賢島観光に来たら!アクセスも抜群の「賢島エスパーニャクルーズ」乗船記

中部
中部伊勢志摩

近鉄特急が名古屋・大阪、そして本数は少ないながらも京都からも乗り入れていて便利な賢島。近鉄としてもかなり推しの観光地です。

そんな賢島ですが、とても景色はきれいだけれども意外とここといって観光地がない。ということで今回は、賢島の絶景を堪能できる「賢島エスパーニャクルーズ」のご紹介です。

https://shima-marineleisure.com/cruise/espana/info/

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エスパーニャクルーズの全容

先にアクセスなど書こうか迷いましたが、せっかくなので先にクルーズの魅力を書いてしまいましょう。僕が行った日はあいにくの雨でしたが、普段晴れている日ならもっと素晴らしい景色が楽しめると思います。実際に晴れている日にも乗ってきたので、晴れている日の景色も含めてご紹介します。

賢島・エスパーニャクルーズ

賢島駅から歩いて5分という好立地の場所から乗ります。この写真は別の日に撮ったものです。特急の停車駅から徒歩5分のところに乗り場がある観光船。

賢島エスパーニャクルーズ 出発前
出発前

この日はあいにくの天気ですが…でも、英虞湾を上から見るのではなく海上から見るわけですから、そんなに関係ない。天気が悪くてもそれなりに(もちろん天気がいいに越したことはありませんが…)楽しめるのがこの英虞湾めぐりの特徴です。

英虞湾を進んで…

出発するとこの景色。「英虞湾巡り」ということで、「壮大な海」という感じではありませんが、こちらのほうが見ごたえがあって僕は好きです。英虞湾の地形を感じながら、放送での案内を聞きながら進みます。

賢島エスパーニャクルーズ デッキ
前面展望も楽しめる

こんな景色のところを進んでいきます。雨が降っていても素晴らしい景色です。最上階の展望デッキに出るとこんな前面展望も楽しめます。

デッキからの景色も抜群!

入り組んだ地形ならではの景色ですね。こんな島がたくさんあって、単なる海でも見所が多く飽きません。この写真は多徳島辺りだと思われます。

賢島エスパーニャクルーズ
途中で真珠工場の見学も

航路の途中で10分少々真珠工場に立ち寄り、見学することができます。観光客のために実際の作業の様子を実演してくれます。

養殖真珠の核入れ作業は挿核手術ともいわれ、アコヤ貝の生殖巣に核(真珠の元となる球形の玉)を挿入する作業(手術)のことで、およそ次の手順で行われます。

①アコヤ貝の口を開口器で少し開き、くさびを入れて貝を開いたままにします。

②ヘラで鰓(えら)をよけて、メスで生殖巣の表面を少し切開します。

③ピース(別のアコヤ貝からとった外套膜(がいとうまく)とよばれる部分を2mm四方に切りとったもの)をアコヤ貝の生殖巣の中に入れます。

④次に核(アメリカミシシッピー川に生息しているドブ貝を球形に削ったもの)を先ほどのピースに密着するように入れます。

⑤くさびを外して貝の口を閉じます。 

外套膜を核と一緒にアコヤ貝の体内に入れることによって、外套膜が核のまわりに真珠層を形成し、これが真珠になるという仕組みです。 これが今から100年以上前に御木本幸吉氏らによって発明されたアコヤ貝の真円真珠養殖法といわれるもので、現在も世界の真珠養殖で行われています。 実際の核入れ作業は5~6月に行われますが、真珠モデル工場ではこの核入れ作業を通年ご見学いただけます。 

公式サイトより

実際に体験できたり、ということは残念ながらありません。10分程度の見学時間があり、その後、全員が乗船してからクルーズ船は賢島港へと戻ります。ここにとどまって、次の便で戻る、などはできません。

景色が本当に素晴らしい!大海原って感じではないけどこれぞ「英虞湾」って感じ!

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大型遊覧船「エスぺランサ」の船内もちょっと物色…

さて、船内を物色しようと思ったんですが、意外と写真がありませんでした。ご了承ください。

写真がなかったので先に書いてしまいますが、船内2階には売店があります。軽食や飲み物を購入できます。2階がカフェテリアのようになっていて、海の景色を楽しみながら飲み物を飲んだりすることができます。僕たちは賢島駅のコンビニでいろいろ買って持ち込んでいたのでそれを飲んでいました。

賢島エスパーニャクルーズ 船内
船内1階の様子

1階座席の様子。こんなテーブル席があってグループで楽しめるようになっています。家族などで来ていた人が多かったイメージです。

賢島エスパーニャクルーズ 前面
前面の様子

ちょっと写真のとり方がへたくそで、椅子が写っていません…が、1階の最前部はこんな感じになっています。2人か3人がけの椅子になっていて座ることができます。カップルが多かったイメージ。

大型遊覧船「エスぺランサ」の船内もちょっと物色…
3階建ての観光船

3階のデッキから見た、良い感じの写真がなくてすみません…3階は展望デッキになっています。結構人は多いです。

座席はグループで来ていることを前提とした配置になっているよ!

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運賃・アクセス 賢島へは近鉄特急で!

運賃は1600円・子供800円(2021年現在)となっています。周遊船ですので、賢島から賢島までです。途中までの乗船などはできません。

最後に運賃や乗り場へのアクセスなど。英虞湾のクルーズへは、近鉄特急を使ったアクセスが便利でオススメ。近鉄特急は伊勢志摩方面はとりわけ、観光客輸送を重視しています。それをよく表しているのが、

観光特急「しまかぜ」や、

観光客を意識した伊勢志摩ライナーなどの、伊勢志摩方面のための特急列車。

これらの特急列車は、コンセントが設置されていたりグループ用座席が設置されていたりと、観光客を意識したサービスが充実しています。近鉄は、特急列車の本数も多く便利です。

運賃・アクセス 賢島へは近鉄特急で!
観光特急 伊勢志摩ライナー

近鉄グループが運営する観光船であるため、近鉄特急とのセットの切符など、お得な切符も多数発売されています。

近鉄の、伊勢志摩観光旅行パッケージは「まわりゃんせ」がオススメ。こちらのサイトをご覧ください。

https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/mawaryanse/

アクセスは至って簡単、賢島駅で改札を出て左側に行きます。左側に進んでいくと階段があるのでそれを降ります。この階段のあたりでは既に案内の看板がありますのでそれに従えばOKです。

階段を降りると道に出ます。そしたらその道を直進します。50メートルくらい歩くと右手にチケット売り場があるのでそこでチケットを購入してください

そしたら先ほどの道をさらに直進します。もう船が見えてきます。

本数は1時間に1本ほど出ていますので、そんなに少ないわけでもありませんが多くもありません。クルーズ乗り場周辺には飲食店などもありますので、そちらで待っていてもいいかもしれませんね。

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