世界中にホテルを展開するマリオットホテルグループ。拠点はアメリカであり、アメリカでは特に利便性が高いです。
日本人でも知っている人が多い「マリオットホテル」はアメリカでの旅の大事な味方です。この記事では、アメリカにおけるホテルのイロハから、コストパフォーマンスを考えた時のマリオットホテルの価値、そして実際に泊まった際のレビューまでお届けします。
アメリカにおけるホテル選びの基準
まずはアメリカに限らずいえる、「アメリカにおけるホテル選びの基準」です。
マリオットホテルに限定しない、ホテルの選び方や使い方についてはこちらの記事で解説しています。
ホテル周辺の治安はよく調べるべし
日本ではまず考えられないことですが、アメリカでホテルを選ぶ際、付近の治安情勢についての下調べは大変重要になります。ホテル周辺の治安はよく調べるべし日本ではまず考えられないことですが、アメリカでホテルを選ぶ際、付近の治安情勢についての下調べは大変重要になります。
アメリカは日本と比べて貧富の差が激しいです。もっとストレートにいうと、日本よりホームレスが多くいます。また、銃規制がされていないため、特に夜遅い時間は出歩くことできない地域も多くあります。
もちろん、空港周辺のホテルが立ち並ぶエリアや都心部など、安心して利用できるエリアもあります。治安を考慮した上でホテルを選ぶ必要があるということは日本とは少し異なる点です。
チェーンホテルがやっぱり安心
今回、マリオットホテルを紹介していますが、マリオットホテルにこだわる必要はありません。僕たちが利便性の関係で、マリオットホテルをよく利用していただけです。チェーンホテルがやっぱり安心今回、マリオットホテルを紹介していますが、マリオットホテルにこだわる必要はありません。僕たちが利便性の関係で、マリオットホテルをよく利用していただけです。
サンフランシスコではクラウンプラザホテルに宿泊しました。これ以外にも有名なところではHoliday Innグループやヒルトングループなどがあります。特に初めてアメリカ本土へ渡る人は、これらのチェーンホテルを使うのが確実です(ハワイは事情が違います)。
アプリで直接予約が安心 客室内でのWi-Fiも無料に
マリオットホテルに限らずチェーンホテルは大抵、公式アプリを持っています。アメリカは日本よりスマートフォンなどの技術が発達しており、なんでもスマートフォンで完結します。
僕は2023年3月のアメリカ大陸横断旅において、公式サイトではない旅行予約サイトを利用しました。事情によりキャンセルしなくてはならなくなった際、サイトからは予約のキャンセルができず、電話するしかありませんでした。英語がある程度できたからいいものの、やはり母国語以外の言語でホテルと電話でやりとりするのは緊張します。思い通り意思疎通ができないことは多々あります。
また、マリオットホテルは客室内でのWi-Fiが有料です。日本のホテルでは考えられないことですが、有料です。海外のホテルでWi-Fiを利用する場合、1,500円〜2,000円程度が必要になってきますが、マリオットホテルの場合は会員でかつアプリや公式サイトなどから直接予約した場合に限って、Wi-Fiを無料で利用することができます。
アプリで簡単予約 安心なマリオットホテル
アプリでの予約方法を解説します。アプリでの予約は簡単で、僕たちは実際に旅行をしながらアプリで予約して次のホテルを決めていました。
アプリで予約 直接予約で安心なマリオットホテル
ここでは実際のアプリでの予約方法を、スクリーンショットを用いて解説します。
予約は至って簡単。アプリで宿泊地を検索し、日付を決めて予約。クレジットカードを登録しておけば3ステップでアプリ内で予約が完結します。
なお、アメリカのホテルではデポジットが必要ですのでオンライン上で決済が完了していても、物理カードの提示を求められることがあります。アメリカでは、クレジットカードが身分証明書(パスポートや免許証などIDの代わりになるのではなく、“支払い能力”を示す身分証明書)となるので、実際に支払いが行われるわけではありません(与信枠だけは確保されます)。とりあえず、日本とは異なり、オンライン上で決済が完了していても、その決済に使ったカードの提示を求められることがあるので必ず、カードを所持している必要があります。
アプリの機能が充実!
マリオットホテルをはじめとしたアメリカのホテルは、アプリでの機能がとても充実しています。マリオットホテルやヒルトンホテル、IHGグループのホテルなど大手ホテルの場合、オンライン上でチェックインが完了します。
チェックインを予めアプリ上で済ませておくことで、フロントでのチェックインがスムーズになります。それ以外にも、
- ルームキー: アプリを使って、客室の鍵をスマートフォンで開けることができます。従来のカードキーに比べて、スマートフォンを持ち歩くだけで手軽に出入りができるため、利便性が向上します(次の項目で解説します)。
- ホテルの施設情報: アプリから、ホテル内のレストランやバー、フィットネスセンター、プールなどの施設情報を確認できます。また、周辺の観光スポットやレストランなどの情報も提供されるため、旅行のプランニングにも役立ちます。
- 問い合わせやリクエストの送信: アプリから、ホテルのスタッフに問い合わせやリクエストを送信することができます。例えば、アメニティの追加やルームサービスの注文などをリクエストすることができます。
- ポイント管理: アプリから、ボンヴォイのポイントの確認や、ポイントの交換、利用履歴の確認などを行うことができます。
など、アプリの機能が充実しています。
スマートフォンを使ったモバイルキーも
マリオットホテルの公式アプリでは、スマートフォンを用いたモバイルキーも使用できます。スクリーンショットを用いて具体的にお見せします。
アプリ内の「トリップ」から、現在宿泊中のホテルを選ぶと「タップしてドアロックを解錠」が表示されます。「ロック解除中」の画面になってからスマートフォンをルームキーの部分にかざせばOK。これでドアロックが解除できます。
なお、すべてのホテルでモバイルキーに対応しているわけではありません。また、iPhoneはiPhone6以降のApple Pay対応端末では利用可能ですが、一部のAndroid端末でGoogle Payに対応していない機種では利用ができません。
宿泊記:実際に宿泊してきました
実際にアメリカでマリオットホテルに宿泊してきました。その様子をご紹介します。
ニューヨーク ペンステーションから徒歩3分のコートヤード
僕たちが最初に宿泊したのはニューヨーク・ペンステーションから徒歩3分の「コートヤード・バイ・マリオット」です。コートヤードホテルはマリオット系列のホテルです。
さすがマリオットホテルともあって、客室内はかなり快適です。
フロントの様子です。スタッフの方もとても優しくて居心地が良かった。
マリオットホテルでは大抵、ホテル内にスターバックスや売店などがあります。ここで朝食を食べることができます。朝から出歩くのが面倒な時にはかなり重宝します。
ラガーディア空港最寄りのマリオットホテル
続いてはラガーディア空港のマリオットホテルです。実際に宿泊したところ、パイロットやCAの方が非常に多かった。
こちらもかなりふかふかなベッド。快適に過ごすことができました。
枕がたくさんあります。僕も、一緒に行った知人も、枕は必要なもの以外ベッドの下におろして使っていました笑。
フロントも広々としており、スタッフもフレンドリー。ちょっとお散歩に空港へ出かけ、戻ってきたら声をかけてくださいました。日本人だったから特に印象的で覚えていてくれたのでしょう。
1階には宿泊者が利用できるラウンジもあります。
ラウンジは座席数も多く、かなり落ち着いた雰囲気。空港ホテルは比較的スペースもあるため、これだけ広々としたラウンジが設置できるのでしょう。
そしてレストラン。この日がアメリカでの最後の夕食だったので、このレストランで食事をしました。
とてもおいしかった。大満足です。
水回りも綺麗で使いやすい
マリオットホテルは水回りも綺麗です。ホテルの清潔さが鮮明に表れるのが水回りですね。
アメリカでは基本的に、バスタブはない場合が多いです。これはマリオットホテルでも同じ。日本と違って、浴槽に浸かるという文化がアメリカにはありません。
洗面台です。アメリカのホテルには基本的に、歯ブラシがありません。歯ブラシは持参になります。
トイレが横にあります。マリオットホテルではユニットバスではなく、ガラスの扉でトイレとシャワーが仕切られることが多いようです。
今回はアメリカにおけるマリオットホテルの紹介。マリオットホテルに絞って記事を執筆しましたが、今後、アメリカのホテルの予約方法や宿泊におけるコツなどを解説した記事も執筆する予定です。
コメント