世界を旅する上で、もはや必須ともいえるスマートフォンのモバイル通信。スマートフォンを通して地図を確認するのはもちろん、飛行機の搭乗券を手に入れたり、配車アプリを使ってタクシーを利用したり、ホテルの外でもモバイル通信を使えないと困ります。
本記事では「南米旅でどんなモバイル通信を使おうか…」と悩んでいる人に向け、南米旅で圧倒的に便利なeSIM「Saily」について紹介します。eSIM「Saily」は、
- 周遊プランがあるので、南米旅でのゴールデンコースであるペルー&ボリビアの2カ国でもOK
- eSIM専用でSIMカード自体を取り替える必要がなく、アプリで全てが完結する(現地でも購入可能)
- 充実したサポート機能がついている
など、南米を旅するなら是非とも活用したいeSIMです。本記事では、僕自身が実際にeSIM「Saily」を使用した経験から、その利便性を解説します。
南米(ペルー・ボリビア)へ行くなら圧倒的にSIMカード eSIMが便利でおすすめ
南米の中で特に日本人に人気の、ペルーとボリビア。僕自身も実際に渡航してきました。海外でのインターネット、SIMカードを使うか、それともモバイルルーターを使うか、迷っていませんか。まず初めに「南米へ行くならSIMカード、それもeSIMが圧倒的におすすめ!」である理由を詳しく解説します。
モバイルルーターとSIMカードを一発比較! 南米行くならどっちがおすすめ?
まず初めに、「海外旅行へ行く際、海外用のモバイルルーターを利用するかSIMを利用するか、どちらがいいかわからない」という人向けに、モバイルルーターとSIMカードの違いを解説。そのメリットとデメリットを紹介します。
比較 | SIMカード | モバイルルータ |
---|---|---|
価格 ※参考 | 合計1,500円程度〜 30日間 12GB 1,500円程度〜 30日間 25GB 2,600円程度〜 ※為替レートなどにより変動あり | 1日あたり2,000円程度〜 1,600円/日(1日あたり600MBプラン) +ルーター保証代金500円/日 |
メリット | 安い いつも通りスマホが使える 荷物が重たくならない デザリングなどをすれば複数端末に対応 | 1契約で複数人利用できる 面倒な設定などが不要 |
デメリット | 格安の端末では周波数が対応していない 技術的なトラブルが発生することも 1台の端末しか使えない | 価格が高い 荷物が増える 受け取り・返却が必要 |
簡単にまとめるとこんな感じ。SIMカードは「日本と同じようにスマホが使える」というのが大きなメリット。一方でモバイルルーターは、1台のルーターに対して複数台の機器が使えるというメリットがあります。
SIMカードがおすすめの理由 ルーターは高額で重たい
僕自身、コロナ禍前にハワイ・ホノルルへ渡航した際にモバイルルーターを利用しました。当時、SIMフリーではないスマートフォンを利用していたためやむを得ない選択でした。空港で受け取り・返却ができるため受け取り・返却で不便は感じませんでした。
しかしながらルーター本体の保証代金がかなり高額で、結局SIMカードより高くついてしましました。iPadやMacBookなども接続しましたが、iPadなどを使うのは現実、ホテルだけ。複数台接続可能というメリットもあまり大きなものは感じられませんでした。
また、ちょっとした外出でもルーターを持ち運ぶのがとても不便でした。ハワイという治安の良い行き先だったので良かったですが、治安の悪い場所に行く場合なんかは圧倒的に不便です。モバイルルーターは、「スマートフォン」という機動性(持ち運び性能と取り出してすぐ使える手軽さ)を台無しにしてしまいかねない状況です。
SIMカード、特にeSIMでは技術的なトラブルが発生することも…
SIMカードは、自分が普段使っているスマホとSIMカードの相性があるため、例えばSIMフリーでなかったら繋がらないなど、技術的なトラブルが発生することもあります。また、僕がおすすめする「eSIM」(次節で詳しく解説)はシステムのトラブルが発生することもあります。
しかし、本記事でご紹介する「Saily」はそんな時でも安心、充実のサポート体制がついているので、技術的なトラブルがあっても安心して利用できます。また、eSIMが利用できなかった際は全額返金保証がついています。そのため、eSIMがどうしても開通しなかった場合には、現地でSIMカードを確保して後日返金、ということも可能です。
eSIMがおすすめの理由-オンラインで全て完結の「eSIM」が圧倒的に便利
SIMカードを利用するならeSIMが圧倒的におすすめです。eSIMとは「実際のSIMカードなして利用できるSIMカード」です。
現在、SIMカードには主に2種類があります。
- 物理SIM:スマートフォンについているSIMスロットのSIMを入れ替えることで、現地の通信が利用できる
- eSIM:アプリや設定画面からインストールすることで、物理的SIMなしで現地の通信が利用できる
通信の情報が入った「SIMカード」、SDカードのようなカードを抜き差しすることで通信キャリア(例えばソフトバンク、ドコモ、auなど)を変更することができます。eSIMは実際にカードを抜き差しするのではなく、システムで操作してしまおうという便利な機能です。
実は僕自身も次の章で紹介する「Saily」の案件をいただく前から、コロナ禍以降は毎回eSIMを利用していました(アメリカ、オーストラリア、シンガポールなど)。購入から開通まで、全てがアプリで完結します(後ほど購入の流れも詳しく解説します)。自宅に送られてくるものなども一切ありません。例えば今回の南米旅で僕は、途中経由地のアメリカ・ニューヨークで購入手続きをしました。
南米どこでも安心して利用できる、SailyのeSIMがおすすめ
僕自身、南米のペルー・ボリビア渡航においてSailyのeSIMを活用しました。アプリで全てが完結することはもちろん、「南米」という地域プランが用意されていること、充実したサポートがあることなどが理由です。
実際に利用してみて、通信も安定しており快適に利用することができました。この章では、eSIM「Saily」の特徴とおすすめポイントを解説します。
特徴① 「南米」のプランがあり、周遊できる
2024年の南米渡航において僕は、初めてSailyの「地域プラン」を利用しました。今回利用した「中南米」プランは以下の12カ国で利用することができます。5GB・30日間・$57.99の価格で以下の12カ国が利用できます。
- アルゼンチン
- ウルグアイ
- エクアドル
- エルサルバドル
- コスタリ
- コロンビア
- チリ
- パラグアイ
- ブラジル
- ペルー
- ボリビア
- メキシコ
日本人に人気の、ペルー(リマ・マチュピチュなど)→ボリビア(ラパス・ウユニ塩湖など)のコースをたどる場合でも、「中南米」プラン1つを購入することで全てカバーすることができます。
陸路(バス)でペルーからボリビアへ国境越えした際も特に操作なく、シームレスにボリビアのネットワークに接続できました。
南米でも通信はかなり安定していました。あの有名なマチュピチュ遺跡でもしっかりインターネットはつながります。(ちなみにウユニ塩湖ではつながりませんでしたが、僕だけではなく全員だったので全キャリアで完全につながりません笑)
特徴② アプリで全てが完結するeSIM 使えない国はほとんどない!
僕自身がSailyを利用する最大の理由が「アプリで全てが完結する」という手軽さ。2024年11月現在、180を超える国と地域で利用可能であるほか、「南米」など地域プランも利用可能です。
世界各国で使うことができる日本のSIMカードもありますが、対応していない国があったり、国によってはかなり料金が高かったりとさまざまです。Sailyを運営するNord SecurityはVPNなどのビジネスを世界中で展開する会社、Sailyは南米など日本人からしたらちょっとニッチな場所もしっかりカバーしています。
アプリで全てが完結するというとてつもない手軽さも魅力です。次の章で、スクリーンショットを用いて解説することでその手軽さを体感してもらいたいと考えています。ちなみに今回の南米渡航で僕は、日本を出る際に通信を確保していませんでした。途中経由地のアメリカ・ニューヨークで、Sailyのアプリを使って購入しています。
過去にSailyを利用していない際は、インターネットで「eSIM」に限定して検索して購入、QRコードを読み取らなくてはいけなくて…など、かなり手間がかかっていました。これらの面倒さを一気に解決してくれるのがSailyです。
特徴③ 乗継地でも利用可能!複数プランをアクティベートしておくことも可能
Sailyを実際に使ううえで大きな魅力が「1つのアプリで、すべてのSailyプランを管理することができる」ということ。南米へ渡航する場合、この機能は非常に活躍します。
通常、SIMカードを別々で購入すると、別々でSIMを有効化する必要があります(最近ではデュアルSIMという機能もありますが、設定で変更するのが前提です)。しかしSailyは、「Sailyで購入したSIMを自動で判別」してくれます。何を言っているか分かりにくいでしょうから、南米渡航でよくあるパターンを用いて具体的に説明します。
日本人が南米のペルーやボリビアへ渡航する際、よく組む行程が次のような行程です。僕もこの旅程で旅しました。
日本→アメリカ乗継→ペルー→ボリビア→アメリカ乗継→日本
この場合、「アメリカ」プランと「南米」プランの2つが必要になってきます。Sailyではあらかじめ「アメリカ」「南米」の2つのプランを有効化しておけば特に操作せずとも自動で切り替えて使ってくれるのです。アメリカなどで乗り継ぎがあり、その合間を縫って観光する時でも便利に利用できます。
特徴④ ありえないくらい充実したサポート体制
最後に驚くほど充実したサポート体制も魅力的です。Sailyではトラブルがあった際、年中無休対応のチャットサポートを受けることができます。
また、デバイスがeSIMと完全に互換性がない場合は全額返金が受けられます。利用者の確認ミスの場合も含めて、です。このように迅速かつ丁寧に対応してもらうことができ、場合によっては返金が可能であるという点も魅力的です。
ちなみにこの「特徴④」の内容が少ないのは、僕が使ったことがないからです。アプリの指示に従えばeSIMを有効化できるような、分かりやすいアプリ設計になっているのでまず、トラブルで使えないことはありません。
特徴⑤ Nord Securityが運営する会社なので安心
Sailyは、世界中の1400万人のユ ザーに信頼される「NordVPN」を運営するNord Securityにより開発・運営・販売が行われています。
僕自身、SailyとあわせてNordVPNも当然、海外では利用しています。eSIM「Saily」でインターネットに接続、そしてNordVPNを使って日本のネットワークに接続すればまさに、海外にいながら「日本と全く同じスマートフォン環境」が再現できます。
スクリーンショットを用いて解説!Sailyの手軽さ
最後に、実際にSailyを利用した際の様子を、スクリーンショットを用いて紹介します。アプリで完結するその手軽さを体感していただくことができるでしょう。
SIMカードにプランを追加することが可能 複数プランも
Sailyはアプリを通して「使い捨てのSIMを購入する」というイメージです。各国のプランを登録しておけば、プランを追加して利用することができます。
アプリを開くとまず、①の画面が出てきます。僕はすでに、ドイツやトルコ、オーストリアなどで利用しているため、プランが登録されています。プランを追加する場合、右下の「プランを追加」をタップします。
すると、②の「データプラン一覧」が表示されます。データプランの一覧が表示されるので、この一覧から購入したい国を選びます。「地域」をタップすると地域プランも購入可能です。
今回は「中南米」プランの5GB 30日間を購入します。データ容量と日数、値段が表示されるので、自分の必要なプランを選べばOKです。
アプリ内で支払いまで完結 即時開通
Sailyの魅力は、支払いもアプリ内で完結、それもApple Payが利用できるため安全に、かつすぐに支払いができること。注文すればすぐに開通します。
最後に自分の注文内容が表示されるので、注文情報を確認します。Apple Payでの支払いも可能なため、すぐに支払いをすることができます。注文が完了すればすぐに、通信が利用できます。
残りのデータ量もアプリ内で管理できる 位置情報も利用可能
Sailyを利用する際に地味に「便利だな」と感じるのが、「アプリですぐにデータ使用量を確認することができる」ということ。WEBショップ経由で購入したeSIMは、データ使用量の確認がやや面倒なこともありますが、Sailyにはそれがなかった。アプリを開くとすぐに、残りの容量が表示されます。
また、モバイルルーターとは異なり、GPSもほぼ正確に利用できます。土地勘がない海外、スマホの位置情報がいつも通り使えるのはかなり重要です。
いまや世界中を飛び回る上で必須のツールである「インターネット」。出入国書類がWEBで記入、なんてのも当たり前の世の中です。そんな中で安定して利用できるインターネットは必須。今回ご紹介した「Saily」、是非とも活用してくださいね。
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