コロナ禍前の名古屋・中部〜沖縄・那覇路線にはB767なども投入されてました。かつてはB747なども投入されたANAの名古屋・中部〜沖縄・那覇路線は、名古屋・中部発着の国内線としては数少ない、ワイドボディ機(通路2本の飛行機)で運航される路線でした。
現在ではB737やA320に置き換えられ、名古屋・中部の国内線ではB737やA320・A321などのナローボディーの機材しか見ることができなくなりました。今回はそんな、B767で運航されていた時代の名古屋・中部〜沖縄・那覇路線を紹介。同時にサービス内容に変更なないため、ANAのサービスなどについても解説します。
ANAのB767については現在、さらに詳しい記事を執筆中です。さらに詳しい記事については公開までしばらくお待ちください。
中部国際空港から搭乗 乗客数が多い機材でもスムーズな搭乗
中部国際空港の国内線は、B747やA380などの超大型機にも対応できるようになっています。最近ではもっぱら、各航空会社とも「小さな機材で多くの便を飛ばす」ことで利用者の選択肢を増やす方向です。ちなみにコロナ禍で、ハワイへの国際線を飛べなくなったA380“Flying Honu”がセントレアを発着として遊覧飛行を行っていました。
B767は中部発着の便としては乗客数が多いにも関わらず、そこまで混雑することはありません。
以前に、格安航空であるジェットスターを利用した時、ボーディングブリッジまで入ってから搭乗口前で待たされるとことがありました。そのあたり、グループ分けして案内するのはステータス会員への優遇であると同時に、スムーズに案内するための方法の1つなんだと思います。
国内線向けのB767は2-4-2の座席配列
国内線向けのB767は、2-4-2の座席配列となっています。B767は機内は通路が2本ある「双通路機」であり、比較的多くのお客さんを乗せることを想定した飛行機。
見た感じ、お客さんも多いように思いました。しかし、僕が実際に使った便は空席数が残り10席以下になっていたのでかなり満席に近い状況で運航していました。
今はなき、朝一番のNH301便ですが、コロナ禍前ではほぼ満席状態。そのうちB787-8などのいわゆる中型機で再開することを期待しています。
B767は国内線で運用されている機材にも種類が2種類あります。国内線仕様のB767と、国内線・国際線共用仕様のB767です。国内線専用機材のB767では機内Wi-Fiサービス「ANA Wi-Fiサービス」が利用できますが、国際線・国内線兼用機は元々、国際線向けの機材として導入された背景から国際線向けのWi-Fiが装備されています。国際線向けのWi-Fiは有料となるため、実質Wi-Fiが利用できません。
機内でWi-Fiが使えるか否かは、ANA公式WEBサイトで判断できます。便名の横に「Wi-Fi」マークがある機材では利用でき、ない機材では利用できません。B767の国際線仕様機材は「76E」と表示され、この76EではWi-Fiは利用できません。
国際線向けのB767も
前章でも解説した通り、B767は国際線向けの機材もあります。国際線向けの機材は、ANAの国際線としては標準的なエコノミークラスの座席となっています。
国際線向けのB767についても記事を書くことを計画しているので、しばらくお待ちください。
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