超低金利時代、お金を銀行に預けておくのではなく投資がしたい…そんな需要が高まっています。
僕も全くもって投資に関する知識はありません。しかし、株投資をすることで株主優待がもらえるはずだ、と考え、何も知らない状態からなんとかANA株・JAL株・JR西日本株を購入するところまで辿り着きました。この記事では、
- 楽天証券の口座開設は、楽天銀行なしでもできる!
- 株主優待の“超“基本
- スマホ・PCに張り付く必要はない!
ということがわかります。そして、スクショなども用いて丁寧に解説していきます。
なお、この記事は株式投資を始めたばかりの時点で書いています。ですから、専門的な用語等は一切使わず、初心者目線で分かるように解説します。したがって、内容については最大限、調べるようにして正確性を期すように心がけていますが、初心者ゆえ間違った表現などがあるかもしれません。
株式投資は、株主優待がもらえるなどメリットもあります。一方、株は下がることもありますから、場合によっては損することもあります。運輸系の株では、2010年の日本航空とその関連会社の倒産が記憶に新しいでしょう。この時、日本航空は100%減資した、つまり株は全て紙屑(1円たりとも価値のないもの)になりました。投資である以上、稀にこういったリスクもありますから、それは理解して投資はしましょう。
株主優待の“超“基本
株主優待の超基本です。
株主優待は、1株買えばOKではありません。多くの場合、100株以上所有の場合に株主優待が配布されます。多くの企業では、年1回または2回の株主優待の配布があります。楽天証券の場合、各会社のページに株主優待の条件が書かれていますのでわかりやすいです。
株主優待を手に入れる条件は、
- 株主優待が配布される時点で株を持っていること
- 最低株数を持っていること
です。仮に10,000株持っていたとしても、株主優待配布が判断される瞬間に条件を満たす株を持っていなければ株主優待は配布されないことになります。
例えば僕が初めて株を購入したANAホールディングスの場合。よくチャートで見る金額は「1株の値段」です。仮にANAホールディングスの株価が2,400円だったとしましょう。ANAホールディングスの株主優待の条件は100株・権利確定日は3月末と9月末です。したがって、株主優待をもらうためには、
3月31日の時点で100株持っていること
が必要になってきます。ということは、今、
2,400円(←株価=1株の値段)×100株=240,000円
でANA株を買えば株主優待をもらう準備ができたことになります。そして、その株を
3月31日まで売らずに持っている
ことで株主優待の権利が確定し、株主優待が送られてくることになります。
楽天証券の口座開設は、楽天銀行なしでもできる!
楽天証券の口座開設は、楽天銀行に口座を作る必要はありません。僕は実際、三菱UFJ銀行と三井住友銀行から振り込みをする形で利用しています。株を購入するときに手数料がかかりますが、振込においては楽天銀行でなくても手数料は不要となります。
株式投資だと、証券会社に相談ということも多いでしょう。ただ、証券会社窓口の無料相談はどうしても勧誘の側面が強くなります。勧誘できるからこそ無料で相談窓口を開設しているのであって、悪意があるからではなく企業としてはやむを得ないことです。
一方、楽天証券は基本、オンラインで完結します。そのため、勧誘などが一切ないのが大きなメリットです。具体的な購入方法をスクリーンショットを交えて説明していきます。
なお、↑このリンクはアフィリエイトなどではなく、通常の楽天証券のリンクです。
申し込み方法は公式サイト等もご覧ください。
ここでは、口座開設が完了しているところから話を始めていきます。
まずはログインします。楽天証券の証券口座は、なぜか楽天のIDとは違うので注意が必要です。
国内株式を選択します。楽天証券では、国内株式以外にもFXなど様々な取引ができます。
欲しい銘柄を入力します。今回はANAホールディングスを購入するというていでANAと入力し、検索します。
候補が出てきます。この中から、自分が購入しようと思っている銘柄をクリックします。
銘柄の概要です。「株価」は1株の値段です。この株価をもとに、「指値」を入力します。
「指値」は「この金額なら購入するよ」ということで、もちろん、現在の株価より高くも低くも設定できます。低く設定した場合は、株価が下がった場合のみ購入されます。株価が自分の指値まで下がらなければ購入されなかったことになるので、1円たりとも費用は発生せず「約定できず」となります。簡単な例を出してしまうと、家電量販店で店員さんと交渉し「この価格以下だったら買うんだけど…」という価格まで下げてもらえなかった時には別に1銭も払いませんよね?代わりに自分も何も得られない。これと同じです。
株の場合、下がるのを待つことになるので「いつまでに」という期限を、真下の「執行条件」で設定できます。
自分で設定した期限までに購入できなかった場合は「出来ず」となります。
現在保有している銘柄の合計をチェックすることができます。赤が株価が上がった(=仮に今すぐ売ったとしたら、儲けになる)場合、緑が株価が下がった(=仮に今すぐ売ったら、損する)場合です。
自分の購入したい金額(指値)×株数に、自分の入金額が足らない場合は不足額が出てきます。実際に自分が現金を持っていなくても購入できるのが「信用取引」です。厳密には借金とは全く異なるのですが、初心者のイメージとしては借金に近い形になります。特に慣れるまでは、信用取引は使わず、自分の手元の余裕資金の中で株を購入するのがいいでしょう。
大手金融機関をはじめとした金融機関は「リアルタイム入金」に対応しています。楽天証券のありがたい点は、楽天銀行でなくてもこれらの金融機関ならば振り込み手数料が無料である点です。
スマホ・PCに張り付く必要はない!
株をやっている、なんていうと朝から晩までパソコンに張り付いてチャートを見ているイメージがあるかもしれません。しかし、今日では、特に株だけで食っていこうと思っているのでなければ、その必要はありません。
楽天証券には、一言でまとめてしまうと「予約」できる機能があります。この機能は、株式市場が空いていない休日や深夜などでも設定できます。
例えば、ANAの株を買うとしましょう。今は夜遅くで、株式市場が終わっている時間だとします。今日の最後の株価(いわゆる終値)が2,400円だとしましょう(2022/01/06の株価を参考に、値段の例は出しました)。ANAの株を購入したい、そして株主優待を使いたいために確実に取りに行きたいとしましょう。
ということで、
2,500円(←「指値」)で100株(←購入株数)
を予約します。翌朝、株式市場が再開したところで買値(いわゆる設定された値段)が上の人から順に購入されます。9:00の時点でANAホールディングスの株価が2,500円を切っていれば無事買えることに、これより高額を設定した人が多く、株価が高かったら買えないことになります。
なお、予約の際は期限を設定することができます。例えば執行条件を株主優待が配布される3月31日と設定したいとしましょう。
単価 2,500 数量 100 執行条件 3月31日
と設定した場合、3月31日までの間で、株価が2,500円を切った瞬間に、2,500円×100株=250,000円で100株購入されることになります。逆に、3月31日までに株価が2,500円を切ることがなかったら、購入されない(=料金等は一切発生しない)ことになります。
以上のように、
- 購入したい値段(これを「指値」という)
- 購入したい数量(株の数)
- 期限
が設定できるので、チャートなどを表示したパソコンに張り付く必要はありません。
株式投資は、株主優待がもらえるなどメリットもあります。一方、株は下がることもありますから、場合によっては損することもあります。運輸系の株では、2010年の日本航空とその関連会社の倒産が記憶に新しいでしょう。この時、日本航空は100%減資した、つまり株は全て紙屑(1円たりとも価値のないもの)になりました。投資である以上、稀にこういったリスクもありますから、それは理解して投資はしましょう。
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