九州の中心的な都市である博多。博多には博多ならではの観光スポットが点在し、是非とも見たいところがたくさん。同時に博多の特徴として、交通の便が極めてよく、レンタカーなしでも回ることができる観光エリアが数多く設定されていることが挙げられます。
今回の記事では、博多の観光スポットについて紹介。「ここは絶対!」という観光スポットを、過去に10回以上博多へと足を運んだ経験から、解説します。
福岡観光の定番スポット!ここは逃すな!
まず初めに「福岡観光といえばここ!」という、福岡の定番観光スポットをご紹介します。
福岡タワーから福岡の港町を一望
福岡へ観光に行くなら是非とも一度は足を運びたいのが、福岡タワーからの絶景。僕自身、10回目以上博多を訪問してから初めて足を運び、後悔しました。
まず福岡タワーのデザインが素晴らしい。三角形を中心にデザインされており、その内部はとても幻想的です。
エレベーターで展望台へと上がります。写真撮影をしてくれるスポットなども。
展望台からは博多の街を一望することができます。片方は海、そして片方は発展した街という、博多ならではの景色を楽しむことができるスポットです。
「サザエさん通り」で磯野家と記念撮影!
漫画家として初めて国民栄誉賞を受賞された長谷川町子さんゆかりの地である「百道の海岸」。この百道の海岸を散歩しながら、「サザエさん」の登場人物サザエ、カツオ、ワカメなどの名前を発案したと言われています。
サザエさん通りは地下鉄の「西新」駅から福岡タワーにかけて続いています。地下鉄の駅から福岡タワーまで少し距離があるところを歩くと、そこが「サザエさん通り」となっているのです。
サザエさん通りにはサザエさんの銅像などがあり、一緒に記念撮影することができるようになっています。
福岡タワーからすぐ!マリゾン
先ほど紹介した福岡タワーからすぐの場所にあるのが「マリゾン」。マリゾンは、博多の砂浜に建設されたウォーターフロント施設です。
博多の海を眺めながらバーベキューを楽しんだり、高速船が発着する場所でもあります。天気さえ良ければ、ブルーシールのアイスなどもオススメです。
また、夕方には博多湾に沈む美しい夕陽も見ることができます。テナント施設などの情報は、公式サイトをご確認ください。
博多ポートタワーから、大型客船も発着する博多港を一望
博多港にあるのが「博多ポートタワー」。地上70mの展望台から、博多港を360°見渡すことができる大パノラマを楽しむことができます。そして入場料はなんと無料。
また、夜間(19時~24時)にはライトアップも行われています。博多港に出入りする多数の船を管制するために建設されたポートタワー、そのタワー(管制室のフロア以外)に無料で入ることができるので是非とも足を運んで欲しい場所です。
PayPayドームで野球の試合観戦
福岡タワーからすぐの場所にあるのが福岡の「PayPayドーム」。PayPayドームは福岡ソフトバンクホークスが本拠地とするドームです。
ソフトバンクの試合がある日は、ここ福岡PayPayドームで観戦するのがオススメ。ない日でも周りにアミューズメント施設があるので行く価値ありです!
PayPayドームに隣接したチームラボフォレストへ
PayPayドームのすぐ横には「チームラボフォレスト」があります。チームラボフォレストは、プロジェクションマッピングなどを活用したアトラクションです。
プロジェクションの力で再現される映像の中に、自分自身が没入することができるのがチームラボの大きな特徴。
ここ福岡のチームラボフォレストは、かなりの広さがあり内部も充実。福岡に来たら是非とも足を運びたいスポットです。
天神でショッピングを楽しもう
最後にオススメするのが、福岡で最大の繁華街である天神でのショッピング。博多駅から地下鉄ですぐ行ける天神は、西鉄電車の始発駅でもあり栄えています。
天神にはさまざまなショッピングモールが充実しています。疲れたらコーヒーショップなどでちょっと休憩も。天神でのんびりショッピングを楽しむのがオススメです。
公共交通機関も充実!足を伸ばして太宰府へ、門司へ
博多は九州で最大の都市です。そのため、公共交通機関も充実しており、とても便利です。続いては博多周辺の主要観光地について紹介します。
西鉄電車に乗って太宰府へ
博多駅からJR線で、または博多の繁華街・天神から西鉄電車に乗って手軽に行くことができるのが太宰府天満宮。学問の神様として名高い太宰府天満宮は、太宰府天満宮以外にも観光スポットが数多くあります。
この写真は3月の後半、受験などがちょうど終わった時期に撮影したものなので人はまばら。1月初めなど、受験シーズンの真っ只中には多くの人で溢れかえります。
太宰府天満宮の内部はかなり広々としており、参拝するだけではなく散策も楽しむことができるのでオススメです。
九州国立博物館は、小学校の歴史でも勉強するような展示がたくさん
太宰府天満宮のすぐ裏にあるのが「九州国立博物館」。九州国立博物館は「漢委奴国王」と印字された金印など、小学校でも学ぶような歴史的な展示が数多くあります。
日本史が好きであればたまらない。いや、日本史が好きでなくても、小学校の歴史で学んだような、日本を作ってきた重要な歴史の本物が目の前にあり、興奮すること間違いなしです。
さらに足を伸ばして北九州・門司へ
さらに足を伸ばして小倉・門司へ。小倉は福岡県・北九州の大都市で、博多と並んで政令指定都市に指定されています。博多駅からは山陽新幹線で20分足らずで行くことができます。
特に博多から普通列車で10分ほどの場所にある門司港は「門司港レトロ」などの観光スポットが数多くあるエリア。時期によってはライトアップが行われ、レトロな門司港を楽しむことができます。
九州の北端にありながら、太い川のような海を挟んで反対側には下関。歴史的に本州の最西端・下関とのつながりが強く、さらに本州から九州への玄関口として発展した港町。見どころがたくさんあります。
博多観光をするなら、博多の“食”もめいっぱい楽しもう!
ここまでは博多やその周辺の観光スポットについて紹介してきました。博多に来たら見逃せないのが博多ならではの「食」です。
博多に来たら博多ラーメン!
博多で最大の名物といえば博多ラーメン。博多ラーメンは細麺・濃厚豚骨スープが特徴のラーメンです。
最も手軽に利用でき、選択肢が多いのが、博多駅の新幹線改札すぐ横にある「博多めん街道」。この博多めん街道については今までに何度も利用し、記事も作成しました。こちらの記事はかなりのご好評をいただいています。
博多駅をはじめ、博多の濃厚豚骨スープが中心でありながらも、各店舗オリジナルの博多ラーメンを楽しむことができます。博多に来たらやっぱり、博多ラーメンは必須です。
博多でもつ鍋や明太子を楽しもう
ラーメンと並んで博多の名物といえば「もつ鍋」や「明太子」。博多駅をはじめ、博多にはおいしいもつ鍋や明太子を提供するお店が多数あります。
もつ鍋の独特な鶏スープ。そして明太子の、辛すぎないいい感じの辛さ。どれも博多ならではのグルメです。
博多駅では地元の名産を使った朝ごはんも
さらに博多へ行ったら僕がいつも朝ごはんに利用するのが、JR博多駅直結のKITTE博多内にある「はかた天乃」。このお店の看板メニューは「銀ダラ味噌定食」です。
とんこつラーメンのイメージが強いけれど、実は焼き魚なども美味しいものがあるのが博多です。このように博多には「博多ならではの日本食」が数多くあります。
首都圏からは飛行機で 九州各地からは新幹線で博多へ行こう
博多へは、首都圏からは飛行機で、九州や山陽各地からは新幹線で行くことができます。博多の大きな特徴として「空港へのアクセスがすこぶるいいこと」があります。
圧倒的な利便性を誇る博多・福岡空港
首都圏やアジア各国からの玄関口となっているのが福岡空港。東京〜福岡には1時間あたり数本の飛行機が飛んでおり、福岡〜那覇路線も羽田発着以外の路線では日本国内で最多の旅客数を誇る路線となっています。
福岡空港については別の記事にまとめてあります。福岡空港の魅力といえばなんといっても、博多駅から非常に近いその利便性。地下鉄でたった2駅です。
羽田空港からの便も数多く飛んでいる便利な福岡空港。首都圏、または中部エリアからは飛行機を利用するのが便利でオススメです。
博多駅からは九州各地へ、山陽各地へ、東海道各地へ!
博多駅は山陽新幹線の終点の駅であり、九州新幹線の始発駅です。東京駅から東海道・山陽新幹線を走破する「のぞみ」号の終点の駅であり、山陽新幹線・九州新幹線の「みずほ」「さくら」なども全列車が停車します。
大阪・神戸・岡山・広島などの山陽新幹線沿線はもちろんのこと、名古屋駅や京都駅などの東海道新幹線沿線からも、新幹線を利用するのが便利です。
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