特急おおぞら・特急とかちの自由席は混雑する?車内の様子は?おトクな切符は?[283系は引退]

北海道
北海道鉄道車内徹底紹介
この記事は約16分で読めます。

札幌圏から道東を結ぶ足として活躍している特急おおぞら号、そして途中の帯広までを結ぶ特急とかち号。石勝線を通り高速で札幌圏と道東方面を結びます。

今まで、北海道周遊旅行を3回ほど敢行してきて、この特急おおぞら号・特急とかち号には何度も乗ってきました。ここではみなさんが気になる

  • 特急おおぞら号・特急とかち号の割引きっぷ
  • 特急おおぞら号・特急とかち号の自由席の混雑状況
  • 特急おおぞら号・特急とかち号の車内や座席の様子

をご紹介します。

【2023/3/16更新:自由席の廃止について】

特急「北斗」「すずらん」「おおぞら」「とかち」が全席指定席化されました。また、全車指定席となるこれらの特急列車では、今までの「Sきっぷ」「Rきっぷ」を廃止し、「えきねっとトクだ値」の価格変動幅をより広げた「イールドマネジメントシステム」が導入されました。

石勝線特急のVlog
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「特急おおぞら」「特急とかち」は札幌から石勝線経由で帯広・釧路へ

特急おおぞら号・特急とかち号は、道央と道東を高速で連絡するために開通した石勝線を通って札幌から帯広・釧路へと向かう特急列車です。

帯広までは特に、本数も多くて便利

特急おおぞら号は札幌から帯広を経由して釧路まで、特急とかち号は札幌から帯広までを走ります。特急おおぞら号が走る区間の途中までを特急とかち号が走る形にはなっていますが、特急とかち号の方が停車駅は多く設定されています。

時刻表|北海道旅客鉄道株式会社

JR北海道の公式サイトから引用した特急おおぞら号・特急とかち号の時刻表を掲載しておきます。JR北海道の列車にしては、これだけの長距離特急でありながらかなり本数が多いことがお分かりいただけるでしょう。

下り釧路方面

おおぞら1とかち1おおぞら3とかち3おおぞら5おおぞら7とかち5おおぞら9とかち7おおぞら11とかち9
札幌64875885110331150141515521729184019392110
新札幌65680790010421200142416011740184919482118
南千歳72082792611051225144816261807191420132142
追分7338409381118150916391820192620252154
新夕張75285910041140153017001839194520452219
占冠92010281201172120062240
トマム827934104612151326160517351920202021252254
新得(着)8491003110912401347163317581942204321482316
新得(発)8501003110912401348163317591942204321482317
十勝清水101612471811195020552324
芽室103113021827200521112339
帯広(着)9191041113813121417170218362016212022172348
帯広(発)92111391418170420172219
池田94311571435172120432236
浦幌2255
白糠13011532181921392336
釧路(着)105813201551183921592355
終着釧路帯広釧路帯広釧路釧路帯広釧路帯広釧路帯広
下り列車(釧路・帯広方面)

上り札幌方面

とかち2おおぞら2とかち4おおぞら4とかち6おおぞら6とかち8おおぞら8おおぞら10とかち10おおぞら12
始発帯広釧路帯広釧路帯広釧路帯広釧路釧路帯広釧路
釧路6258211124134216121859
白糠6431143140116301918
浦幌723
池田7439351239150717302015
帯広(着)7599521256152417472031
帯広(発)6458018429531108125713351525174819242033
芽室654810851111813451934
十勝清水709827913113814061950
新得(着)71683492010211145133214131554181719582101
新得(発)71783492110221146133314141555181819582102
トマム74190594610461215140214381618184120302125
占冠7559201002122914522044
新夕張823942102812551516165219152109
追分8491002104913151538171619412128
南千歳9021014110211511328150315511729195421402228
新札幌9251038112612141354152816141754201922052249
札幌(着)9341047113612231404153816241803202822152258
終着札幌札幌札幌札幌札幌札幌札幌札幌札幌札幌札幌
上り列車(札幌方面)

なお、途中の新得〜新夕張の間に限っては、乗車券だけで特急の普通車自由席に乗車できます。この区間には特急しか走っておらず、普通列車や快速列車が一切走っていないからです。ただし、例えば「新得から追分」まで乗車したときに、「新得から新夕張が特例区間で特急料金がタダだから、新夕張から追分の間の特急券を買っておけばOK」ってことにはなりません。「区間外にまたがって乗車する場合は全区間の特急券が必要」となっているので注意が必要です。

帯広までは特に、本数も多くて便利
特急おおぞら号(釧路駅にて)

「えきねっとトクだ値」で最大半額に

JR北海道では、JR東日本のネット予約システム「えきねっと」を活用した切符を積極的に導入しています。

「えきねっと」には当日の午前1:50(=実質的に、前日深夜)までの購入で大幅な割引がされる「トクだ値」があります。また、14日前までの予約では「お先にトクだ値50」というきっぷがあり、このきっぷは50%オフという、半額になる破格切符です。

  • トクだ値40:5,990円
  • お先にトクだ値50:4,990円

インターネット予約サービス「えきねっと」は会員登録も無料、決済はクレジットカード等で可能でJR北海道・東日本の主要駅で受け取りが可能です。ただし割引きっぷ「トクだ値」は販売席数が限定されています。列車自体に空席があっても「トクだ値」は売り切れとなっている場合があります。また、乗り遅れなどに関しては通常のきっぷと扱いが異なるので注意が必要です。

https://www.eki-net.com/top/tokudane/kakaku_hokkaido.html

なお、えきねっとトクだ値の価格や設定区間・割引率などは度々変更されています。特に「お先にトクだ値50」は期間限定での発売と書かれています。最新情報は公式サイトもチェックしてくださいね。

「えきねっとトクだ値」に関しては、別の記事で予約方法なども徹底的に解説しました。利用方法などについても詳細に扱い、予約方法もスクショを用いて徹底的に解説しました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

また、駅でも購入できる「乗車券往復割引きっぷ」も設定されています。これは乗車券部分のみのきっぷです。別途特急券を購入する必要があります。

発駅着駅価格(大人)価格(小人)往復特急列車を
利用した場合の金額
札幌市内根室14,4107,20020,750
札幌市内釧路11,5905,79017,930
札幌市内池田8,7404,37014,640
札幌市内帯広8,0104,00013,910
札幌十勝清水6,6203,31011,020
札幌新得6,0903,04010,490
「乗車券往復割引きっぷ」の料金一覧

「えきねっとトクだ値」と違い、その場で特急券だけを購入することもできるので帰りの列車が決まっていないから、駅窓口・券売機などその場で特急券を予約して飛び乗ることもできます。また、乗車券部分のみのきっぷなので、自由席特急券やグリーン券などと組み合わせて使うこともできます(「えきねっとトクだ値」は原則、普通車指定席のみです)。

「えきねっとトクだ値」で最大半額に
釧路駅

札幌から釧路の間は航空機や高速バスとも競合する区間です。JR側も割引きっぷなどを積極的に発売しています。

短絡線・石勝線によって道東と札幌圏を高速で結ぶ

特急おおぞら号と特急とかち号は、石勝線を経由して高速で道東方面へと向かう特急列車です。

短絡線・石勝線によって道東と札幌圏を高速で結ぶ
石勝線のトマム駅

石勝線は、元は夕張炭鉱までを結ぶ「夕張線」でした。この夕張線を、途中の新夕張から枝分かれさせることができれば、特急専用の高速路線が作れる、という発想で1981年に開業しました。新夕張から新得までという大半の区間は1981年に開業したもので、北海道の鉄道では珍しく戦後に開通しています。実際に乗車すればわかりますが、他の路線とは異なり、トンネルや鉄橋など技術を使った区間です。

短絡線・石勝線によって道東と札幌圏を高速で結ぶ
特急おおぞら札幌行(石勝線経由)

石勝線の区間は、石勝線内での乗り降りはほぼ想定されない形で作られました。人家のほぼない山間の区間を貫いて作ったのです。そもそもが特急専用で、石勝線沿線からの需要はほとんど想定しておらず、札幌から帯広・釧路を乗る人が通過するために作られた路線なのです。石勝線が開業する前は、特急ライラックや特急カムイと同じ函館線を通り滝川まで、そこから根室本線に入って富良野を経由し帯広へと至っていました(この区間は、現在災害の影響で不通、このまま廃線されそうな雲行きのようです)。

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自由席はやや混雑するので注意

続いて、特急おおぞら号・特急とかち号の自由席の混雑状況を書いていきます。ただし、混雑状況は日によって変動するので参考までにお読みください

【2023/11/11更新】

JR北海道が、2024年春のダイヤ改正において特急「おおぞら」「とかち」「北斗」「すずらん」を全席指定席化する方針であることがわかりました。今後は、自由席が設定されないことになりそうです。

コロナ後の混雑状況 弾力的な増発が行われるものの追いついておらず

コロナ禍でJR北海道をはじめとした鉄道会社が大打撃を受けたことはいうまでもありません。

JR北海道はこの中で、収益源である特急列車については本数削減にはできるだけ踏み込まず、「減車」と「臨時列車化(一部期間で運休)」の2本立てて経費削減を進めました。

特に気動車特急の大動脈である特急「北斗」と特急「おおぞら・とかち」ではこの傾向が顕著です。そのため、コロナ禍前と比べるとかなり特急列車そのものが短くなっています。短い時には特急「おおぞら」が4両編成で運転されることも。

コロナ禍からの回復を機に、JR北海道も必要に応じて増結を行なっています。それでも、増結されるのは指定席車両がメイン。自由席まで手が回っていないように感じており、自由席はコロナ禍前と比べて混雑していると考えた方が良いでしょう。

南千歳〜帯広間は注意

まず、最も注意すべき区間が南千歳から帯広の区間です。この区間がいわゆる「石勝線」を通る区間です。この区間では、自由席の窓側は最低でも半数、多い時はほぼ全て埋まる印象です。リゾート地などもあるため、朝夕に限らず埋まることが多いです。ただし、リゾート地への需要は新型コロナウイルスの感染に非常に左右されるため、最近では時期によって異なるのもまた事実です。

お客さんの半数以上は札幌発着のお客さんです。ですから、もちろん札幌で乗降するお客さんが多いのですが、意外にも南千歳でも乗降がある。これは、南千歳駅がJR北海道にとって重要なターミナル駅になっていることに起因します。新千歳空港からの乗客に加え、函館・室蘭・苫小牧方面などの列車から特急おおぞら・とかちに乗り換える場合も南千歳で乗り換えることになります。南千歳駅からは4方向に列車が出ており、そのどの方面も少なくともJR北海道にとってはそれなりの乗客数がいます。

南千歳〜帯広間は注意
特急とかち号

南千歳からはやはり、新千歳空港に降りて乗り換えてくる乗客が一定数います。帯広にも空港はありますが、羽田からの便数、伊丹・中部・福岡など準主要空港からの直行便の存在など、利便性を考えるとやはり新千歳空港から特急で帯広入りした方がいいのでしょう。

また、石勝線の数少ない途中駅の1つ、トマム駅には星野リゾートが大きなリゾート地を持っています。ここにいくために、新千歳空港から列車に乗る人もいるのもまた混雑する原因の1つです。

上り最終便は特に混雑する

続いて注意すべきが「上り最終便」です。特に、上り最終便(特急おおぞら12号)の自由席は釧路発車時点で窓側に余裕がなかったのは印象的です。

下り初便・上り最終便は特に混雑する
特急おおぞら1号(千歳駅通過)

北海道の大きな特徴として、札幌一極集中の傾向が挙げられます。そのため、札幌から出発するお客さん、札幌へ帰るお客さんが多いのです。特急「おおぞら」は所要時間が特急列車にしては長い特急です。釧路に用事がある場合前泊することが普通のため、朝の便はそこまで混雑しないようです。

特に、特急おおぞら12号に釧路から帯広まで乗車したことがありますが帯広で降りる人も少なかったです。多くの人がそのまま札幌方面へと向かったのだと思われます。特急「おおぞら」に帯広から乗車する場合、空席がない場合もあるので帯広始発の特急「とかち」を狙うか指定席を確保するのが賢明な判断だと思います。

上り最終便を除けば、帯広から釧路はやや空いている

札幌から帯広の区間限定で特急とかち号が運転されていることからも分かるように、帯広から釧路の間はやや空いている印象です。高速道路が発達し、車での移動もそこまで時間がかからなくなったのが原因と思われます。

上り最終便を除けば、帯広から釧路はやや空いている
かつて特急おおぞら号で運転されていた283系振り子式気動車(釧路駅にて)

上り最終便はやはり混雑していましたが、それ以外の列車で釧路〜帯広間で混雑している様子は見たことがありません。ただ、空気輸送というわけではなく一定数、多くの場合は窓側座席の半数程度が埋まる程度までには乗客がいます。

帯広以遠の、帯広〜釧路間については、自由席でも問題なく座れると思います。

【2023/11/11更新】

JR北海道が、2024年春のダイヤ改正において特急「おおぞら」「とかち」「北斗」「すずらん」を全席指定席化する方針であることがわかりました。今後は、自由席が設定されないことになりそうです。

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特急おおぞら・特急とかちの車内を徹底紹介

最後に特急おおぞら号、特急とかち号の車内を徹底紹介します。一部、同形式で運転される特急北斗号で撮影した写真も入っています。

普通車のコンセントなど、車内設備はそこそこ充実

後ほど紹介しますが、2022年現在、一部の列車を除いて「261系」という車両で運転されています。石勝線での炎上事故後、JR北海道がより安全性を重視し、複雑な高速化技術を取り外して製造している車両だそうです。2022年春のダイヤ改正で全ての列車がこの「261系」に統一されるとの発表がありました。

一部の特急北斗には、普通車でも使えるコンセントが!
充電設備(同形式の特急「北斗」号で撮影)

261系には、1号車と2号車の間のデッキに充電用コンセントがあります。グリーン車では全席にコンセントが装備されていますが、普通車にはコンセントが装備されていません。長い北海道の鉄道旅では電源が欲しい。そんな要望に応えて設置されているものだと思われます。ただ、知らない人も多くいるようで、ここで充電されている様子を見たことはありません。

普通車のコンセントなど、車内設備はそこそこ充実
洗面台

洗面台は至って普通。JR北海道の特急列車では、冬期には蛇口からお湯が出てきます。

普通車のコンセントなど、車内設備はそこそこ充実
お手洗い

お手洗いも至って普通の特急列車のお手洗い。JR北海道はウォシュレットなどは導入していません。JR四国が最近デビューさせた特急車両は、お手洗いが新しくなっています。快適性を追求し「地上と変わらないお手洗い」に近くなっています。JR北海道は、新たに導入した「はまなす編成」や「ラベンダー編成」でも「列車用トイレ」感があります。

普通車のコンセントなど、車内設備はそこそこ充実
荷物置き場

JR北海道の特急列車には、コロナ禍以前は大きな荷物を持った外国人観光客が多く乗車いていました。そのため、大きな荷物を置くことができるスペースも用意されています。現在では、特に中国をはじめとした大きな荷物を持ったお客さんが減りました。そのため、この荷物置き場も空っぽのことが多い。なんだか、寂しいような、外国人が減って快適になったような。

普通車のコンセントなど、車内設備はそこそこ充実
特急とかち号(札幌駅にて)

特急とかち号は2020年にコロナ禍で臨時に4両に減車、そして臨時で始まった減車を通常の編成として2021年春のダイヤ改正で正式に4両に固定となってしまいました。特急とかちと特急おおぞらでは編成が違います。特急とかちは特に4両編成と短く、自由席も少ないので注意が必要です。

普通車のコンセントなど、車内設備はそこそこ充実
短くなった特急とかち

今ではかなり短くなってしまいました。さらに、グリーン車が1両連結されている(特急宗谷などとは違い、「半室グリーン」の281系が存在しないことが原因かと思われる)ため、普通車は3両、そしてうち自由席は1両にまで減らされてしまいました。

座席はJR北海道としてはスタンダードな新シート

特急おおぞら・特急とかちに使用される車両は、一部の283系自由席を除き「グレードアップ座席」になっています。自由席も2022年春のダイヤ改正で、全ての座席がこの座席になると思われます。

座席はJR北海道としてはスタンダードな新シート
座席の様子

古い座席とは異なり、まず背もたれの高さがそれなりにあり、枕もしっかりしたものがあることがわかります。

座席はJR北海道としてはスタンダードな新シート
ドリンクホルダー

そして何より便利なのがドリンクホルダーです。JR北海道の特急列車は山間の区間も走行するため、カップのコーヒーなどを持ち込んでも窓側に置くのはちょっと心配。このドリンクホルダーはかなりありがたい。

座席はJR北海道としてはスタンダードな新シート
テーブル

そして、広々としたテーブルがあります。横幅は座席の幅目一杯まであり、パソコン作業をしたり、あるいは食事を取ったりということが気軽にできます。

283系は2022年3月ダイヤ改正で引退(2022年1月撮影)

283系は、2022年3月12日のダイヤ改正を前に、2022年3月11日の最終列車をもって特急おおぞら号からは引退しました。

当面は札幌〜旭川〜北見〜網走の石北本線・特急「オホーツク・大雪」系統で使用されます。

最後に、間も無く引退することが決まっている2022年3月のダイヤ改正で引退した283系をご紹介します。JR北海道が高速化事業で導入した、振り子式の車両で、車体を傾けることでカーブを高速で通過できます。しかし、石勝線で事故を起こしたことを機に最高速度が引き下げられ、「宝の持ち腐れ」状態となってしまった283系は順次引退しています。特急おおぞら・特急とかちでは2022年3月に引退することが発表されました惜しまれつつ引退しました。

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
283系特急おおぞら

車内の座席の様子はこんな感じ。

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
鶴が座面に描かれている

座面には鶴が描かれています。タンチョウか?いや、どっちかわかりませんが、どっちでもいいでしょう。座席自体は、特急ライラックや特急カムイの普通車自由席、快速エアポートのuシートで使われているものとほぼ同等です。

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
座席背面のテーブルは大きい

座席背面には大きなテーブルがあります。特急北斗用の283系では、テーブルのサイズが小さかったのですが、特急おおぞらに使われる283系の自由席は大きなテーブルがあります。

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
フットレストまで備えられている

フットレストまでしっかり備え付けられています。

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
荷物置き場、らしいが…

こちらは謎の空間。荷物置き場と書かれていますが何があったのだろうか?昔、JR北海道の特急列車にはアテンダントさんが乗務されていたと聞きます。このアテンダントさん達の仕事場だったのではないかと予想します。→コメントで教えていただきました。昔は喫煙スペースだったようです。確かに、よく写真を見返すとテーブルのようなところに灰皿サイズの丸いくり抜きの跡がありますね。

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
すごい作り方がされた荷物置き場

荷物置き場は車内にもあります。が、作り方がすごい。座席をボックスにして、そこに板を敷いてしまうのです。もうすぐ引退だからこれでいいだろう、って発想なのかな?

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
お手洗い

こちらがお手洗い。まあ、お手洗いはそれなりの古さも感じさせますね。こればっかりは仕方ない。

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
洗面台

洗面台です。洗面台の蛇口は、回したりするタイプではなく自動で出るタイプになっています。JR北海道の特急列車は、冬季はどの列車でも蛇口からお湯が出てきます。

283系は間も無く引退(2022年1月撮影)
車内の電光掲示板

最後に車内の電光掲示板です。この列車が今、どのあたりを走っているかが表示されます。261系にある「〇〇駅まであと〇〇km」の表示はありません。


石勝線特急のVlog
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コメント

  1. ももんが。 より:

    おおぞらの謎の空間バーカウンター的なところは、その昔(20年くらい前かな)喫煙所でした!

  2. Dolphin dolphin より:

    コメントありがとうございます。
    そうだったんですね!記事にも加えさせていただきます!

  3. kumakiringo より:

    おおぞら1号何度も乗っていますがが混雑していたことがありませんけど。

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