どこでもきっぷの旅第1弾 1日目 広島へ、岩国へ、そして博多へ

ひとり旅
ひとり旅日記西日本
この記事は約11分で読めます。

今日からどこでもきっぷの旅。第1弾ということで西日本エリアを広大に回る予定です。今回は仕事としてではなく、自由に回ります。最近は諸々で疲れてきたので、ちょっと一息、息抜きの旅です。

案の定、まだ行き先は確定してません。旅行記はいつも通り、のんびりだらだらと自由に書いていきますので、のんびりだらだらと自由に読んでくださいね。

また、Vlogの撮影も行いました。

[Vlog]どこでもきっぷの旅
2021年発売の「どこでもきっぷ」を使った旅です。ブログ記事(Webサイト)と対応して製作しています。 【1日目の記事はこちらから】 【2日目の記事はこちらから】

1日目のVlogはこちらから。

今回の旅ではVlogも撮影しています。こちらもご覧くださいね。
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名古屋から京都へ、わざわざ京都で下車して関空特急で新大阪へ

朝は適当に6時くらいに起きようかなあ、って考えて前日寝ました。

東海道新幹線で京都へ

まずは京都へ向かいます。

東海道新幹線で京都へ
名古屋駅から新幹線で京都駅へ

今回は朝の新幹線の時間すら決めておらず、名古屋駅へ向かって乗れた新幹線にでも乗ろう、程度の気持ちです。行き先も決めていません。天気と相談した結果、今日は山陽方面へ向かい7:06発ののぞみ77号で京都へと向かいます。

名古屋駅への移動中にちょっと考えて、今日は広島方面へ行こうかなぁ、と。だからこのままのぞみ号で新大阪まで行けばいい、でも京都で降ります。今回の「どこでもきっぷ」はJR西日本エリアが乗り降り自由、つまり米原より西が乗り降り自由になるのですが、米原〜新大阪の東海道新幹線はJR東海エリア。残念ながらこの区間は一切乗車できないのです。

東海道新幹線で京都へ
京都駅で下車

そこで、米原で下車すれば最低限の出費で「どこでもきっぷ」エリアに入れるのですが、米原から京都の間は特急がほぼありません。一方、もう1駅先の京都まで進んでしまえば、西日本各地への特急列車が発着している。ということで、京都までは自腹で行き、その先は「どこでもきっぷ」を使用することにしたのです。

京都からは関空特急はるかで新大阪へ、新大阪で朝食をとり広島へ

京都からは関空特急はるかに乗ります。

京都からは関空特急はるかで新大阪へ、新大阪で朝食をとり広島へ
朝の関空特急はるか

この時間帯は関空特急に加えて、金沢から来た特急サンダーバードの始発便も関西圏に到着する時間帯なので、特急列車の本数がそれなりにあります。今日も、別に特急はるかと決めていたわけではありませんが、ちょうど特急が来たので特急に乗車します。

奇遇にもちょうど今日、このブログを解説して2年半にしてやっと、1ヶ月のページビュー(端的にいうと『合計何回のアクセスがあったか』)が初めて1万回を突破しました。皆さんいつもありがとうございます。

この機会に、前からやってみたかったVlogにも参入します。どこまでのクオリティのものが実現できるかは不明です。また、今後忙しくなっていくと思われるので、始めたところでどの程度更新できるかも不明です。それでも、せっかくの機会なのでチャレンジしてみます。

京都からは関空特急はるかで新大阪へ、新大阪で朝食をとり広島へ
関空特急に乗り込みます

というわけで、いつも乗る列車の写真を撮影していますが、今日はしっかり動画で撮影します。iPhoneのバッテリーがみるみるなくなっていきますが今回はそれを想定して大容量のモバイルバッテリーも持ち歩いているので大丈夫です。特急・新幹線での移動がメインなのでコンセントが備わっていることも多いですしね。

新大阪に到着です。ここで再度新幹線に乗り換えます。今回の「どこでもきっぷ」は指定席を6回まで利用できます。山陽新幹線、特にみずほ号・さくら号ではほぼ確実に、指定席を取ると2+2の配列でかなり快適です。自由席と指定席で座席が違うのです(東海道新幹線はグリーン車以外の普通車は全て同じです)。

ですから、ここで指定席を使わずしてどこで使う、という感じすらあります。ここで1回目の指定席を使います。

京都からは関空特急はるかで新大阪へ、新大阪で朝食をとり広島へ
みずほ号で広島へ

みずほ号です。例によって土曜日朝の時間帯のみずほ号はかなり混雑しています。指定席は、僕が予約した段階で窓側が2席しか空いていない状況でした。

京都からは関空特急はるかで新大阪へ、新大阪で朝食をとり広島へ
もう乗り慣れたみずほ号 新幹線普通車の中では圧倒的な快適さ

みずほ号に乗ってのんびりしながら広島へ向かいます。新幹線の中でこの後のスケジュールを考えます。まず広島までの指定席は確保してあるから…ということで、今日はまず岩国へ、錦帯橋を見にいくことにしました。

広島駅でこだま号に乗り換え

広島駅に到着です。

広島駅でこだま号に乗り換え
広島駅に到着

錦帯橋は新岩国駅からバスで簡単にいくことが出来ます。新岩国駅はこだま号しか止まらない駅です。新幹線では広島の隣の駅ですので、広島で乗り換えます。こだま号です。

ちょうど3週間前、四国周遊を終えて名古屋に戻るときにも使ったひかりレールスターです。自由席は普通というか、新幹線にしてはやや簡素なつくりだと思います。

広島駅でこだま号に乗り換え
ひかりレールスターで新岩国へ

このひかりレールスターに乗って次の新岩国駅へ。

新岩国駅は、新幹線の駅にしてはかなり古さを感じさせます。国鉄時代から使っていると思われる看板。そして何よりびっくりしたのは、自動改札機が導入される前の、人の手で確認していた際の改札用の場所がそのまま残っているのです。東海道新幹線に次ぐ歴史がある山陽新幹線ならではですね。北海道新幹線や北陸新幹線、九州新幹線などでは絶対に見られない光景です。

ここからバスに乗ります。新岩国駅は新幹線の駅であり、JR在来線は通っていません。錦川清流線という、地元の私鉄が走っている駅ではありますが観光客はほとんどが新幹線でやってきます。そのため、観光客を意識して新幹線の発着時間にある程度合わせたダイヤでバスが運転されています。

広島駅でこだま号に乗り換え
岩国のバス

バスがやってきました。岩国の清流をイメージしてか、真っ青なバスです。なんとICカードが使えます。宮崎のバスとかもそうでしたし、函館のバスもそうでした。地方のバスでも意外と頑張っているところは頑張っています。僕の直感なので間違っているかもしれませんが、地方でそれなりにお客さんが乗っているバスって大抵、ICカードが使えるんですよね。“自社のコストよりお客さんの利便性を優先している“というと言い過ぎでしょうか?全国各地を見てきた率直な感想として、明らかにお客さんが少なくて儲かっていないであろうバスほどICカードなどの導入に及び腰です(ICカードを導入しようとするとコストがかかるため、お客さんがほぼ乗っていない会社としてはそれすら払えないということはあるでしょうが)。

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錦帯橋をサクッと観光

錦帯橋を観光します。僕自身が錦帯橋に来るは人生で2回目です。1回目はかなり昔、10年近く前なので新鮮な感じです。

錦帯橋を渡ろう

錦帯橋を渡ります。

錦帯橋を渡ろう
錦帯橋

タイトルタグをどうしようか迷いましたが(笑)、錦帯橋を渡らないわけにはいかないので、ここでは「渡ろう」にしました。錦帯橋は通行料金が必要です。錦帯橋の通行料金は310円です。ただ、錦帯橋+岩国ロープウェイ+岩国城の観覧チケットが1セットになって970円というお得なセット料金もあります。

錦帯橋を渡ろう
アーチ橋なので足を踏み外さないように…

僕も今回はセット料金を使いました。以前にきた時は錦帯橋にやってきたのがもう夕方で、岩国城に上がることはできませんでした。せっかく2回きたわけですから、岩国城まで上がります。

錦帯橋を渡ろう
アーチ橋

錦帯橋は見ての通りアーチ橋です。アーチ橋という構造を考えればわかると思うのですが、アーチの中央付近は階段が緩くなっています。そのため、段差があるにはあるものの段差となかなか認識しにくく、うっかり足を踏み外してしまい逆に危ないです。大怪我につながるとは思いにくいですが、足を捻ってしまったりします。くれぐれも注意して渡りましょう。

錦帯橋を渡ろう
真下に流れる川は透き通っている

錦帯橋の下に流れる錦川はきれいです。こういった地方に流れる川は大体きれいですが、こういう歴史を感じさせる橋の下に清流が流れているとより一層雰囲気を感じさせます。

ロープウェイで岩国城へ

ロープウェイに乗って岩国城へと上がります。ロープウェイは1時間あたり4本、毎時00分・15分・30分・45分に運行されています。ただし、多客時などは随時運行されます。

ロープウェイで岩国城へ
岩国城ロープウェイ

ロープウェイからも錦帯橋が見えます。意外と混雑しており、なかなかカメラが回しにくかったのですが、岩国城の天守閣までいったらさらに高いところから見ることができるでしょう。

ロープウェイで岩国城へ
岩国城までは2通りの道が

ロープウェイを降りると早速、選択に迫られます。迫られますって言い方もどうかと思いますが笑、広い道と山道です。僕は、行きは広い道を通って帰りは山道を通って戻ってきました。行き帰りで両方通った率直な感想として、正直どっちでも大丈夫だと思います。山道だからって極端に大変なわけではありません。

岩国城から錦帯橋を眺める

岩国城にやってきました。岩国城は不運なお城です。築城されて4年後には、江戸幕府による一国一城令によって取り壊されることになりました。岩国城が落とされたわけでもなく、また焼失したわけでもなく取り壊されてしまったのです。ここには、関ヶ原の戦いでの家内の関係など、感情論もあったようです。

岩国城から錦帯橋を眺める
岩国城

現在の岩国城は昭和時代に再建されたものです。この岩国城から錦帯橋を眺めます。

岩国城から錦帯橋を眺める
岩国城から眺める錦帯橋

岩国城から見てもやはり、錦帯橋はかなり存在感があります。また、錦帯橋の左手前には岩国城の城下町が見えます。岩国城が撮り壊れた後も、この辺りは城下町としての役割を持っていたそうです。

岩国城から錦帯橋を眺める
錦帯橋の模型

錦帯橋の存在はこの岩国にとっては大きく、模型も展示されています。

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広島・原爆ドームを観光

岩国の観光を終えたので、広島へと戻ります。

広島駅でお好み焼き

今回の旅は全然計画を立てていませんでした。岩国観光を終えて、お腹が空いたから何か食べよう、じゃあ広島まで来たんだから広島焼きでも食べようか、ってノリで広島焼きを食べます。

広島駅でお好み焼き
500系新幹線で広島へと戻る

広島の人に「広島焼き」っていうと嫌な顔されることもあるんでしたっけ、広島の人たちからしたら「広島のお好み焼きこそが正真正銘のお好み焼き、大阪のお好み焼きが『大阪風お好み焼き』であって、それこそが特殊なものだ」ということらしいです。僕は名古屋の人間、より近くて簡単にいくことができる大阪のお好み焼きばかりを食べて育っているので、僕の中では申し訳ないですが大阪のお好み焼きがスタンダードです。

入ったお店「福ちゃん」で、一番メジャーなお好み焼きを注文します。それから今回の食事以降で、今回の旅の中で広島でご飯を食べる予定はないため、欲張って牡蠣もいただきます。

広島駅でお好み焼き
牡蠣の鉄板焼き

先に焼き牡蠣がきました。美味しくて先に食べきってしまいました。

広島駅でお好み焼き
お好み焼き(広島風)

しばらくして、メインとなるお好み焼きもきました。最初は何もかけずにいただきます。僕は普段から、薄味の方が好きで、薄味のものを好んで食べるのでまずはそれで2切れいただきました。

その後で、マヨネーズなどもかけてもう少し濃い味にします。こうしてでも最後1切れでちょうど良いくらい、これ以上あったらちょっとくどいかなって感じだったのでちょうど良かったところ。

広島駅でお好み焼き
焼きそばが入っている

お腹が膨れたので、広島を観光します。

原爆ドームへ

今回は広島・原爆ドームへ行きます。原爆ドームは2度ほどきたことがあるのですが、つい最近来たのは6年ほど前、しばらく来てはいなかったのでちょうど良い。

路面電車に乗って原爆ドームへ行きます。過去2回は車・バスできたので、実は広島の路面電車に乗るのは初めてです。

原爆ドームへ
広島おりづるタワー

まずは原爆ドームのお隣にあるおりづるタワーへ。ここからは広島の街を一望することができます。

原爆ドームへ
原爆ドーム

やや入場料は高いですが、一度だけは来ておいて損はないところだと思います。

原爆ドームへ
原爆ドームの周りを散策

続いて、原爆ドームの方へ。何度ここにきてもやはり、いろいろと感じることがあります。名目上の平和だけではなくて、本当に2度と核兵器が使われないことを祈ります。

原爆ドームへ
再びみずほ号で博多へ

今日は広島を観光しましたが、今日は博多に宿泊します。今回のどこでもきっぷはJR西日本の管内である博多まで利用できることと、博多まで行けばやや安いホテルにも宿泊できるからです。

博多で博多ラーメン

夕食は博多で博多ラーメンです。

博多で博多ラーメン
博多ラーメン

今日はお昼ご飯が遅かったため、正直ガッツリご飯を食べるほどのお腹の余裕がありません。ラーメンは意外とツルツルと入ってきながらも腹持ちはいい、こういう時にものすごくありがたい食べ物です。

博多ラーメンは、新幹線の改札側・「つばめひろば」の奥にラーメン屋が並んでいます。このラーメン屋の1つ「名島亭」でラーメンをいただきます。

今日はJR西日本グループのヴィアインに宿泊です。博多はやや安いビジネスホテルが多くあるのでありがたいですね。新幹線で各地へ自由にいくことができるのもいいポイントです。


続く2日目は、博多から山口・出雲を経由して伯備線特急「やくも」で岡山へ、そして安いビジネスホテルのある新大阪へと戻る旅です。

最終日3日目には城崎温泉へ行き、最後はサンダーバードとしらさぎを乗り継いで帰路へつきました。

また、JR西日本の特急列車徹底紹介の記事も作成しました。併せてご覧ください。

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