです。海外へ来ると、普段日本で当たり前のように会ってくれる友人が、恋人がとても恋しくなります。
本当に、本当に辛い。せっかく楽しい旅行なのに本当に辛い。
しかし、ホームシックというのは普段の生活のありがたさ、幸せを自覚しきれていなかったからこそなるもの。ここにきてようやく、自分が普段、日本において置かれている環境がいかに幸せであるかわかるのです。ここにきてようやく、自分が普段、日本で当たり前のように一緒にいる彼女がどれだけ大切な人かわかるのです。
ホームシックは辛い。せっかくお金をかけてやってきたアメリカだから楽しみたい。でもやっぱり、ホームシックは治らない。ならば、ホームシックと共存するしかない。いまはそう、自分に言い聞かせています。そして普段、自分が日本で当たり前のように享受しているすべての“コト”がいかに恵まれたもので、幸せなものであるのかを、嫌というほどに教えてくれるのです。
なんだか、感情を殴り書きしたような文章になってきました。現地にいるからこそ書ける文章です。おそらく、帰国後に自分で見返しても嫌になってくる、鳥肌が立ってくる文章でしょう。でも、この気持ちは忘れたくはない、日本では感じることができない感情なので、あえて、ここで文字に起こしておきました(後ほど、ブログからは消すかもしれません)。
アメリカは格差社会
アメリカに来て感じたこと、それは「アメリカは格差社会である」ということ。
アメリカ人はフランクでいい人が多いです。しかし、昨日の記事にも書いたように、詐欺をする人もいる。ホームレスも多い。
お金に余裕のあるひとは気持ちにも余裕がある。それゆえに、優しくできる。
アメリカは「自由の国」と呼ばれます。この表現の正しさは、実際に現地を訪れると感じることができます。アメリカは「裕福な国」でもない、「強い国」でもない、「夢の国」でもない、まさに「自由の国」です。
何をしていても自由。でも、能力のない人はことごとく蹴落とされる。学生時代にちょっと楽をして、ひとときの楽しみを味わってホームレスにまで落ちこぼれるの自由。学生時代に努力をして、ビジネスマンとして働くのも自由。
アメリカ人は人によって目が違います。いい人か、悪い人かは見ればすぐにわかります。
能力のある人はとことん、昇進していく。落ちこぼれていく人はとことん、落ちこぼれていく。それがアメリカという社会なのだ。
そう感じた、ここまでの3日間でした。
コメント