北海道の玄関口とも言える函館。函館は本州との玄関口であり、景観が楽しめる街としても人気。あちこちに残る歴史的な街並みと、長い歴史が生み出した函館でしか見られない景色、そして海に面した街ならではの充実した食文化。
この記事では函館の観光地を徹底的に解説します。大手旅行サイトとは異なり、過去3年で10回以上自分で足を運んで、自分で体感してきた観光スポットです。グループ旅行でも家族旅行でも、そしてひとり旅でも、本当にオススメできる観光地・函館を、徹底してプロデュースします!
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函館の定番スポット ここは逃すな!
まずは函館観光で外せない、定番のスポットから紹介します。
五稜郭公園 戊辰戦争の最後の舞台は今では絶景スポット
五稜郭は、江戸時代末期に江戸幕府が築造した城郭です。上空から見ると綺麗な星形のような形になっています。現在では近くに五稜郭タワーが建設されているので、五稜郭タワーから五稜郭全体を見渡すことができます。
五稜郭の形を、上部から綺麗に見渡すことができるのが、ここ五稜郭が有名な観光地となっている要因の1つでしょう。
ここに掲載した4枚の写真は、全て僕自身が撮影したものです。北海道は大自然が豊かです。季節によってさまざまな表情を見せてくれる五稜郭は、何度足を運んでも飽きない絶景スポットです。
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あらかじめ予約しておくことで混雑したチケット窓口に並ぶことも避けられます。是非とも利用してみてください。
函館山から見られる夜景は日本トップの夜景!
続いて紹介するのは函館山です。
函館山からは函館の景色を見渡すことができます。何度も足を運んでいますが、何度見ても美しい。特に夜の景色は、世界三大夜景にも数えられており、かなり美しいです。
函館山も季節によって様々な表情を見せてくれる絶景スポットで、函館へ行ったら毎回のように足を運ぶスポットです。
金森赤レンガ倉庫 港町ならではの赤れんがで楽しむショッピング
次に紹介するのは金森赤れんが倉庫です。函館は港町として発展してきた経緯から、湾口には倉庫が建設されました。
現在では北海道の玄関口としての港は苫小牧がメイン、函館の港も別の場所に移りました。使われなくなった赤れんが倉庫は売店などが入る観光スポットとして整備されています。倉庫内にはお土産屋が充実しており、函館土産はここで探すのがベスト。
なお、函館の赤レンガ倉庫は夜の景色も素晴らしい。赤レンガ倉庫内や周辺のお店は、夜10時や11時まで営業しているところもあるので、ぜひ足を運んで欲しいところです。
函館の港を一望できるこのスポットは、函館にやってきた感もあります。戦前、本州から函館へ渡った人たちが最初に北海道の大地を踏むのはここ函館でした。
食文化の街・函館でグルメを楽しもう!
函館は海に面した街として食文化が豊富です。日本全国を旅行してきた経験から、もっとも美味しい海鮮が食べられる場所だと言えます。
函館へ行ったら必須!函館の海鮮市場
函館へ行ったら必ず足を運びたいのが海鮮市場です。函館は海に面した街であり、本州との玄関口として、今でも多数の船が出入りする大きな港を持ちます。
そんな函館には毎朝、新鮮な魚介類が陸揚げされています。
この中でも僕が常連として通っているのが「きくよ食堂」。最初は知人から教えていただいてここに来たのですが、実際に行ってみたら美味し過ぎて常連になってしまいました。
ここ「きくよ食堂」の名物は巴丼です。
僕は函館に泊まる時は基本的に、朝食はなしのプランで予約しています。ここきくよ食堂で朝ごはんを食べたいからです。
函館発のハンバーガー ラッキーピエロ
函館には海鮮以外にもグルメがあります。その代表が函館発のハンバーガー「ラッキーピエロ」です。
函館の地元で採れた小麦と野菜、そしてお肉を使って作ったハンバーガーは絶品です。函館のソウルフードとして、一度は食べてほしい、「ラッキーピエロのハンバーガー」です。
ちなみに、ハンバーガーは種類もたくさんあるのでお店でメニューを見て圧倒されて、悩んでくださいね。
ちなみに店舗によっては並ぶことがあります。特にお昼。なので、飛行機など、時間が決まっている場合は注意が必要です。
ハセガワストアの「やきとり弁当」は鳥ではない?!
函館に本店を構えるコンビニエンスストアチェーン「ハセガワストア」。ハセガワストアの名物はなんといっても「やきとり弁当」です。
このお肉を見ていただければわかるでしょう。お肉は鶏肉ではありません。「焼き鳥」という名前でありながら鳥は使っていません。豚肉が使われているのです。
函館で「焼き鳥」というと基本的には豚肉のことを指します。鶏肉を使った焼き鳥は「焼き鳥、鶏肉で」と言わなくてはならないのです。「道南地区は養豚場も多く、鶏より豚が安価に手に入りやすかったことが、その一番の理由といえるかもしれまん。」と、ハセガワストアのホームページには書かれています。
函館ならではの文化が楽しめる、そんなハセガワストアの「やきとり弁当」です。
函館の塩ラーメンも人気!
函館では塩ラーメンも人気です。冬の寒さが厳しい北海道では、どこへ行ってもラーメンが人気。札幌や旭川では味噌ラーメン、函館では塩ラーメンです。
札幌の味噌ラーメンが「こってり」なのに対し、函館の塩ラーメンは「さっぱり」です。やっぱりどこへ行ってもご当地ラーメンは美味しい。
今回訪問した「函館麺屋 ゆうみん」は函館駅から徒歩圏内の便利な場所にあります。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょう。
函館のラーメン「あじさい」を楽しもう
函館で手軽に楽しむことができるグルメとして人気なのが「函館麺厨房 あじさい」。函館では定番の塩ラーメンのお店として人気です。
五稜郭公園のすぐ横に本店があるほか、函館駅の構内や港側にも店舗を構えます。ちなみに新千歳空港でも楽しむことができます。
函館駅2階にはカフェのほか函館のグルメもあります。函館麺厨房あじさい JR函館駅店にはよくお世話になっています。特急北斗号で函館へやってきた、特急北斗は札幌から片道4時間。4時間もかかってお腹はぺこぺこ、うわぁ函館のラーメンだ、食べてしまおう。
そんな経験が何度もあります。ここ「函館麺厨房あじさい」さんは味はもちろんのこと、スタッフさんが良い方です。店主さんがアルバイトの方に優しく接している、この暖かな雰囲気がアルバイトの店員さんの接客からもよくわかります。北海道の人の温かさを感じられる場所としても僕はお気に入りです。
「食の宝庫 北海道」では、名前の通り食の宝庫である北海道の名産をいただくことができます。こちらはラーメンに限らず、美味しいお食事をいただくことができるのでオススメです。
先ほど紹介した「函館麺厨房 あじさい」とあわせて、函館駅構内でも十分、グルメを楽しむことができます。また、駅弁なども充実しています。ぜひ、函館駅も満喫して欲しいところです。
函館の街並みを楽しもう!
函館は素晴らしい街並みが人気です。海に近い街ならではの街、そして江戸時代の早い時期に開港した街として、西洋の文化を取り込んだ街並みが魅力的です。
函館らしい景色が望める!八幡坂
函館で、街並みが素晴らしい場所として人気なのが八幡坂。八幡坂は、初めて函館を訪問した際に訪れました。このとき感じた函館の魅力は、今でも鮮明に覚えています。
八幡坂はかなり急な坂で、その先には函館湾の海が見えます。両側に並ぶ並木もいいですね。
2022年1月の北海道周遊旅行で訪問した際の様子です。冬の夜になるとライトアップされ、その先に見える函館湾の夜景も絶景です。
八幡坂を登り切ったところには観光向けの店舗も並んでいます。是非とも訪れてほしい場所です。
函館・旧イギリス領事館
1853年、日本はアメリカと「日米和親条約」を締結し、200年に及んだ鎖国体制に終止符を打ちました。この際、開港されたのが伊豆半島の先端「下田」と、ここ「函館」です。鎖国体制をとっていた中で最初に開港された土地であり、領事館なども多数設置されています。
その中でも歴史的な建物であり、函館ならではの領事館であるのが旧イギリス領事館です。日本を開国する「日米和親条約」を結んだのはアメリカですが、アメリカ国内ではその後、南北戦争が勃発し日本との交易どころではなくなってしまった。そこで、開港直後に日本と最も貿易を行ったのがイギリスです。
歴史的背景の説明が長くなりました。イギリス領事館は、当時日本にはなかった独特の洋風建築と、領事館から見渡すことができる函館の海。是非とも足を運んで欲しい場所です。
鮮やかなデザインはみもの!旧函館区公会堂
先ほど紹介した「八幡坂」を登り切ったところには「旧函館区公会堂」があります。
デザインは落ち着いた青っぽい色とアクセントには黄色。とても華やかな建物です。
内部は2021年にリニューアルされましたが、古くからの函館区公会堂の雰囲気がしっかり残っています。大広間は、昔はここで舞踏会なども開催されたことが伺える。
公会堂の窓からは、函館の景色を一望することができます。八幡坂の上にあるため、函館港を一望することができて本当に素晴らしい。
外から見ても圧巻の建物、ぜひ、足を運んでみて欲しいところです。
函館ハリストス正教会
函館は早期に開港した港町として、海外からの文化も流入してきました。その1つがキリスト教。日米修好通商条約では、函館とともに開港された下田が廃止され、新たに新潟や長崎、横浜、そして神戸が開かれました。日米修好通商条約は本格的に貿易を始めるための条約で、このタイミングで外国人が日本に駐留するようになりました。
西洋から来た人たちは基本的にキリスト教。そのため、先ほど挙げた長崎・横浜・新潟・函館にはキリストに関連した遺跡もよくみられます。函館も例外ではなく、教会があります。
1860年(安政7年)、当時最初は、ロシア領事館の付属聖堂として建設され、その後、日本ハリストス正教会の発祥の地に立つ聖堂として親しまれてきた函館ハリストス正教会。現在は観光スポットとして国の重要文化財にも登録されている教会です。
青函連絡船・摩周丸
青函トンネルが開通する前、本州と北海道の間での物流は船が基本でした。
青函トンネルがなかった当時、本州と北海道は鉄路が結ばれていませんでした。そこで、主に貨物列車を運搬することを目的として「電車をそのまま船に乗せる」ことができる船が開発されました。それが青函連絡船です。
船内には当時の座席などが再現されています。また、青函トンネルが建設されることになった経緯なども詳しく解説されており、旅行好きならみておきたい場所です。
函館駅から徒歩ですぐ行ける場所にあるのもまた、魅力です。
函館市熱帯植物園
函館市熱帯植物園は、温室などで熱帯植物を育てています。が、それよりここ函館市熱帯植物園が有名になったのはこちら。
サルが温泉に入るのです。お湯を張った温泉にサルが入る様子はなんだかとても可愛らしい。餌をあげることもできます。
温泉に入るサルたちを可愛がり、そして熱帯植物ならではの熱帯気候を感じる。湯の川温泉もすぐ近くにあるので、同時に立ち寄るのがオススメです。
函館には、駅から30分圏内に温泉や絶景も
ここまで、函館駅からあまり遠くない観光地を紹介してきました。少し足を伸ばせばまだまだ観光地はあります。
函館駅から少し足を伸ばした先の観光地も紹介していきます。
特急で30分 大沼公園で駒ヶ岳の絶景を楽しむ
まず最初に紹介するのが大沼公園。函館駅からは特急「北斗」号で30分ほどです。新函館北斗駅から特急北斗号に乗車すれば10分、普通列車でも15分ほどで行くことができるため、北海道新幹線で北海道入りする方、札幌方面から特急で函館へ向かう方にはオススメできるルートです。
大沼公園からは、天気がいい日は特に綺麗に八ヶ岳が見られます。「日本新三景」に登録された景色は、絶景です。
冬には池が一面、雪に覆われて真っ白な景色に、夏には池を遊覧船で回ることもできます。
立待岬
立待岬は函館市内から路面電車で行くことができる景勝地です。天気が良ければ津軽海峡の先に本州も見渡すことができます。
函館山の裏側はこんな感じの断崖絶壁。この景色が素晴らしい。路面電車の駅から徒歩で行くことができるのも大きな魅力です。
湯の川温泉へは路面電車で行ける!
最後に紹介するのが湯の川温泉。名前の通り、函館の温泉です。
温泉旅館も点在、もちろん、日帰り温泉も楽しむことができます。冬の寒さが厳しい北海道の旅で、ちょっと温泉に入ってのんびりしてみてはいかがでしょう。
路面電車の終点の駅で、函館空港のすぐそばという利便性も魅力です。
新幹線も開通!ますます便利になる函館へ遊びに行こう!
2016年、東北新幹線の終点駅だった新青森駅から新函館北斗駅まで、北海道新幹線が開業しました。北海道の地にもついに、新幹線がやってくるようになりました。昔から本州・青森との間では津軽海峡航路の船が運航されおり、首都圏などから飛行機も発着しています。
北海道新幹線開業によって便利に、札幌延伸でさらに便利に
函館は2016年3月の北海道新幹線開業によって大幅に便利になりました。新幹線でダイレクトに、片道4時間を切る時間で東京からアクセスできるようになりました。
新函館北斗駅で「はこだてライナー」に乗り換える必要があるものの、飛行機からリムジンバスへの乗り換えと比べれば圧倒的に便利です。また、飛行機と比べて本数も圧倒的に多く(1時間1本程度)、車内空間も快適です。
北海道新幹線については過去に記事を作成しています。また、Vlogも作成しています。北海道新幹線では、飛行機では味わうことができない、地上からの景色を楽しむことができます。
また、北海道新幹線・東北新幹線で使用されるE5系・H5系についても解説しています。
東京・名古屋・札幌(千歳)から直行便が運航
陸路だけではなく、空路も昔から発達しています。函館空港からは東京(羽田)・名古屋(中部)・札幌(新千歳・丘珠)に空の便が飛んでいます。
函館空港から函館市街地へはバスでの移動となりますが、そこまで遠くないので比較的手軽に利用できます。新幹線と比べると本数が少ないですが、首都圏からは素早く移動することができます。
車で行きたいならフェリーでのアクセスがオススメ!
マイカーを本州から持ち込みたい人は、フェリーの利用がオススメです。津軽海峡フェリーは、青森や八戸から便が出ています。
津軽海峡フェリーで渡る津軽海峡は、昔ながらの船旅を楽しむことができるのでオススメです。
また、時間的に余裕がある場合は、首都圏(水戸近くの大洗)から出ている「商船三井フェリー」がオススメです。
函館より札幌寄りの苫小牧まで行ってしまいます。苫小牧から函館へは4時間ほどかかりますが、途中には登別や室蘭、洞爺湖、そして大沼公園など魅力的な観光地が点在するので、時間の許す限りのんびりドライブもオススメです。
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