近鉄の観光特急「しまかぜ」徹底紹介 個室も!座席を徹底紹介!

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中部伊勢志摩鉄道鉄道車内徹底紹介
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近鉄特急の看板観光特急たる存在である「しまかぜ」。伊勢方面へのアクセスに特化して作られた観光列車で、デビューから8年経った現在でも満席が続く人気列車です。

贅を尽くした車内は快適そのものであり、「伊勢へ行くために、しまかぜに乗る」ではなく、「しまかぜに乗るために、伊勢へ行く」人も多い。

近鉄の豪華観光特急「しまかぜ」に乗ってきたのでその様子を徹底的にレビューします。近鉄の豪華観光列車で、快適な伊勢の旅に行ってみてはいかがでしょうか。

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  1. 近鉄「しまかぜ」の座席を徹底的に紹介!
    1. 最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
    2. 個室は超絶人気・1室しかない「和風個室」
    3. こちらも超絶人気「洋風個室」は巨大なソファ
    4. ほぼ個室で楽しむことができるサロン席は6人定員
  2. 近鉄特急「しまかぜ」の予約方法 人気なので早めに予約を!料金も解説
    1. 特急しまかぜの料金表 長距離の観光特急としてかなり破格
    2. 特急「しまかぜ」の時刻表と停車駅
      1. 大阪難波発着列車
      2. 京都発着列車
      3. 名古屋発着列車
    3. 特急「しまかぜ」の予約方法 コツは「ネット予約を利用」!
    4. 個室は特に人気ですぐに売り切れる
    5. おすすめの座席は「プレミアムシート」の1号車・6号車
    6. 特急「しまかぜ」に安く乗る方法も解説!
  3. 車内にはカフェ車両も 車内設備を徹底的に紹介!
    1. 「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
    2. カフェ車両は伊勢市〜大和八木・四日市間で混雑するので注意!
    3. 特急「しまかぜ」では、カフェ車両とは別でワゴンでの車内販売も
    4. 車内のWi-Fiを使えば全面展望も楽しめる!
    5. それ以外にも観光列車らしい設備が充実
  4. 私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!
    1. 賢島駅から出発
    2. 賢島駅を出発
    3. 空いているうちにカフェ車両でランチ
    4. 列車は伊勢市から大和八木までノンストップ
    5. 2回目のカフェ車両 列車は八木短絡線を通り橿原線・京都線へ
    6. 橿原線・京都線を通り京都へ

近鉄「しまかぜ」の座席を徹底的に紹介!

まずは近鉄特急「しまかぜ」の車内の様子を徹底的に紹介していきます。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!

最も多いのが「プレミアムシート」です。6両編成の「しまかぜ」のうち、4両がこの「プレミアムシート」となっています。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
プレミアムシートの車内の様子

プレミアムシートはリクライニング式の座席です。2+1の横3列の配列です。近鉄は標準軌(=新幹線と同じ幅の線路)を採用しており、比較的列車の幅が広い。にもかかわらず、「しまかぜ」や名阪特急「ひのとり」のプレミアムシートは2+1の座席配列です。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
2人崖の座席の様子

座席は白の革張りでかなり豪華。横幅はかなり広く、快適です。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
1人掛けの座席

1人掛けの座席です。賢島行き(午前)の列車では進行方向右側が、賢島発の便(午後)の列車では進行方向左側が1人掛けの座席になっています。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
リクライニングを倒してみると…

僕は始発の賢島から乗車したので後ろに人がいないうちにリクライニングを最大限まで倒してみました。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
座席内側の操作パネル

座席内側には操作パネルがあります。このパネルで座席周りの設備の操作が可能です。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
コンセントを全席に設置

全席にコンセントが設置されています。座席を回転しても利用しやすいよう、肘掛けの下にコンセントがあります。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
座席背面のテーブル

続いてはテーブルです。特急「しまかぜ」は観光列車であり、走行時間も2時間程度〜と長いため、食事をとることも想定したテーブルが設置されています。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
座席背面のテーブル

座席背面のテーブルを広げた様子です。木目調で美しいテーブルです。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
インアーム式のテーブル

肘掛けから出てくるタイプのテーブルもあります。飲み物を置くくらいなら折りたたんだまま使うことができます。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
広げた様子

広げるとさらに大きなテーブルになります。普通の特急列車だったらこのテーブル1つだけで事足りそう。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
テーブルを完全に広げると…

テーブルを完全に広げた様子です。座席背面のテーブルと座席の肘掛けから出てくるテーブルで、かなりのスペースが確保できます。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
読書灯も完備

読書灯も完備されています。読書灯のオン・オフはリクライニングを操作するパネルで操作できます。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
カーテンも電動で動く

また、カーテンも電動で動きます。電動で操作すると、手動で操作するときより安全性の都合から遅くなる。この観光特急「しまかぜ」は、そんな実用性より豪華さを求めているのでいいのでしょう。

最も多い「プレミアムシート」の座席を徹底解説!
車内の案内

車内の案内です。車内の案内には、座席の使い方などが丁寧に書かれています。

個室は超絶人気・1室しかない「和風個室」

観光特急「しまかぜ」には個室の設定があります。「和風個室」と「洋風個室」の2種類があります。ともに1室づつしかなく、きっぷはかなりの争奪戦になります。特に、靴を脱いで上がるタイプの和風個室は人気です。

個室は超絶人気・1室しかない「和風個室」
特急「しまかぜ」の和風個室の様子

特急「しまかぜ」の和風個室は4人定員です。靴を脱いで上がるようになっていて、ここに椅子が設置されています。

個室は超絶人気・1室しかない「和風個室」
リクライニングのボタン

リクライニングのボタンが設置されています。簡単ではありますが、リクライニングもします。

個室は超絶人気・1室しかない「和風個室」
客室内のタブレット

個室にはタブレットが設置されています。このタブレットによって、レストランの品を注文することができます(これは個室だけのサービスです)。

個室は超絶人気・1室しかない「和風個室」
電源コンセント

電源コンセントももちろん、装備されています。この電源コンセントは人数分はなく、2口しかないので注意が必要です。

個室は超絶人気・1室しかない「和風個室」
大型のモニター

また、大型のモニターが設置されています。モニターはカフェ車両に設置されているものとほぼ同様の中身で、前面展望や走行位置などを表示することができます。

個室は超絶人気・1室しかない「和風個室」
くつを脱いで上がることになります

靴を脱いで上がることになりますが、おそらく耐火性など鉄道特有の法律の問題で、畳ではなくカーペットです。

こちらも超絶人気「洋風個室」は巨大なソファ

もう一つの個室が「洋風個室」です。洋風個室は巨大なソファが設置されています。

こちらも超絶人気「洋風個室」は巨大なソファ
洋風個室の巨大なソファ

窓側を向く形で、4人定員のソファが設置されています。なんか、頑張れば6人くらい入れそう笑

こちらも超絶人気「洋風個室」は巨大なソファ
モニター

和風個室と同様、モニターが設置されています。このモニターで前面展望などを見ることもできます。

ほぼ個室で楽しむことができるサロン席は6人定員

さらに、個室とは別でサロン席が3室、用意されています。

ほぼ個室で楽しむことができるサロン席は6人定員
向かい合う形のサロン席

サロン席のメリットは、なんといっても大人数のグループで楽しめること。2人であればプレミアムシートを利用すれば良い、という前提で、6人定員の大人数グループ向けの座席として用意されています。

ほぼ個室で楽しむことができるサロン席は6人定員
背もたれもかなり大きい

かなり背丈のあるソファになっています。横に3人、座ることができます。

ほぼ個室で楽しむことができるサロン席は6人定員
中央のテーブル

中央には大型のテーブルが用意されています。食事などを広げてみんなでいただくことができます。個室とは違い、タブレット端末などはありません。カウンターへ行って注文することになります。

近鉄特急「しまかぜ」の予約方法 人気なので早めに予約を!料金も解説

次に、近鉄特急「しまかぜ」の予約方法などを解説していきます。

観光特急しまかぜ|近畿日本鉄道
近鉄の観光特急しまかぜで、最高級のくつろぎとともに、伊勢志摩へ。車内のご案内を始め、運行情報や特急券のご予約・ご購入方法についてご紹介いたします。

詳しい料金などは公式サイトに書かれています。また、特急しまかぜの時刻表についても書かれているので、併せてご覧ください。

また、同区間を走る特急「伊勢志摩ライナー」との徹底的な比較もしています。合わせてご覧ください。

特急しまかぜの料金表 長距離の観光特急としてかなり破格

特急しまかぜには、

乗車券+特急券+しまかぜ特別車両券

が必要です。乗車券部分は、後ほど解説する通りICカードや株主優待、週末フリーパスなどを利用することができます。

主要区間のプレミアム席の総額は、以下の通りです。

主要区間合計料金運賃特急券・しまかぜ特別車両券
大阪難波・大阪上本町・鶴橋〜賢島5,040円2,350円2,690円
大阪難波・大阪上本町・鶴橋〜鳥羽4,770円2,080円2,690円
大阪難波・大阪上本町・鶴橋〜伊勢市・宇治山田4,010円1,830円2,180円
京都〜賢島5,680円2,590円3,090円
京都〜鳥羽5,010円2,320円2,690円
京都〜伊勢市・宇治山田4,740円2,050円2,690円
名古屋〜賢島4,700円2,010円2,690円
名古屋〜鳥羽3,930円1,750円2,180円
名古屋〜伊勢市・宇治山田3,650円1,470円2,180円
個室料金(1室あたり)
(乗車区間の距離によらない)
1,050円
主要区間の「しまかぜ」料金表

観光列車としてはかなり破格の設定です。私鉄特急で最長距離となる京都〜賢島間を乗り通しても、合計無割引で5,680円です。

背景には、伊勢志摩エリアには近鉄関連の施設が数多くあるため、それらからの副収入を含めた収支で考えて設計されたんだとか。また、近鉄の看板特急として、これ以外の特急にも乗ってもらう(例えば、往路だけは「伊勢志摩ライナー」で復路で「しまかぜ」など)ことを踏まえて企画・製造されたため、この「しまかぜ」単体では赤字であることは最初からわかって作られたらしいのです。

特急しまかぜの料金表 長距離の観光特急としてかなり破格
近鉄特急しまかぜ

なお、特急「伊勢志摩ライナー」との比較は別の記事で書いていますので、気になる方はご覧ください。

特急「しまかぜ」の時刻表と停車駅

特急しまかぜは観光特急であることもあり、通常の近鉄特急とは停車駅が異なります。

賢島から大阪難波・名古屋・京都を結ぶ「しまかぜ」

大阪難波発着列車

大阪難波発着の列車は、朝10時40分に大阪難波駅を出発し、13:03に賢島に着く便が下り便、上り便は16:00に賢島を出発して、大阪難波には18:23に到着します。日帰りで往復「しまかぜ」を利用するとしても、伊勢市・宇治山田の滞在時間は5時間半を超えるダイヤです。

停車駅平日土・休日
大阪難波発10:4010:40
大阪上本町発10:4310:43
鶴橋発10:4610:46
大和八木発11:1111:11
伊勢市着12:1612:16
宇治山田着12:1912:19
鳥羽着12:3112:31
鵜方 着12:5712:57
賢島着13:0313:03
大阪→伊勢志摩
停車駅平日土・休日
賢島発16:0016:00
鵜方発16:0516:05
鳥羽発16:3016:30
宇治山田発16:4116:41
伊勢市発16:4316:43
大和八木着17:4917:50
鶴橋着18:1618:15
大阪上本町着18:1918:18
大阪難波着18:2318:21
伊勢志摩→大阪

京都発着列車

京都発着列車です。京都駅では、西日本方面の新幹線から連絡する役割を踏まえたダイヤ設定です。定期列車であれば、のぞみ98号(広島7:57/岡山8:36→京都9:38)などから乗り継ぎが可能です。なお、近鉄の改札口は新幹線の改札口の目の前です。

停車駅平日土・休日
京都発10:0010:00
近鉄丹波橋発10:0710:07
大和西大寺発10:3210:32
大和八木発10:5410:55
伊勢市着12:0112:01
宇治山田着12:0312:03
鳥羽着12:1412:14
鵜方着12:4112:41
賢島着12:4712:47
京都→伊勢志摩
停車駅平日土・休日
賢島発14:5014:50
鵜方発14:5514:55
鳥羽発15:2015:20
宇治山田発15:3215:32
伊勢市発15:3415:34
大和八木着16:3916:39
大和西大寺着16:5916:59
近鉄丹波橋着17:2817:22
京都着17:3517:32
伊勢志摩→京都

名古屋発着列車

名古屋発着列車は名古屋圏からのお客さんに加え、新幹線で来た首都圏からのお客さんをも考慮したダイヤになっています。

定期のぞみ号であれば、のぞみ15号(東京8:09/品川8:16/新横浜8:29→名古屋9:45)などから、定期ひかり号であれば、ひかり503号(東京9:03/静岡9:02/浜松9:31→名古屋10:01)などから乗り継ぐことができます。

停車駅平日土・休日
近鉄名古屋発10:2510:25
近鉄四日市発10:5310:54
伊勢市着11:4011:40
宇治山田着11:4211:42
鳥羽着11:5511:54
鵜方着12:2112:21
賢島着12:2712:27
名古屋→伊勢志摩
停車駅平日土・休日
賢島発15:4015:40
鵜方発15:4515:45
鳥羽発16:1016:11
宇治山田発16:2216:23
伊勢市発16:2416:25
近鉄四日市着17:1217:14
近鉄名古屋着17:4417:44
伊勢志摩→名古屋
特急「しまかぜ」の時刻表と停車駅
新幹線からの乗り継ぎも考慮された時間設定になっている

特急「しまかぜ」の予約方法 コツは「ネット予約を利用」!

近鉄はチケットレスサービスを推進しています。特急列車に、スマートフォンによる決済ですぐに乗車することができます。特急「しまかぜ」も同様に、チケットレスサービスが利用できます。

特急しまかぜの料金表 長距離の観光特急としてかなり破格
特急「しまかぜ」も、「伊勢志摩ライナー」も、グループ席や個室を含めてネット予約が利用可能ー写真は賢島駅にて

近鉄の特急は個室も含めて全ての列車が、インターネット予約発券サービスで予約することができます。チケットレスサービスでは、クレジットカード決済によりきっぷの受け取りなしで乗車することができます。ただし、チケットレスサービスで予約できるのは特急券だけであり、乗車券等が別途必要です(近鉄では全線で全国共通交通系ICカードが利用できます)。

近畿日本鉄道|特急券のインターネット予約・発売について
近畿日本鉄道の特急券がチケットレスで購入できるサービスです。

また、普段から近鉄特急を使う人は、あらかじめ会員登録してから購入するのがオススメです。購入金額の10%がポイントとして還元され、貯めたポイントは特急券に交換できます。

なお、チケットレスサービスでは、10時30分になる前から乗車駅・降車駅、利用人数、設備などの入力が可能です。「発売前です」とエラーが出るところまで予め操作を進めておき、10時30分になった瞬間に決済だけ済ませるのが確実です(特に休日はすぐに売り切れるのでこの技を使うのが賢明だと思います)。

個室は特に人気ですぐに売り切れる

個室は特に人気で、すぐに売り切れるので注意が必要です。

個室は1室づつしかないため、1グループでも予約を取ればそれで終わりです。近鉄特急の予約は、当該特急列車の乗車日1ヶ月前(前月の同日)の午前10時30分から購入できます。1ヶ月前の10時30分ちょうどに特急券売り場に行って購入する、あるいは前述のチケットレスサービスで購入するのがオススメです。

先ほども解説した通り、特に土日などの繁忙期は発売時間前に人数などを入力して、発売時間と同時に決済するのがオススメです。

個室は特に人気ですぐに売り切れる
洋風個室

おすすめの座席は「プレミアムシート」の1号車・6号車

グループ(4人)で利用する場合は、前述の「和風個室」「洋風個室」がオススメです。1人または2人、あるいは5人以上で利用する場合は、1号車・6号車がオススメです。

1号車と6号車は前面展望が楽しめるだけではなく、車両全体がハイデッカーになっています。車両全体が高床式となっているため、観光列車ならではの眺めが楽しめます。近鉄では、戦後早い時期から観光需要を取り込むことを目的として「ビスタカー」を開発してきました。2階建ての列車です。

特急「しまかぜ」では、1号車と6号車、そしてカフェ車両となる4号車または3号車も「ビスタカー」の扱いになっています。名前こそ「しまかぜ」ですが、近鉄では高床式の列車を、車両の扱いの上では全て「ビスタカー」という扱いにしているそうです。

おすすめの座席は「プレミアムシート」の1号車・6号車
先頭車両は高床式になっているのがわかる

特急「しまかぜ」に安く乗る方法も解説!

特急「しまかぜ」は人気の観光列車のため、割引のきっぷなどはほとんど販売されていません。割引きっぷなしでも売れるからです。

そんな特急「しまかぜ」に安く乗車する方法としては主に次の4つが挙げられます。

  1. 伊勢志摩方面のお得なきっぷ「まわりゃんせ」を利用する
  2. 近鉄の株主優待券を金券ショップで購入し、特急券はチケットレスサービスを利用する
  3. 「近鉄週末フリーパス」を利用する
  4. 近畿日本ツーリストのツアーを利用する

簡単に解説します。

伊勢志摩方面のお得なきっぷ「まわりゃんせ」は3日間有効のおトクなきっぷです。往復の乗車券と特急券(特急券なしの安いバージョンもある)、伊勢エリアの乗り放題、現地での船やバスの乗り放題や観光地の優待がついたお得なきっぷです。まさに、宿泊を除いて「全て」がついたきっぷです。この「まわりゃんせ」でも、「しまかぜ車両券」を購入することで(すなわち、通常の特急との差額を支払うことで)特急「しまかぜ」に乗車できます。

まわりゃんせ | 伊勢志摩のお得なきっぷ | 近畿日本鉄道
往復近鉄特急で伊勢・鳥羽・志摩へ。4日間、伊勢志摩エリアの観光スポットをお得に巡れるきっぷです。うれしい特典も満載!

近鉄の株主優待を使う方法が2つ目に挙げられます。僕は実際に近鉄グループホールディングスの株式を所有していますが、1年間で2回、片道であればどこまででも有効な乗車券が送付されてきます。これを使わない投資家が金券ショップに売るため、これを購入すれば安く利用できます。1,500円〜1,900円程度で販売されていることが多いです。ただし乗車券部分のみのため、別途特急券を購入する必要があります

近鉄週末パスは、土日を含む3日間有効のフリーきっぷです。4,200円で発売されており、近鉄全線が乗り降り自由です。別途特急券を購入すれば特急を利用できます。今回、僕はこの切符で取材旅行をしていました。

近鉄週末フリーパス|その他のお得なきっぷ|観光・おでかけ|近畿日本鉄道
「近鉄週末フリーパス」なら、土日を含む連続3日間、近鉄全線が乗り放題!伊勢志摩、奈良、吉野、大阪、名古屋、京都を走る近鉄で、旅三昧の週末を。葛城山ロープウェイを50%割引で利用できる特典もセット。

最後に近畿日本ツーリストのツアーの利用です。近鉄系列の旅行会社で、往路または復路「しまかぜ」と宿泊のセットを販売しています。

しまかぜで行く伊勢志摩ツアー・旅行特集[関西発]
近畿日本ツーリストの国内ツアー【日本の旅】へようこそ!ここではしまかぜで行く伊勢志摩をご紹介。ツアーがオンライン予約できます。

ただし、2022年11月現在、近畿日本ツーリストのツアーは、名古屋発着・首都圏発着の発売が停止されています。近鉄(鉄道会社本体)から、特急「しまかぜ」を利用したツアーの企画が発表されたため、こちらがメインになっていく可能性があります。

これらの方法を利用することで、少しは安くなることがあります。ぜひ、活用したいところです。

特急「しまかぜ」に安く乗る方法も解説!
特急しまかぜ(京都駅にて)

車内にはカフェ車両も 車内設備を徹底的に紹介!

特急「しまかぜ」には、観光列車らしい車内設備も充実しています。最後に、この観光列車ならではの車内設備を紹介します。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!

特急「しまかぜ」のカフェ車両では、伊勢志摩でとれる魚介類などをはじめとした伊勢志摩の名物が楽しめます。

車内メニュー|観光特急しまかぜ|近畿日本鉄道
近鉄の観光特急しまかぜで、最高級のくつろぎとともに、伊勢志摩へ。沿線の名品を取り揃えた、多彩な車内メニューについてご案内いたします。

最新の車内メニューは上記の近鉄公式サイトをご覧ください。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
はまぐりのシーフードピラフ

今回は「はまぐりのシーフードピラフ」をいただきました。車内での食事なのにパラパラで美味しい。

また、既に食事をした人向けにスイーツのセットもあります。「スイーツセット」(1,300円)は、スイーツとドリンクがセットになっています。列車によって販売商品が異なり、季節によってメニューは変わります。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
スイーツセットのメニューはブルーベリーのチーズケーキ

僕はブルーベリーのチーズケーキを注文。そして、ドリンクは大好物のコーヒーを注文しました。流れゆく景色を眺めながら食べるスイーツは絶品です。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
2階席の様子

2階の様子です。鳥羽・宇治山田などから乗車するお客さんが多いため、賢島〜鳥羽・宇治山田の間では比較的空いています。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
トンネル内に入ると…

トンネル内に入るとこの雰囲気です。ライトの色がなかなかいい感じです。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
1階席の様子

1階席はこんな感じ。2階席よりやや豪華な座席が並んでいます。赤を基調としたソファのような座席です。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
暗くなってくると…

暗くなってくると少し雰囲気が出てきます。1階席は秘密基地のような雰囲気がなんともいえないいい感じです。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
モニター

カフェ車両にはモニターがあります。このモニターでは、現在「しまかぜ」が走行している位置や現在のスピード、そして前面展望のカメラを楽しむことができます。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
走行位置

1階席については、モニターに最も近い座席のお客さんが自分で操作することができます。

「しまかぜ」のカフェ車両で伊勢志摩名物を楽しもう!
通路の様子

賢島発便では進行方向左側が、通路になっています。バリアフリーの観点からか、通路は1階建の構造になっており、階段などなしで隣の車両にアクセスすることができます。

カフェ車両は伊勢市〜大和八木・四日市間で混雑するので注意!

カフェ車両は特に、伊勢市から〜大和八木・四日市の最長ノンストップの間で混雑します。この区間では特に、発車して早い時間が混雑するようです。

カフェ車両は伊勢市〜大和八木・四日市間で混雑するので注意!
スイーツは大和八木駅到着前に食べに行った

伊勢市〜大和八木・四日市間は特急「しまかぜ」が走る最長のノンストップ駅間です。この区間を乗り通すことが前提の停車駅になっています。この区間でのお客さんが最も多く、特に乗車して早い時間にカフェ車両に行こうと考えるお客さんが多くいらっしゃいます。この区間では混雑するので注意が必要です。

カフェ車両は伊勢市〜大和八木・四日市間で混雑するので注意!
2020年9月に乗車したい際に注文したスイーツ
カフェ車両は伊勢市〜大和八木・四日市間で混雑するので注意!
2019年8月に乗車した際はモンブラン

特急「しまかぜ」では、カフェ車両とは別でワゴンでの車内販売も

特急「しまかぜ」ではカフェ車両に加えて、車内でのワゴン販売もあります。各座席にカートで持ってきてくれます。ただし、お料理などはカフェ車両のカウンターでのみ販売されます(一部商品は、座席に持ち帰り不可)。

特急「しまかぜ」では、カフェ車両とは別でワゴンでの車内販売も
ワゴン販売

ワゴン販売でも、支払いには交通系ICカードが利用できます。ワゴン販売での取扱商品は、主に飲み物とスナック類、そして「しまかぜ」オリジナル商品です。

車内のWi-Fiを使えば全面展望も楽しめる!

特急「しまかぜ」の車内にはWi-Fiが整備されています。車内のWi-Fiを利用することで、前面展望なども楽しめます。

車内のWi-Fiを使えば全面展望も楽しめる!
Shimakaze Wi-Fi

「Shimakaze Wi-Fi」に接続すると、前面展望を楽しむことができます(ただし、この場合インターネット接続はありません)。また、走行速度や走行位置、そして後面展望なども見られます。

Kitetsu Railways Wi-Fiに接続すると、インターネットが利用できます。システムの都合か、インターネット接続用のWi-Fiと、前面カメラ用のWi-Fiは別になっているので、一旦接続を解除する必要があります。

車内のWi-Fiを使えば全面展望も楽しめる!
参考値

インターネット接続利用時の速度です。列車のWi-Fiは走行位置によって大きく左右されるため、あくまで参考値です。ただ、規格としてはそれなりの速度が出るようです(ネット動画などを見る分には苦労しない程度です)。

それ以外にも観光列車らしい設備が充実

これ以外にも、観光列車らしい設備が充実しています。

それ以外にも観光列車らしい設備が充実
ロッカー

1号車と6号車にはロッカーが備え付けられています。伊勢志摩、特に賢島はリゾート地であり、大きな荷物を持って宿泊旅行をするお客さんが多いとの想定からです。もちろん、無料でロッカーを利用することができます。

それ以外にも観光列車らしい設備が充実
喫煙ルーム

車内には喫煙ルームが設置されています。近鉄では一部の特急列車を除いて、喫煙ルームが設置されています。

それ以外にも観光列車らしい設備が充実
お手洗い

お手洗いも綺麗です。かなり清潔に保たれています。

それ以外にも観光列車らしい設備が充実
ウォシュレットも完備

ウォシュレットも完備されています。近鉄の特急列車には、ウォシュレットが完備されている車両も多くあります。

それ以外にも観光列車らしい設備が充実
パウダールーム

女性の声を拾って設置されたというパウダールームです。明るくて周りに配慮せず利用することができます。席で鏡を出して…は気が引けますからね。

私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!

今回、実際に私鉄最長路線である賢島〜京都の間を乗り通してきました。出発は賢島、午後の便です。

賢島駅から出発

賢島駅です。

私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!
賢島駅

京都いきの特急「しまかぜ」が発車する前には、賢島駅には観光特急ばかりです。伊勢志摩ライナーが2編成、それも色が違う伊勢志摩ライナーがいると、賢島駅はカラフルでなかなかいい感じです。

私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!
空席状況

空席状況です。土曜日ともあって、大阪難波行き・名古屋行きの特急「しまかぜ」は満席です。本当にデビューから8年が経っても人気の列車です。

私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!
撮影タイム

しばらくは撮影タイム。この辺りはサムネイルに使えるかなぁ。

私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!
乗車

乗車開始は発車の15分前ほどでした。一番に乗り込んで、車内の様子を撮影します。この映像と写真はかなり重要です。

賢島駅を出発

お客さんが少ないうちに車内の様子を一通り撮影。今回の近鉄特急の旅は「取材旅行」としての側面が強いので、肝心の映像などを忘れてはいけません。

私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!
しばらくすると…

発車してしばらくすると、アテンダントさんがおしぼりと記念乗車証を持ってきてくださいます。

私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!
特急しまかぜ

鵜方です。志摩スペイン村の最寄駅です。

私鉄最長路線である特急「しまかぜ」賢島〜京都を乗り通してきた!
田園地帯を走る

特急「しまかぜ」は、特に賢島〜鳥羽の間の景色が美しい。この区間はお客さんが少ないので、「しまかぜ」のプレミアムシート越しに写真撮影ができます。

空いているうちにカフェ車両でランチ

お昼ご飯は伊勢うどん1杯と抑えめにしてあったので、特急「しまかぜ」の中でランチをいただきます。

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カフェ車両へ

鳥羽・伊勢市を過ぎるとカフェ車両は混雑すると予想できました。そのため早めにカフェ車両へ行くことに。

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海の幸ピラフ

先ほど、カフェ車両の解説のところでも紹介した「はまぐり 海の幸ピラフ」をいただきます。

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食べかけだが…

ピラフを美味しく食べていると、列車は鳥羽に到着です。鳥羽駅からはかなりお客さんが増えます。

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鳥羽を出てからの風景

鳥羽を出ると伊勢湾が少しだけ見えます。これがなかなか美しい。近鉄鳥羽線・志摩線はあまり海の景色は見られないのが残念です。

列車は伊勢市から大和八木までノンストップ

列車は伊勢市から大和八木までノンストップで走ります。

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伊勢中川橋梁

伊勢市を出ると次の大和八木までは1時間以上走ります。途中の伊勢中川駅では、進行方向の右側に、中川短絡線を通過していく特急「ひのとり」が見られます。順光でとても美しい。僕は左側の席に座っていたので撮れなかった(泣)

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車内の様子

伊勢中川系を超えて大阪線に入ると、長大トンネルも数多くあります。この区間ではのんびりした時間が流れています。

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名張駅付近

名張駅付近です。この辺りは、秋になると稲穂が美しい。

2回目のカフェ車両 列車は八木短絡線を通り橿原線・京都線へ

大和八木駅に到着する15分前くらいに、カフェ車両へと行くことにしました。

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次は1階席

先ほど、2階席を楽しみました。2階席へ行きたい気分も山々でしたが、ここは取材のために1階席をチョイス。1階席の映像や写真も欲しい。

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スイーツセット

今回はスイーツセットを注文します。

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ブルーベリーのチーズケーキ

ブルーベリーのチーズケーキです。チーズの甘さとブルーベリーの甘酸っぱさが、なかなかマッチしていてよかった。

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暗くなってきた

だんだんと車窓は暗くなってきました。秋なので、日の入りの時刻がだいぶ早くなっています。

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大和八木の短絡線

保線用の車両が止まっています。今までに1回だけ、ここの短絡線を通過したことがあります。京都から名古屋に帰る時、乗った列車が賢島行きの特急でした。

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短絡線を通り、橿原線へ

列車は短絡線を通って橿原線へ合流します。ここからはまた、速度を出して特急列車らしい走りを見せてくれます。

橿原線・京都線を通り京都へ

橿原線に入ると、あとは一直線に京都を目指します。

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静かになった車内

車内は一気に静かになりました。大和八木でお客さんが大勢下車されたようでした。

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夕焼け

特急しまかぜから見られる夕焼けです。美しい。でも、旅が終わってしまう感がとても儚い。

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まもなく京都

辺りはすっかり暗くなり、列車はまもなく終点の京都駅に到着します。

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終点の京都駅

京都駅までの私鉄際超特急の旅、なかなか楽しむことができました。皆さんもぜひ一度、観光特急「しまかぜ」で伊勢志摩へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

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