メリケンパークをはじめとして、数多くの観光地がある神戸。山と海が近いため観光地がぎゅっと凝縮されています。
ひとり旅でも楽しめる場所から友達で、家族で楽しめる場所、そしてデートで楽しめる場所まで盛りだくさん。今までに10回以上自ら足を運んだ僕が、関西圏から手軽に行くことができる魅力あふれる神戸の観光をご紹介します。
1日でも十分楽しめる!神戸ベイエリアの観光
神戸観光は1日でも十分楽しめるのが魅力的。特に神戸の海側、ベイエリアであれば1日で十分楽しむことができます。観光船にショッピング、そしてメリケンパークでの写真撮影。やりたいことはたくさんあります。過去5回以上、神戸に観光へ行った僕が神戸の魅力を徹底的に紹介します。
昼間は布引ハーブ園へ行ってからメリケンパークでのショッピング、そして夜は夜景やライトアップを楽しむ。まるっと1日楽しむことができる神戸観光!
神戸港を中心に広がる神戸ベイエリア 神戸モザイク
神戸のベイエリアは神戸港を中心に広がっています。
神戸港の東側(大阪側)にはメリケンパークが、そして神戸港の西側(姫路側)にはモザイクなどのショッピングの施設があります。
モザイクなどの商業施設は観光客向けの店舗が充実。また観覧車もあり、神戸の景色を一望することができるスポットです。夜には夜景も楽しむことができる、魅力たっぷりの観覧車です。
神戸の海を見ながらカフェでのんびり、したいところですがモザイクはどこも混んでるんですよね。コロナ禍になる前に行っても、コロナ禍に行っても変わらず混んでいるのがこのモザイクの店舗です。僕は、このモザイクにある抹茶のお店によくいきます。既に3回くらい行ってるかなあ。
神戸港西側にあるモザイクには、おしゃれなカフェなども充実はしているが、かなり混んでいるので注意が必要。
水族館atoa(アトア)
神戸港にある、インスタ映えスポットとして人気なのが「atoa」。水族館ですが演出が素晴らしい。
この美しさです。球形の水槽なんて見たことがない。ミストも出て、素晴らしい展示です。インスタ映えは間違いなし。
金魚の水槽に鹿威しで水が入っていく様子もなかなか素晴らしい。これ以外にも多くの見どころがあります。どこを切り取っても絵になる。インスタ映えスポットとして人気の観光地です。
Felissimoチョコレートミュージアム
Felissimoチョコレートミュージアムは、チョコレートメーカFelissimoが運営するチョコレートの博物館です。
記念撮影ができる巨大なチョコレートはインスタ映えスポットとして人気です。マグネットになっているので、これを剥がして記念撮影をしてみては。
館内には、古くからのチョコレートのパッケージが展示されていたりします。チョコレート好きなら絶対に楽しめるミュージアムです。先述の水族館「atoa」との共通観覧券が発売されています。atoaからは徒歩3分とすぐ近く、atoaとあわせて回るのがオススメです。
神戸観光船で神戸の“神戸らしさ”をみる
神戸ベイエリアの中心地は神戸港。この神戸港からは観光船が出ています。ここから淡路島や香川県の島(小豆島など)へ行く船便も出ていますが、遊覧船も出ています。遊覧船は1時間に1便出ているので、意外と利便性は高い。
実は神戸のモザイクの先など、神戸港の先端部分には船や潜水艦のドッグがあるのです。昔から神戸は、船などの整備をする場所でした。今でも、日本で唯一、潜水艦を水揚げして整備することができるドックがあります。
実際に日本の海上自衛隊の潜水艦も置かれていました。ちょうど、自衛隊の潜水艦がドックに入って整備を受けているところでした。本物の自衛隊の潜水艦をこんなに間近でみるのは呉へ行った時以来か。
神戸港から少し出ると、遠くに淡路島を望むこともできます。淡路島への橋が見えるのでとてもわかりやすいですね。また、神戸空港もみられます。神戸空港は大阪伊丹空港や関西国際空港ほどではないですが、それでそこそこ便数も多いので、飛行機が発着する瞬間を遊覧船から見ることも意外と簡単にできちゃったりします。
灯台は、原則として灯台であることがわかりやすいように側面は白にしておくと決められています。しかし、この灯台は「神戸港」との文字が。
これは、神戸港が何度も台風による被害を受けたため安全を祈願するために書道家が書いて寄贈したものだそう。これを、神戸市が海上保安庁の許可などを受けた上で掲げているのがこの文字です。日本で唯一、文字が貼られた灯台なのです。
神戸港の遊覧船からは、神戸ならではの施設や景色が見られるよ!
神戸のシンボル!神戸タワー
神戸のシンボルといえばやっぱりこれ!写真を見ればおそらく見覚えのある人は多いのではないでしょうか。
独特のデザインのポートタワーは観光地として人気です。実際に入場すると600円(大人料金)かかりますが、それなりに良い景色を楽しむことができます。ただし、昼間の景色より夜景のほうが圧倒的に綺麗ですから、是非とも夜入ってみましょう。3月~11月は21時まで入場することができます。
神戸タワーからみる神戸の海は絶景!そして外から見た時の、この独特の形状もまた要チェック!
メリケンパークの「BE KOBE」モニュメントで写真撮影
メリケンパークはモザイクのすぐ横、モザイクから徒歩10分ほどのところにあります。徒歩で観光できるので便利。
BE KOBEのモニュメントはあまりにも有名です。土休日など、混雑時には写真撮影のために行列ができています。
メリケンパークにあるスターバックスなどは、神戸港を一望できます。のんびり散歩できるエリアとして人気です。
「神戸メリケンパーク オリエンタルホテル」での宿泊がオススメ!
神戸で宿泊するなら、メリケンパークのホテルがオススメ。「神戸メリケンパーク オリエンタルホテル」は船のような外観をしたホテルで、海の絶景を楽しみながら宿泊することができます。
メリケンパークを一望したり、神戸港を一望できるほか、豪華客船をイメージしたホテルの客室にはバルコニーも設置されています。
また、夜の景色もとても綺麗です。この夜景を、バルコニーからのんびりと眺めることができる、なんとも最高な時間です。
ベイエリア以外にも魅力がたくさん!神戸の観光
神戸の魅力は海だけではありません。神戸は海と山が近い。山から神戸を楽しむこともできます。続いては神戸の山の観光について書いていきましょう。
南京町(中華街)で中華料理を楽しむ 食べ歩きにも最適
三宮駅から徒歩10分ほどの場所には「南京町」、いわゆる中華街があります。神戸の中華街は、レストランもあり、そして食べ歩きができる露店もある。これが大きな特徴です。
お昼の時間帯であれば、ランチをセットで1000円切る価格で楽しむこともできます。中華料理なので、安く楽しむことができるのも大きなメリット。
お昼ご飯を食べにいくのもよし、おやつを食べにいくのもよし。これが南京町・中華街です。港の街・神戸ならではの観光地です。
北野異人館街で外国の雰囲気を楽しむ
北野異人館街は、神戸港が開港した際に外国人が移り住んできた土地です。イギリス館など、外国の文化が感じられる建築物が今でも残ります。
特定の国だけではなく、1853年の開国以降、日本との貿易を積極的に行った諸外国の建物があります。まるで海外にきたような気分になれる、最初に開港した土地・神戸ならではの観光地です。
僕はコロナの直前にロンドンへいきました。その経験がとても懐かしく思い出されて、とても興奮しました。イギリスの実際の雰囲気が味わえる場所です。
六甲山から神戸の街を見渡す
神戸の山といえば六甲山。六甲山は神戸一帯を見渡すことができるエリアです。
六甲山のシンボル的存在がこの六甲枝垂れ。夜にはライトアップされます。展望台という位置付けらしいのですが展望台らしさは全然なく、むしろレストランからの方が夜景は見やすい笑。でも、景色が見えないから何か、ってわけではなく「自然と調和する」というコンセプト通りの魅力がある展望台です。
神戸の街を一望することができるこの六甲山。日本三大夜景にも登録されている、かなり景色の良い場所です(厳密には、六甲山よりほんの少し姫路側へ行った「摩耶」が日本三大夜景ですが、場所的に大きく変わるところではありません)。
布引滝へ!神戸ハーブ園へ!
六甲山もそれなりに良い感じなんですが、六甲山はやや神戸のベイエリアからは離れている。バスで30分以上、そしてケーブルカーに乗らねばなりません。まるっと1日かけて行くような観光地です。
神戸のベイエリアから手軽に行くことができる「山」側の観光地としてオススメなのが布引ハーブ園。片道ロープウェイで上まで上がり、そして歩いて少しづつ降りてくる。なんてことができる魅力的な場所です。
三宮駅周辺もショッピング街などが充実!
神戸の観光地をご紹介してきましたが、もちろん神戸は駅前も充実しています。神戸三宮駅はJR・阪神・阪急、そして神戸空港方面からのエアポートライナーが集まる一大拠点。
神戸三宮駅周辺にもショッピング街があります。商店街ともいうべきか、そんな感じのアーケード街なのに現代的になっています。現代的になっているため今でもお客さんが溢れています。
アクセス抜群の神戸
神戸のもう一つの魅力が、アクセスが非常に良いということ。神戸三宮駅は、3つあってそれぞれ別個の駅なのです。しかし、3つの方向からこの神戸三宮駅にくることができ、かなり便利。最後に三宮へのアクセスをご紹介します。
大阪梅田からも、近鉄からも山陽電鉄からも直通!阪神電車
まずは阪神電車。阪神電車は、大阪梅田を始発駅として関西圏西部を貫く、いわば「背骨」のように路線を伸ばす鉄道です。この阪神電車は、尼崎から分岐する阪神なんば線で大阪難波方面へ、そして大阪難波からは近鉄難波線・奈良線に直通をしています。
現時点では、近鉄大阪線方面とは直通運転をしていませんが、それでもかなり便利な路線です。大阪難波駅までは近鉄の特急が各地から来ています。名阪特急はその代表例。近鉄特急で大阪難波へ、そこから阪神電車に乗り換えて神戸三宮まで行くことができます。
さらに阪神電車は山陽電鉄とも直通運転をしています。山陽電鉄で山陽姫路駅(姫路)まで行くことができます。阪神は梅田から「直通特急」とよばれる、姫路まで直通の料金不要特急を運転しています。明石方面の姫路からのアクセスもまた、良いのが大きな特徴です。
関西のバケモノ列車・新快速も停車するJR三宮駅
続いてはJRでのアクセス。JRの東海道本線がここ、三宮駅を通っています。JR東海道本線は、東京からひたすら続いて次の神戸駅が終点です。
関西圏のJRでは、私鉄各社に対抗して「新快速」が走っています。新快速は特急とは違って追加料金不要、そしてバケモノなくらい速い列車。米原や野州から山科・京都・高槻・新大阪・大阪と通って三宮までやってきます。もちろん、姫路方面からの直通列車もあります。
追加料金が不要ながらロングシートではなくクロスシート(2人がけの座席)となっており、快適に移動できるのもまたメリットです。米原方面からも直通しているので、意外と名古屋方面からでも行けなくはないのがこのJRの魅力。また、山科などの滋賀県内からのアクセスがダントツでいいのも魅力です。
関西圏に大量の路線を持つ私鉄・阪急
そしてさらに、JR三宮駅の隣には阪急三宮駅があります。
阪急はなんといっても、京都エリアを始めとした広大なエリアに路線網を持つのが特徴。京都方面や宝塚方面にも路線網を持っています。
この広大な路線網を持つ阪急。そんな阪急の沿線からでも手軽に行くことができるのがこの神戸三宮です。なお、この神戸三宮から先は神戸高速鉄道線に直通しています。神戸高速鉄道線は、簡単にいってしまうと神戸で別れていた阪急・阪神・山陽電鉄のターミナル駅間を直結し、直通運転を可能にした鉄道会社です。原則として神戸高速線は車両を持たず、阪神や阪急、山陽電鉄の列車が直通運転してきています。
山陽電鉄と阪神電車が大阪梅田から姫路までを結ぶ一体的な運用をしているのに対し、阪急電車はほとんど山陽電鉄との直通をしていません。
コメント