世界遺産・グレートバリアリーフに位置するグリーン島。ケアンズの港から片道2時間程度で行くことができる、手軽な離島で、丸っと1日楽しむことができるグリーン島。実際に上陸してきましたので、その様子を紹介します。
ケアンズの観光スポットについては、こちらの記事で解説しています。ケアンズに行ったらここに行くべき!という観光スポットを、隅から隅まで解説していますので、ご覧ください。
ケアンズ観光の定番 グレートバリアリーフ・グリーン島上陸
グリーン島へのツアーはケアンズ観光での定番です。ケアンズ港から日帰りで上陸することができ、グレートバリアリーフの美しい海を感じることができます。
グレート・バリア・リーフに位置するグリーン島のクルーズを楽しもう
グリーン島はグレート・バリア・リーフにある島です。上陸することができる島の中でも、ケアンズに程近く、観光スポットとして栄えています。
この通り。まさに四方を海に囲まれた大絶景です。周辺は透明度の高い美しい海になっており、まさに見どころ満載です。
また7月〜9月にかけては、ケアンズ周辺のグレート・バリア・リーフにザトウクジラが多数やってくる時期です。運が良ければ、クジラと出会うことができる場合もあります。
ケアンズから手軽に行くことができるリゾート・アイランド
グリーン島は、ケアンズから手軽に行くことができるリゾート・アイランドです。海水浴を楽しんだり、シュノーケリングを楽しんだり、美味しいものを食べたりと、まさに1日満喫することができる離島です。
グリーン島自体はそこまで広くはなく、ゆっくりお散歩をしても外周で30分くらいのサイズ感。でも、その島の中には観光客を受け入れるための海水浴場やレストランなど、さまざまなものが整備されているので、目一杯観光できることが魅力です。
グリーン島の大自然を楽しもう!
グリーン島は大自然を満喫することができる離島です。特に世界遺産であるグレート・バリア・リーフにあるというのが最大の特徴。
グレート・バリア・リーフの美しい海を体験することができるシュノーケリングや、泳がない場合はグラスボートもオススメです(後程詳細に解説します)。
今回の記事では、グリーン島の大自然を楽しむためにどのようにグリーン島へ行けばいいのか、クルーズ船はどのように選べば良いのかを解説します。
グリーン島への行き方を解説 クルーズ船2社を比較!
今回の記事で最大の山場となる「グリーン島への行き方」、特に「グリーン島へのクルーズ比較」です。
グリーン島へのクルーズを利用しよう 主に2社がクルーズを運航
グリーン島へのクルーズは、主に2社が運営しています。GREAT ADVENTURES(グレート・アドベンチャー)のクルーズと、BIGCAT GREEN ISLAND REEF CRUISES(ビックキャット)のクルーズがあります。僕はビックキャットのクルーズを利用しました。
比較項目 | GREAT ADVENTURES (グレート・アドベンチャー) | BIGCAT GREEN ISLAND REEF CRUISES (ビックキャット) |
---|---|---|
本数 | 1日3往復 | 1日1往復 |
片道の所要時間 | 45分 | 75分 |
アクティビティ | 【利用可能】 シュノーケルレンタル・グラスボート・体験ダイビング・ファンダイビング・シーウォーカー・ヘリコプター遊覧飛行・ビーチハイヤー・プール・ビュッフェランチ・レストラン 【現地手配のみ】 半潜水艦ツアー・パラセーリング・船上ビュッフェランチ・スキューバーダイビング | 【利用可能】 シュノーケルレンタル・グラスボート・ヘリコプター遊覧飛行・ビーチハイヤー・ビュッフェランチ・レストラン・スキューバーダイビング 【現地手配のみ】 体験ダイビング・ファンダイビング・シーウォーカー・パラセーリング |
単純比較するとこの通り。GREAT ADVENTURES(グレート・アドベンチャー)のクルーズが便利そう。ただし、BIGCAT GREEN ISLAND REEF CRUISES(ビックキャット)の方が船内は豪華。そして、グリーン島に到着後、夕方の帰り便の時刻までグリーン島に停泊し、船内レストランとなったり、グラスボートの発着ポイントとなったり、船自体が1つの「観光センター」的な建物として使用されます。
ということで、どちらがいいか迷うのであれば、次のような選び方が良いでしょう。
- ケアンズ滞在は短いから手短に満喫したい/ひとり旅だからそこまで長時間滞在しない→GREAT ADVENTURES(グレート・アドベンチャー)
- 時間はそれなりにあるから、しっかりとグリーン島を満喫したい→BIGCAT GREEN ISLAND REEF CRUISES(ビックキャット)
それぞれのクルーズについて、より詳しく解説していきます。
GREAT ADVENTURESのクルーズ
GREAT ADVENTURES(グレート・アドベンチャー)のグリーン島クルーズは、高速船で手軽に行くことができるのが特徴です。1日3往復しているため、比較的時間の融通が効きやすいことも大きな特徴です。
家族でも利用しやすいですが、特に比較的短期間でケアンズに来ているなど、時間がない場合にオススメです。また、ひとり旅であれば、グリーン島に長居することもあまりないでしょうから、こちらのGREAT ADVENTURESの方がオススメです。
僕は次に紹介するBIGCATのクルーズに乗船しましたが、ケアンズの観光港でGREAT ADVENTURESのクルーズ船のスタッフとも会いました。日本人スタッフが多く、BIG CATに乗船する僕にも優しく声をかけていただいたことが印象的です。
BIGCAT GREEN ISLAND REEF CRUISESのクルーズ
BUGCATのクルーズは、スピード自体遅いものの船が豪華です。船内はグループで利用することも想定した設計になっています。
BIGCATのクルーズは、丸っと1日グリーン島を楽しむことができるよう、プランニングされています。朝、ケアンズ港を出発して1時間半ほどかけてグリーン島へ。グリーン島には1日滞在することが前提です。半日でのクルーズができないことが最大の欠点です。
ただし、昼間には船内でビュッフェ・ランチを楽しむことができたり、BIG CAT発着でグラスボートを楽しむことができたりと、グリーン島ならではの観光を楽しむことができます。「リゾートステイ」を楽しみたいならBIG CATがオススメです。
グリーン島でシュノーケリングも ホテルなども完備
グリーン島では、シュノーケリングやダイビングなども楽しむことができます。また、グリーン島内にはホテルやレストランなども完備されており、リゾートライフを満喫することができます。
クルーズ船ではシュノーケリングの貸し出しも
先ほど解説した、グリーン島クルーズ2社ではともに、船内でシュノーケリングの貸し出しができます。ただし、水着が必要なので、水着は必ず持って行くようにしましょう。
オーストラリアは南半球にあるため、季節が逆になります。日本が夏の時期にオーストラリアは冬の時期になります。しかし、ケアンズはその中でも北側(=赤道より)にあるため、8月や9月など、現地の冬にケアンズを訪問しても泳ぐことができます。
泳がないのであればグラスボートがオススメ
今回、僕はシュノーケリングはしませんでした。シュノーケリングをしない場合、つまり海に入って泳がない場合、グラスボード(グラスボトムボート)がオススメです。
グラスボートは、船の底がガラスになっており、海底の様子を楽しむことができる船です。グレート・バリア・リーフの美しい海底を眺めながら、30分ほどの遊覧を楽しむことができます。
海の中を泳ぐ熱帯魚の姿も楽しむことができます。大きな魚が泳いでくることもあり、なかなか面白い旅でした。
グリーン島では食事なども楽しめる
グリーン島では食事なども楽しむことができます。グリーン島内にはレストランがあり、グリーン島を訪問した人であれば誰でも自由に使うことができます。
ただ、このレストラン、個人的に残念だったことが「海が見られないこと」。せっかくグリーン島に来たのであれば、海が楽しめる場所で食事もしたいものですね。
グリーン島の海でのんびりリゾート気分を満喫しよう
今回はケアンズから日帰りでグリーン島を旅すべく、グリーン島への行き方やクルーズ船の紹介などをしてきました。
グリーン島はグレート・バリア・リーフに位置する島でありながらも、比較的手軽に上陸することができます。そしてのんびりとしたリゾートステイを楽しむことができる。
そしてケアンズ側では、美しい透明な海を眺めることもできます。こちらは海水浴をしている人も多くはなかったため、ただひたすら美しい海を眺め、黄昏ていました。
グレートバリアリーフを楽しみたいのならば、遊覧飛行もオススメ
今回は最も手軽にグレート・バリア・リーフを楽しむことができる方法として、グリーン島へ行く方法を解説しました。
僕はこの後、帰国日にグレートバリアリーフの遊覧飛行へ。セスナ機に乗って、空の上からグレートバリアリーフを眺めました。
ケアンズ国際空港を発着として、グレートバリアリーフを楽しむことができる遊覧飛行はさまざまな会社のものがあります。選択肢も多いので、ぜひ参加してみると良いでしょう。
帰国日に参加することもできるので、飛行機に乗る前にこのグレートバリアリーフ遊覧飛行に参加してから帰国することもできます。
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