【春の旅2022】Day6 北の大地へ

2022冬&春の旅
2022冬&春の旅北海道日記東北

北海道&東日本パスの旅は今日で6日目となります。仕事の都合で、明日朝の飛行機で名古屋へ戻ることになっているので、実質的には最終日です。

6日目のVlogはこちらから
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早朝から北海道新幹線で函館へ

昨日は青森駅前のホテルに宿泊していました。今日は朝から新幹線で北海道へと渡ります。

朝の「はやて91号」は接続が悪すぎる

朝の「はやて91号」は接続が悪すぎる。誰をターゲットに運転されているのかがわからない。

  • 奥羽本線 普通 弘前行き 5:41青森-5:45新青森
  • 北海道新幹線 はやて91号 新青森6:32-新函館北斗7:34
  • 普通はこだてライナー 新函館北斗7:47-函館8:07

と、新幹線で函館まで2時間半かかってしまいます。新青森での「待ち時間47分」は特になんとかしてほしい。

じゃあこの新幹線を使うな、という話です。もちろん、今回の旅程では元々、この新幹線は避けるつもりでした。しかし、地震の影響で北海道新幹線の一部列車(と言っても、1日2本だけ)が運休。なんと、その運休の2本のうち1本が、比較的接続の良い朝の2番列車。次の新幹線では、函館に着いて10時、今日の目的地としている帯広には16時になってしまいます。これはさすがに帯広を諦めざるを得なくなる。

ということで、朝早いのはしんどいですが頑張って始発便で函館へと渡ることにしました。

青森から函館へ

昨日は21時ごろには就寝し、翌日に備えました。

旅行中、たまにあるんですが、夜中に目が覚めて寝れなくなる。そして焦り始めてさらに寝れなくなる。

寝た時間が早かったので、なんだかんだで寝不足のキツさは回避できました。多分、できたと思う。

ここまで、小牛田くらいからずっとお世話になっていたこの列車も、一旦、これで終わりです。今回の旅の旅程では、最後の方にまた東北地方を訪れる可能性があるので、最後とは言いません。

新青森駅です。何もない。

向かいの、臨時列車はやて号の盛岡行きは既に入線していました。

今日1日は「北海道線特急オプション券」を使います。青春18きっぷにはないこのオプション券では、1日に限り、北海道新幹線と北海道の特急自由席が乗り降り自由となります。6000円以上する高いオプション券ですが、本来、普通列車限りというきっぷの特性を考えると十分使い道のあるオプション券です。

朝日が登ってきました。なかなかいい景色。

先ほども書いたように、この朝一番の北海道新幹線は、どこをターゲットにした列車なのかわからない。もちろん、ガラガラで1号車は僕だけでした。あと10分だけ繰り下げて、6時半過ぎに青森を出る列車から乗り継げるようにしたらもう少しお客さんも増えるだろうに。その先の特急北斗との接続の問題なんですかね。

青函トンネルを渡って北海道上陸

ここまで長々と旅してきた本州ともお別れ。と言いつつ、明日にはまた名古屋に戻ります。

青函トンネルは3条軌になっていて、貨物列車とすれ違うこともあります。

青函トンネルに入ると、車内のテロップで案内があります。また、車掌さんが放送で、青函トンネルに入る時間の目安も案内してくれます。

いよいよ、ここまで5日間、旅してきた本州とお別れです。

青函トンネルに入ります。青函トンネル内は、新幹線らしくないのんびりした走り。北海道新幹線が札幌まで延伸開業したら、貨物列車との共用区間についても対策してほしい。

青函トンネルを渡って、木古内駅に到着です。

北海道にわったってきました。2ヶ月ぶりです。本当、北海道に来すぎ。

新函館北斗駅に到着です。新函館北斗駅を使うのは3回目です。

H5系とE5系の並び。やっぱり北海道・東北新幹線はかっこいい。

ここからは普通はこだてライナーに乗り換えます。列車内で流れる、大橋俊夫さんの自動放送がなかなかいい。安心します。北海道にやってきた実感が湧きます。

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函館に来たらやっぱり海鮮丼 お腹いっぱいになったら特急北斗でさらに北上

函館にやってきました。函館は、ここ2年でもう7回目か8回目か。

きくよ食堂で朝食

この先、北海道新幹線で北上するにもか変わらずあえて一旦、ここ函館にやってきたのには理由があります。それは、きくよ食堂の海鮮丼を食べるため。

1回目の北海道周遊旅行では立ち寄っていないのですが、2回目の北海道周遊旅行で立ち寄りました。これがものすごく美味しかった。以降、函館にやってきたら必ず、きくよ食堂で海鮮丼を食べています。

今日は、5色お好み丼にしました。ちなみに、初めて来た方には「巴丼(ともえどん)」がオススメです。

お腹がいっぱいになりました。次の特急北斗5号には乗りたいので、残り30分ないくらい。観光はちょっとキツイので、何か美味しい物を買って列車に乗り込みます。ここからもまだ、先は長いですから。

特急北斗で函館から南千歳へ

特急北斗号です。もう、数が少なくなってきた281系です。1月の北海道周遊旅行でも何度か乗車しました。先日、2022年3月11日を最後に、特急おおぞら号で使用されていた283系は引退。283系はいくつか違いがあるものの、281系の発展型。283系が引退したことから、遅くとも数年以内には281系も引退、となると考えられます。

特急北斗で使用される281系は、自由席がデビュー当時のままだったと記憶していたのですが違ったようです。減車の影響もあり、自由席もグレードアップ座席になっていました。

列車は駒ヶ岳を望みながら、少しづつ先へと進みます。愛知県民なのに、なぜか函館から札幌の間の移動は何度もしています。この区間もかなり慣れたもんです。

ここから先も列車での長旅が予想できたので、函館駅で諸々買い出しをしました。

北海道四季彩館 JR函館店限定の「はこだて雪んこ」がめちゃくちゃ美味しい。オススメ。函館駅構内の「四季彩館」でしか売ってないようなので、今まで知らなかった。

朝が早かったので、森の辺りから爆睡。気づいたら洞爺でした。特急なのでリクライニングを使うと寝やすい。

しばらく居眠りして、記事を書く仕事をします。まだ数多くの記事を抱えているので…

途中の洞爺あたりからだんだん混み始めて、東室蘭あたりでは窓側の空席がなくなってきました。結構混雑するものですね。

南千歳で乗り換えて特急おおぞら、帯広へ

特急北斗号を南千歳で降ります。南千歳からは特急おおぞらで帯広へと向かいます。

南千歳駅の案内を見てびっくり、特急おおぞらは4両編成まで減車された。あれ、初めて乗った頃は6両とかあったはずなのにな。そしてなんと、自由席は4号車の1両のみ。これは考慮していなかった。絶対に混む、もしかしたら座れないかもしれない。

案の定、車内は混雑。窓側座席の、おそらく最後の1席になんとかありつけました。う〜ん、JR北海道さん、経営が厳しいのはわかるけど、座れないくらいに混雑するほどまでに減車はしないで欲しかったな。

窓側座席にありつけたものはいいものの、もちろん隣には人が来ます。これはしくった、南千歳の駅でミルクコーヒーを買ってしまった。トイレに行きにくくなるからここは我慢して、帯広についてから飲もう。

昼食を食べていないので食べようと思うのですが、隣に人がいる席で申し訳ない。なんとか、邪魔にならないように食べようと思っていたのですが、ゴソゴソしていて鬱陶しかっただろうな。

石勝線は、やっぱり何度乗っても景色がいい。夏も景色がいいし、冬も景色がいい。また、石勝線の記事も写真を加えて更新しよう。

南千歳から1時間、トマムまでノンストップで走り続けます。ウィンターシーズンだし、春休み期間だし、トマムで少しは自由席空かないかなあ、なんて思いながら記事を書いています。

トマムを出てから数分、トンネルを出た瞬間に急ブレーキがかかります。あ〜、鹿にやられたか、と思いきや違う。今回は鷲だそう。鷲に衝突して急ブレーキって初めてだぞ。このままの遅れではかなりまずい。帯広に着くのが15時とかになってしまったら、これはいよいよ何もできなくなるのだ。

幸いにも、10分程度停まって走り始めました。このまま10分遅れで行ってくれれば…そうすればなんとかなる。行きたいところにも行ける。

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帯広をドライブ、明日に備えて札幌へ移動

特急おおぞらでやってきたのは帯広。帯広ではカーシェアを予約してあるので、車を使って観光をします。

旧広尾線の有名駅を散策

2021年5月の北海道周遊旅行で帯広へ来た際は、あまりお金を使いたくなかったがためにレンタサイクルを利用しました。そして失敗。車を借りればよかったな、と反省していたところです。

ということで、今回は車を借りて観光をすると決めていました。前回3ヶ月前、北海道周遊旅行で帯広へ来たときに観光をしなかったのはこれが大きな理由。北海道の冬を、ペーパードライバーが運転するなんていう無謀なことはできない。ということで、帯広は宿泊するだけでパスしたのでした。

3月末の帯広は、雪が積もっているのにそれは形だけ。天気がいい日だったこともあり、暖かい。というか、僕は旅行者、防寒対策をしてきているので暑いくらい。車の窓を開けて、風を浴びながら運転していました。

まずやってきたのは愛国駅。「愛国」は普通に地名なのですが、その名前の良さから一種の観光地となっています。

SLが置いてあるのですが、冬のためブルーシートがかけられていました。広尾線が廃止される時、この愛国駅から幸福駅へのきっぷが、記念品として非常に人気を博したそう。

ということで、ここから車で15分ほど、続いては幸福駅へ向かいます。

幸福駅にはSLではなくディーゼルカーが置いてあります。まさに、「鉄道員(ぽっぽや)」の風景です。これがなかなかいい。

大竹しのぶと高倉健がいたら、もうこれはぽっぽやの風景そのもの。ぽっぽやに感動して、北海道に来るときは必ず鉄道を使うくらい。ここ、特にこの、冬の雪景色は本当に興奮する。

この、旧広尾線の有名駅は別途記事にまとめます。

この後、いろいろと回ろうと思ったのですが、北海道の冬は通行止めが多々発生する。特に山道。ってなわけで、思うように観光ができず、予定より1本早い特急列車で札幌へ向かうことに。

特急おおぞらで札幌へ

本当は、帯広始発の特急とかち号に乗りたかった。空いているから。ただ、とかち号&おおぞら号で運転間隔がいい感じになるように設定されているため仕方ない。とかち号よりおおぞら号の方が所要時間はやや短いからいっか。

やっぱり来た時と同様に、自由席は1両になっている様子。自由席1両は流石に少ない。特急北斗が減車された際、自由席2両は確保されて評価されていたのに、おおぞらの減車ではガッツリ自由席の削減。ほぼ満席の状態で列車は札幌へ向けて走ります。

札幌駅で札幌味噌ラーメン!

最後は札幌駅で札幌味噌ラーメンをいただきます。

札幌駅です。2021年5月の北海道周遊旅行では、陸路で名古屋へと帰りました。日本一周旅行では、名古屋から函館までは新幹線、函館から札幌までではありますが空路も使いました。

今回は、北海道内では新幹線・特急を利用したものの、それ以外は基本的に普通列車で北上してきました。これだけ時間をかけて北海道までやってきたことはありません。そう思うと、非常に感慨深い。時間をかけて、時間をかけて、そして時間をかけていつもの景色にたどり着いた。この達成感は言葉では表現できないほど込み上げてくるものがあります。

札幌で夕食を食べます。札幌ラーメンです。

今回はまだ入ったことのなかった、「みその」でいただきました。店員さんたちの熱意ある、そしてホスピタリティに溢れた接客が非常に好印象でした。居酒屋などでタイプだなあ、って感じる定員さんがいることはあるのですが、今回はそれとは違った「好印象」の感覚。お店が総力をあげて、お客さんに満足して帰ってもらおうとしている感じがよく伝わってきます。こういったお店にこそ、生き延びでほしいものです。

今日は札幌の東横インに宿泊します。東横インは他のホテルと比べると、特に水回りで古さを感じることもあります。しかし、やはり価格重視で貧乏旅にはちょうど良い。

明日は朝から名古屋へ戻ります。「北海道&東日本パス」の旅もまもなくピリオドが打たれます。

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