アメリカ旅行もついに6日目です。日本を発って1週間が経ちました。
アムトラック「California Zephyr」号の旅は2泊3日の予定。今日は中日であり、1日中アムトラックの寝台車で過ごします。
途中で停車していたため、遅延
僕らが乗っていた列車は、深夜に停車していました。技術上の問題だそうです。
乗っている最中でもアプリに通知が来る
これを知ったのは放送でもアテンダントさんの案内でもなく、アプリの通知です。
僕はアムトラックのアカウントを作った上で今回の予約をしていました（今回の旅では、アムトラックに複数回乗車する予定があったため）。
この辺りは、日本よりかなり電子化が進んでいます。乗車中にもアプリによるサポートがあるので、英語力に自信がない外国人観光客でも安心して利用できます。
深夜2時ごろ、寒くて起きました。途中で数時間、列車は止まっていました。近くで修理をしている音が聞こえます。コンセントが使えたり使えなかったり。
列車は8時間ほどの遅れ
ここでしばらく停車をしていたため、8時間ほど列車は遅れました。日本では考えられないというか、途中で運転打ち切りとなりうるような大幅な遅れです。
夜の9時に出発するはずの駅にまだ着かない。かなり遅いです。ということを深夜2時に考えながら、僕は眠たいので再び寝ることにしました。
目覚めたらかなりの遅延
目覚めました。
列車はかなりの遅延をもって運転しています。
日の出を撮影したかったのですが、時間がわからなかった。日の出の時間自体はすぐにAppleの「天気」アプリでわかるのですが、時差がある。定刻であれば寝ている間に時差が起こるはずなのですが、いかんせん遅延が激しい。
ということで、寝ている間に時差が起こる前提で1時間遅く設定。しかし、実際には時差のラインまで到達することができず、アラームが1時間遅くなってしまいました。うん、Apple watchが自動で時差を調整してくれるからこそ起こる苦労。
アムトラックでの1日
今日は1日アムトラックで過ごします。
朝食は横須賀在住経験がある元米海軍の夫婦と
アメリカ西部時間では朝。日本では夜。少し、日本にいる彼女と電話します。なかなか気持ちが安定しない…
そして、朝食の時間なので、朝食を食べにダイニングカーへと向かいます。
今日の朝食は、老人夫婦と相席でした。日本に駐在したことがあるそうで、日本のことで話が弾みます。
男性は「ロープウェイがあったり遊覧船があったりする広い公園」が素晴らしかったと言っていました。横須賀駐在の経験があるとのことだったので「箱根か？」と聞き返したら「そう！それだ！」と。英語力が弱くても通じ合う、なんだかとても温かい気分になります。
女性は富士山を見に行ったとのこと。あれ、僕が1ヶ月前に箱根と富士山に行ったのと同じじゃないか…笑
今は学生か？ときかれ、そうです、次は大学院へ進みます、と。何を勉強しているのか、と聞かれたので、物理を勉強している、と。物理を勉強しているといい職業に就けるよね、と言われました。いやぁ、日本ではそうでもないんだけどなぁ、と思いつつ、日本とアメリカの差異を体感しました。
そんなこんなで、日本のことや将来のことについて話が弾み、楽しい朝食の時間を過ごしました。
アムトラックは大幅な遅れを持って進んでいく
アムトラックは大幅な遅れを持って進んでいきます。技術的な問題は解決されたのか、電源が途切れることなどもなく快適に過ごすことができます。
景色を見ながら、ここまで全然書いていなかった日記を書き進めていきます。
そんなことをしているうちに、時計が1時間進みます。ついに時差を突破。1時間、時間が早くなります。
ランチの時間になりましたが、時差があったことでまだ早い。というわけで、1時ごろに行くことにしました。
ランチをいただく ソルトレイクシティに到着
さて、1時ごろになったのでランチをいただきます。
ランチはいつも通りのダイニングカーで
ランチの時間になったので、ランチをいただきます。ランチはいつも通りのダイニングカーです。
今日のランチはフレンチトーストをいただくことにしました。
そしてチーズケーキ。チョコレートケーキも美味しかったのですが、2口くらい食べたところでとてつもなくくどくなる。チーズケーキも似たような傾向がありましたが、まだマシでした。
ソルト レイク シティへ
さて、ランチをいただいたらまもなく、ソルト レイク シティに到着です。この時点で12時間の遅延。日本であれば既に運転打ち切りになっていてもおかしくない遅延時間です。
ソルトレイクシティに到着。ここで30分ほど停車するため、外に出てストレッチやタバコを吸ったりしていいとのことでした。
少し外へ出てきました。
昔、冬季オリンピックが行われた街です。
なかなか綺麗です。2階建ての通勤列車がアメリカには多いですね。
アムトラックの巨大な機関車です。迫力がある。
昨日、ディナーで相席した若い夫婦とすれ違い、会釈をします。
車内に戻ってきました。
しかし、またまた「技術的なトラブル」で動きません。
16時ごろ、やっと動き出しました。このソルトレイクシティの定刻は深夜の3時。実に13時間の遅れへと増幅しました。
ソルトレイクシティを後にして…
ソルトレイクシティを観光したので、この街を後にします。比較的治安の良い街に見えた。ロサンゼルスで僕たちがやったように、ダウンタウンへ行くと危ない気がするので気は抜けませんが。
寝台の個室に戻って、日記を書きます。アムトラックに乗っているとこういう時間があるのでいい。今日は今の所はホームシックが出ていません（16:30現在ですが笑）
ディナーへ
夕食の時間は18:30で予約。時間になったのでダイニングカーへと向かいます。
今回は、7歳のお子さんとそのお母さんの2人と相席。お母さんと話が弾みます。ここから先の景色がとても綺麗だ、でも夜になってしまうね。なんて話したり。
7歳の子はとてもシャイで、僕が「私は日本から来ました、英語が下手くそでごめんね」と話しかけるとお母さんの服で顔を隠してしまいました。
今夜はワインもいただくことに。東京からロサンゼルスの飛行機内以来のお酒で、酔っ払いました。
酔っ払ったおかげで、ホームシックもなく、少し辛いことにも我慢でき、普通に就寝しました。
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