北海道を旅行するなら使え!特急が使えるフリー切符も!JR北海道のフリーきっぷ一覧

北海道
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広大な土地がある北海道。北の大地に長大な路線網を持つJR北海道。JR北海道は観光むけにさまざまなフリーパスを発売しています。

JR北海道の特急まで含めて乗り放題!北海道周遊で絶対の「北海道フリーパス」など

JR北海道には多くの魅力的なフリーきっぷがあります。その代表例が「北海道フリーパス」に代表される「特急の自由席まで乗り放題」となるフリーきっぷです。JRの中でも、やや経営が厳しいJR北海道とJR四国でしか発売されていません(どこでもドアきっぷや、みんなの九州きっぷなど、新型コロナウイルスの影響で一時的に他のエリアで「特急乗り放題」が発売されたことはあります)。

北海道周遊の定番中の定番「北海道フリーパス」

北海道を周遊する際の定番中の定番が「北海道フリーパス」。7日間有効の切符で、期間内は特急の自由席も含めて乗り放題となります。また、6回まで指定席を利用することもできます(指定席は距離の制限等がないので、長時間の特急で使った方がお得です)。

JR北海道の在来線全線が乗り降り自由となります(北海道新幹線は現時点では使えません)。27,430円で北海道内を好き放題回ることができる、かなりお得と言える切符です。青春18きっぷと比べて割高に感じるかもしれません。

が、この北海道フリーパスは青春18きっぷと違い、「特急に乗車できない」どころではなく特急券まで含み、そして指定席6回までも含まれているのです。それでもって青春18切符の5日間より長い7日間で青春18切符の約倍の値段。かなりお得です。

特に北海道は、いわゆる「幹線」の一種である部類でも「都市と都市」を結ぶことが目的のために途中区間は極めて本数が少ない、ということもざらです。例えば石勝線の新夕張→追分区間などは、特急おおぞら/とかちが1日11本、ほぼ1時間に1本ペースで走るのに普通列車はわずか1日2本。こういったことを考えると特急券を払っても特急が一切使えない青春18切符と比べて、追加料金すら必要ない北海道フリーパスの有用性が際立つと思います。

北海道周遊の定番中の定番「北海道フリーパス」
特急列車まで乗り降り自由となるきっぷがたくさんある

航空会社とタッグを組んで発売!道東観光のためのフリーパス

北海道フリーパスの一種でありながら、観光需要を見据え、航空会社とタッグを組んで発売されているフリーパスも存在します。北海道入りする観光客は飛行機が多いだろう、なんていう考え方なんでしょう。新幹線で北海道入りしたら使える切符なんてのも作って欲しいです。もしそれがあれば、僕だって2021年春の北海道旅行は新幹線で北海道入りしたのに…(航空会社と連携した切符を使うためにPeachで北海道入りしました)。

愚痴はこの辺で。航空会社とタッグを組んだきっぷは主に2種類、

  • ひがし北海道フリーパス 5日間有効 (AirDo,Peach)
  • きた北海道フリーパス 4日間有効(AirDo,Peach,ANA)

があります。

両方ともに南は新千歳空港まで、西は小樽までと道央(函館本線・札幌=旭川間や富良野線など)の、特急・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由です(北海道フリーパスと違って「指定席は◯回まで」はありません)。

ひがし北海道フリーパスについては東は最東端の根室本線末端まで(石北本線、釧網本線・北見、網走、知床斜里なども含む)で宗谷本線全線は利用不可となります。

ひがし北海道フリーパスのフリーエリア(公式サイトより)
ひがし北海道フリーパスのフリーエリア(公式サイトより)

きた北海道フリーパスは主に宗谷本線末端まで使うことができます。石北本線等は利用できません。

きた北海道フリーパスのフリーエリア(公式サイトより)
きた北海道フリーパスのフリーエリア(公式サイトより)

これらの切符を購入するには、飛行機に搭乗の際にもらえる「搭乗のご案内」などが必要ですので無くさないように必ず駅窓口まで持っていきましょう。また、搭乗の当日または翌日使用開始の切符しか購入できませんので、「搭乗のご案内」を知人からもらって、などということはできません。また、発着空港が限定されています(主に、フリーエリアに含まれる地域の空港に到着する便を利用した場合に限る)。条件を必ず全て確認してから計画を立てる必要があります。

25歳以下の若者には嬉しいことに、さらに「U25」の設定があります。25歳以下であることが証明できる場合、割引があります。北海道フリーパスにも導入して欲しいのに、なぜか北海道フリーパスにはありません。

航空会社とタッグを組んで発売!道東観光のためのフリーパス
Peachひがし北海道フリーパスは、東北海道エリアとはいえかなりワイドなエリアが乗り降り自由

実は意外と使い道がある「北海道・東日本パス」

続いてご紹介するのが「北海道・東日本パス」です。これは、JR北海道とJR東日本が出しているフリーきっぷで、有効期限が7日間、エリアは「JR北海道線、JR東日本線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線及び北越急行線の普通列車(快速含む)普通車自由席及びJR東日本のBRTが乗り放題」となっています。簡単に言ってしまうと、「3セク化された路線を含めて、JR北海道・東日本エリアの鉄道が使えるよ」というきっぷです。

効力はほぼ青春18きっぷと同じだが…

このきっぷ、原則として「普通列車・快速列車の普通車自由席が乗り降り自由」であり、「※ただし、特急・新幹線には乗車券としても利用不可」ということころは青春18きっぷとほぼ条件が同じです。まとめてしまうと「青春18きっぷのエリア限定安いバージョン」みたいな感じですが、それだけではありません。大きな違いは、

  • 日程の分割・複数人利用ができない
  • 「オプション券」を使うことでJR北海道エリアに限り特急乗り降り自由になる
  • 北海道新幹線全区間が、特定特急券で乗車できる
    ということです。

まず、日程の分割・複数人利用ができないのが大きな違い。青春18きっぷは、「乗り放題きっぷ5枚セット(ただし分割不可)」という感じで、5人での旅行で5人分の乗り放題きっぷ、という使い方もできますが「北海道・東日本パス」はそれができません。安くてお得な分、少し制限は大きくなる、と思った方がいいでしょう。

効力はほぼ青春18きっぷと同じだが…
オプション券なしでは、青春18きっぷとほぼ同等の効力、普通列車・快速列車に乗ることができます

北海道&東日本パス北海道線特急オプション券

青春18きっぷと大きく異なるのがこれ。「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」が使えます。

このオプション券、一番素晴らしいのが「北海道新幹線を含めて乗り降り自由」になるということ。先ほど紹介した北海道フリーパスも、北海道内の特急を含めて乗り降り自由であるものの、北海道新幹線には乗車不可でした。乗車券としても使えません(北海道新幹線が開業する前は、青森まで使えたらしいのに…)。しかし、「北海道東日本パス」は、北海道から東日本までをワイドに観光することを前提としているので青函トンネル部分も含めて使えないと不連続のフリーパスという、謎のフリーパスになってしまいます。

そういった事情もあり、「北海道線特急オプション券」では北海道新幹線も含めて乗車することができます。

僕が思うに、普通列車メインで移動できる札幌圏から、函館等を経由して一気に特急と新幹線を乗り継いで青森まで抜けることを想定していると思います。値段設定的にもその程度になっています。単に新幹線で青森まで抜けたいだけなら特定特急券がお得です。

北海道新幹線も含めて特急が乗り降り自由となる。

乗り鉄の旅が楽しみたい場合、という位置付けの「青春18きっぷ」

最後にこれは「北海道のフリーきっぷ」ではありませんが紹介しておきます。言わずと知れた青春18きっぷ。

北海道内を回る際には普通列車しか使うことができません。青春18きっぷの特例として、北海道から本州へ抜けるルートに限り、オプション券で乗車することができます。ただし、先程の「北海道・東日本パス」とは異なり、新函館北斗=新青森間で北海道新幹線が使えるわけではありません。木古内・奥津軽いまべつまでは第3セクターの列車に乗らねばならず、北海道新幹線に乗れるのは木古内から奥津軽いまべつの間だけ。北海道新幹線の半分程度の列車はこれらの駅を通過して、新函館北斗から新青森間を無停車で走るため、利便性はかなり落ちます。

でも、青春18きっぷを使う人が全くいないわけではありません。分割して使う人は少ないでしょうが(このオプション券は、1人1枚購入しなくてはならないため)、青春18きっぷはなんといっても「日本全国のJR全線が使える」という魅力があります。日本国内を、普通列車だけで移動してみたいという物好きは使ってもいいかもしれません。

北海道にも快速は走っています。これには乗れる。

JR北海道にはフリーパスが充実!

ここまででご紹介してきたように、JR北海道にはさまざまなフリーパスがあります。これらのフリーパスを適切に活用すれば、北海道観光での行動範囲は一気に広がります。

北海道をワイドに観光しよう!

北海道は自然が豊かです。だから僕は北海道が大好きです。それゆえ、1週間がかりの北海道長旅を1年間で2回もしました。僕が北海道の魅力について話したら、僕の後を追って北海道周遊をひとりでやってきた!なんて友達もいます。

この大自然を感じるには、札幌だけの観光では不十分です。札幌はあくまで都市、みどころはもちろんあるけれども札幌にいるだけでは見られない、スケールの違う大自然が北海道各地にはあります。

北海道をワイドに観光しよう!
石勝線なんかはすごくいい景色が続く

最近では高速道路も充実してきました。しかしレンタカーで北海道をワイドに観光しようと思うと1日5時間の運転などを余儀なくされます。確かに、特急でも同じくらいの時間がかかりますが利便性は格段に違います。目的地まで5時間も運転し続けるのと、目的地まで5時間をリクライニングシートでのんびり過ごすのではどちらがいいかは言うまでもないでしょう。

そういった観点からも、是非とも活用したいのが北海道の特急列車です。北海道の特急列車をも使うことができるフリー切符で、北海道をワイドに観光する旅に出てみてはいかがでしょうか?

僕の今までの旅行記も参考にしてくださいね。

北海道の鉄道旅では、特急が必須

北海道の旅では特急が必須です。

先ほども書いたように、石勝線の例が顕著です。石勝線の中央区間は特急列車が1日10本以上行き来するものの普通列車はわずか2本(ちなみに石勝線の末端区間は普通列車が一切なく、特急列車しか走っていませんが特例として特急券なしで特急に乗ることができます)。

そんな路線が多くあり、また長距離普通列車が大幅に削減されつつある今では特急がなくては都市間移動だけで1日終わってしまう可能性もあります。

北海道の鉄道旅では、特急が必須
特急での移動をしなければ恐ろしく大変な北海道の移動

「列車はいつかくるや」ではいつまで経っても来ない!計画を立てよう!

北海道はどうしても過疎化が進んでいるため、JR北海道は赤字続き。列車の本数はどんどん削減されています。

最近のダイヤ改正では、宗谷本線や石北本線の特急は臨時化され、多くの日は走っているものの一部閑散期の宗谷本線は特急が1日2往復まで削減されることになりました。

「列車はいつかくるや」ではいつまで経っても来ない!計画を立てよう!
宗谷本線の終着駅・稚内駅

このようなこともありだんだん減っていく列車。計画なしに乗るとえらいことになるのは目に見えるでしょう。ですから、北海道を周遊する際はしっかり計画を立てておかないと長時間待つはめになるだけではなく「帰れない」なんてことも起こります。ですから、ある程度の計画を立てて北海道を回ることをオススメします。

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