和歌山「那智の滝」観光ルート アクセスや駐車場事情も解説

西日本
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和歌山県南部・那智勝浦を観光するなら欠かせない那智の滝。1段の滝としての落差は日本国内で2位であり、その迫力は満点。この記事では、まず初めに那智の滝へのアクセスを経験に基づき比較、バスがオススメである理由を解説します。そして、那智の滝の観光所要時間や、周辺でのお土産事情など、気になる情報を一気にまとめます。

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那智の滝へのアクセス 車でも行けるがバスも便利

まず初めに、那智の滝へのアクセスについて、経験に基づいて解説します。那智の滝へはバスの本数も多いため、紀伊勝浦駅または那智駅からバスを利用するのが便利です。

那智の滝へは紀伊勝浦駅からバスを使おう 本数も多くて便利

那智の滝への路線バスは、紀伊勝浦駅から出ています。紀伊勝浦駅から那智駅をとおり、那智の滝・那智山へと向かいます。[31]那智山線は、那智駅以遠では観光に特化したルートで、那智山周辺の主要観光地に止まります。

那智の滝へは紀伊勝浦駅からバスを使おう 本数も多くて便利
南海バス

この那智山線は、40分に1本程度あります。ブログを書きながら日本全国の観光地を回っていると、観光地なのにバスの本数が少なく、乗りたくても正直乗ることができない、なんてことが多々あります。

バスは往復&那智の滝周辺でのフリーきっぷがオススメ

バスは往復のフリー乗車券があります。このフリー乗車券は、単純な往復でも安くなるため、利用しない手はありません。ちなみに周りの乗客はほとんど、この「世界遺産フリー乗車券」を利用していました。

バスは往復&那智の滝周辺でのフリーきっぷがオススメ
世界遺産フリー乗車券

このフリー乗車券では、紀伊勝浦駅から「那智エリア」への往復乗車券が含まれています。また、那智駅から那智山までの「那智エリア」では、何度も乗り降りすることができます。「紀伊勝浦駅からの往復」+「現地での乗り降り自由」で1,200円(こども600円)となっています。紀伊勝浦駅〜那智山の片道運賃が630円であるため、往復だけでも元が取れるお得なきっぷです。

https://kumanogobobus.nankai-nanki.jp/tickets/那智エリア世界遺産フリー乗車券/

紀伊勝浦駅前のバスターミナルには有人窓口があります。この有人窓口では、PayPayなどを使って決済することもできます。

車でのアクセスも可能だが駐車場は有料

那智の滝へは車でのアクセスも可能で、駐車場もあります。しかし、那智の滝最寄りの駐車場は、平日に行ったにも関わらず満車でした。

車でのアクセスも可能だが駐車場は有料
那智の滝の駐車場

駐車場は500円で駐車することができます。那智の滝の目の前の駐車場は、観光バスがメインの駐車場となっています。ただし、この周辺のお土産屋さんに隣接した駐車場も利用できます。お土産屋さん周辺の駐車場も、1回あたり500円で駐車することができます。

また、那智の滝の入り口より上(那智山方面)へ行く場合、基本的には駐車場は無料になりますが800円の通行料がかかります。したがって、那智の滝目の前に車を停めるのであれば500円程度、那智山周辺に停めるのであれば800円程度が相場となりそうです。

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落差133の大迫力・那智の滝を観光しよう!

那智の滝は落差が133mもの落差があるたきで、その姿をすぐ下から見ることができます。この大きの滝はまさに圧巻です。

落差133の大迫力・那智の滝を観光しよう!
那智の滝

「那智の滝」の観光所要時間はおおよそ半日

「那智の観光所要時間は?」という疑問に対し、答えは「おおよそ半日程度」です。那智の滝自体はそこまで時間はかかりません。

しかし、その周辺に続く「熊野古道」は是非とも見てほし観光地です。

「那智の滝」の観光所要時間はおおよそ半日
那智の滝周辺の熊野古道

那智の滝周辺にも山道が続いており、歩いてほしいところ。オススメのコースは、

那智山→熊野古道を歩いて→那智の滝

というコースです。往路はバスを終点・那智山で降り、熊野那智大社へ参拝。そこからのんびりと那智の滝まで、熊野古道を歩いて下っていくのがオススメです。下っていく最中には、那智勝浦の名物・黒あめを使った那智黒ソフトクリームが人気です。

那智大社から那智の滝へは、下りでは徒歩15分程度です。そこまで遠くはありません。ただし、那智山バス停から那智大社までは階段を15分程度登る必要があるため、ちょっと体力が必要です。

那智の滝まで下ったら、那智の滝を観光しましょう。帰りは那智の滝からバスに乗車することができます。

那智の滝周辺でお土産も

那智の滝周辺ではお土産を購入することもできます。那智の滝の近くにはお土産屋さんがあるため、ここでお土産を購入するのも良いでしょう。

ただし、那智の滝周辺のお土産屋さんはクレジットカードが利用できないお店があまりに多いため、僕はあまりオススメしません。紀伊勝浦駅周辺のお店や、各ホテルの売店であればクレジットカードが利用できるため、そちらを利用するのが良いでしょう。

那智の滝周辺でお土産も
那智大社あたりから見ることができる那智の滝

那智大社から那智の滝へと歩くルートでは、外国人観光客も多くいました。外国人観光客にとっても魅力的な観光エリアにするため、キャッシュレスの推進は急務でしょう。対応できず廃れていった観光地を多く見てきました。

那智勝浦温泉に入ろう ホテル浦島からも那智の滝が見える!

那智勝浦にいったら、是非とも温泉も楽しんでほしいところ。那智勝浦で有名な温泉ホテルといえば「ホテル浦島」です。「ホテル浦島」は、洞窟の中に作られた温泉が有名で、日帰り温泉も体験することができます。

那智勝浦温泉に入ろう ホテル浦島からも那智の滝が見える!
ホテル浦島

紀伊勝浦駅から徒歩5分ほどの場所にある勝浦港から、無料で船による送迎があります。館内では食事をいただくこともできます。また、散策路が充実しており、自由に散策することができます。

那智勝浦温泉に入ろう ホテル浦島からも那智の滝が見える!
遠くに那智の滝が見える

ホテル浦島の展望台からも、遠くに那智の滝が見えます。今回僕は、この「ホテル浦島」には宿泊していませんが、いつか一度は宿泊してみたいホテルです。

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紀伊勝浦駅までは特急「くろしお」「南紀」のほか、「WEST EXPRESS銀河」も

ここまでは、那智勝浦周辺エリアから那智の滝へのアクセス、そして那智の滝の魅力についてお伝えしてきました。最後に、那智勝浦へのアクセスについて解説して終わりにしたいと思います。

名古屋・東京からは特急「南紀」が便利

名古屋・東京から那智勝浦へ向かう場合、特急「南紀」号が便利です。特急「南紀」号は、名古屋から紀伊勝浦駅までを結ぶ特急列車です。2023年7月にJR東海の新たなハイブリッド車両HC85系が導入され、車内は一段と快適になりました。

名古屋から紀伊勝浦を結ぶだけではなく、東京から東海道新幹線を利用して名古屋へ、名古屋で特急南紀号に乗り換えて紀伊勝浦方面へと向かうことができます。

名古屋・東京からは特急「南紀」が便利
特急南紀号

特急南紀号に乗るのであれば、D席を確保するのがオススメです。名古屋から紀伊勝浦に向かう場合、進行方向左側の座席から美しい海が見られるからです。

特急「南紀」号もやや所要時間の長い特急列車です。東京からちょうどの乗り継ぎ時間で移動すると長時間の移動になるので、名古屋駅でちょっとしたグルメを楽しむのもオススメです。

大阪・西日本からは特急「くろしお」が便利

関西方面および岡山・広島などの西日本エリアからは、特急「くろしお」が便利です。特急「くろしお」は、新大阪から新宮を経て紀伊勝浦・白浜までを結ぶ特急列車です。

特急「くろしお」も、新大阪から紀伊勝浦まで乗ると長時間になる特急列車です。

大阪・西日本からは特急「くろしお」が便利
パンダくろしお

白浜にあるアドベンチャーパークとコラボした「パンダくろしお」も走っています。白浜という一大観光エリアを抱えるのが大きな特徴です。

大阪・西日本からは特急「くろしお」が便利
オーシャンアロー

最近では本数も減ってきましたが、特急「オーシャンアロー」も走っています。なお、特急「くろしお」は全車指定席の特急列車であるため、乗車の際は必ず、指定席特急券が必要になります。

秋から冬にかけてはWEST EXPRESS銀河も運転

さらに、ほぼ毎年定番となっているのが「WEST EXPRESS銀河」の紀南コースです。WEST EXPRESS銀河は、JR西日本が運転する長距離列車です。

WEST EXPRESS銀河は、車内にはフリースペースが用意されていたりなど、観光用に開発された列車ならではの設備が整っています。

秋から冬にかけてはWEST EXPRESS銀河も運転
車内のフリースペース

毎年、9月から2月にかけて(2023年度は12月は完全に運休)、京都〜大阪〜白浜〜紀伊勝浦〜新宮の「紀南コース」で運転されます。是非とも狙ってみてはどうでしょうか。

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