キュランダスカイレール 世界遺産の熱帯雨林を見ながら絶景旅!

オーストラリア
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オーストラリア・クイーンズランド州で世界遺産に登録されている熱帯雨林。1億3000年前の白亜紀に形成された世界最古の熱帯雨林として、世界遺産に登録されています。

この熱帯雨林を上から見て、実際に肌身で体感できるのが「キュランダ・スカイレール」。今回はスカイレールの様子を詳しく紹介します。

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キュランダ・スカイレールで絶景旅を楽しもう

キュランダスカイレールは、世界遺産に登録されている熱帯雨林を上から見ることができるロープウェイです。

キュランダスカイレールは、キュランダ駅からスミスフィールド駅を結ぶロープウェイ

キュランダスカイレールは、クイーンズランドの玄関口となっているケアンズ国際空港から車で約30分ほど。ケアンズ中央駅からはバスで1時間弱の場所にある「スミスフィールド駅」を出発します。熱帯雨林の上を通り、観光地として栄えているキュランダ高原にある「キュランダ駅」を目指します。

キュランダスカイレールは、キュランダ駅からスミスフィールド駅を結ぶロープウェイ
キュランダスカイレール

キュランダスカイレールは、片道利用が可能です。キュランダ高原へのアクセス手段として主に2通り、

  1. キュランダ高原鉄道
  2. キュランダスカイレール

があります。片道はキュランダ高原鉄道、片道はキュランダスカイレール(スカイレールの海側の駅である「スミスフィールド駅」からキュランダ駅までのバスを含む)というチケットも発売されています。

キュランダ高原鉄道も絶景続きで、ケアンズに行ったら是非とも乗りたい。加えて、今回紹介するキュランダスカイレールで、クイーンズランド州の熱帯雨林を上空からも眺めたいところです。

キュランダスカイレールの予約方法と料金

続いて、キュランダスカイレールの予約方法と料金についてです。キュランダスカイレールは、こちらの公式サイトの「BOOK BOW」のところから予約できます。

スカイレールとキュランダ観光列車 | Skyrail
クイーンズランド州の湿潤熱帯地域を広くそして深く探検するすばらしい旅に出かけませんか?この地球で最も古い熱帯雨林であり、世界遺産にも登録されているこの地域は、これまであらゆる困難を乗り越えてきました.

なお、片道でキュランダ高原鉄道を利用する場合、キュランダ高原鉄道はインターネットでの予約が48時間前までです。ちなみに僕はその48時間前に間に合わず、当日窓口で購入しました。日本ではお盆期間真っ盛りの8月なかば。夏休みの真っ最中でも当日窓口で購入することができたので、意外といけるのかもしれないです(保証はできかねます)。ちなみに、当日窓口で購入している人も結構います。

キュランダスカイレールの予約方法と料金
キュランダスカイレール

続いて料金です。料金は2023年現在、次のようになっています。片道観光鉄道利用については次の節で解説します。

区分スカイレール&観光鉄道
車利用(フレッシュウォーター発着)
スカイレール&観光鉄道
片道バス利用(ケアンズ発着)
大人$122.00 $124.00 
子供(4~14歳)$66.00 $68.00 
家族(大人2人&子供2人)$310.00 $316.00 
片道スカイレール・片道鉄道利用の場合の料金表-公式ホームページより引用

2023年現在のレートで言うと大人なら概ね往復12,000円といったところでしょうか。

スカイレール料金片道往復ケアンズ駅送迎付往復
大人$62.00$93.00$117.00
子供(4~14歳)$31.00 $46.50 $70.50 
家族(大人2人&子供2人)$155.00 $232.50 $304.50 
スカイレールのみ利用の場合の料金表-公式ホームページより引用

こちらはスカイレールのみを利用する場合の料金です。スカイレールのホームページにも、このスカイレールのみの料金は少し探さなければ出てきません。

概ねの所要時間は次のとおりです。公式サイトや窓口でも案内されますが、実際に僕の経験から、これくらい時間があれば十分だと思います。

  • スカイレール片道:1.5時間
  • 観光鉄道:1.5時間
  •  キュランダ村:2~3時間

なお、当日窓口でチケットを購入する場合であっても、クレジットカード決済などが利用できます。オーストラリアでは、観光客向けの場所であれば概ねほとんどの場所でクレジットカード決済が利用できます。

キュランダ高原鉄道&キュランダスカイレールの片道利用がオススメ!

ここまででも当たり前のように「片道はスカイレール、片道はキュランダ高原鉄道」で解説してきたように、片道は鉄道を利用するのがオススメです。キュランダ高原鉄道は観光用の列車で、車窓から世界遺産を眺めることができます。

なお、キュランダ高原鉄道について、詳しくはこちらの記事でも解説していますのでご覧ください。

キュランダ高原鉄道&キュランダスカイレールの片道利用がオススメ!
キュランダ高原鉄道

キュランダ高原鉄道は19世紀に鉱山へ食糧を運ぶ目的で建設された鉄道。しかし途中では、Stoney Creek Falls(ストーニ・クリーク滝)などがあり、その前では減速するなど、完全に観光向けの鉄道です。

キュランダ高原鉄道&キュランダスカイレールの片道利用がオススメ!
バスが利用可能

スカイレールの海側の駅であるスミスフィールド駅と、キュランダ高原鉄道の海側の駅であるケアンズ駅は距離があります。この区間は、片道スカイレール+片道キュランダ高原鉄道のチケットを使えば、バスに乗車して移動することができます。

ちなみに僕は、バスで隣の席に座った71歳のおじいちゃんと仲良くなり、日本語を教えていました。いい思い出です。

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キュランダスカイレールで楽しめる絶景スポット 各駅の観光スポットなどを紹介

実際にキュランダスカイレールに乗ってきました。その様子をもとに、各駅で楽しむことができるスポットを紹介します。いかに素晴らしい景色を楽しむことができるか、この記事を通してご体感いただければと思います。

まず、行きはキュランダ鉄道(キュランダ高原観光鉄道)でケアンズからキュランダ高原へと向かいました。

キュランダ観光鉄道については、こちらの記事でまとめてあるので今回は割愛します。

キュランダ駅から乗車 美しい熱帯雨林を上から楽しむ

まずはキュランダ駅からスカイレールに乗車します。スカイレールの乗り場の周辺は、とても南国感のある雰囲気です。

キュランダ駅から乗車 美しい熱帯雨林を上から楽しむ
キュランダ高原駅

ちなみに、片道利用したい(実際に僕も往路は利用した)キュランダ鉄道のキュランダ高原駅は、スカイレールのキュランダ高原駅から徒歩3分ほど。すぐ近くにあります。

キュランダ駅から乗車 美しい熱帯雨林を上から楽しむ
キュランダ観光鉄道の駅からすぐ近く

往路と復路を分けることができる、そしてそれぞれの魅力がある交通手段で移動できるというのは本当に魅力的。

バロン・フォールズ駅からはバロン渓谷湿潤地帯を眺めよう

ロープウェイで10分ほど行くと、最初の停車駅であるバロンフォールズ駅(バロン滝駅)に到着します。この駅は通過式の駅なので、バロン滝へ行く場合は降りて観光、そのまま進む場合は降りないという選択肢もあります。まあでもせっかくなら降りて欲しいところです。

バロン・フォールズ駅からはバロン渓谷湿潤地帯を眺めよう
バロン滝駅

バロン滝駅は、その名の通りバロン滝が見られる駅です。バロン滝は、高さ265メートルあり、その落差はオーストラリアでも2番目の大きさとなっています。

ちなみに僕が写真を撮影したのは午後2時ごろです。このバロン滝の写真を見ていただければわかるとオチ、やや逆行気味です。僕は往路で鉄道、復路でスカイレールを利用しましたが、逆がよかったかも。

キュランダ駅から乗車 美しい熱帯雨林を上から楽しむ
世界遺産の上を空中散歩

バロン滝を観光し、再びキュランダ・スカイレールに乗車しました。次のレッドピーク駅までの間が、熱帯雨林が非常に美しい区間です。鬱蒼とした熱帯雨林という感じです。この辺りが世界遺産として「世界最古の熱帯雨林」に登録されているエリアです。

レッドピーク駅からは熱帯雨林のボードウォーク 太平洋を眺めながら…

続いてスカイレールは、レッドピーク駅にとまります。レッドピーク駅でスカイレールは車両が変わる(この間は繋がっていない)ため、必ず降りることになります。

レッドピーク駅からは熱帯雨林のボードウォーク 太平洋を眺めながら…
ボードウォークから撮影

レッドピーク駅からは世界遺産に認定されたキュランダの熱帯雨林を眺めることができます。ボードウォークがあるため、安心して熱帯雨林の中を歩くことができます。

レッドピーク駅からは熱帯雨林のボードウォーク 太平洋を眺めながら…
終点へ

再びスカイレールに乗り、太平洋の絶景を見ながら終点のスミスフィールド駅を目指します。天気が良ければグリーン島が見えることもあります。

スミスフィールド駅へ お土産を購入しよう!

スカイレールは一気に下り、終点のスミスフィールド駅に到着します。

スミスフィールド駅へ お土産を購入しよう!
海の近くまで降りてきた

キュランダ高原は、山と海が近い。まるで神戸を思い出させるような風景の街です。

なお、スミスフィールド駅にはお土産があります。スカイレールのキュランダ高原駅(上・山側の終着駅)にもしっかりお土産がありますが、それ以上にスミスフィールド駅(下・海側の終着駅)の方が充実しています。スカイレールのグッズからケアンズのお土産まで幅広く置かれているので、ここでお土産を購入するのがオススメです。

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キュランダを、そしてケアンズを楽しもう!

今回はキュランダスカイレールについて紹介してきました。日本からはLCCも飛んでおり、また羽田空港からバージンオーストラリア航空(フルサービスキャリア)も飛んでいるため観光がしやすいケアンズ。ケアンズは世界遺産を2つ抱える魅力的な都市です。

キュランダ高原は片道は鉄道も利用できる効率的な観光スポット!

今回紹介したキュランダ高原へは、片道は鉄道、片道はスカイレールという使い分けができます。ビジネス利用ならまだしも、観光利用で往路と復路で別々のコースを辿れるのはこの上ない魅力です。

キュランダ高原は片道は鉄道も利用できる効率的な観光スポット!
キュランダ高原鉄道

キュランダ高原鉄道については別の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。

キュランダ高原はコアラと記念撮影もできる人気スポット!

キュランダスカイレールで行くことができるキュランダ高原は、ケアンズ近郊の避暑地として人気が高い場所です。

キュランダ高原はコアラと記念撮影もできる人気スポット!
コアラを抱いて写真撮影ができる

キュランダ高原ではコアラを抱いて写真撮影なども可能。また、「土産感のないおしゃれなお土産」もキュランダ高原に充実しています。せっかくなら足を運んで欲しいところです。

日本から手軽に行くことができるケアンズを楽しもう

ケアンズはオーストラリアの中でも日本に近く、とても行きやすい場所。グレートバリアリーフ、そしてクイーンズランドの熱帯雨林という2つの世界遺産の玄関口となっています。そして日本からLCCの直行便が設定されている。

ケアンズの観光スポットについては、こちらの記事にまとめてありますのでご覧ください。街の治安も良く、比較的赤道に近いので暖かく過ごしやすい場所です。

日本から手軽に行くことができるケアンズを楽しもう
グレートバリアリーフにあるグリーン島

キュランダ高原以外にも、グリーン島上陸クルーズなどを楽しむことができます。グリーン島でシュノーケリングもできるので、水着は必須です。

日本から手軽に行くことができるケアンズを楽しもう
グレートバリアリーフの遊覧飛行

そして僕がケアンズで最もオススメするアクティビティがこれ。セスナ機での遊覧飛行です。これが最高すぎた。帰国日に参加できのも良いですよね。

キュランダスカイレールに関する記事はなかなか少なく、僕自身も情報収集に苦労しました。何かご質問があればコメント欄までお願いいたします。可能な限りお答えさせていただきます。

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