九州の最南端に位置し、美しい雄大な自然をもつ鹿児島。桜島をはじめとした独特の地形が織りなす景色は見ものです。今回、鹿児島の絶景を日帰りで楽しむドライブ旅をしてきました。その様子を、写真を交えて紹介していきます。
雄大な桜島の景色を楽しもう
鹿児島の最大の絶景といえばやはり、桜島。雄大な桜島の景色は、何度見ても美しい最高の風景です。
桜島へはフェリーで手軽に渡れる!
桜島はフェリーで手軽に渡ることができます。鹿児島駅(注:九州新幹線の終着駅である鹿児島中央駅とは異なるので注意)から徒歩で10分ほどの場所にフェリーのターミナルがあります。車で乗る人も多くいます。
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桜島は対岸から見ても美しい。そして実際に渡ると、溶岩が織りなす景色など、桜島ならではの景色が見られます。
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過去に桜島フェリーを1度だけ、利用したことがあります。桜島フェリーについてはそこまで丁寧に記事を執筆してないため、また乗る機会があれば改めて記事を書きたいと考えています。
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鹿児島市内方面から鹿児島に行くには桜島フェリーを使うのが便利です。また、桜島フェリーの桜島側のターミナルから徒歩圏内にバス停もあり、バスで桜島を観光することもできます。
ドライブなら陸路で渡ることも!背後から見る桜島も美しい
ドライブをするなら桜島フェリーに加え、桜島の東側から陸路で渡ることもできます。桜島は「島」という名の通り、元々は離島でした。しかし、桜島の噴火により溶岩が流れ出て、東側の部分が繋がったという経緯があります。溶岩道路として道路が整備され、現在は境目がわからないくらいの道路で渡ることができます。
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後ほど紹介する「雄川の滝」を見た帰りに、陸路で桜島に渡ることができます。大隅半島を観光した後に桜島にたち寄るなら、陸路で渡るのがオススメです。
活火山・桜島を眺めよう
桜島は日本でも有数の活火山です。活火山ならではの美しい景色を楽しむことができます。
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鹿児島市内から眺めることができる桜島。活火山なのでゴツゴツした溶岩もありますが、実は緑にも恵まれた美しい島です。
ドライブなら「道の駅 たるみず」もオススメ
ドライブをするならおすすめのスポットが「道の駅 たるみず」。桜島の対岸にあり、天気が良ければ桜島の景色を眺めることができます。
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「道の駅 たるみず」には、足湯もあり、この足湯に入りながら桜島を眺めるのが良い。この「道の駅 たるみず」より少し先に次に紹介する「雄川の滝」があります。鹿児島市内からやや距離があるため、この「雄川の滝」に行く前に寄ってみるのが良いでしょう。
東洋のナイアガラこと雄川の滝を見に行こう
続いて紹介するのが、雄川の滝。大隅半島の中央部にある滝で、東洋のナイアガラとも言われる美しい滝です。
巨大な滝・雄川の滝
雄川の滝は巨大な滝です。落差が46mあり、これが目の前で見ると本当に巨大。
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そして、ただ単に高さがあるだけではなく、横幅もある。下の部分はかなり広く、岩の間を通って流れてきた水もまた、美しい。
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岩の間から出るこの小さな滝も美しい。巨大な迫力ある滝と小さな滝のコントラストがとてもい感じです。
やや歩くが遊歩道も絶景
雄川の滝は駐車場からやや歩きます。遊歩道がしっかり整備されているため歩きやすいですが、徒歩で15分〜20分ほど歩くので水分などは十分用意してから行くのが良いでしょう。
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遊歩道もまた、大自然の中にあっていい感じ。
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遊歩道は定期的にリニューアルされており、元々あった遊歩道の上に少しでも歩きやすいように遊歩道が整備されている。一旦作ってしまったら崩壊するまで放置する自治体が多い中、積極的に整備しているのは好感が持てます。
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美しい沢が流れており、ここ鹿児島の大自然を楽しむことができます。
雄川の滝については別に詳しく記事を書きましたので、こちらもご覧ください。
パワースポット・溝ノ口洞穴へ
最後に鹿児島空港から車で1時間ほど、空港からも比較的手軽に行くことができるパワースポット・溝ノ口洞穴をご紹介します。
パワースポット溝ノ口洞穴
溝ノ口洞穴は曽於市にあるパワースポットです。名前の通り「洞窟の穴」です。
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洞窟の中から外を見るとこんな感じ。明るい時間に行くととても幻想的な景色が見られます。
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洞穴の端には水が流れています。写真はiPhoneのナイトモードを使っていますが、実際には結構暗いので、落ちてしまわないように気をつけてください。
一人で行ったら怖かった笑
僕は、ひとり旅で鹿児島空港に戻る直前にここ「溝ノ口洞穴」に行きました。洞窟の穴、思ったより大きくて一人で行ったら怖かった笑
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洞窟の中に人工物はほとんどありません。電気なども通っていないため、かなり暗い。洞窟の中に懐中電灯が置かれており、自由に使うことができますが、それでも暗い。
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また、周辺に集落はなく、携帯電話の電波は洞窟の外でも通じません。なかなかのスリルでした。
道に迷わないよう、事前に調べておくのがオススメ
溝ノ口洞穴はかなり山奥にあります。来る人もあまり多くはなく、携帯電話の電波が通じません。溝ノ口洞穴に行く時は、事前にカーナビをしっかり設定しないと迷います。
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また、バスなどは設定されておらず、車で行くしかありません。不安になるほど細い道を走って駐車場まで行くことになります。
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トイレだけは駐車場に用意されています。先ほども書いた通り、駐車場周辺のエリアも携帯電話の電波が通じないので注意してくださいね。
絶景もグルメも充実した鹿児島
今回は鹿児島の絶景観光スポットを紹介してきました。
鹿児島は新幹線で博多・熊本・大阪から手軽に行ける
鹿児島は、熊本や博多などの九州各地から、広島や岡山、新大阪などの山陽新幹線の沿線各地から新幹線で手軽に行くことができます。九州新幹線で博多から最速1時間20分です。また、新大阪からは最速「みずほ」号で最速3時間40分。
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九州新幹線が全通してから、鹿児島はかなり近くなりました。鹿児島中央駅の周辺にはレンタカーなども充実しており、日帰りでも手軽にドライブ観光することができます。
東京や大阪、名古屋から日帰り飛行機も
今回、この記事を書くために旅行した際、鹿児島空港を出発・帰着点として1日で観光しました。鹿児島空港は鹿児島中央駅からやや離れているものの、大隅半島の付け根の部分にあり、車を借りて観光するためには便利な立地です。
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東京・羽田空港を朝に出発する便で東京を出発、夜に鹿児島空港を出発する飛行機で鹿児島を出発すれば、十分に日帰り観光を楽しむことが可能です。
鹿児島空港のラウンジやアクセスについても解説していますので、ご覧ください。
グルメも充実した鹿児島
今回は「絶景」をテーマに旅をしました。そのためグルメはあまり重視しませんでしたが、鹿児島には魅力的なグルメがたくさんあります。
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九州はやっぱり、どこへ行ってもラーメンが美味しい。博多のとんこつラーメンを基礎として、熊本・鹿児島などそれぞれアレンジして独特なラーメンを食べることができます。
これ以外にも鹿児島には魅力的な観光地が溢れています。これ以外にも「こんな観光地が知りたい」「この観光地はオススメだからぜひ取り上げてほしい!」という場所があれば、コメントいただければと思います。
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